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【G-Tune】NEXTGEAR-NOTE i5560の実機&性能レビュー

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NEXTGEAR-NOTE i5560の実機をマウスコンピューターさんからお借りしたので実機レビューをしていきます。i5560シリーズの特徴としてはGTX1060搭載とCPUにCore i7-8750Hが搭載されている事です。

第8世代の6コアのCore i7-8750Hが搭載しているのでCPU性能の高い製品が欲しい方におすすめです。ゲーミングノートPCが気になる方はチェックしてみて下さい。

目次

1分で分かるNEXTGEAR-NOTE i5560の特徴

液晶ディスプレイ

液晶にIPSと記載が無かったのでパネルの種類は分かりませんが、通常使用する上では全く問題無いと思います。ノングレア仕様なので目に優しく長時間使用しても疲れません。

いつも使っているIPSのモニターと違いも感じませんでした。TNのモニターと比較すると視野角が広くキレイな液晶です。

キーボードのストロークが2mm

G-TuneのゲーミングノートPCキーボード比較
シリーズ キーストローク キーピッチ
NEXTGEAR-NOTE i4400 約 1.5mm 約 18.75mm
NEXTGEAR-NOTE i5330 約 1.8mm 約 18mm
NEXTGEAR-NOTE i5340 約1.8mm 約 18mm
NEXTGEAR-NOTE i5540 約 2mm 約 19mm
NEXTGEAR-NOTE i5560 約 2mm 約 18.5mm

搭載モデルによってキーボードのストークやキーピッチも変わってくるので文字の打ちやすさを考えている方は表を確認してみて下さい。

実際に文字を打ってみましたが打ちやすかったです。スペースキーが長く、変換もやりやすく、10キー付きでエンターキーも大きいので入力がしやすいです。

ブラインドタッチができる方なら手首を置くパームレスト部分がザラザラした質感になっているので滑り止め効果があり快適にタイピングする事が可能です。

LEDバックライトが搭載

バックライトの光量は「Fn キー」+「Z / X」で調整可能です。またプリインストールされているソフトウェアの「CONTROL CENTER」からライティングの変更が可能です。液晶ヒンジ部にもLEDが搭載されており、任意のカラーに変更する事が可能です。

光り方も調整可能でゆっくりと光ったり常時光ったり、特定の色のみを光らせたり、逆に一切光らせないという事も可能です。ゲームは深夜にやる事が多いという方でもこれなら安心です。

CPUにCore i7-8750Hが搭載

第8世代インテルCore プロセッサーが搭載されています。複数のタスクを実行しても快適に動作する事が可能になります。

特にゲーム実況を考えている方はCPUのパフォーマンスアップは嬉しいですよね。

グラフィックボードにGTX1060(6GB)が搭載

グラフィックボードにGTX1060(6GB)が搭載されているので人気PCゲームのFINAL FANTASY XV・モンスターハンターワールド・PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)の推奨スペックを満たしています。

PCでしか遊べないタイトルでもGTX1060の性能があれば対応可能なタイトルが非常に多いので人気のグラフィックボードがGeForce GTX1060です

グラフィックスプロセッサーをGeForceに完全固定されているのもゲームに最適です。

NVIDIAのコントロールパネルから「高パフォーマンス NVIDIA プロセッサ」を選択するという項目すらないです。NVIDIA Optimus テクノロジーでは無くGPUが固定されているので、GPUの性能を最大限に活用したいゲーム用途ではおすすめです。

NEXTGEAR-NOTE i5560のデメリット

ゲームをプレイする時に重要なキーとして左ShiftキーやControlキー、TABキーなどがありますよね。ですがサイズが小さいです。なので使いづらいと感じる方は別のキーやマウスに割り当てる工夫が必要になるかもしれません。

画像が少し暗くて見づらい方は液晶の輝度を上げてみて下さい。夜間にキーボードを打つ事を想定した画像になっています。

注目するべき点として[Control]キーの横です。本来[Fn]キーなのですが夜間時に文字がLEDになっていないので見づらいです。

[Fn]キーと組み合わせて特定のキーを押す事でファンを全開にしたり、音量の調整、画面の輝度などに対応しているので覚えておくか、スマホのライト等で照らして確認する必要があるのはデメリットだと思いました。

逆に見えない所が[Fn]キーだと分かれば慣れてくると覚えると思うので使っていくうちにこの問題は解決するでしょう。

Windowsのロックキーも見当たりませんでした。ただ配置を見ると[Control]キーから離れていますし、[スペース]キーとも離れているのでそこまで誤爆はしないとは思います。

それ以外は特にデメリットらしいデメリットは感じませんでした。

NEXTGEAR-NOTE i5560のスペック

NEXTGEAR-NOTE i5560GA1
OS Windows10
CPU インテル Core i7-8750H プロセッサー
グラフィック GeForce GTX 1060(6GB)
メモリ 16GB
ストレージ M.2 SSD 256GB HDD 1TB
液晶 15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト)
重量 約 2.6kg

今回お借りしたレビュー機はNEXTGEAR-NOTE i5560GA1という機種になります。NEXTGEAR-NOTE i5560シリーズではCPUとグラフィックボードは同じになるのでメモリの容量やストレージの容量の差が各モデルで変わっています。

