
初心者の方からするとゲーミングPCはどうやって選べば良いの?と疑問に思われると思います。
ゲーム実況を見て自分もPCゲームを始めたい方や、ゲーム実況動画の作成をやってみたいなどの理由でゲーミングPCが必要になるケースもあるでしょう。
PCゲームを快適に楽しむにはゲーミングPCが必要ですが、通常のパソコンと何が違うのか分かりにくい部分もありますよね。この記事では、パソコン初心者でも理解しやすいように、ゲーミングPCの特徴や選び方をわかりやすく解説していきます。
最初に結論!初心者が押さえるのはこの3つだけ
ゲーミングPC選びは、突き詰めると3つのポイントに集約されます。細かいスペックや専門用語は、後から覚えれば大丈夫です。
- デスクトップを選ぶ … 同じ性能ならノートより安く、あとでグラフィックボードだけ交換して強化もできます。
- GPU(グラフィックボード)を最優先 … ゲームの快適さはほぼGPUで決まります。まず予算をGPUに回すのが鉄則。2026年ならRTX 5060以上が目安です(CPUは旧世代のコスパモデルを確保すればOK)。
- BTOを選べば失敗しない … 家電量販店のメーカー製PCはゲーム向きでなく、自作は初心者にはハードル高め。BTOが一番無難です。
この3つの理由を、順番に見ていきます。
デスクトップとノートPC、どっちを選ぶ?

ノートかデスクトップで迷ったら、据え置きで使うつもりならデスクトップがおすすめです。理由は2つあります。
一つは、同じ予算ならデスクトップの方が1〜2ランク上の性能を狙える点です。ノート用のGPUは、デスクトップ版と同じ名前でも消費電力が抑えられていて性能が控えめなことが多く、同じ「RTX 5060」でもノート版は一段下の性能になります。
もう一つは、あとから強化できる点です。数年後に性能が物足りなくなっても、デスクトップならグラフィックボードだけ交換して延命できます。ノートはこれができないモデルがほとんどです。
逆に「外に持ち出したい」「置き場所を最小限にしたい」方はノートが向いています。自分の生活スタイルに合わせて選んでみてください。
失敗しないスペックの選び方
パソコンでゲーム性能に直結するパーツはGPU・CPU・メモリ・ストレージの4つが主になります。この4つのパーツはそれぞれ効果が違います。一つずつ見ていきましょう。
一番大事なのはグラフィックボード

パソコンでゲームを起動しようとして「画面が真っ暗」「カクカクで遊べない」という状況になるケースがあります。原因のほとんどは、ゲーム用のグラフィックボード(GPU)が搭載されていない、もしくは性能が足りていないことです。
グラフィックボードは、ゲームの3D映像をリアルタイムで描画する専用パーツです。普通のパソコンにはこのパーツが入っていないため、ゲームがまともに動きません。つまりグラフィックボードの有無と性能が、そのPCで何のゲームが遊べるかを直接決めるということです。
CPUより先にグラフィックボードにお金をかける理由
ゲーミングPCを選ぶとき「CPUとGPU、どっちにお金をかけるべき?」と迷う方は多いですが、答えは明確でグラフィックボードが先です。
たとえば、CPUをCore i9にしてもGPUがRTX 3050だと、最新ゲームはカクカクして快適とは言えません。逆に、CPUがRyzen 7 5700Xのような旧世代のミドルクラスでも、GPUにRTX 5060を載せれば大半のゲームを高画質でヌルヌル動かせます。
ゲームのフレームレートに対する影響度は、ざっくり言うとGPU 7割、CPU 3割くらいのイメージです。限られた予算の中で最大限ゲーム体験を良くしたいなら、CPUは型落ちのコスパモデルに抑えて、浮いた予算をGPUに回す。これが一番賢い配分です。
CPUはコスパ重視なら旧世代が狙い目

CPUはパソコン全体の処理を担当する頭脳にあたるパーツです。グラフィックボードと並んでゲームで重要なパーツで、CPU性能が高いとフレームレートがより高く出るタイトルもあります。
FPS/TPSのようなシューター系ゲームで高フレームレートを維持したい場合や、ゲーム配信・動画編集をする方にとっても大切です。ただ、初心者がCPUに予算をかけすぎる必要はないです。
メモリは16GBが最低ライン、できれば32GB

