現在はこちらのモデルは販売しておりません。新型モデルが発売しています。詳細は下記ページにて書いているのでそちらで確認をお願い致します。
コラボモデル はじめてゲームPC×G-Tuneコラボモデルが発売中!
マウスコンピューターさんから『NEXTGEAR i660PA1-SH2-FG』の実機を貸して頂けたので性能含めてレビューしていきます。
第7世代CPUのKaby lakeを搭載し、グラフィックボードにはGTX1080を採用、メモリも16GBなど非常にハイパフォーマンスが特徴なゲーミングPCになります。
ゲーミング性能は十分以上のスペックを誇るのでどんなゲームでも快適にプレイにする事が可能です。
ゲーミング性能に妥協したくないと考える方には非常におすすめです。
スペック
![]() | OS | Windows10 |
---|---|---|
CPU | Core i7-7700K | |
GPU | GTX 1080(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
マザーボード | Z270(ATX) | |
ストレージ | SSD 256GB HDD 2TB | |
電源 | 700W |
※情報は記事執筆時点のものになります。最新の製品の詳細や価格については公式ページで必ずご確認下さい。
ケース外観
前面
ケース前面は光沢の高級感のあるパネルが採用され、下部には西洋騎士の甲冑のようなデザインが入っています。こちらの銀の部分は電源を投入する事で青く光ります。ケース上部にはG-Tuneのロゴが入っています。
左側面
左側面にはメッシュが入っています。この部分からグラボの熱などの吸気が行われます。
右側面
右側面には特に何もありません。
背面
背面には背面ファンがあり、こちらから排気を行っています。グラフィックボードの出力はDisplayPort×3、HDMI、DVI端子となっています。電源はスイッチのあるタイプになっています。
天板
天板部分にも特徴があるのがNEXTGEARのPCケースです。電源ボタンがあり、その下にカードリーダー、USB3.0×2、USB2.0×2、オーディオ端子が並んでいます。
底面
背面はこのようになっています。足はゴム足なので滑りづらいです。
内部
内部構成は、PCケースがATX規格、マザーがZ270、CPUが最新の第7世代Kaby LakeのCore i7-7700K、グラフィックボードがGTX1080を搭載し、電源は80PLUS BRONZEの700W、メモリはDDR4の16GB、ストレージがSSD 256GBとHDDが2TBのツイン構成になっています。
光学ドライブやキーボード&マウスは付属していません。光学ドライブに関してはオプションで追加可能です。
メモリに関しては16GB搭載しているので、必要十分な量だと個人的には思いますが、足りない場合はスロットが2つ余っているので拡張する事も可能です。CPUファンに関してもオプションでカスタマイズする事も出来ます。
グラフィクボードは今回レビューした商品はZOTAC製のGTX1080が使用されていました。
各種ベンチマークを計測
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド
FF14の蒼天のイシュガルドのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。フルHD環境なら最高設定でも余裕で7,000は越えています。
設定 | 画面サイズ | DirectX | スコア |
---|---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 11 | 6846 |
高品質 | 3840×2160 | 11 | 7996 |
標準品質 | 3840×2160 | 11 | 14740 |
最高品質 | 3840×2160 | 9 | 9030 |
高品質 | 3840×2160 | 9 | 9250 |
標準品質 | 3840×2160 | 9 | 19091 |
最高品質 | 1920×1080 | 11 | 19507 |
高品質 | 1920×1080 | 11 | 20186 |
標準品質 | 1920×1080 | 11 | 26078 |
最高品質 | 1920×1080 | 9 | 21882 |
高品質 | 1920×1080 | 9 | 22307 |
標準品質 | 1920×1080 | 9 | 27735 |
ドラゴンクエストX
すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 19707 |
標準品質 | 3840×2160 | 20373 |
低品質 | 3840×2160 | 21918 |
最高品質 | 1920×1080 | 21475 |
標準品質 | 1920×1080 | 21635 |
低品質 | 1920×1080 | 22468 |
ドラゴンズドグマオンライン
スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 1920×1080 | 14101 |
