
PCゲームのジャンルの中でも特に大人な方や考える事が好きな方に人気があるのがシミュレーションゲームです。
海外・国産含めてPCと相性が良く、家庭用のゲーム機から移植というスタンスよりPCゲームから家庭用ゲーム機に流れるというスタンスが多いというのも特徴的です。
つまり『シミュレーションゲームならゲーミングPCの導入がおすすめ』という事になります。
純粋に家庭用のゲーム機で販売されていないソフトが多い、または最初はPCで販売される事が多いのでシミュレーションゲームが好きな方は遊びたいソフトが無いからパソコンを購入して遊ぶという方も多いです。
- シティーズスカイラインズ→後にPS4
- Sims4→後にPS4
スペック要求自体はソフトの平均値で言えば低めなタイトルは多いと思いますが、高性能なグラフィックボードが必要なゲームタイトルも存在しています。
色んなシミュレーションゲームもプレイしたいと考えている方は最新のゲーミングPCの購入を検討してみるのがいいと思います。
シミュレーションゲームとは?

思考する事に喜びを見いだせる方にはドンピシャなジャンルで、『落ち着いてじっくりと時間をかけながら正解を導き出していく』や、『自分がその世界の主人公や神になった気持ちでなりきりながらプレイしていく』2パターンが基本的なスタイルかと思います。
信長の野望というゲームを例に出すのであれば弱小大名プレイをしていると仮定して、難易度を上げてそこからどれだけ下剋上できるかを最短で行います。
なりきりプレイだと脳内妄想しながらキャラクター(プレイヤー)の思うがままに選択してその結果を楽しむというスタンスになります。
その結果がダメでもキャラクター(プレイヤー)はこういう結果だったんだ、という事自体を楽しみながら次回、次次回と何度も繰り返し違うパターンを考案してプレイしていきます。
信長の野望や三国志なら武将になりきって没入するプレイや、街作りなら自分が思う最高の街を開発するなどです。
という感じでどちらのパターンでもシミュレーションなので予測をして模擬実験をしてその観測をするのが主なスタンスになります。
予測(こうだったらこうなるかな~)→ゲームで実行し結果が分かる(模擬実験)→観測(思った結果と違った!)←ここを楽しむゲームになります。
ゲームの楽しみ方は千差万別ですが、何度も繰り返しプレイする事の多いシミュレーションゲームは様々な角度や切り口で楽しむ事が出来ますね。
シミュレーションならPCゲームがおすすめな理由
スマホやSwitchなどの携帯ゲーム機のように手軽にできるハードとシミュレーションゲームの相性は良いと思います。移動中や出先でサクッとできる利点がありますからね。
スマホ版の三国志や信長の野望などは好きな時に手軽に出来て楽しいのですが、お家に帰って本格的にやり込みたいという場合にはPS4やSwitchなどの家庭用のゲーム機、更に操作性やUI面で快適にと考えているのであればゲーミングPCが最上位互換になります。
- PCゲームでしか販売されていないシミュレーションゲームは多い
- PCでしか使えないゲーム内の機能がある
- キーボード&マウスで操作するのが快適
PC版でしか販売されていないシミュレーションゲームはある

最近はPCでもPS4でも発売されているタイトルも多く、PCとXBOXは両方発売なタイトルも多いですが、シミュレーションゲームとなるとソフトの数でPCが圧倒している印象があります。
- Stellaris
- FrostPunk
- RimWorld
- Factorio
- They Are Billions
などPCのシミュレーションゲームを代表するゲームソフトが揃っています。(執筆時時点)
今後それらのタイトルがPS4やSwitchに降りてくるという事も十分考えられますが、シミュレーションゲームと言ったらまずPC→売れたら家庭用ゲームという流れな傾向が強いです。
操作性という意味でもマウスで細かい作業が快適

シミュレーションゲームの性質、操作面においてもPCの場合にはキーボードとマウスで操作するのが基本的なPCスタイルになるのでそのままの感覚でゲームの作業も進めていく事が出来ます。
ゲーミングキーボードとゲーミングマウスまでは必要ありませんが、正確なポインティングを求めるのであればゲーミングマウスはおすすめです。
ゲーミングマウスでシミュレーションと相性が良いのはLogicoolのG502 RGBはおすすめです。ゲーミングマウスなので細かい操作がしやすいです。

シミュレーションゲームの場合には細かい操作が要求されるタイトルが多い印象です。(カーシミュレーション系だとパッドやハンコンになると思います。)
例えば上記の例であればSims4の建築画面になりますが、オブジェクトに対してマウスなら細かい部位を直感的かつ正確にポイントする事ができるという利点があります。
壁の色、ドアの位置、オブジェクトの配置変更をこの画面の中から選択し、決めていくという操作になるので正確性が高いと操作性が良いので楽しくゲームを快適にプレイ可能です!
PS4でパッドでプレイするのもそれはそれで楽しいのですが、生活、経営、戦略シミュレーションゲームの場合においてはキーボード&マウス操作に慣れている方だともどかしく感じる場面が出てくると思います。
パッドだとどうしてもカーソル速度が遅く感じるのと、正確にココ!という場所に操作が難しいです。この体験が続いていくとPCに移行したくなるかもしれません。

