ウルトラワイドモニターにおすすめのPCゲームをご紹介します。
ウルトラワイドモニターのメリットはゲームプレイでの臨場感の向上や、一度に視認出来る情報量が多くなるなどのメリットがあります。ウルトラワイドをこよなく愛するPCゲーマーも多いでしょう。
4K解像度は重いですが、ウルトラワイドなら何とかなるというタイトルもグンと増えるのでスペック面としても意外におすすめの液晶モニターです。
ウルトラワイドモニターを買ったら是非プレイして欲しいゲームをご紹介します。
ウルトラワイドモニターと相性が悪いタイトル
ウルトラワイドモニターでおすすめのゲームに入る前に、こんなゲームはおすすめ出来ないという部分をまずご紹介していきます。
- ウルトラワイドに対応していないゲーム
- 競技性やアクション性が極めて高いゲーム
- UIが対応していないゲーム
ウルトラワイドモニターのデメリットともなる部分なので、こういうゲームとは相性があまり良くないのだなという点を明確にして頂ければ幸いです。
ウルトラワイドに対応していないゲーム
ウルトラワイドに対応していないゲームは横に黒い帯が出ます。
ウルトラワイドに対応していないゲームをプレイするとプレイ出来ないのでは?と思われるかもしれませんが、ウルトラワイドモニターを使用しているからゲームがプレイ出来ないというタイトルは見た事が無いです。
もしそういうタイトルが存在していてもPCゲームなので、解像度を変更する事が出来ます。
ウィンドウモードのフルHD解像度で起動すれば16:9のモニターを使用しているのと変わらずプレイ可能です。
なので、プレイ出来ないという事はありませんが、ウルトラワイドモニターである事の恩恵は得られないので相性は良くないです。
MOD導入でウルトラワイド対応になるタイトルも
PCゲームではMODが使えるので、『ゲームタイトル+ultrawideや21:9』などと検索して情報が出てきたら導入する事が可能になります。
例えば、Detroit:Become Humanで解説しているので参考にしてみて下さい。
競技性が高いゲーム
競技性が高いゲームというと、『VALORANT』『Apex Legends』『Call of Dutyシリーズ』『フォートナイト』『PUBG』『Overwatch』などのeスポーツタイトルが該当します。
高フレームレートを出すという観点や、後述するUIの問題、臨場感が高すぎて酔いが出てしまう可能性があるなどのデメリットがあります。
競技性が高いゲームとウルトラワイドの相性は悪い訳ではありませんが、極端に良いとも言えないでしょう。
UIが対応していないゲーム
UIが対応していないと高解像度の場合には文字が小さくて見辛いです。しかし、アップデートでゲーム側が対応してくれる場合もあります。
例えば、シムズ4は高解像度にUIが対応していなかったのですが、2019年11月12日のアップデートでアクセシビリティという項目からUIスケールという項目が追加されました。
UIのサイズ調整機能があると、UIが小さくて見辛いという問題から開放されるので最高の機能です。
しかし、UIが対応していないゲームも存在しているので、UIが対応していないゲームはウルトラワイドモニターと相性が悪いタイトルと言えます。
これはウルトラワイドに限らず4K解像度含めた高解像度全般の問題と言えるでしょう。
しかし、最新タイトルや人気タイトルでは高解像度でもUIに対応したゲームが多いので、最新ゲームを中心にプレイされる方は安心してウルトラワイドモニターを導入しても良いでしょう。
UIが端に寄るゲームも人によってはマイナスに感じる可能性がある
例えばFPSゲームの場合には、残弾数の確認や、MAPで敵の位置を確認する際にUIが端に寄ってしまうと視線移動が増えます。
カジュアルにプレイするのであればそこまで重要な問題ではありませんが、長時間プレイすると疲れてしまうなどのデメリットがあります。
FPS / TPSゲームがメインの方は16:9のモニターを選択するのがおすすめです。
ウルトラワイドのUI位置補正があるゲームも存在する
ゲームタイトルによってはウルトラワイドを使用している時に位置補正が設定出来るタイトルがあります。
例えば、モンスターハンターライズのオプションでは中央や端にUIが寄るのを0~100までの任意の数値で設定する事が出来ます。
