パーツの選び方

ゲーミングPCのCPUの選び方

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

CPUはPCの中でもゲームの快適性に直結するパーツです。

その他にも様々な処理に関してCPUの処理能力が高いと作業が快適に行えます。

CPUはIntel社と、AMD社がそれぞれ出しています。

IntelとAMDのCPUの特徴

Intel社

安定と信頼のインテル

インテルは世界第一のCPUメーカーです。CMでもよく『インテル入ってる』的なCMをやっているので知っている人は多いと思いますが、インテルのCPUの特徴として高い処理能力と消費エネルギーの少なさという省エネ設計になっています。つまり、高パフォーマンスなんだけど電力消費が激しくないので凄くエコです。安心と信頼というのがピッタリな会社です。とりあえずパソコン初心者の人はインテルのCPUを選んでおけば間違いないです。

AMD社

低価格と内臓グラフィックが高い

AMD社のCPUの特徴はインテルと比べると低価格である事に加えて内蔵グラフィックの処理能力が高いのでグラフィックボード無しで遊べるゲームもあります。

インテルのCPUの解説

スペックの読み取り方

Core i7 5820Kを例として見てみます。

Core i7 5820K(Haswell E):先頭のCore i7はブランド名です。5820Kが型番で、厳密にいうと5820とKに分かれるのですがこの数字が大きいほど基本的に性能がいいです。

クロック周波数 3.3GHz(最大3.6GHZ):一秒間に発信する回数です。この数字が高い程基本的に性能がいい。

6コア12スレッド:コアとスレッドは多い程性能があがる。コアは物理的だけどスレッドは仮想な技術なのでコアの方が処理は速い。

キャッシュ8MB:キャッシュはCPUの記憶領域になります。

TDP140w:消費電力の目安だと思ってもらってOKです。正確に言うとフル稼働した時の最大放熱量。

そのCPUの性能が高いのか低いのかが名称と仕様が分かれば簡単に分かるようになります。

ブランド

ブランド名内容
Core-i7一般的に売られているインテルの高性能CPU
Core-i5i7より性能が低いCPU
Core-i3i5より性能が低いCPU
Celeron一般的に売られているインテルの低性能CPU
Atom低価格&低性能

HT:ハイパースレッディングの略で1 個 のプロセッサー・コアを 2 個あるかのように見立てることで、より多くの処理を同時に実行できるようにした技術

TB:ターボブーストの略で必要なときに動作周波数を引き上げて文字通りターボ状態にする事が可能な技術

ゲームパソコンを購入するに当ってはIntelの製品が多いと思うので、ここではIntelのCPUの解説になります。

基本的にゲーム用パソコンとなると最低でもCorei3以上が望ましいです。海外ゲームのグラフィック性能の要求値が高いゲームとなるとメーカーのスペックの記載にもよりますが最低でもCorei5以上になるシーンが多いです。なのでCore i7を選ぶのが一番無難という事になります。

Coreiシリーズの世代

発売年世代コードネーム
2009年第1世代Nehalem
2011年第2世代Sandy Bridge
2012年第3世代Ivy Bridge
2013年第4世代Hasewell
2015年第5世代Broadwell
2015年第6世代Skylake
2017年第7世代Kaby Lake
2017年第8世代Coffee Lake
2018年第9世代Coffee Lake Refresh-S

2007年から10年続いた4コア時代が終焉を迎え、メニーコア時代の幕開けが昨今のCPUトレンドです。

Intelの第9世代の特徴としては、メインストリーム向けCPUとして初めての8コアを採用。最大動作クロックが5GHzに突入した。

core i7とcore i5のゲームにおける違いは?

