ゲーミングPCのCPUの選び方

公開日: : 最終更新日:2018/08/17

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CPUはPCの中でもゲームの快適性に直結するパーツです。

その他にも様々な処理に関してCPUの処理能力が高いと作業が快適に行えます。

CPUはIntel社と、AMD社がそれぞれ出しています。

IntelとAMDのCPUの特徴

Intel社

安定と信頼のインテル

インテルは世界第一のCPUメーカーです。CMでもよく『インテル入ってる』的なCMをやっているので知っている人は多いと思いますが、インテルのCPUの特徴として高い処理能力と消費エネルギーの少なさという省エネ設計になっています。つまり、高パフォーマンスなんだけど電力消費が激しくないので凄くエコです。安心と信頼というのがピッタリな会社です。とりあえずパソコン初心者の人はインテルのCPUを選んでおけば間違いないです。

AMD社

低価格と内臓グラフィックが高い

AMD社のCPUの特徴はインテルと比べると低価格である事に加えて内蔵グラフィックの処理能力が高いのでグラフィックボード無しで遊べるゲームもあります。

インテルのCPUの解説

スペックの読み取り方

Core i7 5820Kを例として見てみます。

Core i7 5820K(Haswell E):先頭のCore i7はブランド名です。5820Kが型番で、厳密にいうと5820とKに分かれるのですがこの数字が大きいほど基本的に性能がいいです。

クロック周波数 3.3GHz(最大3.6GHZ):一秒間に発信する回数です。この数字が高い程基本的に性能がいい。

6コア12スレッド:コアとスレッドは多い程性能があがる。コアは物理的だけどスレッドは仮想な技術なのでコアの方が処理は速い。

キャッシュ8MB:キャッシュはCPUの記憶領域になります。 TDP140w:消費電力の目安だと思ってもらってOKです。正確に言うとフル稼働した時の最大放熱量。

そのCPUの性能が高いのか低いのかが名称と仕様が分かれば簡単に分かるようになります。

ブランド

ブランド名 内容
Core-i7 一般的に売られているインテルの高性能CPU
Core-i5 i7より性能が低いCPU
Core-i3 i5より性能が低いCPU
Celeron 一般的に売られているインテルの低性能CPU
Atom 低価格&低性能

HT:ハイパースレッディングの略で1 個 のプロセッサー・コアを 2 個あるかのように見立てることで、より多くの処理を同時に実行できるようにした技術

TB:ターボブーストの略で必要なときに動作周波数を引き上げて文字通りターボ状態にする事が可能な技術

ゲームパソコンを購入するに当ってはIntelの製品が多いと思うので、ここではIntelのCPUの解説になります。

基本的にゲーム用パソコンとなると最低でもCorei3以上が望ましいです。海外ゲームのグラフィック性能の要求値が高いゲームとなるとメーカーのスペックの記載にもよりますが最低でもCorei5以上になるシーンが多いです。なのでCore i7を選ぶのが一番無難という事になります。

Coreiシリーズの世代

発売年 世代 コードネーム
2009年 第一世代 Nehalem
2011年 第二世代 Sandy Bridge
2012年 第三世代 Ivy Bridge
2013年 第四世代 Hasewell
2015年 第五世代 Broadwell
2015年 第六世代 Skylake
2017年 第七世代 Kaby Lake
2017年 第八世代 Coffee Lake

他にもマイナーチェンジのHasewell-RefreshやハイエンドのHasewell-Eなどもあります。

core i7とcore i5のゲームにおける違いは?

