パーツの選び方

ゲーミングPCのCPUの選び方

CPUはPCの中でもゲームの快適性に直結するパーツです。

その他にも様々な処理に関してCPUの処理能力が高いと作業が快適に行えます。

CPUはIntel社と、AMD社がそれぞれ出しています。

IntelとAMDの現状

Intel社

ゲームに強いインテル

インテルはCMでもよく『インテル入ってる』的なCMを放送しているので知っている人は多いと思います。マルチスレッド性能では第三世代Ryzenに価格帯で考えた場合には引き離されていますが、ベンチマーク結果からゲームでは第9世代インテルCPUに強みがあります。

AMD社

第3世代Ryzen発売で猛攻

2019年7月に第3世代Ryzenが発売されました。メインストリーム向けCPUで16コアの『Ryzen 9 3950X』が登場するなどハイエンドデスクトップ向けCPUではAMDのシェアが高まっています。

CPUのスペックや性能の読み取り方の解説

スペックの読み取り方

Core i7 5820Kを例として見てみます。

Core i7 5820K(Haswell E):先頭のCore i7はブランド名です。5820Kが型番で、厳密にいうと5820とKに分かれるのですがこの数字が大きいほど基本的に性能がいいです。

  • クロック周波数 3.3GHz(最大3.6GHZ):一秒間に発信する回数です。この数字が高い程基本的に性能がいい。
  • 6コア12スレッド:コアとスレッドは多い程性能があがる。コアは物理的だけどスレッドは仮想な技術なのでコアの方が処理は速い。
  • キャッシュ8MB:キャッシュはCPUの記憶領域になります。
  • TDP140W:消費電力の目安だと思ってもらってOKです。正確に言うとフル稼働した時の最大放熱量。

そのCPUの性能が高いのか低いのかが名称と仕様が分かれば簡単に分かるようになります。

ブランド

ブランド名内容
Core-i7一般的に売られているインテルの高性能CPU
Core-i5i7より性能が低いCPU
Core-i3i5より性能が低いCPU
Celeron一般的に売られているインテルの低性能CPU
Atom低価格&低性能

HT:ハイパースレッディングの略で1 個 のプロセッサー・コアを 2 個あるかのように見立てることで、より多くの処理を同時に実行できるようにした技術

TB:ターボブーストの略で必要なときに動作周波数を引き上げて文字通りターボ状態にする事が可能な技術

ゲームパソコンを購入するに当ってはIntelの製品が多いと思うので、ここではIntelのCPUの解説になります。

基本的にゲーム用パソコンとなると最低でもCorei3以上が望ましいです。海外ゲームのグラフィック性能の要求値が高いゲームとなるとメーカーのスペックの記載にもよりますが最低でもCorei5以上になるシーンが多いです。

予算を削りたいなどの要望がある方はミドルクラスでCPUがCore i5やRyzen5といった製品を選ぶとコストを抑える事が可能ですが、ゲームとなるとCPUも重要になる場合も多いのでCore i7を選ぶのが一番無難ではあります。

Coreiシリーズの世代

発売年世代コードネーム
2009年第1世代Nehalem
2011年第2世代Sandy Bridge
2012年第3世代Ivy Bridge
2013年第4世代Hasewell
2015年第5世代Broadwell
2015年第6世代Skylake
2017年第7世代Kaby Lake
2017年第8世代Coffee Lake
2018年第9世代Coffee Lake Refresh-S

2007年から10年続いた4コア時代が終焉を迎え、メニーコア時代の幕開けが昨今のCPUトレンドです。

Intelの第9世代の特徴としては、メインストリーム向けCPUとして初めての8コアを採用。最大動作クロックが5GHzに突入した。

core i7とcore i5のゲームにおける違いは?

ざっくり言うと、core i7とcore i5では搭載しているGPUによってはゲームにおける違いはあまり感じません。

なのでゲーム用途だけ絞ればcore i5やRyzen 5+ミドルレンジ(例:GTX1660)などの組み合わせはコスパに優れています。

ただ、最近のゲームはマルチコアに対応している場合も多いですし、動作クロックが高いのでCore i7等の方がおすすめです。

ミドルレンジの場合にはGPUボトルネックが出る

先にGPU(グラフィックボード)の性能の限界が来てしまう場合にはCore i7を搭載していてもCore i5と同じ程度のフレームレートしか出ないという場合もあります。