ゲームのベンチマークをチェック

ファイナルファンタジー XV

ファイナルファンタジー XV
1920×1080 42 FPS / 4278
標準 56 FPS / 5650
軽量 74 FPS / 7369

FF15の軽量品質で快適評価が出ます。実際にプレイしてみましたが、標準品質でハンマーヘッド周辺にて60FPSでプレイ可能でした。

推奨でGTX1060が指定されているゲームです。持ち運べるノートPCで重量級ゲームが動かせるのが凄いです。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
1920×1080 最高 72 FPS / 10789
標準 96 FPS / 14122
軽量 117 FPS / 16400

ベンチマークのフレームレートでは最高設定でも72FPS出ています。

  • NEXTGEAR-NOTE i5550:Core i7-7700HQ&GTX 1060【10307】
  • NEXTGEAR-NOTE i4400:Core i7-7700HQ&GTX 1050Ti【7697】
  • NEXTGEAR-NOTE i5320:Core i7-7700HQ&GTX 1050【6443】

前モデルに当たるNEXTGEAR-NOTE i5550と比較してみます。最高設定で10307でした。CPUの性能がアップしているので若干ベンチマークで数値が上がっています。

ただ価格を考えると前世代のCore i7-7700HQがコストパフォーマンスに優れているのでコスパを求めるのであれば前世代のCPUが搭載したモデルというのはゲームをメインにと考えている方はおすすめです。人気ランキングをチェックしてみると前世代のCPUを搭載したモデルが人気を集めています。

今だとNEXTGEAR-NOTE i5540シリーズですね。ただ、GTX1060ですがVRAMが3GBになります。VRAMがGTX1060 6GBを指定するゲームというのもあります。例えばFF15です。

なのでi5560(Core i7-8750H / GTX1060 6GB)とi5540(Core i7-7700HQ / GTX1060 3GB)を比較した場合にはCPU性能とGPU性能も違うと考えるとNEXTGEAR-NOTE i5560シリーズもおすすめです。

MHF

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでも高いスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。

  • NEXTGEAR-NOTE i5550:Core i7-7700HQ&GTX 1060【22238】
  • NEXTGEAR-NOTE i4400:Core i7-7700HQ&GTX 1050Ti【13271】
  • NEXTGEAR-NOTE i5320:Core i7-7700HQ&GTX 1050【11541】

MHFだとCPUの性能差が出ています。Core i7-8750HとCore i7-7700HQだと3,000程度スコアが変わりました。

GTX1050やGTX1050Tiとはかなりスコア差があります。

予算の関係でグラフィックボードの性能を落とすのであればCPUの性能を落とした方がゲームにおいてはコスパは高いです。

ドラクエ10

ドラクエ10はスペック要求が低いゲームなのでGTX1050やGTX1050Tiでも快適にプレイ可能です。スペック要求が低いゲームの場合には性能を持て余すほどです。

3DMARKのベンチマーク結果

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 9762
Graphics Score 11024
Physics Score 14017
Combined Score 4220
Fire Strike EXtreme スコア 5029
Graphics Score 5155
Physics Score 14163
Combined Score 2339
Fire Strike Ultra スコア 2610
Graphics Score 2512
Physics Score 14151
Combined Score 1352
Time Spy スコア 3778
Graphics Score 3579
CPU Score 5524
Time Spy EXtreme スコア 1709
Graphics Score 1633
CPU Score 2322

3DMARKは代表的なベンチマークソフトです。比較は前世代モデルのNEXTGEAR-NOTE i5550でしていきます。

CPU性能の比較としてFire Strike Physics Scoreで比較します。Core i7-8750Hが【14017】でCore i7-7700HQが【10729】でした。性能差ははっきりと出ていますね。

Time Spy(DirectX 12)のCPUスコアで比較するとCore i7-8750Hが【5524】でCore i7-7700HQが【4019】でした。

しかし総合的なスコアで比較するとCore i7-8750HがFire Strikeだと【9762】に対し【8978】、Time Spyは【3778】に対し【3501】なのでゲーム単体で考えるのであればコスパでは現状では前世代が有利かと思います。

ゲーム実況をやる方であれば録画でも生配信でもCPU性能が高い方が高画質に出来たり動作が軽くなったり処理が短時間で終わったりというメリットがあるので最新CPUがおすすめです。

VR性能をチェック

VRMARK 項目 スコア
Orange Room スコア 6026
Avg FPS 131.36 fps
Cyan Room スコア 3163
Avg FPS 68.96 fps
Blue Room スコア 1078
Avg FPS 23.50 fps

VRはOrenge Roomで5,000を超えているとVR READY評価になります。

CPU性能をチェック

CINEBENCH R15
OpenGL 113.60 fps
CPU 1052 cb
CPU(Single Core) 174 cb

Core i7-7700HQと比較すると748cb、シングル154 cbなのでかなりパフォーマンスは伸びていますね。Core i5-8300Hと比較すると858 cb、シングル174 cbなのでマルチ性能は差があります。

