
Cities: Skylines(シティーズ:スカイラインズ)は、街作りゲームで有名なシムシティに取って代わって最も完成度の高い街作りシミュレーションゲームと言っても過言では無い出来になっています。
本体の出来の良さに加えてMODコミュニティの充実もあり、更にDLCも販売されているので非常に長く楽しむ事が可能です。
MODというと少し難しそうだなと感じる方もいるかもしれませんが、Cities: SkylinesではMOD導入の敷居が非常に低く、「Readme.txt」を読み込んだり解説してくれるサイトを渡り歩く心配もありません。
Steamのworkshopに並んでいるコンテンツの中からサブスクライブというボタンを押すだけで適用出来てしまう簡単さです。
Cities: SkylinesはMOD導入が楽すぎる
シムシティ4などでMODを導入したり他のゲームでMODを導入した事がある人はあまりの手軽さにかなり驚くかと思います。
Steamのワークショップで導入したいMODをワンクリックすると導入完了。後はコンテンツマネージャーでチェックを入れれば完了です。まるで公式のDLCを適用しているくらいの簡単さです。

Steamのワークショップでも人気なGTA5のMAPを再現したセーブデータが配布されてるので早速見てみましたが、かなり再現されていました。
電気がつながっていなかったり、色々垂れ流してあるので景観的には微妙ですが、山とか一人称視点で登ってみたりして遊んだり出来ます。
MAPだけでは無く建物やシステム変更系のMODなど色々あるので飽きてきたら色々自分でコンテンツを追加出来る魅力があります。
Cities: Skylinesの必要スペック
OS | Windows XP/Vista/7/8/8.1 (64ビット) |
---|---|
CPU | Core 2 Duo, 3.0GHz or AMD Athlon 64 X2 6400+, 3.2GHz |
メモリ | 4GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 260(VRAM 512MB )以上 |
必要スペックは最低限の設定でこのくらいの性能なら動くというものですが、普通に楽しもうとすると限界値が早すぎるのでこれはおすすめしません。
Cities: Skylinesの推奨スペック
OS | Windows 7/8 (64ビット) |
---|---|
CPU | Core i5-3470, 3.20GHz or AMD FX-6300, 3.5Ghz |
メモリ | 6GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 660(2GB) 以上 |
推奨スペックはこの通りですが、シンプルにこれだけ見ると要求スペックは現在のPCスペックを考えると高くないです。
GTX660は4世代前のグラフィックボードなので4~5年前のミドルスペックのゲーミングPCなら快適にプレイできます。
ただ、100万人の大都市を目指すとか人口が多い街を作ろうとするとかなり厳しい印象があります。特にDLCで雪が降るSnowfallというDLCがありますが、そちらでプレイするとかなり重くなります。
推奨スペックのGTX660で実際にプレイしてみた

あくまで最高画質の話になりますが、ビデオメモリ2GBになるので完全に超過していてカクついていました。
CPUはCore i7-9700Kを使っているので参考にならないかもしれませんが、使用率としては非常に余裕があります。
メモリはVRAMが上乗せされているのもありますが、16GB搭載機の場合には9GBを超えてきます。
実機で検証
このシティーズ:スカイラインズというゲームは少し特殊なタイトルという印象があります。ベンチマークが無いのは良いとして、素直にベンチマークが取得しずらかったので参考程度に見てみて下さい。
設定

最高設定にして計測しました。
計測方法
距離によってフレームレートが変動している事が確認できるかと思います。ですので両方計測しようと思いました。
フレームレートを計測
計測位置 | GTX660 | GTX1660Ti | RTX2060 S | RTX2080Ti |
遠 | 35 | 69 | 74 | 74 |
近 | 14 | 32 | 33 | 34 |
CPUはCore i7-9700Kです。順序としてはGTX1660Tiで計測し、RTX2060 SUPERで取得した際に数値が伸びないので違和感がありました。
なのでシングル最強クラスのスペックのRTX2080Tiを使用してみると変化が無いので最高設定の場合はこれが上限値なのかなという気がしました。
そして次にもっと性能の低いグラボを使用しました。推奨スペックにも記載があるGTX660です。そちらで計測すると半分程度までフレームレートが低下しました。
ですのでコスパを考えるとGTX1660Tiで十分でしょう。MODでグラフィック向上系を導入される方はGTX1660Tiだとビデオメモリが5GB超えでしたのでほとんど余裕がありませんでした。
なので余裕を持った選び方をしたい方はビデオメモリの容量が多いRTX2060 SUPER以上を搭載したモデルをおすすめします。
おすすめのゲーミングPC
ガレリア XA7C-G60S | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700F |
グラフィック | GTX1660 SUPER(6GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | NVMe SSD 512GB | |
ケース | ミドルタワー(ATX) |
ミドルタワー型でインテル最新CPUを搭載したGTX1660 SUPER搭載モデルです。コストパフォーマンスが高いゲーミングPCなのでおすすめです。

G-Tune PM-B-AF | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-10700 |
グラフィック | RTX2060 SUPER(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | NVMe SSD 512GB HDD 2TB | |
ケース | ミニタワー(MicroATX) |
当サイト限定モデルのRTX2060 SUPER搭載モデル。RTX2060 SUPERなので重量級ゲームも楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。

過去の検証記録
100万人都市だとGTX1070でも23FPS…

クリックで拡大します。100万人に達しているのを確認して頂いて、左上にFPS値で23と表記されているかと思われます。
アップするとFPS値がガクンと下がるゲームですが、GTX1070でもカクつく時があります。
遠目で俯瞰してプレイすると45FPSくらいにはなるのでガッツリやり込みたいという方はある程度の性能は欲しいという印象ですね。

DLCのSnowfallを適用すると5万人都市でも23FPSまで下がります。余裕を持ったゲーミングPC選びがおすすめです。

