MENU
はじめてゲームPC
ゲーミングPCやゲーミングノートPCの実機レビューを200台以上行いました。
最新ハードウェアのゲーム検証やベンチマーク検証もしているので、ゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
はじめてゲームPCおすすめ限定モデル詳しくはこちら

「G-Tune FZ-I7G80」の実機レビュー RTX 4080搭載

当ページのリンクには広告が含まれています。
G-Tune FZ-I7G80の筐体

マウスコンピューターさんから「G-Tune FZ-I7G80」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「G-Tune FZ-I7G80」は、CPUに「Core i9-13900KF」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4080」を搭載しています。

4K解像度のゲームプレイ、4K動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業も快適な強力なパフォーマンスを発揮するゲーミングデスクトップパソコンです。

目次

G-Tune FZ-I7G80のスペック

G-Tuneフルタワー
スペック
CPUCore i9-13900KF
グラフィックRTX 4080(16GB)
メモリ32GB
ストレージ1TB NVMe SSD
ケースフルタワー
強化ガラス仕様

レビュー時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。当サイト限定モデルは通常モデルよりお得な上記リンクからのみ閲覧可能な限定モデルとなっています。

外観デザイン

外観

PCケースは高級感を感じる筐体で、ダーククロム強化ガラス、ヘアライン処理のアルミパネルが特徴的なフルタワー型です。

強化ガラス

左側面には強化ガラスサイドパネルが標準搭載されいます。ワンプッシュで簡単にオープン可能で、メンテナンス性が大幅に向上します。

正面インターフェース

正面インターフェースはUSB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB2.0×2が配置されています。USBが4つも接続できるのは便利です。

マイク端子やヘッドフォン端子の周りがくり抜いたようなデザインになっており、高級感を感じます。

背面

背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。

底面

底面は堅牢性の高い大型スタンドが搭載されており、ワンタッチで着脱ができるダストフィルターも付いています。

内観

内観

内部は電源が左上にあり、その下にマザーボード、右側にストレージの格納というレイアウトです。右側面にSSD×2台が搭載可能です。

CPUクーラーは冷却能力の高い水冷CPUクーラー(360mm)が搭載されています。

また、グラフィックスカードホルダーが搭載していました。ネジで止められており、グラフィックボードを上下に挟む機構です。

グラフィックスカードホルダーは、グラフィックスカードを固定し、輸送中の脱落や接触不良を防止する効果、重量が重いグラフィックスカードで反りが出る事を防ぐ効果や、マザーボードの負担を軽減する効果も見込めます。

筐体内部右側面

電源は右側面を開閉するとアクセス可能です。光学ドライブもこちらからアクセス出来ます。

PCケースの特徴まとめ
  • フロントフェイスの高級感が高い
  • フルタワーなのでサイズは大きい
  • コンソールパネルが上部に付いていてアクセスしやすい
  • 底面にダストフィルターが付いている

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

FireStrike

FireStrikeベンチマーク

TimeSpy

TimeSpyベンチマーク

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

3DMARK TimeSpy
Core i9-13900K/RTX 4090
31579
Core i9-13900KF/RTX 4080
25400
Core i7-13700KF/RTX 4070 Ti
21461
Core i7-13700KF/RTX 4070
17494
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
13221
Core i7-12700/RTX 3060 Ti
11359
Core i9-12900K/RTX 4060
10993
Core i7-12700K/RTX 3060
9220
Core i7-12700K/RTX 3050
6713

TimeSpyの参考スコア比較です。「G-Tune FZ-I7G80」のゲーム性能は極めて高いです。圧倒的なパフォーマンスが魅力の「GeForce RTX 4080」を搭載しています。

ファイナルファンタジー15

FF15ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
11699 / 116 fps【とても快適
WQHD
2560×1440
18894 / 188 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
21842 / 218 fps【非常に快適

フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度の最高設定で「快適評価」以上が出ているので快適に楽しめます。

PSO2:NGS

PSO2:NGSベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / 評価
4K
3840×2160
ウルトラ26650【快適
WQHD
2560×1440
ウルトラ45684【快適
フルHD
1920×1080
ウルトラ48924【快適

