
Lenovoさんから「LOQ 15IPH11」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。
「LOQ 15IPH11」の特徴は、Core Ultra 7 356HとRTX 5060 Laptopを搭載した、フルHDゲーム向けのゲーミングノートPCです。
デスクトップの方が安くて高性能なのは分かっていても、置き場所や生活の都合でノートPCを選ぶ方は多いかと思います。ゲームも普段の作業も1台でこなせるのか。実機で色々検証して確かめていきます。
Lenovo LOQ 15IPH11の特徴とスペック

| スペック | |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 356H |
| グラフィック | RTX 5060 Laptop(8GB) |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 512GB NVMe SSD(Gen4) |
| 無線 | Wi-Fi 6 Bluetooth |
| 重量 | 約 2.1kg |
LOQシリーズとは?

LOQは、Lenovoのエントリー向けゲーミングPCブランドです。上位ブランド「Legion」と比較するとディスプレイ品質や筐体のスペック面では控えめです。
ただ、ゲームに必要な性能は確保したうえで購入価格を抑えられるため、デザインや付加機能よりコスパを重視する方に向いています。初めてゲーミングPCを買う人でも選びやすいシリーズです。
今回レビューするLenovo LOQ 15IPH11も、RTX 5060 Laptop GPUと165Hz対応ディスプレイを搭載。フルHD / WQHDクラスのゲームを快適に遊びたい人向けのモデルです。
外観デザイン

カラーはグレー色で、Webカメラは液晶上部に設置されています。液晶は15.3型でフルHD解像度(1920×1200)、リフレッシュレートは165Hzです。
液晶はノングレアパネル採用なので、映り込みが少なく長時間のゲームや作業に最適です。
| 製品 | 本体 | ACアダプター |
|---|---|---|
| Lenovo LOQ 15IPH11 | 2176 g | 716 g |
| LOQ 15AHP10 | 2439 g | 535 g |
| G TUNE P5 | 2186 g | 430 g |
| NEXTGEAR J6 | 2205 g | 420 g |
重量は約2.1 kgなので普通程度です。他の機種と比較してACアダプターが重い印象です。

天板にはLOQのロゴが配置されています。天板の開閉は片手でも開閉可能。筐体はさらさらした材質で、指紋は付きにくいです。開閉角度はほぼフラットまで開閉する事が可能です。
こちらで360度回転の動画を確認できます。
ディスプレイの色域

| 項目 | LOQ 15IPH11 | LOQ 15AHP10 | 差 |
|---|---|---|---|
| sRGBカバー率 | 100% | 99% | 同等 |
| DCI-P3カバー率 | 79% | 74% | 15IPH11が広い |
| AdobeRGBカバー率 | 77% | 74% | 15IPH11が広い |
| 最大輝度 | 341cd/m² | 349cd/m² | 同等 |
| コントラスト比 | 1230:1 | 1990:1 | 15AHP10が高い |
| 白色点 | 7000K | 5800K | 傾向が異なる |
ゲーム・Web閲覧・動画視聴では十分な表示品質です。sRGBカバー率100%、最大輝度341cd/m²、コントラスト比1230:1と、このクラスとして不足のない水準にあります。
DCI-P3は79%、Adobe RGBは77%でした。sRGB 100%クラスの標準色域パネルとしては標準的な値です。
本格的な写真編集や映像制作のような広い色域を前提とする作業には向かないため、本格的なクリエイティブ用途を求める方は高色域の外部モニターを併用しましょう。
入出力ポート

左側面には、USB、マイク端子、Type-Cがあります。

背面側には、HDMI端子、有線LAN、USB3.2、電源があります。背面に映像端子があると接続する際にケーブルが邪魔にならないので良いです。

右側面には、電子式のプライバシーシャッター、USB3.2があります。
外付けのSSDを接続してストレージを確保したり、外部モニターと接続してマルチディスプレイ化したり、マウスなどのUSB機器と接続する際にも、過不足なく使える入出力ポートが装備されています。
キーボード

キーボードはテンキーありです。日本語配列キーボードとなっています。視認性を高めるバックライトLEDが搭載しているので、場所を問わず快適に文字打ちが行なえます。

- Fn+Space:プリセットの発光パターンを切り替える
- Fn+↑/↓:明るさを調整する
キーボードのカラー変更に関しては専用ソフトで設定が可能です。


右下にある照明テーマのオプションをクリックすると、設定画面に入れます。カスタムを選択するとカラーの変更も可能です。
また、電源ボタンもLEDで光ります。設定モードによって静音なら青、バランスなら白、パフォーマンスモードに設定すると赤色に光るので、今どのモードなのかがサクッと分かるのは便利です。
ゲーム性能
「Lenovo LOQ 15IPH11」のゲーム性能はどの程度快適なのかをチェックしました。計測は電源を繋いだ有線接続で行っています。
3DMARK

3DMARKのTimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
3DMark Time Spy(ノートPC)
スコア(高いほど高性能)
RTX 5070 Ti
RTX 5060
RTX 5060
RTX 5050
RTX 4050
RTX 3050 (6GB)
GTX 1650
Iris Xe
表は当サイトでテストしたノートPCのTimeSpyの参考スコア比較です。
ファイナルファンタジー15

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | 高 | 11886 / 118 fps【とても快適】 |
| 標準 | 16268 / 162 fps【非常に快適】 | |
| 軽量 | 17996 / 179 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー15は、6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」評価になります。フル最高設定で「とても快適」評価です。画質を下げれば非常に快適評価も獲得。
FF14 黄金のレガシー

| 解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 15640 / 114 fps【非常に快適】 |
| 高品質(ノート) | 18864 / 142 fps【非常に快適】 | |
| 標準品質(ノート) | 19542 / 146 fps【非常に快適】 |
ファイナルファンタジー14 黄金のレガシーは、8,000スコアで「快適」、15,000スコアで「非常に快適」評価になります。フルHD最高設定で「非常に快適」評価。乱戦時などでもスムーズな描画で非常に快適にMMORPGが楽しめます。
PSO2:NGS

| 解像度 | 設定 | スコア |
|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ(6) | 23745 |
| 中(3) | 42774 | |
| 最低(1) | 49528 |
PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。最高設定で「快適」評価です。
Apex Legends

| 解像度 | 設定 | 平均FPS | 最小FPS |
|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | 最高 | 176 fps | 111 fps |
| 最低 | 246 fps | 155 fps |
人気FPSゲームのApexLegendsではフルHD最高画質1760fps前後、最低では240fps前後を記録しました。165Hz液晶を搭載しているので、滑らかな映像で快適に楽しめます。
鬼武者 Way of the Sword

| 解像度 | 設定 | TAA | DLSS | DLSS&生成 |
|---|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 79 fps | 90 fps | 246 fps |
鬼武者 Way of the Swordは79 fps、デフォルトのDLSSありなら90 fpsを記録しています。生成を有効にすれば極めて滑らかな描画でアクションゲームを楽しめます。
モンスターハンターワイルズ

| 解像度 | 設定 | TAA | DLSS | DLSS&生成 |
|---|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | ウルトラ | 56 fps | 57 fps | 195 fps |
モンハンワイルズは、ほぼ60fps近いフレームレートを記録。レイトレーシングを切って少し設定調整すれば、VRAM容量にも余裕が生まれてより快適な印象です。生成を有効にすれば大幅なフレームレート向上が見込めます。
NTE

| 解像度 | 設定 | TAA | DLSS | DLSS&生成 |
|---|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | LUMEN最高 | 48 fps | 64 fps | 182 fps |
| SSR最高 | 89 fps | 90 fps | 233 fps |
NTEの最高画質は重いです。NTEは上位モデルだけレイトレーシングやパストレーシングが有効になるタイトルなので、デフォルトの公式準拠で計測を行っています。NTEはDLSS適用で快適です。
Cities: Skylines II

| 解像度 | 設定 | FPS | DLSS |
|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | 高 | 24 fps | 28 fps |
| 中 | 33 fps | 39 fps | |
| 最低 | 89 fps | 79 fps |
Cities: Skylines IIは、推奨スペックにRTX 3080が指定されるほど負荷の高い、トップクラスの重さを誇る最重量級タイトルの一つです。
フルHDなら最高画質では24fps前後のフレームレートを記録しました。最高画質では厳しい評価の一方で、設定を最低まで下げれば60 fps出ているので快適に楽しめます。
Cities: Skylines IIはCPU影響が大きいタイトルです。LOQ 15AHP10(Ryzen 7 250)でテストするとDLSS適用で約23 fpsでしたが、LOQ 15IPH11は28fps。Cities: Skylines IIのような重量級シミュレーションゲームをメインに遊ぶ方はCPU性能が高いモデルがおすすめです。
Forza Horizon 6

| 解像度 | 設定 | TAA | DLSS | DLSS&生成 |
|---|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | エクストリームRT | 23 fps | 28 fps | 100 fps |
| エクストリーム | 54 fps | 55 fps | 160 fps |
最新のレースゲームのForza Horizon 6は、2026年を代表する重量級レースゲームです。
VRAM超過の警告が出るので、高画質程度であれば快適にプレイ可能です。DLSSやフレーム生成などのアップスケーリング機能を活用すればより高フレームレートが出せます。
サイバーパンク2077

