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はじめてゲームPC
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最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
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【2023年】FF15の推奨スペックとおすすめPCとベンチマーク

「ファイナルファンタジーXV」に待望のWindows版が登場。NVIDIAの技術協力の元PCゲームならではの美麗な画面でゲームを楽しむ事が出来る魅力がある本作は、PCゲーマーなら是非チェックしたい作品です。

目次

PC版FF15の特徴

PC版のメリットとしてはウルトラワイドの対応やNative4K対応などグラフィック関係の向上やNVIDIA DLSS対応です。

  • Native 4K(3840×2160)対応、最大8K(7680×4320)対応の超高精細な映像体験が可能
  • HDR10対応(HDR表示には、Windows10 Creators update以降のOSと対応するディスプレイが必要)
  • NVIDIAの技術的支援を受けて最新のグラフィック表現を実装
  • 無料、有料の全てのアップデート、DLCコンテンツ収録
  • FPS視点の収録
  • ルミナスエンジンはマルチコアCPU対応

推奨スペック

スクロールできます
必要動作環境推奨動作環境4K HDR 推奨環境
OSWindows 7 SP1
Windows 8.1
Windows 10(64bit)
Windows 7 SP1
Windows 8.1
Windows 10(64bit)
Windows 10(64bit)
CPUIntel Core i5-2500 (3.3GHz以上)
AMD FX-6100 (3.3GHz以上)
Intel Core i7-3770 (3.4GHz以上)
AMD FX-8350 (4.0GHz以上)
Intel Core i7-7700 (3.6GHz以上)
AMD Ryzen 5 1600X (3.6GHz以上)
メモリ8GB16GB
GPUNVIDIA GeForce GTX 760
NVIDIA GeForce GTX 1050
AMD Radeon R9 280
NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB
AMD Radeon RX 480
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti
解像度720p1080p4K(2160p)
HDD100GB以上155GB以上
Direct XDirectX 11
FF15の必要/推奨スペック

参考情報:FF15公式サイト

公式サイトに記載されているFF15の推奨環境のスペック表です。

CPU

マルチコア対応なのでしっかりとCPUを使ってくれています。

CPUに関しては推奨ではCore i7-3370 3.4GHz以上になります。4K解像度では Core i7-7700 3.6GHz以上が推奨とされています。

メモリ

フルHD最高設定だとメモリはゲーム開始時から既に8.7GBです。ちなみに4Kだと開始時で既に9.6GBでした。つまり最低レベルで16GB必要です。

8GB搭載モデルだとゲーム中に落ちてしまう場合もあったので、メモリは16GB搭載モデル以上を選びましょう。

グラフィックス

グラフィックボードは、「GTX 1060(ビデオメモリ6GB)」以上という事で、ある程度のグラボ性能は要求されます。現行モデルだと「GTX 1660」以上がおすすめになります。

4K解像度の場合には「GTX 1080 Ti」以上の環境が推奨となります。

ベンチマークで性能比較をしているのでそちらの項目も確認してみて下さい。

FF15のロード時間はSSDとHDDでどの程度変わる?

NVMe SSDSSDHDD
20.920.940.3
20.221.437.8
20.821.540.2
ストレージ別ロード時間比較

ハンマーヘッド~レスタルムをファストトラベルで移動し、3回計測した際のロード時間の比較になります。ゲームのインストール先としてはSSDがおすすめです。

ベンチマークソフトについて

自分のPCがどのくらいの性能なのかという点で重宝するベンチマークソフトが公式で用意されています。

スクロールできます
評価スコア説明
非常に快適12000~非常に快適に動作します。高フレームでの動作が可能で、よりリッチな表現のグラフィックス設定を行うことも可能です。
とても快適9000~11999とても快適な動作が見込めます。高フレームでの動作が可能で、より高品質のグラフィックス設定を行うことも可能です。
快適6000~8999快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。
やや快適4500~5999標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。
普通3000~4499標準的な動作が見込めます。
やや重い2500~2999ゲームプレイは可能ですが、部分的に動作が重くなります。グラフィック設定の調整をお勧めいたします。
重い2000~2499ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定や解像度の調整で改善される可能性があります。
動作困難0~1999動作に必要な性能を満たしていません。
FF14スコア別評価表

NVIDIAのSLIやAMDのCrossFireは非対応です。

グラフィック設定は3つのプリセットのみで、高品質、標準品質、軽量品質の中から選択します。

カスタムという項目を選択する事でNVIDIA DLSSを有効にした設定等も可能です。

NVIDIA DLSSは機械学習を活用した超解像技術です。フレームレートを向上させる効果があります。

  • 高品質:NVIDIAのGame Worksを積極的に盛り込んだ設定
  • 標準品質:推奨環境を想定した設定
  • 軽量品質:テクスチャや影の解像度などを下げた設定

