『Horizon Forbidden West Complete Edition』は、オープンワールド型のアクションRPGです。『Horizon Forbidden West』は2022年にプレイステーション5で発売されたタイトル。
ゲーム本編と拡張コンテンツ『焦熱の海辺』や追加コンテンツ、特典を含んだ完全版となっています。
PC版『Horizon Forbidden West Complete Edition』の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCの紹介をしていきます。
PC版『Horizon Forbidden West Complete Edition』の特徴
- フレームレートのアンロックに対応
- 21:9のウルトラワイド or 32:9のスーパーウルトラワイドに対応
- 48:9のトリプルモニターに対応
- 美麗な映像を実現するNVIDIA DLAA対応
- 遅延を削減するNVIDIA Reflex対応
- NVIDIA DLSS 3(フレーム生成)対応
NVIDIA DLAAやNVIDIA Reflex、NVIDIA DLSS 3についてはゲーミングPCのグラフィックスボードの選び方の中で書いているので参考にしてみて下さい。
PC版『Horizon Forbidden West Complete Edition』の推奨スペック
PC版の『Horizon Forbidden West Complete Edition』では詳細なスペック情報が記載されています。
「起動できるレベル」「快適に動作が出来るレベル」「4K解像度の最高画質で快適に楽しめるレベル」まで公開されているので一つずつじっくり見ていきましょう。
必要スペック
必要スペック | |
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プリセット | Very Low |
AVG Performance | 720P @ 30 FPS |
OS | Windows 10 64-bit (version 1909 or higher) |
CPU | Intel Core i3-8100 or AMD Ryzen 3 1300X |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB or AMD Radeon RX 5500XT 4GB |
ストレージ | 150GB SSD space |
参考情報:プレイステーション公式ブログ
最低限の『Horizon Forbidden West Complete Edition』が遊べる要求スペックは「GTX 1650」「RX 5500XT」が記載されているので、グラフィックスボードが最低限搭載されたゲーミングPCが必要になります。
設定画質は最低でHD画質の30fpsで遊べるスペックになります。
推奨スペック
推奨スペック | |
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プリセット | Medium |
AVG Performance | 1080P @ 60 FPS |
OS | Windows 10 64-bit (version 1909 or higher) |
CPU | Intel Core i5-8600 or AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 or AMD Radeon RX 5700 |
ストレージ | 150GB SSD space |
ゲームが快適に動作する指標のようなものが推奨スペックと呼ばれます。
「RTX 3060」「 Radeon RX 5700」以上を搭載したゲーミングPCなら中画質でフルHD/60FPS動作が可能です。
これからゲーミングPCを購入される方はこちらのスペックを満たした製品をおすすめします。
このレベルなら他のゲームも一部の高グラフィックを要求するゲームでない限りは基本的には動作環境を満たすのでおすすめです。
WQHD解像度の推奨スペック
WQHD推奨スペック | |
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プリセット | High |
AVG Performance | 1440P @ 60fps / 4K @ 30 FPS |
OS | Windows 10 64-bit (version 1909 or higher) |
CPU | Intel Core i7-9700 or AMD Ryzen 7 3700X |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3070 or AMD Radeon RX 6800 |
ストレージ | 150GB SSD space |
WQHD解像度はフルHDよりもワンランク上の高解像度になります。実際に見ると4Kは凄いですが、WQHD解像度も24~27インチのサイズ感だと美麗な映像でゲームが楽しめます。
WQHD解像度の高設定では「RTX 3070」「Radeon RX 6800」以上を搭載したゲーミングPCなら高画質でWQHD/60FPS動作が可能です。
4K解像度の推奨スペック
4K推奨スペック | |
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プリセット | Very High |
AVG Performance | 4K @ 60 FPS |
OS | Windows 10 64-bit (version 1909 or higher) |
CPU | Intel Core i7-11700 or AMD Ryzen 7 5700X |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4080 or AMD Radeon RX 7900XT |
ストレージ | 150GB SSD space |
4K解像度は、非常に高精細な画質という特徴があります。解像度が高いとより高精細な画質になります。しかし、要求されるスペックが非常に高いです。
『Horizon Forbidden West Complete Edition』では「NVIDIA GeForce RTX 4080」「AMD Radeon RX 7900XT」搭載ゲーミングPCで、4K最高画質/60FPS動作が可能です。
アップスケーリング比較
Horizon Forbidden Westのアップスケーリングは「NVIDIA DLSS」「AMD FSR2.2」「Intel Xe SS」「DLSSフレーム生成」に対応しています。アンチエイリアスでは「NVIDIA DLAA」「TAA」「SMAA」に対応。
