
20万円はゲーミングPCの「ちょうどいいライン」です。10万円台だと妥協が目立ち、30万円超は予算オーバー。20万円前後なら、フルHD〜WQHDの主要タイトルを快適にプレイできる構成が無理なく手に入ります。
ただし、この価格帯には「20万円出したのに微妙」という失敗パターンも存在します。CPUが古い、メモリが足りない、SSDが小さい。どれか一つでも当てはまると、せっかくの予算が活きません。
この記事では、2026年の最新相場を踏まえつつ、予算20万円前後で後悔しないゲーミングPCの選び方とおすすめモデルを解説していきます。

こんな人が書いています ゲーミングPCの実機レビューは300台超。ゲーミングPC特化サイト運営歴12年(2014年~)
20万円のゲーミングPCで何ができるか
20万円前後のゲーミングPCは、GPUがRTX 5060またはRTX 5060 Tiになります。この2つのGPUで狙える性能は以下のとおりです。
| RTX 5060 Ti(16GB) | RTX 5060 | |
|---|---|---|
| Apex Legends | 243 FPS | 201 FPS |
| サイバーパンク2077(DLLS 4) | 177 FPS | 142 FPS |
| FF14 黄金のレガシー | 137 fps | 127 fps |
| Cities: Skylines II | 45 FPS | 39 FPS |
- ほとんどのタイトルでフルHD / 60fps以上安定が視野に入る
- FPSゲームなら144 fps安定も狙える
20万円前後のおすすめゲーミングPC
20万円前後のコスパ抜群のおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
| 製品 | 構成 | 特徴 | 価格 | リンク |
|---|---|---|---|---|
| 15万円台~ | ||||
![]() MDL.make | Ryzen 7 5700X RTX 5060 16GB/500GB | コスパ | 15万円台〜 | 公式サイト |
| 18万円台~ | ||||
![]() THIRDWAVE | Ryzen 7 7700 RTX 5060 Ti 16GB/500GB | 人気 | 18万円台〜 | 公式サイト |
![]() OZgaming | Ryzen 7 5700X RTX 5060 32GB/1TB | コスパ | 18万円台〜 | 公式サイト |
| 21万円台~ | ||||
![]() NEXTGEAR | Ryzen 7 5700X RTX 5060 16GB/1TB | 保証重視 | 21万円台〜 | 公式サイト |
特徴タグの見方
- コスパ:価格に対して性能のバランスが良く、お得なモデル
- 人気:販売ランキング上位で選ばれやすい定番モデル
- 保証重視:標準3年保証(NEXTGEAR/FREX∀R)
MDL.make

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 価格 | 16万円台~ |
Ryzen 7 5700X × RTX 5060を搭載した、フルHDの人気ゲームを安定して動かせるバランス構成のゲーミングPC。
Ryzen 7の8コア16スレッドで配信や軽い動画編集にも対応します。15万円台に収めながらも妥協のない構成で、初めての一台にも、買い替えにも選びやすいスタンダードモデルです。
THIRDWAVE AD-R7X56A-01B

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7700 |
| グラフィック | RTX 5060 Ti(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB NVMe SSD |
| 価格 | 18万円台~ |
Ryzen7 7700とRTX5060Ti 8GBの組み合わせは、フルHDで快適に遊びたい方に向いたバランスの良い構成。CPU性能には余裕があり、ゲーム中の動作も安定しやすい。
Ryzen 7 7700はシングルスレッド性能も5700Xより向上しているので、フレームレートの安定感や最低fpsの底上げにも効きます。
ドスパラは最短翌日出荷対応で、注文から手元に届くまでのスピード感が魅力です。
Ozgaming

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 18万円台~ |
AMD Ryzen 7 5700X(8コア16スレッド)とNVIDIA GeForce RTX 5060(8GB)を搭載した、性能と価格のバランスに優れたミドルレンジ向けゲーミングPCです。
筐体にはZALMAN Z1 Icebergを採用。氷山をイメージしたフロントデザインが特徴で、ミニタワー型のコンパクトなサイズながら、おしゃれで設置しやすいケースとなっています。
また、メモリ32GBとストレージ1TBを標準搭載しており、この構成でこの価格は最安値級のコストパフォーマンスと言えます。
NEXTGEAR JG-A7G60

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 5700X |
| グラフィック | RTX 5060(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD |
| ケース | ミニタワー |
| 価格 | 21万円台~ |
「NEXTGEAR JG-A7G60」は、Ryzen 7 5700XとGeForce RTX 5060を搭載。Apex Legendsなどの人気タイトルをフルHDで快適に遊べる構成です。
標準で水冷クーラーが搭載し、本体の筐体も冷却性が高い点が魅力です。標準3年保証と24時間サポート付きなので、初めてのゲーミングPCでも安心。価格を抑えてしっかり遊びたいなら、この一台から始めるのがおすすめです。
20万円前後のPC選びで重要なポイント