設定は最高設定のウルトラ(設定6)です。

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適評価」です。

BLUE PROTOCOL

BLUE PROTOCOLベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高17089 / 117 fps【極めて快適
WQHD
2560×1440
最高31883 / 222 fps【極めて快適
フルHD
1920×1080
最高40365 / 289 fps【極めて快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

BLUE PROTOCOLは、「8000~8999」スコアで「快適」、「10000スコア以上」で「極めて快適」評価になります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「極めて快適」に楽しめます。

ファイナルファンタジー14

FF14ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高21143 / 141 fps【非常に快適
WQHD
2560×1440
最高32569 / 229 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
最高37713 / 266 fps【非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは、15,000スコアで「非常に快適」評価となります。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「非常に快適」に楽しめます。

ストリートファイター6

ストリートファイター6ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高100 / 59 fps【快適
WQHD
2560×1440
最高100 / 59 fps【快適
フルHD
1920×1080
最高100 / 59 fps【快適

フレームレートはFIGHTING GROUNDの平均フレームレートの数値です。

ストリートファイター6は「90~100」スコアで「快適」評価です。

フルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。

サイバーパンク2077

サイバーパンク2077ベンチマーク
スクロールできます
解像度設定FPS
4K
3840×2160
レイトレウルトラ81 fps
WQHD
2560×1440
レイトレウルトラ154 fps
フルHD
1920×1080
レイトレウルトラ208 fps

フレームレートはベンチマークの平均fpsです。フレーム生成&DLSSクオリティを有効。

サイバーパンク2077は、NVIDIA DLSS 3対応ゲームです。「G-Tune FZ-I7G80」は最新のRTX 40シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 3に対応しています。

サイバーパンク2077でもフルHD解像度、WQHD解像度、4K解像度で「快適」に楽しめます。

Apex Legends

最高設定

Apex Legends最高設定fps

最低設定

Apex Legends最低設定fps

人気FPSゲームのApexLegendsでは最高画質300fps前後、最低では300fps前後を記録しました。

Apex Legendsで高フレームレートを出して快適に楽しめるゲーミングPCです。144Hz/240Hzなどの高リフレッシュレート液晶モニターと組み合わせるのがおすすめです。

ApexLegends/フルHD
最高
298
最低
299

計測場所:ストームポイント「ストームキャッチャー」。計測日:2023/7/7。

フォートナイト

最高設定

フォートナイト最高設定fps

最低設定

フォートナイト最低設定fps

人気TPSゲームのフォートナイトは、最高画質では130fps前後。最低では190fps前後を記録しました。フォートナイトも高fpsを出して快適に楽しめます。

フォートナイト/フルHD
最高
132
最低
192

「スラッピーショア」周辺の平均fps。DLSS:クオリティを有効。ハードウェアレイトレーシング:オフ。DirectX12を有効。計測日:2023/07/7。

ゲーム性能まとめ

RTX 4080は4K解像度の重量級ゲームを高画質でプレイしたい場合や、FPS / TPSゲーム等で高フレームレートを出したい場面で活躍する高性能グラフィックスを搭載しています。

性能的には4K解像度の重量級レイトレーシング対応ゲームを快適に楽しめる性能を持っています。

解像度評価
4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度

CPU性能

CPU性能をチェックしました。

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23

「CINEBENCH R23」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CINEBENCH R23(マルチ)
Core i9-13900KF
35083
Core i7-13700KF
29400
Core i9-12900K
26849
Ryzen 9 5950X
24830
Core i7-12700K
22819
Ryzen 9 5900X
21369
Core i7-13700F
19324
Core i7-12700
16619
Core i5-13400F
16223
Ryzen 7 5800X
15388
Core i5-12400F
11805
Ryzen 5 5600X
11270
Ryzen 5 4500
8746