以下の検証では「NVIDIA DLAA」と「NVIDIA DLAA+フレーム生成」、パフォーマンスが大幅に向上する「DLSSクオリティ+フレーム生成」の3つで比較しています。
画質比較
最高(非常に高い)
最低(非常に低い)
画質プリセットは「非常に高い」「高」「中」「低」「非常に低い」の5段階になります。PCスペックに合わせて細かく調整する事が可能になっています。
アップスケーリングの画質も4K解像度で比較しました。気になる方はチェックしてみて下さい。
解像度の違いや内部の画質設定の違いはほとんどの方が一目で分かるポイントですが、アップスケーリングの画質の違いは分からない方が多いと思います。
個人的には拡大しない限り違いが分かりませんでした。周りでも確認してもらいましたが、違いが分からないと答える方のみの結果でした。
ただ、スクリーンショット撮影を考えている方は、NVIDIA DLAAの方が拡大して見てみると少し鮮明な映像になっているので「NVIDIA DLAA」運用がおすすめになります。
普通にゲームをプレイするならパフォーマンスが向上するNVIDIA DLSS運用がおすすめです。
グラボ別FPS比較
PCではフレームレート(fps)を計測する事ができます。
実際に私物のグラフィックスボードを使用し、『Horizon Forbidden West Complete Edition』の平均fpsを計測しました。60fps以上出ていると滑らかに動いて快適に楽しめます。
フルHD
推奨スペックでは中画質でフルHD画質60FPS動作になっているのですが、最高画質ではRTX 4060 Ti以上がおすすめです。60fps以上で快適に楽しめます。
プリセット:非常に高い
テクスチャフィルタリング:異方性×16倍
画質設定は最高画質設定の「非常に高い」をベースに、テクスチャフィルタリングの項目だけ異方性×16倍に変更しています。
WQHD
WQHDの最高画質ではRTX 4070以上がおすすめです。DLSSクオリティ+フレーム生成を有効にするとRTX 4060 Tiでも快適に動作していました。
4K
4K解像度の推奨スペックでは最高画質になっているのでRTX 4080で4K/60fpsで快適に楽しめます。
フレーム生成を有効にするとRTX 4070以上でも快適に楽しめます。
おすすめのゲーミングPC
『Horizon Forbidden West Complete Edition』におすすめのゲーミングPCをご紹介します。
GALLERIA RM5C-R46T
スペック | |
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CPU | Core i5-14400F |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「GALLERIA RM5C-R46T」は、コストパフォーマンスに優れるインテル第14世代CPU「Core i5-14400F」&重量級ゲームも快適に楽しめる「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。
NVIDIA DLAAやNVIDIA DLSS 3、NVIDIA Reflexに対応しているので『Horizon Forbidden West Complete Edition』が快適に楽しめるゲーミングPCです。
NEXTGEAR JG-A7G6T
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、CPUに「Ryzen 7 5700X」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4060 Ti」を搭載。
コスパ良く最新ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。
G-Tune DG-I7G7S
スペック | |
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CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 SUPER(12GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「G-Tune DG-I7G7S」は、高解像度でプレイしたい方にもおすすめのGeForce RTX 4070 SUPERを搭載した高性能ゲーミングPCです。
最新のインテル第14世代「Core i7-14700F」&メモリ32GBで快適に重量級ゲームを楽しめます。ケースはブラックとホワイトモデルの2色展開で、カスタマイズでLEDの色も選択可能です。
「G-Tune DG-I7G7S」はマウスコンピュータースタッフもおすすめするゲーミングPCです。
GALLERIA XA7C-R47TS
スペック | |
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CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XA7C-R47TS」は、CPUに性能重視モデル「Core i7-14700F」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 4070Ti SUPER」を採用。
FPS / TPSゲームを高fpsで楽しみたい方や、4K解像度でゲームを楽しみたい方にもおすすめのゲーミングPCです。
『Horizon Forbidden West Complete Edition』はNVIDIA DLSS 3に対応しているタイトルなので、4K解像度でも快適に楽しめます。
GALLERIA ZA7C-R48S
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700KF |
グラフィック | RTX 4080 SUPER(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA ZA7C-R48S」は、CPUに「Core i7-14700KF」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 4080」を採用。メモリは32GBで、ストレージは1TBの大容量NVMe SSDを搭載しています。
4K解像度の重量級ゲームを最高画質で快適に楽しみたい方におすすめです。