PCでもパッド操作は可能です。PS4のコントローラーやSwitchのPROコントローラーを使う事もできます。
PCでしか使えないゲーム内の機能がある

信長の野望を遊ぶなら何故PC版がベストなのか?SWITCH/PS4版買って分かった事で書いているのですが、シミュレーションゲームの場合には家庭用のゲーム機には無い機能が盛り込まれている場合もあります。
信長の野望・創造立志伝が好きすぎてPC版もPS4版もSwitch版も購入したのですが、結果的には信長の野望をプレイするのであれば顔画像追加という神ツールが付属しているのでPC版一択だと思っています。

顔画像追加ツールという項目がランチャーから起動する事が可能なのがPC版の特徴的な機能。付属ツールを使い世の中にある全ての画像を取り込み、武将化する事ができる。
スペックの関係でもPCの方が性能依存なのでより高画質で滑らかに描画できる特性があり、グラフィック要求が高いタイトルの場合でも快適に動作する事が出来ます。
- PC限定のMOD
- PC限定のゲーム内の機能
- 画質設定オプション(グラフィックの向上や解像度の設定変更)
シミュレーションゲームの代表的なタイトルのスペック一覧
タイトル | CPU | グラボ | メモリ |
---|---|---|---|
信長の野望・大志 | Intel Core i5 3.0GHz以上 | VRAM 256MB以上 | 2GB |
三国志13 | Core2 Duo 2.0GHz 以上 | VRAM 512MB以上 | 1GB |
ザ・シムズ4 | Intel Core i5以上 | GeForce GTX 650 | 4GB |
プラネットコースター | Intel i7-4770 | GeForce GTX 980 | 12GB |
Winning Post 8 2018 | マルチコアCPU | VRAM 512MB以上 | 2GB |
Stellaris | Intel iCore i5-3570K | GeForce GTX 560 Ti | 4GB |
RimWorld | Core 2 Duo | Intel HD Graphics 3000 | 4GB |
Factorio | 4コアCPUで3Ghz以上 | 2GBのVRAMがあるグラボ | 8GB |
They Are Billions | 4コアCPUで3Ghz以上 | GeForce GTX 670 | 8GB |
トロピコ6 | Intel Core i5で3.3 GHz以上 | Geforce GTX 960 | 16GB |
Cities: Skylines | Intel Core i5-3470 | GeForce GTX 660 | 6GB |
シヴィライゼーション VI | Intel Core i5の2.5 Ghz以上 | GeForce GTX 770 | 8GB |
Frostpunk | 4コアCPUで3.2Ghz以上 | GeForce GTX 970 | 8GB |
F1 2018 | Intel Core i5 8600K | GeForce GTX 1060 | 8GB |
Assetto Corsa | インテル4コアCPU | GeForce GTX 970 | 6GB |
公式(Steam販売ページ)の推奨スペックを記載した物になりますが、これだけ見てもどの程度のスペックがあればいいのかピンと来ないと思いますので以下で最大公約数的なスペックに変換してみます。
シミュレーションゲームでおすすめなスペック
CPU | Core i7 |
---|---|
グラフィック | GeForce GTX 1060以上 |
メモリ | 16GB |
グラフィックボードの性能は最高設定にするかどうかで変わってきます。最高設定にしてプレイしたいのであればより高性能なグラフィックボードがおすすめになります。

例えばこちらのプラネットコースターだとGTX1060あれば快適に動作しますが、最高設定のウルトラだと高性能なグラフィックボードが適しています。
軽めなタイトルである信長の野望や三国志などであればCPU性能が高ければ内蔵グラフィック能力次第で普通のパソコンでも動作するレベルになります。
RimWorldはIntel HD Graphics 3000が指定されているのでこれはグラボが無くてもIntel HD Graphics 3000以上の内蔵GPUであれば動作OKですよという意味になります。
最新のCPUを搭載しているのであればグラボが搭載されていない普通のパソコンでも動いてしまうかもなタイトルもシミュレーションゲームにはあったりします。
とは言え幅広くシミュレーションゲームをプレイしたい場合にはグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCが必要になります。
シミュレーションゲームにおすすめのゲーミングPC
G-Tune PM-B-AF | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX2060 SUPER(6GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | NVMe SSD 512GB HDD 2TB | |
ケース | ミニタワー | |
価格 | 12万円台~ |
マイクロタワー型でミドルタワー型よりコンパクトです。ダストフィルターは水洗い可能で、強化ガラスのカスタマイズ対応。メンテナンス性が高く筐体の質感も高くスタイリッシュなゲーミングPC。
ガレリア XA7C-R70S | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX2070 SUPER(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | NVMe SSD 512GB | |
ケース | ミドルタワー(ATX) |
第10世代インテルCPUのCore i7-10700(8コア16スレッド)と最新のグラフィックボードのRTX2070 SUPERを搭載したモデルです。
RTX2070 SUPERは重量級ゲームを楽しむのにおすすめな性能です。最新ゲームや
筐体の詳細はこちらでまとめています。