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【G-Tune】GTX1080Ti搭載「NEXTGEAR i660PA1-SP3」の実機&性能レビュー

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マウスコンピューターさんから『NEXTGEAR i660PA1-SP3』の実機を貸して頂けたので性能含めてレビューしていきます。

今回レビューする製品はハイエンドGPUのGTX1080Tiを搭載している事が特徴です。最高のPCゲーム環境が欲しいという方はGTX1080Tiに興味があると思うのでベンチマーク等を見て購入する際の参考にして下さい。

また、4Kなどの高解像度でのPCゲームを体験したいという方にも本機は非常におすすめです。

目次

スペック

OSWindows10
CPUCore i7-7700K
GPUGTX 1080Ti(11GB)
メモリ16GB
マザーボードZ270(ATX)
ストレージSSD 480GB、HDD 3TB
電源500W

※情報は記事執筆時点のものになります。最新の製品の詳細や価格については公式ページで必ずご確認下さい。

ケース外観

前面

ケース前面は光沢の高級感のあるパネルが採用され、下部には西洋騎士の甲冑のようなデザインが入っています。こちらの銀の部分は電源を投入する事で青く光ります。ケース上部にはG-Tuneのロゴが入っています。

左側面

左側面にはメッシュが入っています。この部分からグラボの熱などの吸気が行われます。

右側面

右側面には特に何もありません。

背面

背面には背面ファンがあり、こちらから排気を行っています。グラフィックボードの出力はDisplayPort×3、HDMI、DVI端子となっています。電源はスイッチのあるタイプになっています。

天板

天板部分にも特徴があるのがNEXTGEARのPCケースです。電源ボタンがあり、その下にカードリーダー、USB3.0×2、USB2.0×2、オーディオ端子が並んでいます。

電源を投入すると青色LEDで光ります。

底面

背面はこのようになっています。足はゴム足なので滑りづらく安定しています。

ゴム足のアップです。

内部

内部構成は、PCケースがATX規格、マザーがZ270、CPUが最新の第7世代Kaby LakeのCore i7-7700K、グラフィックボードがGTX1080Tiを搭載し、電源は80PLUS BRONZEの700W、メモリはDDR4の16GB、ストレージがSSD 480GBとHDDが3TBのツイン構成になっています。

本機の最大の特徴はこのGTX1080Tiです。4Kをメインに考えている方には最適なグラフィックカードになっています。それ以上を求めるとコスパが悪くなるのでこれから買うという方にはGTX1080Tiはおすすめです。

今回のモデルには光学ドライブが付いています。DVDスーパーマルチでは無く、ブルーレイに対応した光学ドライブが欲しいという方はカスタマイズで記事執筆時だと対応しているのでチェックしてみて下さい。

各種ベンチマークを計測

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。フルHD環境なら余裕で最高設定でも余裕で7,000は越えています。4Kでも7000を越えています。

設定画面サイズスコア
最高品質3840×21608750
高品質3840×216010132
標準品質3840×216015374
最高品質1920×108016810
高品質1920×108017108
標準品質1920×108018575

ドラゴンクエストX

すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。

設定画面サイズスコア
最高品質3840×216018849
標準品質3840×216018350
低品質3840×216019209
最高品質1920×108021346
標準品質1920×108020958
低品質1920×108020771

ドラゴンズドグマオンライン

スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。

設定画面サイズスコア
最高品質1920×108011562
標準品質1920×108012015
低品質1920×108011974

モンスターハンター第三弾(大討伐)

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは58807というスコアが出ています。安定してプレイ可能です。

設定画面サイズスコア
最高設定3840×216018225
最高設定1920×108058807

PSO2ベンチマーク ver.4

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定の簡易設定の6で35996というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

設定画面サイズスコア
簡易設定6(最高設定)1920×108035996
簡易設定51920×108033445

3DMark

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。 Fire StrikeについてはゲーミングPC用のベンチマークになるのでゲーミングPCの場合は基本的にFire Strikeを参考にするといいでしょう。Fire Strike Ultraは4Kでの3Dゲームのパフォーマンスを計測しています。

DmarkスコアGraphics scorePhysics scoreCombined score
Fire Strike2013427636134658782
Fire Strike Ultra65596622134643565

Time Spy

Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

スコアGraphics scoreCPU test
825690995416

SteamVRパフォーマンステスト

SteamにあるSteam Performance testの結果ではVR可能となっています。VRはGTX970が推奨要件になっているのでGTX1080Tiを搭載しているので余裕で要件は満たしています。

平均忠実度テストされたフレーム90fps以下のフレームCPUバウンドフレーム
11(非常に高い)201680(0%)18(0%)

SSD&HDDの速度

SSDHDD

SSDは480GB搭載しています。HDDも搭載しているハイブリッド構成なのでストレージ容量に関しては困らないと思います。BTOなのでストレージに関してはカスタマイズする事も可能です。

GTX1080Tiのゲーム性能

GTA5

フルHD4K

フルHD環境なら148FPSも出ています。設定はデフォルト設定ですが、基本的には超高設定になっていました。4Kだと73FPS出ていますが、こちらも快適にプレイする事が可能でした。

ウォッチドッグス2

フルHD4K

フルHDなら余裕で60FPSを超えます。4K解像度なら高設定で60FPS近くの数値が出ました。超高設定だと50FPS前後に堕ちますが、十分実用的にプレイ可能です。

ダークソウル3

4Kのダークソウル3でも基本的には60FPS張り付きでプレイする事が可能でした。60FPS上限のゲームなのでこれ以上は出ませんが4K解像度でもGTX1080Tiなら快適にプレイ出来ます。

まとめ

GTX1080Tiの用途としてPCゲームなら個人的には4KやVRを使うという方におすすめかと思います。3本のPCゲームで試してみましたがいずれも4Kでのプレイは非常に快適にプレイする事が可能でした。

テレビを4Kの50インチに買い替えたというような方には4KのPCゲームを大画面でプレイしてみるのもいいかと思います。画面が大きいと迫力もありますからね。

価格の面から考えるとG-Tuneさんのベンチマークスコアが正確だと思うのでそれと比較してみます。

グラフィックボードFire Strike Graphic スコア
GTX1080Ti28590
GTX108021829
GTX107017974
GTX106012232
GTX10506836

1080と1080Tiのスコアの差が6761も違うのでこのクラスのグラフィックボードが欲しいと考えるのならば後で後悔するくらいならGTX1080Tiの方がいいと個人的には思います。

逆に4KやVRなどを視野に入れていないという方はもっと下位のグラフィックボードを狙うと思うのでその場合はGTX1070あたりでもいいですが、本格的に4Kを60FPS近くでバリバリ動かすならGTX1080Tiの性能は必要です。

NEXTGEAR i660PA1-SP3

CPU:Core i7-7700K
メモリ:16GB
GPU:GTX1080Ti(11GB)

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