メモリは「作業机の広さ」に例えるとわかりやすいパーツです。机が広ければたくさんの書類を同時に広げられますが、狭いと書類を出し入れするたびに手が止まりますよね。パソコンのメモリもまったく同じで、容量が多ければ多くのデータを同時に展開でき、少ないとデータの読み込みが追いつかなくなります。
ゲームにおいてメモリが不足すると、カクついたり、フリーズしたり、最悪の場合ゲームが落ちてしまいます。快適にプレイするためにはメモリの容量選びが大切です。
- 16GB … ほとんどのゲームを問題なくプレイできる最低ライン
- 32GB … 最近は32GB推奨のゲームも登場しており、重量級タイトルを快適に遊びたい方や、配信・動画編集も行う方はこちらがおすすめ
ゲームをしながらDiscordやブラウザを開くだけで16GBをギリギリ使い切るケースも珍しくありません。予算に余裕があるなら最初から32GBを選んでおくと安心です。
SSD搭載は絶対条件

ストレージはゲームやデータを保存しておく倉庫です。ゲーミングPCではNVMe SSD搭載モデルを必ず選んでください。
NVMe SSDを搭載するとパソコンの動作がサクサクになり、ゲームのロード時間も大幅に短縮されます。従来のHDD(ハードディスク)と比べると体感速度がまるで別物で、一度NVMe SSDに慣れるとHDDには戻れないという方が圧倒的に多いです。ゲーム中のカクつきを抑える効果も期待できます。
容量の目安はこちらです。
- 500GB … 少なめ。大型ゲーム2〜3本で埋まる
- 1TB … ひとまず安心。10本前後のゲームをインストールできる
- 2TB … たくさんのゲームを入れたい人、動画を保存する人向け
最近のゲームは1本あたり50〜100GBを超えるものも珍しくありません。500GBではあっという間に容量不足になるため、1TBがおすすめです。
なお、SSDには「NVMe」と「SATA」の2種類がありますが、BTOショップの現行モデルはほぼNVMe SSDが標準搭載されています。NVMeのほうが圧倒的に高速なので、特に意識しなくても大丈夫です。
→ ゲーミングPCのストレージの選び方(SSD / HDD)
BTOを選べば失敗しない

ゲーミングPCの買い方は、大きく分けて「家電量販店のメーカー製PC」「BTOショップ」「自作」の3つです。この中で、初心者にはBTOショップが一番無難です。
BTOは「Build To Order(受注生産)」の略で、注文を受けてからパーツを組み立てて出荷するショップのこと。ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房などが代表的です。
あらかじめゲーム向けに最適化された構成が用意されていて、「この予算でこのゲームを遊びたい」という目的に合うモデルがすぐ見つかります。パーツの相性もショップが検証済みなので、組み合わせで失敗する心配がありません。
初心者向けゲーミングPCセットは買うべき?

「PC本体だけ買っても、他に何が必要か分からない」という初心者向けに、モニターやキーボードなどをまとめたゲーミングPCセットを用意しているショップもあります。
最初から一式そろうので手間がかからないですが、周辺機器を自分で選びたい人には後から買い替えて無駄な出費になることもあります。向き・不向きがはっきり分かれるので、下記を目安にしてください。
セット購入がおすすめな人・おすすめしない人
- おすすめな人
-
- PCゲームがまったく初めてで、何を揃えればいいか分からない人
- 届いてすぐ遊びたい、選ぶ手間をかけたくない人
- 予算内で本体も周辺機器も一度に決めてしまいたい人
- おすすめしない人
-
- モニターやキーボードにこだわりがある人
- すでにモニターやマウスを持っている人(重複してムダになる)
迷ったら、本体はBTOでしっかり選び、周辺機器は必要に応じて後から買い足すのが失敗しにくいです。自宅にあるものは活用して初期費用を抑えるのもおすすめです。
ゲーム別おすすめスペックの目安
「やりたいゲームは決まっているけど、どのくらいのスペックが必要かわからない」という方向けに、ジャンル別にざっくりまとめました。
FPS・TPS(Apex Legendsなど)

フレームレートが命のジャンルです。グラフィック負荷自体は高くないので、RTX 5060クラスで十分快適に遊べます。240fpsを狙うガチ勢はRTX 5070以上が目安。
合わせて144Hz〜240Hz対応のゲーミングモニターも用意すると、高いフレームレートを滑らかさとして実感できます。
オープンワールド・アクション(モンスターハンターなど)

グラフィック負荷が高めのジャンルです。フルHDで快適に遊ぶならRTX 5060以上、WQHDやレイトレーシングを楽しみたいならRTX 5070以上が目安。VRAMに余裕のある構成なら、今後の最新作にも対応しやすくなります。
シミュレーション(Cities: Skylines IIなど)

