
シューターゲームに代表されるFPSやTPSと言った競技性の高いタイトルでも快適に遊べるゲーミングPCの選び方とおすすめなゲーミングPCをご紹介します。
FPSと言えば大会などが開かれるほどのスポーツに近いジャンルです。なので「パソコンのスペックが低くてカクいてしまう…。」というのは避けたい事態ですよね。
カクついている間に敵にバンっと撃たれて負けてしまう事になりますから…。
なのでスペックは高いに越した事はありません。最低でもグラフィックボードは最新世代のミドルレンジクラス以上を搭載したゲーミングPCがおすすめです。
価格帯的には最低ラインで15万円以上というのが一つの基準になります。よりハイスペックなゲーミングPCであればあるほどFPS/TPS用としては適しています。
FPS・TPSではハイスペックを活かす事が可能

FPS/TPSでは低スペックだとカクカクしたりしてまともに敵を狙えないのでハイスペックなゲーミングPCが有利です。スペックが高いゲーム用のパソコンだとヌルヌルと描画され、敵を補足しやすくなります。
後はゲーミングディスプレイ・ゲーミングモニターと呼ばれる高リフレッシュレートの製品の性能をフルに活用できるのもPCゲームのメリットです。

フレームレート上限の横に300と記載があります。
PCゲームの場合は144FPS以上出せます。例えばオーバーウォッチは300FPSまで出せます。
よく分からないという方に簡単に説明すると、ゲームの描写はパラパラ漫画です。PCゲームだと144回や240回など増やす事が可能です。
つまりフレームレートを稼がないと常時144FPSなどは出せないので、高性能なゲーミングPCが必要になってきます。
これに144Hz対応のモニターや240Hz対応のモニターで運用すると高いフレームレートで常時快適にシューターゲームを楽しむ事ができるというメリットがあります。
PCゲームではフレームカウンターと呼ばれるフレームレートをプレイ中に確認する事ができます。リアルタイムで今どの程度の快適性なのかが分かる指標ですのでこちらの記事も合わせてチェックしてみて下さい。
グラフィックボードについて分からないという方はこちらの記事もチェックしてみて下さい。
FPS・TPSはCPU性能も重要

ゲーミングPC=グラフィックボードが搭載されているパソコンという認識で間違いないです。グラフィックボードの性能が高ければフレームレート(1秒あたりのフレーム数の事)を稼ぐ事が可能なのですが、実はCPU性能も画質設定下げ運用になるとかなり効いてきます。
画質設定を一番軽くして、とにかく敵に勝つことだけを追い求めるという時にグラフィックボードの性能が高ければフレームレートが出るのですが、グラフィックボードだけでは無くPCゲームはCPUも両輪の関係です。
GPUボトルネック(性能限界)が解消されると次に来るのがCPU性能です。CPU性能が高ければそれだけFPS値の底上げが可能なので常に144FPSでゲームをプレイしたいなどの環境の場合にはCPU性能も最上位クラスを選択するのがベストです。
基本的にはBTOで購入する場合はCPUもそれに合わせて最適化してある製品が多いので、そこまで気にする必要はありませんが、購入する際にはCPUの性能を気をつけて製品を選ぶのがいいと思います。
CPUについてはこちらでも書いています。プロゲーマーの方や競技性の高いタイトルでは設定下げ運用がベターになります。するとCPU性能というのが極めて重要な要素になってきます。
FPS・TPSゲーマーならデスクトップPCがおすすめ