CPUの目安
20万円帯のBTOで採用されることが多いCPUは以下のとおりです。
| CPU | コア/スレッド | 特徴 |
|---|---|---|
| Ryzen 7 7700X | 8C/16T | バランス重視。予算的にOKなら最もおすすめ。 |
| Ryzen 7 5700X | 8C/16T | 安定の鉄板。重量級でもCPUボトルネックが起きにくい |
| Ryzen 5 7500F | 6C/12T | Zen4世代で性能高め。コスパ枠としておすすめ |
| Core i5-14400F | 6P+4E/16T | Intel派のコスパ選択肢 |
| Ryzen 5 4500 | 6C/12T | 20万円帯では避けたい |
無難に選ぶならRyzen 7 7700X / Ryzen 7 5700Xです。8コア16スレッドで重量級にも余裕があり、価格もこなれています。
Ryzen 5 7500FとCore i5-14400Fはコスパ重視の選択肢です。どちらも現行世代のアーキテクチャで、ゲーム用途なら十分機能します。ただし、重量級の最高設定や配信併用では、8コア以上と比べて余力がなくなります。
GPUは実質4択
20万円前後で選べるGPUは、実質4択になります。
| GPU | VRAM | 得意な用途 | 目安価格帯 |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 8GB | フルHD 144fps | 16〜18万円 |
| RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | フルHD〜WQHD、コスパ重視 | 18〜20万円 |
| Radeon RX 9060 | 8GB | フルHD〜WQHD、AMD派 | 17〜19万円 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | WQHD 60fps、配信併用、長期運用 | 20〜23万円 |
フルHDでゲームだけをプレイするならRTX 5060やRX 9060で十分です。WQHD環境を視野に入れる、あるいは配信・録画を並行するならRTX 5060 Tiが安心です。
RTX 5060 Ti 8GBと16GBの違い:GPU性能自体は同等で、VRAM容量だけが異なります。「画質挑戦前提で快適に動けばいい」なら8GBで問題ありません。ただ、2026年の重量級タイトルはVRAM 12GB以上を要求するものが増えており、数年使う前提なら16GB版のほうが安心材料になります。
Radeon RX 9060という選択肢:AMDのRadeon RX 9060はRTX 5060と同価格帯で競合するGPUです。レイトレーシングやDLSSを重視するならRTX系、レイトレやフレーム生成を使わない前提やAMD環境で揃えたいならRX 9060が選択肢になります。
メモリは32GBも検討
Apex LegendsやVALORANT、フォートナイト、マインクラフトなど、競技系FPSや軽めのゲーム中心なら16GBでも快適に動きます。
サイバーパンク2077のような重量級のオープンワールドや最新AAAタイトルを遊ぶなら、32GBが必須級。
配信や動画編集もやりたい人も、基本は32GBスタートで、本格的な編集作業まで視野に入れるなら64GBが選択肢に入ってきます。
SSD 500GBは実質ゲーム2〜3本しか入らない
最近のAAAタイトルは1本100GB超が当たり前です。500GBのSSDだと、OSとアプリを入れた時点で残り350GB程度。AAAタイトルの場合ゲームは実質1~2本しかインストールできません。
遊ぶたびにインストール・アンインストールを繰り返すのは現実的ではないですし、SSDの寿命にも良くありません。
1TBあれば5本程度は常駐できるので、1TB以上がおすすめです。
よくある質問(FAQ)

まとめ
20万円帯は、コスパと快適さのバランスが取れる「ちょうどいいライン」です。フルHD〜WQHDを快適に遊べる構成が、無理のない予算で手に入ります。
ただし、この価格帯でも避けたい落とし穴が3つあります。
- Ryzen 5 4500は選ばない
- メモリ・SSDは容量に余裕を持たせる
- 無線環境ならWi-Fiオプションを必ず付ける
この3点さえ押さえれば、「失敗した…」と後悔することはほぼないでしょう。
Wi-Fiカードで対応できます。
取り付け方は別記事で初心者向けに解説しているので、参考にしてみてください。
→ Wi-Fiカード(PCIe)の取り付け方を初心者向けに解説
とはいえ、PC内部を開ける作業に不安を感じる方も多いはずです。自分で取り付けるのが難しそうだと感じたら、無理せずメーカーに相談するのが安心です。
マウスコンピューターのようにサポートが手厚いメーカーであれば、有償でWi-Fiカードの追加対応をしてくれる可能性があります。電話一本で相談できるので、迷ったらまず問い合わせてみましょう。