| 解像度 | 設定 | FPS | DLSS | DLSS&生成 |
|---|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | レイトレ:オーバードライブ | 21 fps | 31 fps | 128 fps |
サイバーパンク2077のレイトレーシング:オーバードライブ設定は極めて重いです。しかし、最新のRTX 50シリーズ搭載モデルなので、NVIDIA DLSS 4(マルチフレーム生成)対応でフレームレートを向上させる事が可能。
VRAMが不足してカクつきが出る場合は、レイトレを切って設定を調整するのがおすすめです。
バイオハザードレクイエム
| 解像度 | 設定 | TAA | DLSS | DLSS&生成 |
|---|---|---|---|---|
| フルHD 1920×1080 | パストレーシング最高画質 | – | – | – |
| レイトレ高画質 | – | – | – | |
| 中画質 | 96 fps | 104 fps | 276 fps |
バイオハザードレクイエムはVRAM容量が求められるタイトルなので、最高画質を狙いたい方はVRAM 12GB以上のグラフィックスボードをおすすめします。VRAM超過で正確な数値の計測が困難なため非掲載としています。
中画質なら60fpsを超えて快適にプレイ出来ます。
ゲーム性能まとめ
| 解像度 | 評価 |
|---|---|
| フルHD解像度 |
「LOQ 15IPH11」のゲーム性能は、最新ゲームを中画質~高画質で快適に楽しめる性能を持っています。
VRAM 8GBのビデオメモリでは最新重量級タイトルの最高画質設定でのプレイは厳しい印象です。
最高画質で快適に楽しみたい方にはVRAM 12GBを搭載したRTX 5070 Ti Laptopをおすすめします。
一方で、画質設定を適切に調整すれば最新タイトルでも十分快適に遊べるため、コストを抑えたい場合はRTX 5060はバランスの取れた魅力的な選択肢です。

RTX 5060搭載モデルの中でもスコアは高めです。RTX 5050搭載モデルと比べると、フルHDでの余裕が一段違ってきます。
CPU性能
PassMark(CPU Mark)

PassMark CPU Mark
スコア(高いほど高性能)
Core Ultra 7 356Hは、16コア / 16スレッドのCPUです。高性能なPコア4基に、電力効率に優れたEコア8基と低消費電力のLPEコア4基を組み合わせています。
普段使いやゲームで性能不足を感じる場面はほぼなく、動画編集のような重い作業もこなせます。
Core Ultra 7 356Hは、Core i7-14650HXやCore Ultra 7 255Hを上回り、Core i9-13900HXに次ぐCPU Markを記録しています。
ベースパワーは25W、最大ターボパワーは80W。HXシリーズより消費電力を抑えたうえでこのスコアなので、発熱やバッテリー持ちも含めてバランスの取れたCPUです。
CINEBENCH
「CINEBENCH」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。
CINEBENCH 2026

CINEBENCH 2024

CINEBENCH 2026では、CPUマルチコア4278pts、シングルコア479ptsを記録しました。2024では、CPUマルチコア1088pts、シングルコア117ptsを記録。
Ryzen 7 255 / Ryzen 7 250と比較すると高いパフォーマンスを記録しています。
クリエイティブ系ベンチマーク
4K動画の書き出し時間の検証

DaVinci Resolveを使用して、5分間の4K動画を書き出した時にかかった時間の検証です。
| 機種 | 構成 | 秒数 |
|---|---|---|
| G TUNE DG-A7A7X | Ryzen 7 9800X3D RX 9070 XT メモリ32GB | 5分48秒 |
| LOQ 15IPH11 | Core Ultra 7 356H RTX 5060 Laptop メモリ16GB | 7分1秒 |
| NEXTGEAR JG-A7A6X | Ryzen 7 5700X RX 9060 XT メモリ16GB | 8分45秒 |
デスクトップPCのミドルクラス構成よりも書き出し時間が速いです。メモリが16GBなので、本格的な編集用途ではメモリ32GB搭載モデルが適していますが、軽めの編集用途なら対応可能です。
LightroomのAIノイズ除去