CINEBENCH R23マルチスコア参考比較

表は「CINEBENCH R23」を当サイトでテストした比較になります。

Core i9-13900KFは24コア32スレッドの非常に高い性能を誇る高性能モデルです。極めて高いCPUパフォーマンスを持っています。

ベンチマーク

PC MARK10

PC MARK10
スクロールできます
PCMark 10EssentialsProductivityDCC
972097891398418205

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

PC MARK10
Core i7-13700KF/RTX 4090
10232
Core i9-13900KF/RTX 4080
9720
Core i9-13900K/RTX 3070
9420
Core i7-13700KF/RTX 4070
9110
Core i7 12700KF/RTX 3070 Ti
8639
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
8540
Core i7 12700K/RTX 3060
8536
Core i7-12700/RTX 3060 Ti
7140
Ryzen 7 3700X/RTX 3060
6731
Core i5-12400F/RTX 3050
6731
Ryzen 5 4500/RTX 3060
5763

PC MARK10参考比較。

Core i9-13900KF&RTX 4080を搭載しているので、圧倒的なパフォーマンスが魅力的です。PC MARK10は総合的なパソコンの性能評価のベンチマークテストなので、CPU性能の影響が大きいテストです。

Port Royal

Port Royal

Port Royalはレイトレーシング(DXR / DirectX Raytracing)のパフォーマンステストです。

RTX40シリーズは、リアルタイムレイトレーシングやNVIDIA DLSS 3などの先進的な映像技術に対応しています。

Port Royal
Core i9-12900K/RTX 4090
25967
Core i9-13900KF/RTX 4080
17462
Core i9-12900K/RTX 4070 Ti
13985
Core i7-13700KF/RTX 4070
10974
Core i9-11900K/RTX 3070
8300
Core i7-13700F/RTX 4060 Ti
7966
Core i7-12700/RTX 3060 Ti
6566
Core i9-12900K/RTX 4060
6091
Ryzen 5 3600/RTX 3060
5013
Core i7-12700K/RTX 3050
3488

当サイトで計測したPort Royalの参考比較

ストレージの速度

ストレージの速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

「G-Tune FZ-I7G80」には1TBのNVMe SSDが搭載されています。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

温度

温度

室温25℃環境での計測になります。

計測ソフトは「HWMonitor-PRO」を用いて、アイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R23を10分間実行した際の最大温度になります。非常に高い冷却性能です。

静音性

静音性
アイドル時3DMARK
42.3 db49.2 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で最も動作音の大きい数値です。環境の下限は40db前後です。

まとめ

G-Tune FZ-I7G80
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • Core i9搭載でCPU性能が高い
  • RTX 4080搭載で4K解像度の最新ゲームも快適
  • 高級感のある筐体デザイン
  • 圧倒的な冷却性能
デメリット
  • サイズが大きい&本体重量が重い点は注意
  • 用途によってはオーバースペック

「G-Tune FZ-I7G80」は、圧倒的パフォーマンスの「Core i9-13900KF」&最新グラフィックス「GeForce RTX 4080」を搭載しています。

ハイエンドCPUとハイエンドGPUを搭載しているので、処理性能は極めて高いゲーミングPCです。重量級ゲームも高解像度で快適に楽しめます。

また、ケースの質感がとても良く高級感があります。冷却能力の高い水冷CPUクーラーが搭載し、冷却性能に優れいてる点もおすすめポイントです。

用途によってはオーバースペックになるので、4K解像度で最新重量級ゲームを快適に楽しみたい方におすすめのモデルです。

こんな方におすすめ
  • 高級感の高い筐体を探している方
  • 最新ハイエンドCPU搭載モデルが欲しい方
  • 圧倒的性能のRTX 4080搭載モデルが欲しい方
  • 4K解像度のレイトレーシング対応タイトルを快適に楽しみたい方
あわせて読みたい
「G-Tune DG-I7G70」の実機レビュー RTX4070搭載 マウスコンピューターさんから「G-Tune DG-I7G70」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。 「G-Tune DG-I7G70」は、CPUに「Core i7-13700F」を搭載し、ゲーム...
あわせて読みたい
「G-Tune FZ-I7G70」の実機レビュー RTX4070搭載 マウスコンピューターさんから「G-Tune FZ-I7G70」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。 「G-Tune FZ-I7G70」は、CPUに「Core i7-13700F」を搭載し、ゲーム...
目次