ただ、GPUボトルネックが発生しないような場合にCPUの性能が出てくる傾向はあります。

例として画質設定を最大まで高めた状態でのゲームプレイではCPU性能の差を感じにくい傾向にあり、画質設定を下げた状態でのゲームプレイではCPU性能の差を感じやすいです。

なので普通に遊ぶ分には気にしなくても、FPS値を稼ぐ為に低画質でとにかくフレームレートを稼ぎたいという場面ではCPU性能が高い方がかなり有利に働く傾向があります。

よくプロゲーマーの方のセッティングを見ると出来るだけ設定を下げてフレームレートを確保するセッティングをしています。

ゲーム内の設定に加えてNVIDIAの3D設定からも出来るだけフレームレートを上げるセッティングをしています。

こういうようなセッティングの場合にはCPU性能の高さが重要になります。Core i5とCore i7とでは伸びが違くなるゲームが多いです。

また、性能が高いグラフィックボードを使っている場合には性能を引き出す為にCPU性能もそれに合わせて上げていくのがバランスが取れた構成になります。

例えばRTX2080TiにCore i3を組み合わせた場合には性能が発揮出来ないのでもったい可能性があります。

逆にGTX1650とCore i9-9900Kを組み合わせた場合には性能は引き出せますが、Core i5等でも十分引き出せるのでCore i5でも良いという具合になります。

その中間層の決め方に関しては基本的にはCore i7を選ぶと性能は引き出せるので性能の高いCPUとグラフィックボードの組み合わせはおすすめになります。

インテルとAMDならゲームではどう?

こちらの記事で実際に性能差を比較していますので参考にしてみて下さい。第3世代Ryzenはゲームでもかなり良いのでRyzenで選ぶなら第三世代はおすすめです。

Core i7-9700KとRyzen 7 3700Xで比較するとゲームではCore i7-9700Kの方が高いフレームレートは出ます。マルチスレッド性能ではRyzen 7 3700Xの方が強いです。

クリエイティブな作業メインなら第3世代Ryzen、ゲームメインならインテル第9世代がおすすめです。

グラボ交換するならCPU性能が高い方がおすすめ

グラフィックボードの交換を視野に入れているのであればCPUの性能が高い製品がおすすめです。CPUを交換するとなるとほとんどの方は買い替えます。

色々規格も変わっていますし、総取っ替えになってしまうのでゲーミングPCを買う→2~3年後にグラフィックボードの交換をする→スペックに不満が出たらゲーミングPCを買うというサイクルが1番お得にゲーミングPCを買うコツです。

なのでグラフィックボードの交換を視野に入れているのであればCPU性能が高い製品がおすすめになります。CPUの性能が低いとグラフィックボードの交換をした際にボトルネックになってパフォーマンスが出ないという可能性があります。

なので出来るだけCPU性能は高い製品がおすすめです。具体的にはCore i7以上です。

ミドルからハイスペック辺りを想定しています。ハイエンドカードだと数年後にグラボ交換してもCPU性能的に100%引き出せない場合が多いと思うので理解していればOKですが、買い替えというのも現実的になります。

また、シューターゲームでフレームレートをとにかく稼ぎたいという用途の場合には最新CPUの方が比較するとフレームレートは出ますのでシューターゲームがメインという方で常に最高のパフォーマンスを求める方は買い替えというのも現実的になります。

まとめ

最新ゲームの推奨スペックを見てもシューターゲームに関しては最新高性能CPUを指定している場合もありますが、一般的な最新ゲームでは2~4世代前のCPUを指定していたりします。つまりCPUは問題無くてもグラボの方はネックになるケースが多いというのが実情です。

ゲームタイトル別推奨スペック早見表 このページでは、ゲーミングPCを購入する時に自分がプレイしたいタイトルのスペックを満たしているかどうか気になる方の為に早見表を作成し...

最新ゲームの推奨スペックについてはまとめています。気になる方はCPUの項目をチェックしてみて下さい。

まとめると、グラボ交換を視野に入れている方はできるだけ性能の高いCPU選びをする事で延命出来る可能性が高まります。

また、CPUは性能が高いとその分冷却対策も場合によっては必要になるのでCPUクーラーやグリスのカスタマイズも検討してみて下さい。

実況や配信でもCPU性能は高い方がおすすめです。Core i5でコスパを重視するのもOKですがフレームレートで伸び悩む場合もあるのでそこは注意が必要です。 

ゲーミングPC選びはCPU、グラボ、メモリ、ストレージが超重要項目です。これらのパーツを把握して賢くゲーミングPCを選びましょう。

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