
ゲーム用のパソコン(ゲーミングPC)を買いたいけど、普通の人とは違う視点で考えていきたいという方におすすめなのがウルトラワイドです。
作業性の高さとゲームの快適性を共存させたい用途に適した選択肢です。ゲーム用途メインなら高い臨場感が得られ、作業メインなら高い作業領域を得られるメリットがあります。
ウルトラワイド用にゲーミングPCを買いたいという場合には、ウルトラワイド(3440×1440)が動くならフルHDやWQHDも動くのでそこを基準にしてみるのもいいかもしれません。
4K解像度に関してはウルトラワイドよりも更に重くなります。
4K解像度用のゲーミングPCの選び方とおすすめのゲーミングPCを書いているので4K解像度で選びたい方はこちらの記事をチェックしてみて下さい。
ウルトラワイドの解像度って?
ウルトラワイドは主に以下の2つの解像度になります。
- 2560×1080
- 3440×1440
なのでより高解像度になるのは後者の3440×1440になります。

3440×1440のウルトラワイド(UWQHD)でフルHDとWQHDで比較した画像がこちらになります。
実際に表示領域としてかなりの差があります。2560×1080のウルトラワイドだと、WQHD(2560×1440)の縦が短いという感じで見て頂ければいいかと思います。
フルHDと比較してどうでしょうか?かなり領域が広がっているのが分かると思います。
実際に見た際には物理的な画面領域の大きさと、曲面ディスプレイを採用したモデルだと臨場感や没入感の増した映像体験をする事が可能になるのがウルトラワイドモニターの大きな特徴です。
ウルトラワイドはアスペクト比が違う
ゲームにおいてのアスペクト比は以下の3つが多いです。
- 16:9(フルHD:1920×1080や4K)
- 16:10(WUXGA:1920×1200など)
- 21:9(3440×1440など)
代表的なのは16:9です。ウルトラワイドは21:9に属しているので横に長いのが特徴的です。
ウルトラワイドのデメリットは?
ウルトラワイドのデメリットも見ていきましょう。
スペック要求が高い
PCゲームの場合には解像度を選択出来ます。高い解像度で画質を重視する場合だとフレームレートを確保するのが難しくなります。
フレームレートというのはゲームの滑らかさに関係してくる用語です。フレームレートは1秒あたりのフレーム数の事です。フレームレートが高いとより滑らかに描画されます。
解像度を高く、画質も高く、画面の滑らかさも重視する場合にはかなりの高スペックが要求されます。
どれかを犠牲にする事でハイエンドで無くてもプレイする事は可能です。
60FPSを安定して維持して、画質や解像度も高めるとなるとハイエンドが現実的になってきます。
横に帯が出る

イベントシーンだと横に黒い帯が出るゲームがあったり、横に黒い帯が出てしまうゲームがあります。
ウルトラワイドに対応していないゲームが存在するのでデメリットと言えるでしょう。
ウルトラワイドのメリットは?
圧倒的な没入感の高さ
ウルトラワイドは1画面で済む手軽さが魅力です。トリプルモニターのように画面を3つ用意しなくてもそのままゲーム内の設定でアスペクト比を21:9に設定し解像度を設定すれば臨場感や没入感の高い映像体験をする事が可能です。
PCデスクの上に置くスタイルの方は、トリプルモニターより横幅が狭くなるメリットもあります。
PC作業でも便利

画面が横に広いのでPC作業が捗ります。表示領域としては4K大画面には及びませんが必要十分以上の広さがあり、非常に快適にPC作業を行う事が出来ます。
ウィンドウモードや仮想フルスクリーンなら他の作業も可能

(信長の野望・太志はウルトラワイドに非対応ですがフルHDで表示させる事は可能)
特にオンラインゲームや攻略を調べてプレイする必要のあるゲームだと表示領域の広さは便利です。
3440×1440(UWQHD)に対して1920×1080(フルHD)のゲームを表示させた場合にはスペースが余るので端に他のソフトを置いておくなどの使い方も可能になります。
- PC作業性をより高めたい方
- デュアルディスプレイなどのベゼルが嫌な方
- 臨場感や没入感をより高めてゲームをプレイしたい方
実際にプレイしたゲーム

Forza Horizon 5の推奨スペックとおすすめのゲーミングPC
レースゲームの場合にはウルトラワイドと相性が良いです。臨場感が高まります。

海外の最新大作ゲームではウルトラワイド対応のゲームが多いです。ウルトラワイドと相性が良いです。

MMORPGやオンラインRPGにもウルトラワイドモニターの相性が良いです。表示領域が広くなります。
他のタイトルはこちらで書いているので参考にしてみて下さい。
ウルトラワイドにおすすめのゲーミングPC

ウルトラワイドのゲーミングPCの選び方としては、ある程度のスペックが必要になります。RTX3070以上だと快適にプレイできるタイトルが多いでしょう。
GALLERIA XA7C-R37
GALLERIA XA7C-R37 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX3070(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー |
RTX3070なので最新重量級ゲームを楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。WQHD解像度やウルトラワイドのゲーミングPCとして快適に使えるモデルです。
G-Tune EP-A-3070Ti
G-Tune EP-A-3070Ti | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Ryzen 7 5800X |
グラフィック | RTX 3070 Ti(8GB) | |
メモリ | 32GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD 4TB HDD | |
ケース | フルタワー |
最新の第4世代Ryzenの「Ryzen 7 5800X」を搭載した最新グラフィックスRTX3070Ti搭載モデルです。ウルトラワイドのゲーミングPCとしてもおすすめの高性能モデルです。
GALLERIA ZA7C-R38
GALLERIA ZA7C-R38 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-12700K |
グラフィック | RTX 3080(10GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー |
重量級ゲームを更にウルトラワイドで快適に楽しみたい方におすすめのハイエンドモデル。前面がLEDで光るゲーミングPCです。
GALLERIA ZA9R-R38
GALLERIA UA9C-R38 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i9-12900K |
グラフィック | RTX 3080(10GB) | |
メモリ | 32GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー |
一般的なパソコン用途として最高クラスの「Core i9-12900K(16コア24スレッド)」が搭載し、グラフィックスにはRTX3080が搭載したハイエンドゲーミングPCです。