こういうタイトルの場合にはUI的な問題が無くなるのでウルトラワイドモニターの導入がおすすめになります。
- ドラクエ11S
- ペルソナ5 スクランブル
- 信長の野望シリーズ
- 三國志シリーズ
- ストリートファイターV
- 鉄拳7
ウルトラワイドに対応してないゲームは16:9のモニターが最適になります。
テイルズ オブ アライズやスカイリムはデフォルトだと対応していませんが、MODを導入すればウルトラワイドに対応するので、○寄りの△といった所でしょう。
ウルトラワイドモニターと相性が良いタイトル
続いてウルトラワイドモニターと相性が抜群に良い、このゲームをプレイするならウルトラワイドモニターが最適解と言えるタイトルの要素をご紹介します。
- ウルトラワイドに対応しているゲーム
- グラフィックスが良いゲーム
ウルトラワイドに対応しているゲーム
アクション、FPSなどの大作ゲームではウルトラワイドモニターに対応しているゲームが多いです。
ウルトラワイドモニターは横に広いので映画館のような迫力のある映像を体験出来るメリットがあります。
これはウルトラワイドモニターでしか体験できないので、他では体験する事が出来ないという点で大きなメリットになります。
グラフィックスが良いゲーム
グラフィックスが良いゲームはウルトラワイドモニターと相性が極めて良いです。
ウルトラワイドモニターは情報量が増えるのがメリットなので、綺麗な映像で臨場感溢れる体験が出来るというメリットがあります。
最高のゲーム体験を望むハイエンドゲーマーの方には一度試して頂きたいのがウルトラワイドモニターです。
4K解像度との違いは?
高グラフィックスという観点で言うと、4K解像度とウルトラワイドの違いは?という部分が気になる方もいると思います。
- 導入コストが下がる
- PCデスクの上に置きやすい
- PCに最適化されたモニターが販売されている
4K解像度と比べるとウルトラワイドモニターの解像度にも依存しますが、PCスペックが緩やかになるコスト面のメリットがあります。
大画面でゲームをしたいと考えた時に、4K大画面を設置するよりはPCデスクの上に置きやすい&快適な作業環境が整うのがウルトラワイドモニターのメリットです。
更に、クリエイティブなPC作業で便利な作業領域の広さ、広色域に対応しているモニター、NVIDIA G-Sync対応などのモニターが販売されているので、PCゲームやPC作業に最適化されたモニターを導入出来る利点があります。
- 超大作オープンワールドゲーム
- 超大作アクションゲーム
- 海外のシミュレーションゲーム
- レースゲーム
- シミュレーター
最新超大作ゲームは基本的にウルトラワイドに対応しているのでおすすめです。
ウルトラワイドにおすすめのジャンルで言うとオープンワールドやアクション、レース、シミュレーション、シミュレーターがおすすめのジャンルです。
ウルトラワイドでおすすめのゲーム
ウルトラワイドモニターを買ったら是非プレイして欲しいおすすめのゲームをご紹介します。
今回使用したモニターは『3840×1600』解像度のウルトラワイドモニターになります。
Euro Truck Simulator 2
まずは景観が素晴らしいEuro Truck Simulator 2をご紹介します。景観重視のゲームとウルトラワイドの相性は良いです。
Euro Truck Simulator 2は、ウルトラワイドに対応しており、3840×1600解像度にも対応しているタイトルです。
だらだらやってしまうEuro Truck Simulator 2とウルトラワイドを組み合わせてヨーロッパの街を駆け巡れるのは最高です。
疲れた時にプレイするとなぜかかなり癒やされるので、日頃ストレスが溜まっているという方は是非プレイしてみて下さい。
Euro Truck Simulator 2(Steamストアページ)
Cities: Skylines
街づくりシミュレーションゲームの決定版Cities: Skylines。解像度は3440×1440の21:9に対応しています。
ゲーム自体面白いですが、ウルトラワイドだとかなり広々する印象です。街作りがさらに楽しめると思います。
『うわっ!広い!』と思わず言ってしまいました。UIに関しても文字が小さくないのでウルトラワイドに特におすすめのゲームタイトルです。