FPSに限っては基本的にはデストップPCがおすすめです。
キーボードとマウスで瞬時に敵を判断したり、臨機応変な対応に追われるFPSでは本気で向き合う必要が出てきます。
性能的に最近のノートPCの性能は格段に上がっていてデスクトップPC並みに近づいている製品もあります。
しかし、デスクトップPCの方が性能が高くて安価で購入出来るのは間違いないので、FPSをやるのであればライトユーザーの方でもヘビーユーザーの方でもデスクトップPCがおすすめです。
安定したパフォーマンスを生み出す環境が重要
また、安定したPCデスクとPCチェアの環境に慣れていると自分のパフォーマンスが今どの程度なのかという事を認識する事が難しいですが、違う環境でプレイすると安定したパフォーマンスを発揮できていない事を認識します。
PCデスクとPCチェア、自分にしっくり来るマウスやキーボードやサウンド周りという環境は安定したパフォーマンスを生み出す環境です。
ですが、ノートPCしか置けない環境の方というのもいらっしゃると思いますのでその場合には工夫して安定した環境を構築する事をおすすめします。
FPS・TPSゲーマーなら最小フレームレートも割り込ませないのがベター
一瞬の勝負が重要では無いゲームでは平均フレームレートで60FPS出ていれば合格点をあげられると思います。
しかし、FPSゲームの場合ほんのささいなフレームレートの低下でもその時重要な場面だとカクつきに対応出来ず、試合に負けてしまうなんて場合もあります。
最小フレームレート基準で考えた場合には常に余裕のあるフレームレートで挑むのが理想です。余裕を持った選び方をするのがおすすめな理由がココにあります。
- フォートナイトで建築合戦をしている時にフレームレートが低下して試合に負ける。
- PUBGで一瞬の勝負でカクついて試合に負ける。
こういう事態にならない為に最小FPS値基準でも常に余裕のあるパフォーマンスを維持し続けるのが最適なFPSにおけるゲーミング環境になります。
有名FPSタイトルの推奨スペック一覧
– | CPU | グラボ | メモリ |
---|---|---|---|
Counter-Strike: Global Offensive (CS: GO) | Intel Core 2 Duo E6600 | VRAM 2GB | 2GB |
BF5 | Intel Core i7 4790 | GeForce GTX 1060 6GB | 12GB |
BF5(DXR) | Intel Core i7 8700 | GeForce RTX 2080 | 16GB |
BF4 | 4コアCPU | GeForce GTX 660 | 8GB |
ApexLegends | Intel i5 3570T | GeForce GTX 970 | 8GB |
PUBG | Intel Core i5-6600K | GeForce GTX 1060 3GB | 16GB |
オーバーウォッチ | Intel Core i5 | GeForce GTX 660 | 6GB |
レインボーシックスシージ | Intel Core i5-2500K | GeForce GTX 960 | 8GB |
CoD:BO4 | Intel i5-2500K | GeForce GTX 1060 | 12 GB |
CoD:BO4(競技用) | Intel i7-8700 | GeForce GTX 1080 | 16GB |
CoD:MW | Core i5-2500K | GeForce GTX 1660 | 12GB |
CoD:MW(競技用) | Core i7-8700K | GeForce RTX 2070 SUPER | 16GB |
CoD:BOCW | Core i5-2500K | GTX 1660 SUPER | 12GB |
CoD:BOCW(競技用) | Core i7-8700K | GeForce RTX 3070 | 16GB |
VALORANT | Core i5-4460 | GeForce GTX 1050Ti | 4GB |
以上の結果からGTX1660 SUPERがあると推奨スペックは満たせます。高フレームレートを出してゲーミングモニターでプレイする場合にはより性能要求が高まるので上位グレードのCPUとグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCがおすすめです。

FPSにおすすめなゲーミングPC
ガレリア XA7C-G60S | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | GTX1660 SUPER(6GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | NVMe SSD 512GB | |
ケース | ミドルタワー |
GTX1660 SUPER搭載モデルなので重いゲームでも対応タイトルが多くなるビデオメモリ6GB搭載。 CPUはインテル第10世代プロセッサー搭載でゲームに最適です。コストを落としてFPS/TPSゲームをプレイしたい方におすすめです。
高FPSで快適にプレイしたい方におすすめのゲーミングPC
G-Tune PM-B-AF | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX3070(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB NVMe SSD 2TB HDD | |
ケース | ミニタワー |
G-Tune XM-Zは「RTX3070」を搭載しているので画質と高fpsを求める方におすすめのハイスペックゲーミングPCです。画質も良く高fpsが出せるモデル。重量級FPSゲームのプレイにもおすすめです。
ガレリア XA7C-R70S | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX3070(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー |
ガレリア XA7C-R37は「RTX3070」を搭載しているので高fps出してFPS/TPSゲームで快適に使いたい方におすすめです。正面部分がLEDで光るのが新筐体のガレリアの大きな特徴です。
おすすめのゲーミングノートPC
G-Tune E5-144 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10875H |
グラフィック | RTX2060(6GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB SSD NVMe対応 | |
液晶 | 15.6型 フルHD (144Hz) |
「G-Tune E5-144」はリフレッシュレート144Hz対応の液晶パネル搭載。FPS/TPSゲームにもおすすめです。
筐体の質感がとても高くマグネシウム合金を採用した薄型軽量デザインで約1.77kg。キーボードがとても打ちやすく使いやすいゲーミングノートPCです。
ガレリア GCR2070RGF-QC-G | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-9750H |
グラフィック | RTX2070 MAX-Q(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
SSD | 1TB NVMe SSD | |
液晶 | 15.6型 フルHD (144Hz) |
RTX2070 Max-Q搭載で144Hz対応のゲーミングノートPC。ゲームでの高いパフォーマンスが欲しい方におすすめです。
プロゲーマー推奨モデルもおすすめ
マウスコンピューター

マウスコンピューターのゲーミングPCブランドG-Tuneは日本eスポーツ連合(JeSU)の正会員です。
実際に実機レビューをしていますが、ハイスペックモデルはスペックが高くほとんどのゲームで快適にプレイ可能です。
YouTuberの方でもG-TuneのゲーミングPCを使用されている方もいたり、プロゲーマーの方も使っている方もいます。

パソコン工房

パソコン工房ではeスポーツ コラボゲーミングPC を展開しています。
パソコン工房のゲーミングPCの特徴はコストパフォーマンスが良い点です。特におすすめはミドルタワー型のモデルがおすすめです。
ドスパラ

ドスパラのゲーミングPCはeスポーツ大会にも採用されているゲーミングPCです。
ドスパラのゲーミングPCはコストパフォーマンスが高くセール開催や、モデルによっては配送が速いので、欲しいと思ったらすぐに自宅に届くのがドスパラの大きな特徴です。
YouTuberの方でもドスパラのガレリアを使用されている方もいたり、プロゲーマーの方も使っている方もいます。

