パーツの選び方

ゲーミングPCのグラフィックボードの選び方

グラフィックボードはゲームPCを選ぶ際には最重要パーツです。

グラフィックボードにはNVIDIA社の『GeForce』とAMD社の『RADEON』があります。

グラフィックボードとは?

GPU、ビデオカード、グラフィックカード、グラフィックボードなどなど同じような言葉のニュアンスもありますし、チップの事を指していたり、ボードの事を指していたりと微妙にニュアンスが違っていたりもしますが、BTOで購入する際には特に気をつける必要もありません。

グラフィックボードの事を指しているんだなくらいに考えて頂いてOKです。

ある程度のスペックになると補助電源が必要になります。右端のボードにくっついている線が補助電源になります。この電源は文字通り電源から取って来ます。

BTOで購入する際はあまり意識しないでもいいと思いますが、高性能のグラフィックボードを搭載する際には電源容量も重要になってくるとだけ頭の片隅にでも留めておいて下さい。

グラフィックボードのビデオメモリーについて

グラフィックボードにはビデオメモリーがそれぞれ搭載されています。

ビデオメモリーを使い切ると、メインメモリーに上乗せされる形になります。するとメインメモリーは遅いのでGPUの待ち時間が増えてかなり重くなります。

ですが、解像度や設定画質を変更できるPCゲームなら調整すれば対応可能な場合も多いです。

2020年においては、ビデオメモリの消費量が多いタイトルもあるので高グラフィック設定で楽しみたい方はビデオメモリの容量が多い製品を選びましょう。基準値としては6GBが一つの指標になるでしょう。

また、4Kなどの高解像度を想定している方はビデオメモリーの量が多い製品を選びましょう。

ビデオメモリの容量の確認方法

BTOショップでVRAM(ビデオメモリ)の確認したい場合には製品の仕様・詳細という項目に記載されているのでそちらを確認すると分かるようになっています。

グラフィックボードの効果

最近のCPU(Central Processing Unit)の内蔵グラフィックスは非常に性能が上がっているので通常の用途ではグラフィックボードが搭載されていなくても不自由はありません。

ただゲーム用途では必須になります。

グラフィックボードは3D性能に直結するので、グラフィックボードの性能が低いもしくはグラフィックボードが搭載されていないという事になるとゲームでカクついたり、フリーズしたり、ゲームが強制的に終了する原因に繋がります。

FPSが高いとゲームではどう影響するの?

FPSとは、『Frames Per Second』の略でフレームレートの事です。1秒当たりのフレーム数がどのくらいかという数値になります。

FPSが高いほど残像が少なく、ヌルヌルという体感になります。

同じFPSという名前ですが、『First Person shooter』の略のFPS(一人称視点のゲーム)で代表的な戦争ゲームでは残像感が少ない程、敵を補足する時間のロスが少なくなり、一瞬の勝負に強くなれます。

PCゲームでFPSを表示させる4つの方法

グラフィックボードの性能がいいとヌルヌルになる?

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ヌルヌルとは、ゲームをプレイしていて滑らかに描画されている事を表す表現としてしっくりくる事から俗語として使われています。

基本的にはFPS(フレームレート)が高いとヌルヌル動くなどと表現されていますが、FPSを高くするにはグラフィックボードの性能が非常に重要な要素になります。

もちろんCPUや他のパーツも重要になるのですが、基本的にはCPUとグラフィックボードの性能が両方高い場合はFPSの数値も上がってヌルヌル動くようになります。

60Hzが一般的なモニターで、144Hzや240Hzがゲーミングモニターと呼ばれる高リフレッシュレートを採用したモニターになります。シューターゲームを本格的にやらないのであればそこまで重要では無いと思いますが、やってみたいという場合には高性能なゲーミングPCが必要になります。

動画を見ていただくと60Hzの方はガクガクになっていて144Hzや240Hzの方はヌルヌル動いているのが確認できると思います。

なので一瞬の勝負だとこの差が人によっては耐えられないほどのストレスを感じさせたり勝負に勝ちたいという場合の選択肢として144Hzや240Hz(通常よりも高リフレッシュレートのモニター)を使うというのがPCゲーマーでは常識になっています。

GeForceとRADEONの違い

gpu

違いを挙げるなら、GeForceは歴史が長いので対応タイトルが多くて、ゲームが最適化してある事が多いです。

RADEONはバトルフィールド4やシムシティ、セインツロウ4などの特定のゲームでの最適化が多い傾向にあります。

基本的にはGeForceを選択すれば間違い無いです。

独自機能は?