Lightroom Classicを使用して、一眼レフで撮影した約2,620万画素のRAW画像10枚にAIノイズ除去を適用し、全画像の処理が完了するまでの時間を計測しました。
| Lightroom Classic | ||
|---|---|---|
| G TUNE DG-A7A7X | Ryzen 7 9800X3D RX 9070 XT メモリ32GB | 1分5秒 |
| LOQ 15IPH11 | Core Ultra 7 356H RTX 5060 Laptop メモリ16GB | 1分30秒 |
写真編集等の作業でも十分快適です。
Unreal Engine 5のフレームレート計測
Unreal Engine 5.8のLyra Starter Gameを動作した際のフレームレートと最初の挙動テストを行いました。
Unreal Engine 5の推奨スペックを満たしているものの、学習用途して考えてもかなりギリギリのラインです。VRAM 12GB、メモリ32GB環境が本当におすすめになります。
| Unreal Engine5.8 | 構成 | 検証マップ | FPS |
|---|---|---|---|
| G TUNE DG-A7A7X | Ryzen 7 9800X3D RX 9070 XT メモリ32GB | Lyra Starter Game | 116 fps |
| NEXTGEAR JG-A7A6X | Ryzen 7 5700X RX 9060 XT メモリ16GB | Lyra Starter Game | 70 fps |
| LOQ 15IPH11 | Core Ultra 7 356H RTX 5060 Laptop メモリ16GB | Lyra Starter Game | 32 fps |
当サイトで検証した3台の中では、予算を抑えたい場合はRX 9060 XT搭載モデルの方が快適でした。
本格的な大規模制作になるとCPU性能も効いてきますが、趣味の範囲でゲーム開発をするなら話は変わります。CPUは抑えめにして、その分VRAM容量の多いモデルを選ぶ。そこにメモリ32GBを組み合わせる構成が、一番コスパが良いかと思います。
Blenderベンチマーク
「Blender Benchmark」は、3DCG制作ソフト「Blender(ブレンダー)」の開発元が提供している3DCG・レンダリング向けのベンチマークテストになります。
Blender Benchmark 5.2.0
スコア(高いほど高性能)
ストレージ速度

容量は500 GBのNVMe SSDが搭載されています。CrystalDiskMarkで読み込み6,968MB/sを記録しました。
PCIe4.0(Gen4)の高速NVMeSSDらしい結果で、ゲームの起動やロード、アプリの立ち上げで不満を感じにくいストレージ性能です。
| ストレージの種類 | 規格 | 読み込み速度の目安 | 特徴・主な用途 |
|---|---|---|---|
| HDD | SATA | 約100〜200MB/s | データ保存向け |
| SATA SSD | SATA3.0 | 約500〜560MB/s | 安価な容量追加向け |
| NVMe SSD | PCIe3.0(Gen3) | 約3,000〜3,500MB/s | 一般的なノートPC |
| NVMe SSD | PCIe4.0(Gen4) | 約5,000〜7,500MB/s | ゲーミングPC 動画編集 |
| NVMe SSD | PCIe5.0(Gen5) | 約10,000〜14,900MB/s | 大容量データ転送やクリエイター向け |
消費電力
| アイドル時 | 高負荷時 |
|---|---|
| 35.7 W | 151 W |
消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の計測です。数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。
静音性
| 測定方法 | 騒音デシベル |
|---|---|
| アイドル時 | 39.0 db |
| 高負荷時・静音モード | 43.8 db |
| 高負荷時・パフォーマンスモード | 51.7 db |
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室ではなく、一般的な住宅環境で計測した数値のため、参考程度に見てください。
静音性は動作モードによって大きく変わります。通常の作業では静音モード、ゲームなど負荷の高い用途ではバランスモードまたはパフォーマンスモードに切り替えて使うのが一般的です。
温度
筐体の温度

「FF14 黄金のレガシー」ベンチマークをフルHD/最高品質で、1時間ループさせた際の温度をチェックしました。
室温は26℃。キーボード周辺の最高温度が45℃程度でWASD周辺は33℃前後でした。WASD周辺やパームレスト部分は温度が低いので、ゲームをプレイしていても気になる事は無いでしょう。
内部の温度

計測ソフトは「HWMONITOR-PRO」です。「アイドル時」「3DMARKのFireStrike」「CINEBENCH 2026」を10分間実行した際の最大温度になります。室温26℃環境での計測になります。
他のゲーミングノートPCと比較
LOQ 15IPH11の性能や選び方を分かりやすくするために、旧モデルの「LOQ 15AHP10」と、価格帯が近い「NEXTGEAR J6」を比較します。
| 製品 | CPU | GPU | ディスプレイ | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| LOQ 15IPH11 | Core Ultra 7 356H | RTX 5060 Laptop | 15.3型・165Hz | 約2.1kg | ゲーム性能とCPU性能のバランスが良い |
| LOQ 15AHP10 | Ryzen 7 250 | RTX 5060 Laptop | 15.6型・フルHD・144Hz | 約2.4kg | 価格を抑えやすい旧モデル |
| NEXTGEAR J6 | Ryzen 7 255 | RTX 5050 Laptop | 16型・WUXGA・165Hz | 約2.2kg | 画面が大きく、価格を抑えやすい |
LOQ 15AHP10との違い