12,000で非常に快適評価となりますが、6,000で快適評価となるので合格ラインでしょう。フレームレートを計測すると6,000で60FPSになりました。

FF15 ベンチマーク

実機でベンチマークテストを行いました。解像度別に掲載しているのでゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。

『デスクトップPC』1920×1080 高品質

フルHD高品質
UA9C-R49(RTX 4090)
22325
G-Tune XP-Z(RTX 4090)
22107
G-Tune EP-Z(RTX 4070Ti)
20080
ZA9C-R48(RTX 4080)
19561
ZA9R-68XT(RX 6800XT)
15997
PP-Z-3070Ti(RTX 3070Ti)
14008
PP-Z(RTX 3070)
13951
EP-A-3070Ti(RTX 3070Ti)
13511
ZA9C-R37(RTX 3070)
13323
XA7C-R37(RTX 3070)
12270
XA5R-67XT(RX 6700XT)
11438
Legion T550(RTX 3070)
11347
RM5C-R36T(RTX 3060Ti)
11263
HM-B-3060Ti-FGPC(RTX 3060Ti)
11241
XA7C-R36T(RTX 3060Ti)
10813
RM5C-R36(RTX 3060)
9154
EM-B-6600XT-AF(RX 6600 XT)
9108
HM-B-FGPC(RTX 3060)
9087
LAVIE Direct GX(RTX 3060)
8995
RM5R-R36(RTX 3060)
8680
HM-A-AL(RTX 3060)
8422
EM-B-FGPC(RTX 3050)
6764
XA7C-G60S(GTX 1660 SUPER)
6428
PM-B(GTX 1660)
5573
PL-B(GTX 1650 SUPER)
4895
GALLERIA DH(GTX 1650)
3889
PL-B-A380(Arc A380)
2943

フルHD高品質で快適評価になるので「GTX 1660 SUPER」「RTX 3050」以上がおすすめです。

フルHD快適評価グラフィックスボード
  • 快適:GTX 1660 SUPER / RTX 3050以上

『デスクトップPC』2560×1440 高品質

WQHD高品質
UA9C-R49(RTX 4090)
21577
G-Tune XP-Z(RTX 4090)
21338
ZA9C-R48(RTX 4080)
17819
G-Tune EP-Z(RTX 4070Ti)
15840
ZA9R-68XT(RX 6800XT)
12293
PP-Z-3070Ti(RTX 3070Ti)
10667
EP-A-3070Ti(RTX 3070Ti)
10487
PP-Z(RTX 3070)
10313
ZA9C-R37(RTX 3070)
9803
XA7C-R37(RTX 3070)
9642
Legion T550(RTX 3070)
9272
HM-B-3060Ti-FGPC(RTX 3060Ti)
8514
XA5R-67XT(RX 6700XT)
8459
RM5C-R36T(RTX 3060Ti)
8260
XA7C-R36T(RTX 3060Ti)
8195
RM5C-R36(RTX 3060)
6794
HM-B-FGPC(RTX 3060)
6749
LAVIE Direct GX(RTX 3060)
6554
HM-A-AL(RTX 3060)
6523
EM-B-6600XT-AF(RX 6600 XT)
6489
RM5R-R36(RTX 3060)
6466
EM-B-FGPC(RTX 3050)
4920
PM-B(GTX 1660)
4110

WQHD高品質で快適評価になるので「RTX 3060」以上がおすすめです。

WQHD快適評価グラフィックスボード
  • 快適:RTX 3060以上

『デスクトップPC』3840×2160 高品質

4K高品質
UA9C-R49(RTX 4090)
15474
G-Tune XP-Z(RTX 4090)
15455
ZA9C-R48(RTX 4080)
11165
G-Tune EP-Z(RTX 4070Ti)
8986
ZA9R-68XT(RX 6800XT)
7059
PP-Z-3070Ti(RTX 3070Ti)
6405
EP-A-3070Ti(RTX 3070Ti)
6283
PP-Z(RTX 3070)
5963
XA7C-R37(RTX 3070)
5842
Legion T550(RTX 3070)
5738
ZA9C-R37(RTX 3070)
5679

4K高品質は高い処理性能を持ったゲーミングPCが必要です。

評価的には「RTX 3070Ti」以上がおすすめですが、ビデオメモリの容量的な側面からは10GB以上のグラフィックスがおすすめになります。最新グラフィックスならRTX 4070以上がおすすめです。

4K快適評価グラフィックスボード
  • 快適:RTX 3070 Ti以上

『ノートPC』1920×1080 高品質

フルHD高品質
H5-LC(RTX 3070Ti)
11330
P6-I7G60BK-A(RTX 4060)
9940
H5(RTX 3070)
9551
E5-165(RTX 3060)
8393
P6-I7G50BK-A(RTX 4050)
8128
E5-165-R7(RTX 3060)
8080
XL7C-R36H(RTX 3060)
7654
Legion 570 Pro(RTX 3050Ti)
6252
RL5C-R35(RTX 3050)
5937
RL5C-R35T(RTX 3050Ti)
5314
E5(RTX 3050)
5115
UL7C-AA2(Arc A730M)
4202
G-Tune P5(GTX 1650)
3708