V-ray Benchmark 1.0.8
CPU 2:10
GPU 2:11

Core i5-8300Hと比較すると2:37秒だったので27秒差がありました。

ストレージ速度をチェック

SSDの速度になります。

HDDの速度になります。

SSDとHDDが搭載されているモデルはアクティブなゲームと非アクティブなゲームを使い分ける事が可能になるのでデュアルストレージ構成がゲーム用途ではおすすめです。

NEXTGEAR-NOTE i5560GA1にはSSDもHDDも搭載されています。予算に余裕がある方はSSDの容量を500GBにすると更に大容量のゲームをたくさん入れる事が可能になります。

アクティブなゲームが少ない方は250GBは狙い目です。価格を抑える事ができるのでできるだけ予算を圧迫しない選び方をしたい場合には250GBでも現状のゲームでは対応可能です。

実際にFF15やPUBGなど20本以上でテストして入れてみましたがまずはHDDに20本入れて、プレイしたいゲームを都度SSDにイントール先を変更すればゲームはプレイ可能になるので250GBでも大丈夫でした。

温度のチェック

筐体の温度

よく使うキーボードの温度になります。室温は23℃です。FF14のベンチマークを実行し終了した時の温度が37.5℃でした。

その時自分の手の温度を計測したら34℃なのでほんのり温かいという感じです。気にする必要は無いですね。

こちらもFF14のベンチ終了時の温度です。手首を置くパームレスト部分の温度も計測しました。26.7℃でした。手よりも低い温度でした。

ACアダプターの温度はちょっと熱いです。48.3℃出ているので風通しが良い場所に置いておく方がいいです。

内部の温度

アイドル時とベンチマーク実行時の温度

室温24℃におけるファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者のベンチマークを実行した時の温度です。

 

FF14の標準品質でベンチマークを実行し、終了するまでのCPU温度とGPU温度になります。端が切れているのはベンチマークを終了してからログの停止ボタンを押したのでそこからは温度が低下していきます。

パフォーマンスを最大化する場合には温度は高くなってしまいますがCPUの温度もGPUの温度もメーカーの保証範囲内なので大丈夫です。サーマルスロットリングも出ていないので安心して使えそうです。

消費電力のチェック

FF14実行時の消費電力
アイドル時 ベンチマーク実行時
40W 128W

FF14のフルHD最高設定での消費電力を計測しました。ノートPCなので低めです。

静音性のチェック

FF14ベンチマーク実行時の静音性
アイドル時 ベンチマーク実行時
44.6db 53.1db

ゲーミングノートPCとしては静音性は普通なレベルだと思います。アイドル時にはファンの音は気にならない方が多いと思いますが、ゲーム中はファンは鳴ってしまいます。

ゲーム中にヘッドホンやイヤホンを装着する事で気にならない方も多いとは思いますが、気にされる方はデスクトップPCの検討もしてみて下さい。

重量をチェック

本体の重量は2548gでした。

ACアダプターの重量は525gでした。本体とACアダプターを合わせると3073gとなります。

外観をチェック

全体図

15.6型のフルHDノングレア液晶でキレイな液晶です。100万画素のWEBカメラが搭載し、無線LANの11acに対応。

前面

天板は片手で開閉が可能です。

前面部分のアップです。

天板

天板はアルミヘアライン加工がされていて高級感を感じます。

丸みを帯びている部分にこだわりを感じます。本体自体も若干端が浮いているので持ち上げる時に指が簡単に入るので利便性が高いです。

左側面

USB3.0×2、USB3.1、ヘッドホン出力、マイク入力が搭載。

右側面

カードリーダー、USB3.0が搭載。

背面

有線LAN、Mini DisplayPort、HDMI、電源が搭載。Mini DisplayPortは144Hzのゲーミングモニターと接続する際に便利でHDMIはVRや外付けのキャプチャーボードで活躍してくれます。

ゲームに最適な端子も完備されています。

裏面

滑り止めのゴム足が四隅に付いているのでキーボード打鍵時にも安定して使えます。

キーボード

10キー付きでタッチパッドは独立したクリックボタンが付いています。上部にはマクロキーが付いておりプリインストールソフトで設定可能です。

しっかり沈み込むので打鍵しやすいです。

液晶ヒンジ部にイルミネーションバーが完備。光り方は任意で変更可能です。

LEDのバックライトキーボードは夜間時のゲームで威力を発揮します。シンプルに単色なども設定可能です。

まとめ

CPU性能も高くグラフィックボードもGTX1060が搭載しているNEXTGEAR-NOTE i5560は特にゲーム実況用途やCPU性能が高い製品が欲しい方におすすめです。性能や筐体デザインを考えるとG-Tuneの主力級のゲーミングノートPCと見ていいですね。

サポートに優れているBTOメーカーがマウスコンピューターです。安心パックサービスであれば専用ダイヤルで即日修理になるので安心です。迷ったら1年の安心パックサービスでもいいと思います。

安心の国内生産と”自社スタッフで運営する24時間365日のサポート”が付いているのでG-TuneのゲーミングノートPCはおすすめです。深夜に電話しても対応してくれます。

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