標準品質 | 1920×1080 | 14548 |
低品質 | 1920×1080 | 14570 |
モンスターハンター第三弾(大討伐)
モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは34838というスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高設定 | 3840×2160 | 12840 |
最高設定 | 1920×1080 | 43159 |
PSO2ベンチマーク ver.4
公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定の簡易設定の6で79454というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
簡易設定6(最高設定) | 1920×1080 | 76531 |
簡易設定5 | 1920×1080 | 97807 |
3DMark
3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。 Fire StrikeについてはゲーミングPC用のベンチマークになるのでゲーミングPCの場合は基本的にFire Strikeを参考にするといいでしょう。Fire Strike Ultraは4Kでの3Dゲームのパフォーマンスを計測しています。
Dmark | スコア | Graphics score | Physics score | Combined score |
---|---|---|---|---|
Fire Strike | 17116 | 21018 | 13968 | 8332 |
Fire Strike Ultra | 5033 | 4998 | 13972 | 2641 |
Time Spy
Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。
スコア | Graphics score | CPU test |
---|---|---|
6640 | 6943 | 5327 |
SteamVRパフォーマンステスト
SteamにあるSteam Performance testの結果ではVRレディとなっています。VRはGTX970が推奨要件になっているのでそれを越えています。
平均忠実度 | テストされたフレーム | 90fps以下のフレーム | CPUバウンドフレーム |
---|---|---|---|
11(非常に高い) | 14996 | 0 | 0 |
SSD&HDDの速度
SSD | HDD |
![]() | ![]() |
SSDは256GB搭載しています。BTOなのでストレージに関してはカスタマイズする事も可能です。HDDとハイブリッド構成なので頻繁に使わないデータと使い分ける事が出来て便利です。
まとめ
スペック
スペックに関しては必要にして十分なスペックを誇ります。記事執筆時だとGTX1080Tiの発表がありましたが、お金が出せるならGTX1080Tiの方がいいかと思いますが、4Kで60FPSをバリバリ動かしたいなどの希望が無い限りはGTX1080でも必要十分な性能です。

GTX1070搭載モデルの実機ベンチも取っているので気になる方はチェックしてみて下さい。
価格
後は価格面で言うと記事執筆時でG-TuneだとGTX1080搭載モデルの比較だとNEXTGEAR i660PA1-Dustelモデルが209,800円ですが、コラボモデルは199,800円となっています。ストレージの容量等に違いがありますが、SSDが256Gで十分と考える方にはコラボモデルの方がおすすめです。
また、ドスパラさんと比較すると同じマザーのZ270を搭載し、GTX1080を搭載したガレリア ZGがありますが、記事執筆時だとセール適用で214,980円となっています。ストレージなどに差はありますが、こちらもSSDが256Gで十分と考える方にはコラボモデルの方が安く購入する事が可能です。
価格面で言うとその時のセールの状況などに左右される部分がありますが、その時にコラボモデルの方が安かった場合はお得に購入する事が可能なのでおすすめです。
総評
GTX1080がどのような方におすすめかというと、4Kゲームでは無くフルHDや2560×1440 (WQHD)解像度をメインの主戦場としてプレイする予定の方です。4KではGTX1080TiでもTITAN Xでも厳しいゲームというのもあるかもしれません。

実際にTITAN XでARKなどは高設定でも30FPS程度ですから60FPS常用で運用したいという方は現状だとSLIに手を出すしか選択肢が無いと思います。
なのでそこまでいかずにフルHD環境などで洋ゲーの重いゲームを快適に動かしたいとか、e-sports系のゲームで144Hzで運用したいから144FPS以上稼ぎたいとか、MOD対応のゲームで何個もMODを入れてもカクつかない性能が欲しいというような方におすすめになります。