| 項目 | LOQ 15IPH11 | LOQ 15AHP10 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 355 / 356H | Ryzen 5 220 / Ryzen 7 250 |
| GPU | RTX 5060 Laptop | RTX 5060 Laptop |
| 画面 | 15.3型 1920×1200 | 15.6型 1920×1080 |
| 重量 | 約2.1kg~ | 約2.4kg~ |
| バッテリー時間(公称値) | MobileMark:最大10時間 1080p動画再生:最大15時間 | MobileMark:最大4.4時間 1080p動画再生:最大10.4時間 |
| 3DMARK TimeSpy | 12562 | 11688 |
LOQ 15AHP10は、Ryzen 7 250とRTX 5060 Laptop GPUを搭載したモデルです。
当サイトで計測した3DMark Time Spyの総合スコアは、LOQ 15AHP10が11,688、今回レビューしたLOQ 15IPH11が12,562でした。
LOQ 15IPH11の方が性能がやや高いものの、GPUが同じRTX 5060 Laptopであるため、ゲーム性能に大きな差はありません。どちらもフルHD環境で最新ゲームを快適に遊べる性能です。
差が出るのはバッテリー時間です。LOQ 15IPH11は新世代のCore Ultra Series 3を採用していて、バッテリー持ちが伸びています。AI PCで電力効率が上がる、というやつですね。
本体も軽くなり、ディスプレイは15.3型 / 165Hzへ変更。CPUや筐体設計の新しさを取るならLOQ 15IPH11、セール価格の安さを取るならLOQ 15AHP10がおすすめです。

NEXTGEAR J6-A7G50WT-Bとの違い

| 項目 | LOQ 15IPH11 | NEXTGEAR J6-A7G50WT-B |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 355 / 356H | Ryzen 7 255 |
| GPU | RTX 5060 Laptop | RTX 5050 Laptop |
| VRAM | 8GB GDDR7 | 8GB GDDR7 |
| 画面 | 15.3型 1920×1200 | 16型 1920×1200 |
| リフレッシュレート | 165Hz | 165Hz |
| 重量 | 約2.1kg~ | 約2.21kg |
| バッテリー容量 | 60Wh | 60Wh |
| バッテリー時間(公称値) | 動画再生:15時間 MobileMark:最大10時間 | 動画再生:約4.5時間 アイドル:約7時間JEITA Ver.3.0 |
| 3DMARK TimeSpy | 12562 | 9923 |
LOQ 15IPH11は、NEXTGEAR J6-A7G50WT-Bよりも一段上のRTX 5060 Laptopを搭載しており、ゲーム性能を重視する場合に有利です。RTX 5050 Laptopと同じ8GBのVRAMを搭載していますが、GPU自体の処理性能には差があります。
画面はどちらも1920×1200、165Hz、アスペクト比16:10です。NEXTGEARは16型で大きく、LOQは約2.1kgからと若干軽量です。
持ち運びやバッテリー駆動を重視するならLOQ、画面の大きさや白いデザインを重視するならNEXTGEARが有利になります。

まとめ

- CPU性能が高い
- バッテリー持ちが改善
- 165Hzの15.3型液晶
- 約2.1kgで軽量
- VRAM 8GB
- ACアダプターが重い
Lenovo LOQ 15IPH11の総評としては、フルHDで最新ゲームを快適に遊べて、バッテリー持ちと携帯性も両立したゲーミングノートという評価です。
CPUには16コア/16スレッドの「Core Ultra 7 356H」を採用し、普段使いからゲーム、軽めの動画編集まで快適にこなせます。グラフィックにはRTX 50世代のミドルクラス「RTX 5060 Laptop」を搭載。3DMark Time Spyは12,562を記録しました。
Apex LegendsはフルHD最高画質で平均176fps、FF14 黄金のレガシーは最高品質で「非常に快適」評価と、165Hzを活かせる性能があります。
VRAM 8GBのため、バイオハザードレクイエムやForza Horizon 6の最高画質のようにVRAM消費が大きい設定では厳しくなります。最高画質にこだわるならVRAM 12GBのRTX 5070 Ti Laptop搭載モデルを選ぶと安心です。
フルHD中心で遊ぶなら不満は出にくく、約2.1kgの重量とバッテリー持ち改善もあわせて、持ち運びも視野に入れたい方におすすめの1台です。