Cities: Skylines II
Cities: Skylinesの続編「Cities: Skylines II」も、もちろんウルトラワイドに対応しています。こちらは確認した限り3840×1600解像度にも対応しています。
スパイダーマンリマスター
スパイダーマン リマスターは、21:9のウルトラワイドの他にも32:9のスーパーウルトラワイドにも対応しています。NVIDIA DLSS 3やレイトレーシングにも対応しています。
圧倒的な疾走感で街中を飛び回れるスパイダーマンとウルトラワイドの相性は極めて良いです。
Horizon Forbidden West
Horizon Forbidden Westは、スパイダーマンと同じく21:9のウルトラワイドの他にも32:9のスーパーウルトラワイドに対応しています。NVIDIA DLSS 3やNVIDIA DLAA/NVIDIA Reflexにも対応しています。
FF15
グラフィックスが美麗なファイナルファンタジー15は、3840×1600解像度にも対応しています。
FF15をウルトラワイドでプレイすると空気感が凄く伝わってくる感じになるので、ファイナルファンタジー15の世界をゆったり散歩してみるのもおすすめです。
FF15は美麗な景観がてんこ盛りなのでANSERと合わせてスクリーンショットを撮りにあちこち散策してみるというプレイも面白いかもしれません。
FF14
MMORPG『ファイナルファンタジー14』は、16:9のモニターでプレイしても楽しいと思いますがウルトラワイドにも最適なタイトルです。
FF14は、UIサイズの変更に対応しており、UIレイアウトの変更にも対応しているのでウルトラワイドでプレイしても快適です。
更に、UIのレイアウトの位置を任意で決める事が出来ます。自分が使いやすいように配置出来るので、FF14はあらゆる液晶モニターに対応していると言えるでしょう。
MMORPGの場合には攻略情報を見ながらプレイする事も多いと思います。ウルトラワイドなら以下のようにインターネットブラウザ表示させつつ、ウィンドウモードでゲームを起動させて同時にゲームを進めていく事が可能です。
2画面のデュアルモニターでも同様の事が可能になるのですが、一画面でウルトラワイドなら行う事が可能です。
ドラゴンズドグマ2
ドラゴンズドグマ2はウルトラワイド対応です。3840×1600解像度にも対応し、UIも中央に寄っているので非常にプレイしやすいタイトルです。
モンスターハンターワールド
モンハンワールドはウルトラワイドモニター対応です。3840×1600解像度にも対応しています。
先述の通りモンハンライズではUIの位置調整が可能です。ワールドでは存在していないので出来ませんが、グラフィックスの美麗さという観点からワールドもおすすめです。
バイオハザード ヴィレッジ
バイオハザード ヴィレッジ(バイオ8)は、サバイバルホラーの金字塔バイオハザードシリーズの最新作です。一人称視点がバイオ7から採用されていますが、バイオ8からウルトラワイド対応になっています。
また、リメイク作品でもウルトラワイドに対応しています。バイオハザード RE:2、RE:3、RE:4はウルトラワイド対応になります。
アーマード・コア6
アーマード・コア6は、数百種類のパーツを組み替えて自分だけのオリジナルメカ「アーマード・コア」を操る本格メカカスタマイズアクションゲームです。
高速で移動出来るアクション性の高いゲームなので、ウルトラワイドでプレイすると没入感が凄いです。
Planet Coaster
テーマパークが自分で作れる人気のシミュレーションゲーム「Planet Coaster」。
自分でジェットコースターを作れるので主観視点で乗った時が最高に楽しいゲームです。
ウルトラワイドモニターだと、更に臨場感を増した主観視点での体験が出来ます。
「Planet Coaster」は、3840×1600解像度に対応しています。UIのスケーリングにも対応したタイトルなのでウルトラワイドモニターと相性が良いです。
Minecraft
世界的大人気ゲーム「Minecraft」はウルトラワイドに対応しています。
大規模建築などを作成してより広大な領域で楽しむ事も出来るので、ウルトラワイドにもおすすめのタイトルです。