両者とも差別化を図るために独自機能が盛り込まれています。

GeForce

ShadowPlay

GeForceではShadowPlayというゲーム配信やゲーム録画が作れる機能があります。PCに負荷をかけずにH.264でリアルタイムに録画します。

対応GPUはGTX650以上なので最新のGeForceのグラフィックボードなら間違い無く対応しています。まだ使った事の無い方は是非。

G-SYNC

GeForce用のディスプレイ同期技術です。G-SYNCを使う事でカクつき(遅延)やティアリングと言われる高フレームレートで発生する画面の裂け目などが起きにくいのでゲームに集中する事が可能です。

ただし対応ディスプレイが必要で、高額な製品が多いのがネックです。高級なゲーミングノートPCでも採用されている例もありハイエンド系のゲーミングPCを購入する際には要チェック項目です。

垂直同期をオンにするとカクつきが発生し、オフにするとティアリングが発生するのをG-SYNC対応のGeForce製品とG-SYNC対応のディスプレイがあれば解決する事が可能です。

最新のグラフィックボードならまず対応しているので興味がある方は対応のディスプレイを検討してみて下さい。

ANSER

ANSER対応ゲームならスクリーンショット撮影の自由度を大幅に向上させてくれる機能があります。スクリーンショットを撮影するのが好きな方はNVIDIAのANSERをFF15などの対応タイトルで試してみて下さい。他のゲームだとウィッチャー3やMirror’s Edge Catalystに対応しています。

PCゲームのスクリーンショットを撮影・保存するのにおすすめなソフト4選

RADEON

Radeon ReLive

Radeon専用のゲーム録画&ゲーム配信ソフトです。H.264はHD7700以降のGPUで利用可能で、RX400以降ならH.265で圧縮する事も可能です。

FreeSync

Nvidiaで言う所のG-SYNCと同系統の機能です。こちらはG-SYNCよりも安価なディスプレイにも搭載されているというメリットがあります。対応GPUとしてはRX400シリーズ以降なら安心です。

最新ゲームタイトルの場合はどの程度の性能が必要なのか?GPUからゲーミングPCのスペックを考える

GPU3DMARK TimeSpy(GraphicsScore)
RTX2080Ti
13380
RTX2080 SUPER
11359
RTX2080
10799
RTX2070 SUPER
9757
RTX2070
8534
RTX2060 SUPER
8413
RX 5700
7740
RTX2060
7543
GTX1660Ti
6151
GTX1660
5370
GTX1650
3427

3DMARKのTimeのベンチマークデータになります、現在のメインストリームといえる性能がRTX2060です。ゲーマー人気が高いのはより余裕を持ちたいのでRTX2060 SUPER~RTX2080 SUPERになります。予算に余裕があればRTX2080Tiをおすすめします。

まとめ

グラフィックボードを選ぶ際は以上の事を踏まえて選ぶのがいいかと思います。基本的にはNVIDIAのGeForce製品が安定しています。コスパで選ぶならGTX1660~GTX1660Ti、ゲーマー人気が高めならRTX2070 SUPER、ハイエンドで様々なゲームを快適に動作させたい(4K / 60fpsや画質もある程度重視しつつ144fps、240fps)ならRTX2080 SUPER / RTX2080Tiがおすすめになります。

こちらの記事でベンチマークデータをまとめているので参考にしてみて下さい。また、グラフィックボードから選ぶというカテゴリーでグラフィックボードについて書いているのでこちらの記事も参考にしてみるのも良いでしょう。

ゲーミングPC選びはCPU、グラボ、メモリ、ストレージが超重要項目です。これらのパーツを把握して賢くゲーミングPCを選びましょう。

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