ノートPCの場合には「RTX 3060」以上のグラフィックスを搭載したモデルがおすすめです。

ノートPCの快適評価グラフィックスボード
  • 快適:RTX 3050Ti / RTX 3060以上

おすすめのゲーミングPC

GALLERIA RM5C-R36

GALLERIA RM5C-R36
スペック
CPUCore i5-13400F
グラフィックRTX 3060(12GB)
メモリ16GB
ストレージ500GB NVMe SSD
ケースミニタワー

「GALLERIA RM5C-R36」は、インテル第13世代CPU「Core i5-13400F」&「GeForce RTX 3060」を搭載。

RTX 3060を搭載しているので、重量級ゲームも楽しめます。最新技術のレイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応しています。

GALLERIA XA7C-R36T

GALLERIA XA7C-R36T
スペック
CPUCore i7-13700F
グラフィックRTX 3060 Ti(8GB)
メモリ16GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ケースミドルタワー

「GALLERIA XA7C-R36T」は、GALLERIAのミドルタワー型のゲーミングPCです。ガレリアの新筐体は正面部分がLEDで光り、斜めのコンソールパネルも使いやすいです。

グラフィックスは、高性能グラフィックス「RTX 3060 Ti」搭載で、重量級ゲームも快適に楽しめる性能が魅力的です。

G-Tune FZ-I7G7T

G-Tuneフルタワー
スペック
CPUCore i7-13700KF
グラフィックRTX 4070 Ti(12GB)
メモリ32GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ケースフルタワー

「G-Tune FZ-I7G7T」は、インテル第13世代CPU「Core i7-13700KF」&「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載。フルタワーなので極めて高い冷却性能が魅力的なモデルです。

FPS / TPSゲームを高fpsで楽しみたい方や、4K解像度でゲームを楽しみたい方にもおすすめのゲーミングPCです。

おすすめのゲーミングノートPC

G-Tune P6-I7G50BK-A

スペック
CPUCore i7-12650H
グラフィックRTX 4050(6GB)
メモリ16GB
ストレージ500GB NVMe SSD
液晶16型 1920×1200
WUXGA(165Hz)

「G-Tune P6-I7G50BK-A」は、最新グラフィックスRTX 40シリーズのエントリーモデル「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」搭載のゲーミングノートPCです。人気ゲームも快適にプレイ出来るゲーミングノートPCです。

G-Tune P6-I7G60BK-A

G-Tune P6-I7G60BK-A
スペック
CPUCore i7-13700H
グラフィックRTX 4060(8GB)
メモリ32GB
ストレージ1TB NVMe SSD
液晶16型 1920×1200
WUXGA(165Hz)

「G-Tune P6-I7G60BK-A」は、Core i7-13700H&DLSS3.0に対応した最新グラフィックス「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」搭載。最新ゲームを快適に楽しめる性能が魅力的です。

キーボードは、複数のキーの同時押しに対応したnキーロールオーバー対応キーボードを搭載。FPS/TPSゲームを快適に楽しみたい方にもおすすめのノートPCです。

グラフィックス設定について

プリセットは「最高、高、標準、低」とありますが、低設定だけは避けたいです。テクスチャが非常に貧弱なので出来れば標準設定以上が望ましいです。他の設定としてはTurf Effectsだけはオンにした方が個人的には良いと感じます。

以下の画像はTurf Effectsのオンとオフ、最高設定と最低設定の比較になっています。

Turf Effectsのオンとオフ
最高画質と最低画質比較

DLSSについて

NVIDIA DLSSを使用するにはNVIDIAのRTXグラフィックスボードが必須になります。

NVIDA DLSSとテンポラルAAの比較
DLSSテンポラルAA
66 fps49 fps
レスタルムでDLSSとテンポラルAAのfps比較

解像度は4Kで、最高設定+NVIDIAの設定を全てオンにした状態でレスタルムという町で特定のコースで計測しました。

通常のFF15で計測するとRTX 2080Tiの性能を持ってしても49fpsでした。しかし、DLSSを適用すると66fpsまでフレームレートが大幅にアップしています。

DLSSテンポラルAA
64 fps49 fps
ハンマーヘッドでDLSSとテンポラルAAのfps比較

ハンマーヘッドで同様の位置で計測しました。こちらもフレームレートが向上しています。

ちなみにNVIDIAの設定を全てオフにして4K最高設定でDLSSを有効にして計測するとどうなるのかというと、84 fpsでした。NVIDIAの設定を切ると更に快適にプレイが出来ます。

RTXグラフィックスボードはNVIDIA DLSSの他にもリアルタイムレイトレーシングなどの先進的な映像技術にも対応しています。単純に処理性能が高いという特徴もあります。

気になった方はRTXグラフィックス搭載モデルをチェックしてみて下さい。

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