UIに関しては全く小さくないです。ウルトラワイドモニターでも快適に楽しめます。
Subnautica
サブノーティカはウルトラワイドに対応。3840×1600解像度にも対応しています。
海中に潜れるサブノーティカとウルトラワイドの相性は抜群です。
ライダーズ リパブリック
ライダーズ リパブリックはエクストリームスポーツが体感出来るオープンワールドアクションゲームです。
主観視点に切り替える事が出来るので、スピード感や臨場感が高いです。
STEEPの時もウルトラワイドモニターと相性が非常に良いと感じていたのですが、ライダーズ リパブリックも没入感が高くなるのでウルトラワイドモニターでプレイしたくなるタイトルです。
Tetris Effect: Connected
「Tetris Effect: Connected(テトリス エフェクト・コネクテッド)」は、美しい映像と心地よい音楽を融合した新感覚テトリスです。
テトリスは没頭状態になるまでの速度が非常に速いゲームです。なので、疲れた時や作業が行き詰まった時などに短時間のリフレッシュゲームとしておすすめです。3840×1600解像度にも対応しています。
Tetris Effect: Connectedストアページ
みんなのA列車で行こうPC
みんなのA列車で行こうPCは、ニンテンドー3DS版をベースにリファインした作品で、ノートPCでも遊べるがコンセプトの低スペックでも楽しめるタイトルになります。動作が非常に軽いのが特徴的です。
UIサイズの倍率オプションがあるのでウルトラワイドでも4K解像度でも楽しむ事が出来ます。ウルトラワイドではかなり広々した街を眺める事が可能です。
Microsoft Flight Simulator
超弩級のグラフィックで航空機を操縦出来る『Microsoft Flight Simulator』。ウルトラワイドモニター対応で、3840×1600解像度にも対応しています。
信じられないほどのリアルなグラフィックスで世界中を飛び回れるフライトシミュレーターとウルトラワイドモニターの相性は極めて良いです。
アサシンクリードシリーズ
大作オープンワールドゲームは基本的にウルトラワイド対応しているので、ウルトラワイドモニターでプレイするのがおすすめのジャンルです。
その中でも個人的には特にアサシンクリードシリーズはおすすめです。
アサシンクリードシリーズは、歴史の影で暗躍したアサシンの物語を描く人気シリーズです。アメリカ独立戦争や産業革命、紀元前の古代ギリシアなど歴史旅が出来る点が魅力のタイトルです。
Microsoft Flight Simulatorが今の世界を航空機で見る事が出来るとしたら、アサシンクリードシリーズは過去の世界を驚異的な作り込みで再現したゲームと言えると思います。
美しいグラフィックスで没入感のある映像体験が出来るのがウルトラワイドモニターのメリットです。
Forza Horizon 5
Forza Horizon 5はレースレースゲームなので特にウルトラワイドモニターと相性が良いタイトルです。3840×1600解像度にも対応しています。
高グラフィックスのゲームタイトルでもあるので、ウルトラワイドモニターが最適解と言えるほどに相性が抜群です。
レースゲームはトリプルモニターやVRとも相性が抜群ですが、マルチモニターだとベゼルがある点がデメリットです。
VRの場合には長時間のプレイだとVR機器を装着しないといけないので疲れてしまうというデメリットがあります。
その点ウルトラワイドモニターは、最も常用しやすい環境を構築出来るという点でレースゲームにおいては多くの方にとって最適解になる可能性が高いです。
まとめ
ウルトラワイドで相性の良いタイトルと相性が悪いタイトル。そしておすすめのウルトラワイド対応のゲームをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ウルトラワイドモニターに対応していないゲームもあるので、一概にウルトラワイドが至高ともならないのですが、対応タイトルの場合には最適解になる可能性を秘めているのがウルトラワイドモニターです。
ウルトラワイドモニターは横に長いので一度使うと病みつきになる魅力があります。興味のある方はウルトラワイドにおすすめのゲームをプレイしてみて下さい。