MENU
はじめてゲームPC
ゲーミングPCやゲーミングノートPCの実機レビューを200台以上行いました。
最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
はじめてゲームPCおすすめ限定モデル詳しくはこちら

【G-Tune】GTX1080Ti搭載「NEXTGEAR i660PA1-SP4」の実機&性能レビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。

マウスコンピューターさんから販売されている「NEXTGEAR i660PA1-SP4」をお借りしたので実機レビューしていきます。

NEXTGEAR i660PA1-SP4の特徴としてゲーム用としては最高性能を誇るシングルGPUのGTX1080Tiを搭載し、CPU性能もCore i7 7700Kを搭載しているのでゲーム用としては最高性能を誇ります。

総合的なゲーム性能として非の打ち所が無いスペックにも関わらずコスパが良く記事執筆時だと税別で20万円を切る価格になっています。

GTX1080Tiが欲しいけれど高いなあと感じていた方は是非チェックしてみて下さい。

目次

スペック

NEXTGEAR i660PA1-SP4
OSWindows10 Home 64bit
CPUCore i7-7700K
グラフィックGeForce® GTX 1080Ti (11GB)
メモリ16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル)
HDD2TB
電源700W 【80PLUS® BRONZE】
マザーZ270
スペックに関しての注意点

※情報は記事執筆時点のものになります。最新の製品の詳細や価格については公式ページで必ずご確認下さい。

外観をチェック

G-Tuneの人気シリーズのNEXTGEARは、前面パネルが光沢デザインになっていてカッコイイと評判です。前面パネルは着脱も可能な仕様になっています。

左側面は中央がメッシュになっており吸気の役割を果たしています。

電源を投入すると電源ランプと前面のフロントパネル下部の隙間から青色のLEDで光る演出があります。

背面のグラフィックボードのディスプレイ出力を見るとDisplayPort×3、HDMI×1となっています。DVIを使いたいという方は、DisplayPortとDVIの変換ケーブルが付属しているので対応可能です。

天板部分にも特徴があるのがNEXTGEARのPCケースです。電源ボタンがあり、その下にカードリーダー、USB3.0×2、USB2.0×2、オーディオ端子が並んでいます。

底面はこのようになっています。足はゴム足なので滑りづらいです。揺れにも強いので、安いPCケースにありがちな「ちょっと揺らしただけでガタガタになってしまう」という事が無く非常に安定感があります。

内部パーツをチェック!

NEXTGEAR i660PA1-SP4の記事執筆時のデフォルト構成です。CPUはインテルのCore i7-7700Kなのでゲーム用途としてハイエンドで、グラボはGeForce GTX 1080 Ti(11GB)を搭載しているので現状最高のシングルGPUです。

更にメモリは16GB搭載しているのでゲーム用途としては全く不満が出ない容量です。ただ、ストレージがHDDのみという事でSSDを搭載しているNEXTGEAR i660PA1-SP3と比較して価格を抑えたモデルという点が特徴的です。

各種ベンチマークを計測

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者

すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。

設定画面サイズスコア
最高品質3840×21608606
標準品質3840×216010181
低品質3840×216015947
最高品質1920×108018006
標準品質1920×108018575
低品質1920×108020882

ドラゴンクエストX

すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。

設定画面サイズスコア
最高品質3840×216020001
標準品質3840×216020509
低品質3840×216021669
最高品質1920×108021153
標準品質1920×108021418
低品質1920×108022078

ドラゴンズドグマオンライン

スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。

設定画面サイズスコア
最高品質1920×108010829
標準品質1920×108013604
低品質1920×108014191

モンスターハンター第三弾(大討伐)

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは非常に高いスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。

画面サイズスコア
3840×216017553
2560×144036684
1920×108057844

PSO2ベンチマーク ver.4

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定の簡易設定の6で76446という非常に高いスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

設定画面サイズスコア
簡易設定6(最高設定)1920×108076446
簡易設定51920×108083306

3DMARK

Fire StrikeFire Strike EXtreme
Fire Strike UltraTime Spy

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

Fire StrikeスコアGraphics scorePhysics scoreCombined score
Fire Strike1990227012139008556
Fire Strike EXtreme1202813192139506439
Fire Strike Ultra65076547138823533
Time SpyスコアGraphics scoreCPU score
Time Spy816990055353