意外と重いジャンルです。大量のオブジェクトを処理するため、GPUだけでなくCPUやメモリにも高い負荷がかかります。
快適に遊ぶならRTX 5070以上・メモリ32GBが欲しいところ。Minecraftも通常は軽量ですが、影MODを入れると重くなるので注意してください。
初心者におすすめのゲーミングPCメーカー
「BTOショップが良いのはわかったけど、どのメーカーを選べばいいの?」という方のために、初心者でも安心して購入できるメーカーを厳選しました。
正直なところ、以下のメーカーはどこを選んでもハズレはありません。それぞれ少しずつ得意分野が違うので、自分が重視するポイントで選んでみてください。
BTOメーカー早見表
| メーカー | 強み | サポート | 納期 |
|---|---|---|---|
| マウスコンピューター | サポート重視の初心者に最適。標準3年保証も付帯。 | 24時間365日対応 | 3営業日~ |
| ドスパラ | 納期最速。注文翌日に届くスピード感が魅力 | 24時間365日対応 | 最短翌日出荷 |
| パソコン工房 | 商品数が圧倒的に多い。比較しながら選びたい人向け | 24時間365日対応 | 1週間前後 |
| FRONTIER | セール時のコスパが業界トップクラス。価格重視なら要チェック | 10:00~19:00 | 2週間前後 |
| OZgaming | 業界最安値級が魅力。同価格帯でスペックを盛りやすい。 | LINE中心 | 5〜14営業日 |
| Lenovo | 世界的ブランドの安心感。コスパも高い。 | 9:00-18:00 | モデルによる |
初心者におすすめのゲーミングPCメーカーをまとめました。ここからは、それぞれのメーカーについてさらに詳しくご紹介していきます。
マウスコンピューター

性能重視の「G TUNE」とコスパ重視の「NEXTGEAR」の2ラインがあり、初めてならNEXTGEARが選びやすいです。最大の強みは標準3年間の無償保証。多くのメーカーが1年保証のなか、追加料金なしで3年保証は大きな安心材料です。
24時間365日の電話サポートもあり、長野の自社工場で国内生産している点も信頼できます。「PCに詳しくないけど失敗したくない」方に一番おすすめです。
ドスパラ

人気シリーズ「GALLERIA(ガレリア)」を展開。最大の強みは納期の速さで、最短翌日出荷に対応し、注文から2日程度で届きます。「今すぐ欲しい」方に有利です。
公式サイトにベンチマークスコアが載っているので、初心者でも「このPCでこのゲームがどのくらい動くか」を数字で判断できます。
パソコン工房

「LEVEL∞(レベルインフィニティ)」を展開。ラインナップが多く、細かい予算や用途に合わせて選べます。コスパに優れるモデルが多く、学生や予算を抑えたい方に人気。
ベンチマークスコア掲載+24時間365日サポートで、商品数が多くても比較しやすく安心です。マウスと同じMCJグループで、品質管理の基盤もしっかりしています
FRONTIER

ヤマダ電機グループのBTOメーカー。最大の強みはセール時のコスパで、同スペックでも他社より1〜2割安いことが多く、「同じ予算でワンランク上のGPU」が狙えます。
頻繁にセールを開催しているので、購入前にセールページを必ずチェックしてください。サポートは平日のみ・納期はやや遅めですが、価格最優先なら非常におすすめです。
Ozgaming

株式会社オズテックが展開する日本発のブランド。価格に対してスペックを重視した構成が特徴で、コスパ志向のユーザーに注目されています。累計15,000台以上の販売実績があり、2025年からはソフマップでの取り扱いも開始。サポートはLINE・メール中心なので、価格重視で割り切って選ぶなら最有力の選択肢です。
Lenovo

世界最大手のPCメーカーのひとつで、ゲーミングブランドは「Legion(レギオン)」。シンプルなデザインとコスパの良さが特徴で、特にノートPCが充実しています。Legion専用の24時間365日サポートもあり、海外メーカーでもサポート面の不安は少なめ。ノートを検討中なら必ずチェックしたいメーカーです。
まとめ
初心者が押さえるべきポイントは、たった3つです。
- GPUを最優先(2026年ならRTX 5060以上。CPUは旧世代コスパモデルでOK)
- デスクトップを選ぶ(ノートより安く、あとでグラボだけ交換して強化できる)
- BTOを選べば失敗しない(家電量販店のメーカー製・自作は初心者には不向き)
あとは、自分の遊びたいゲームに合わせて選ぶだけです。焦らず、自分のペースで選んでみてください。
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