ざっくり言うと、core i7とcore i5では搭載しているGPUによってはゲームにおける違いはあまり感じません。

なのでゲーム用途だけ絞ればcore i5+ミドルレンジ(例:GTX1060)などの組み合わせはコスパに優れています。

ただ、最近のゲームはマルチコアに対応している場合も多いですし、動作クロックが高いのでCore i7の方がおすすめです。

ミドルレンジの場合にはGPUボトルネックが出る

先にGPU(グラフィックボード)の性能の限界が来てしまう場合にはCore i7を搭載していてもCore i5と同じフレームレートしか出ないという場合もあります。

ただ、GPUボトルネックが発生しないような場合にCPUの性能が出てくる傾向はあります。

例として画質設定を最大まで高めた状態でのゲームプレイではCPU性能の差を感じにくい傾向にあり、画質設定を下げた状態でのゲームプレイではCPU性能の差を感じやすいです。

なので普通に遊ぶ分には気にしなくても、FPS値を稼ぐ為に低画質でとにかくフレームレートを稼ぎたいという場面ではCPU性能が高い方がかなり有利に働く傾向があります。

よくプロゲーマーの方のセッティングを見ると出来るだけ設定を下げてフレームレートを確保するセッティングをしています。

ゲーム内の設定に加えてNVIDIAの3D設定からも出来るだけフレームレートを上げるセッティングをしています。

こういうようなセッティングの場合にはCPU性能の高さが重要になります。Core i5とCore i7とでは伸びが違くなるゲームが多いです。

また、性能が高いグラフィックボードを使っている場合には性能を引き出して上げる為にCPU性能もそれに合わせて上げていくのがバランスが取れた構成になります。

例えばRTX2080TiにCore i3を組み合わせた場合には性能が発揮出来ないのでもったい可能性があります。

逆にGTX1050とCore i9-9900Kを組み合わせた場合には性能は引き出せますが、Core i5でも十分引き出せるのでCore i5でも良いという具合になります。

その中間層の決め方に関しては基本的にはCore i7を選ぶと性能は引き出せるので性能の高いCPUとグラフィックボードの組み合わせはおすすめになります。

Core i7-9700KとRyzen 7 2700のゲーム性能をベンチマーク比較

こちらの記事で実際に性能差を比較していますので参考にしてみて下さい。

CPU性能の目安一覧

Cinebench R15

CPUcb マルチcb シングル
Intel Core i9 9900K
2063
216
Intel Core i7 9700K
1528
210
Ryzen 7 2700
1538
160
Intel Core i7 8700
1414
195
Ryzen 5 2600
1236
159

CGレンダリング処理をスコア化するテストがCinebenchです。マルチコアとシングルコアの性能を比較する為に用いるテストになります。

Cinebench R15はCPUの性能がストレートに出やすいベンチマークテストです。

現状のおすすめとしては価格をそこまで考慮しない場合にはシングルスレッドの性能が高いのでCore i7-9700Kがゲーム用途としては人気です。

実況やる方や将来のグラボ交換を視野に入れているのであればCore i9 9900Kもおすすめです。

コスパ重視ならRyzen 5やCore i5 9400Fでも搭載されるグラフィックボードがミドルレンジの場合にはOKだと思います。価格をグッと抑える事が可能です。

グラボ交換するならCPU性能が高い方がおすすめ

グラフィックボードの交換を視野に入れているのであればCPUの性能が高い製品がおすすめです。CPUを交換するとなるとほとんどの方は買い替えます。

色々規格も変わっていますし、総取っ替えになってしまうのでゲーミングPCを買う→2~3年後にグラフィックボードの交換をする→スペックに不満が出たらゲーミングPCを買うというサイクルが1番お得にゲーミングPCを買うコツです。

なのでグラフィックボードの交換を視野に入れているのであればCPU性能が高い製品がおすすめになります。CPUの性能が低いとグラフィックボードの交換をした際にボトルネックになってパフォーマンスが出ないという可能性があります。

なので出来るだけCPU性能は高い製品がおすすめです。具体的にはCore i7です。

ミドルからハイスペック辺りを想定しています。ハイエンドカードだと数年後にグラボ交換してもCPU性能的に100%引き出せない場合が多いと思うので理解していればOKですが、買い替えというのも現実的になります。

まとめ

CPUは性能が高いとその分冷却対策も場合によっては必要になるのですが、性能が高いという事は作業を快適にさせてくれる恩恵があるので性能の高い製品がおすすめです。

様々なゲームでCPU性能は関わってきます。実況や配信でもCPU性能は高い方がおすすめです。Core i5でコスパを重視するのもOKですがフレームレートで伸び悩む場合もあるのでそこは注意が必要です。

ゲーミングPC選びはCPU、グラボ、メモリ、ストレージが超重要項目です。これらのパーツを把握して賢くゲーミングPCを選びましょう。

おすすめピックアップ記事