VRMARK

Orange RoomBlue Room

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークです。

Blue Roomに関しては将来のVRを見据えたベンチマークになっています。

VRMARKスコアAvg FPS
Orange Room10838236.28
Blue Room294664.22

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15
CPU971cb
CPU(Single Core)191cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。CPUがCore i7 7700Kを搭載しているのでゲーム用として現状最高性能と言っても過言では無いです。

HDDの速度

HDD

SSDは非搭載です。BTOなのでストレージに関してはカスタマイズする事も可能なので、SSDを追加するのがおすすめです。

NEXTGEAR i660PA1-SP3と比較してこちらはデフォルトでSSDが搭載されているモデルですが、実は本機にSSDを追加してカスタマイズした方が結果的には安くなります。

ゲームのベンチマークを計測

GTX1080Tiクラスになると4Kも狙えるスペックになります。高設定か少し下げる事で60FPSが4Kでも見えてきます。フルHDならウルトラ設定でも60FPSを余裕で超えます。

こちらも4Kでも高設定で60FPSを平均で超えているので常用出来るレベルです。フルHDなら性能を持て余すほどですね。

4Kの最高設定でも60FPSに肉薄する性能なのでとりあえず4Kを狙っているという方はGTX1080Tiを買うというのはベストバイかと思います。最新のゲームで重いタイトルがこれから出てもGTX1080Tiなら遊べないタイトルも無いので非常に安心してPCゲームと向き合っていく事が可能です。

まとめ

ゲーム性能は文句なしのヌルヌルなPCゲーム体験が送れるハイエンド構成ですが、SSDを搭載していない事についてどう捉えるのかが肝な気がします。SSD追加しても結果として本機の方が安いのですが、シビアに考えるならSSDを切るデフォルト構成もアリ!?

メリット

  • 現状最高スペック構成で人気のNEXTGEARシリーズ
  • 同じシリーズのSSD搭載モデルと比較して、カスタマイズしても本機の方が安い

デメリット

  • SSD非搭載(BTOカスタマイズ可)

ハイエンドなゲーミングPCが欲しいなら最有力候補としてチェックするべき

GTX1080Tiを搭載している事からゲーミングPCとしては最高スペックなのでゲームはもちろんですが、CPU性能やメモリの容量など他の部分でもどんな作業をさせても快適に動作するハイエンドなPCとなっています。

ハイエンドなので価格もそれなりにしますが、商品ページに”【オンライン限定】GTX 1080 Ti搭載パソコンの最安値に挑戦!!”と書いてあるようにコスパも非常に優れています。

SSDが非搭載なのが個人的には気になりますが、カスタマイズしても同じラインナップに並んでいる商品よりも価格が安く抑えられるという事もあって予算に多少余裕があるのならBTOで250GBクラスか500GBクラスのSSDを追加するのが吉です。

実機で確認しましたが、SSDを搭載しているPCに一度慣れてしまうと本機のHDDだけという構成だとファイルの操作やWindowsの起動などでモタツキをどうしても感じてしまうのでSSDを追加した方が捗るのは間違いないです。

ただ、予算的にGTX1080搭載のSSDとGTX1080TiのHDDで同じくらいの価格になるのでどっちか迷っているというような場合は少し迷う所ではあります。

実際に記事執筆時ではNEXTGEAR i660PA1-Dustel(GTX1080&SSD構成)と本機が同じ価格になっています。こうなってくると実際にゲームをスタートさせてしまえば本機が上ですし、ロード時間やファイルのアクセスやWindowsの起動などの利便性を考えるならダステルモデルになるし。。という事にはなるので難しい所ではあるのですが、一番簡単な解決は本機にSSDをカスタマイズする事ですが、予算的に厳しい場合は思い切って性能を優先させてSSDを切るという選択もアリと言えばアリです。

その辺りは自分にとって何を優先させるかで構成内容は変わってくると思います。本機の場合だとカスタマイズの余地が十分にあるので購入される際はその事を念頭に置いて選ばれるのがいいかと思います。

NEXTGEAR i660PA1-SP4
OSWindows10 Home 64bit
CPUCore i7-7700K
グラフィックGeForce GTX 1080Ti (11GB)
メモリ16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル)
HDD2TB
電源700W 【80PLUS® BRONZE】
マザーZ270
目次