ざっくり言うと、core i7とcore i5ではゲームにおける違いはあまり感じません。

ベンチマークの通りにスコアが上がったからと言っても体感出来るレベルで変化があるようには正直感じません。なのでゲーム用途だけ絞ればcore i5でも十分プレイする事は可能です。

ただ、core i7の方が余力があるので一概にcore i5で十分とはいえませんが、現状出ているゲームをプレイするのであれば十分で、先を見据えるならcore i7と言えます。

なぜこうなるのか

先にGPU(グラフィックボード)の性能の限界値が来てしまうからです。逆にGPUボトルネックが発生しないようなGPUに対して要求スペックが低い場合にCPUの性能が出てきます。

なので普通に遊ぶ分には気にしなくても、FPS値を低画質でとにかくフレームレートを稼ぎたいという場面ではCPU性能が高い方がかなり有利に働く傾向があります。

性能高いグラフィックボードを使っている場合にはCPU性能もそれに合わせて上げていくのがバランスが取れた構成になります。例えばGTX1080TiにCore i3を組み合わせた場合には性能が発揮出来ないのでもったい可能性があります。

逆にGTX1050とCore i7-8700Kを組み合わせた場合には性能は引き出せますが、Core i5でも十分引き出せるのでCore i5でも良いという具合になります。

その中間層の決め方に関しては基本的にはCore i7を選ぶと性能は引き出せるので性能の高いCPUとグラフィックボードの組み合わせはおすすめになります。

K付きの違いは?

具体的にCore i7-8700とCore i7-8700Kを比較してみます。

スペック Core i7-8700 Core i7-8700K
コア数 6 6
スレッド数 12 12
クロック周波数 3.2GHz 3.7GHz
最大周波数(TB) 4.6GHz 4.7GHz
TDP 65W 95W
Core i7-8700 Core i7-8700K

定格のクロック数が違うのと最大動作クロック周波数が違います。Cinebenchでベンチマークを取ってますが数値的にはほとんど変わらないです。

大きな違いはオーバークロックが出来るか出来ないかです。性能で言えばCore i7-8700Kの方が上ですがコスパで言えばCore i7-8700がおすすめです。

基本的にはCore i7-8700が無難になります。オーバークロックをやるのは自作の方やパソコンの事が本当に好きな方なので一般的には全て自己責任になってしまうオーバークロックに手を出す人はリスクを考えると少ないと言えます。

ただ出来るのと出来ないのとでは違うという見方も出来るのでもしかしたらやるかもという方はCore i7-8700Kを選ばれるのをおすすめします。性能も高いので性能の高いCPUを使いたいという方にはCore i7-8700Kを選ばるというのもおすすめです。温度が高い傾向にあるのでCPUクーラーとグリスのカスタマイズは推奨になります。

オーバークロックをやる場合には対応マザーボードも必要になります。具体的にはZ370です。製品寿命が短くなる可能性があるのと、CPU負荷が非常に高くなるので水冷のCPUクーラーやよく冷えるグリスが必要など初心者の方にはおすすめはしないです。

CPU V-Ray Benchmark スコア比較
Core i7-8700K
91秒
Core i7-8700(H370)
103秒
Core i7-8700(B360)
109秒
Core i5-8500
136秒

Cinebenchでは大差が無いですが、V-Rayのベンチマークだと差があります。オーバークロックをしなくてもCore i7-8700Kの方が性能はやっぱり上ですね。ただ6コア12スレッドの恩恵という意味のコスパで考えるのであればCore i7-8700のコスパは高いでしょう。

性能を求めるのであればCore i7-8700Kがおすすめです。

マザーボードとCPUの関係性の話についてはこちらの記事で解説しています。

まとめ

CPUは性能が高いとその分冷却対策も必要になるのですが、性能が高いという事は作業を快適にさせてくれる恩恵があるので性能の高い製品がおすすめです。

様々なゲームでCPU性能は関わってきます。実況や配信でもCPU性能は高い方がおすすめです。Core i5でコスパを重視するのもOKですがフレームレートで伸び悩む場合もあるのでそこは注意が必要です。

ゲーミングPC選びはCPU、グラボ、メモリ、ストレージが超重要項目です。これらのパーツを把握して賢くゲーミングPCを選ぼう!

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