古くなって最新のゲームについていけなくなったゲーミングPCを買い替えた後に残ったゲーミングPCを活用する方法についてまとめます。
動作しないという状況まで使い込んでいるのであれば別ですが5年程度で買い換えるのが一般的ですから5年前のゲーミングPCだとまだまだ現役でゲーム以外の作業は快適にこなせると思います。
実際に5年前のゲーミングPCで今回の記事を書いていますが何の不満もなくサクサク快適にインターネットのタブも20個近く使ってYouTubeの動画も再生していてもストレスフリーで作業できています。
これがゲーミングPCの持つポテンシャルの高さですね。しかし新しくゲーミングPCを買った場合はまだまだ作業などを色々できるけど新しいゲーミングPCに集約すると思うので古いゲーミングPCは使わないという状況が生まれてしまう場合もあると思います。
実際にこのPCも眠らせていました…。しかし、模様替えを期にコタツ(執筆時は冬)でゲームをしたいという衝動に駆られて古いゲーミングPCの活用法を模索したのでシェアします。
5年前のゲーミングPCでも古いゲームなら全然プレイ可能
5年前のミドルクラスのゲーミングPCならその世代のゲームは基本的にバリバリプレイする事が可能で、最新の重量級のゲーム以外なら普通にプレイできるゲームも多いです。

こちらの記事で最新の重量級含めて検証している記事があるのでチェックしてみてください。最新ゲームがプレイ出来ないというネックがありますね。
ストリーミングすれば最新ゲームもプレイ可能
Steamのゲームであればホームストリーミングという機能が実装されているので最新のゲーミングPCのスペック依存でゲームをプレイする事が可能になります。
つまり古いゲーミングPCでストリーミングを用いて最新のゲームがプレイできます。最新のゲーミングPCはPCデスクで、古いゲーミングPCはサブとしてコタツでストリーミングプレイなんて事も可能になります。
このプレイ方法は他にも応用する事が出来て、例えば4Kゲーミング環境を構築する為にハイエンドゲーミングPCを購入し4K大画面TVの横に設置したけれど、たまにPCデスクの上でゲームもプレイしたい時に重量級のゲームだとスペック的に不足しているからストリーミングで対処する使い方も可能になります。応用次第では色々活用できるでしょう。
ホームストリーミングのやり方
- 2台のパソコンにSteamをインストール
- 設定にあるホームストリーミングの中にストリーミングを有効にするというチェックを入れる
これだけです。インターネットに繋げば有線でも無線でもすぐに始める事ができます。
ちなみにこの周辺機器を使う事でサブPCすら要らなくはなります。
ホームストリーミングは両方有線LAN接続でもプレイ可能ですし、無線LANでもプレイできます。

Steamのゲームだけでは無く非Steamのゲームもこの記事のやり方でゲームを追加すればストリーミングでもプレイ可能です。
有線接続したデスクトップPCを2台でストリーミングが可能でした。有線接続したデスクトップPCと無線でのノートPCのmac book Proでもプレイする事が可能でした。
ジャンルで分ける
ゲーム用のモニターの場合ゲームのジャンル毎に最適なモニターでプレイしたい場合にゲームのジャンルや用途に応じてPCを配置してみるというのも面白いかもしれません。

4KゲーミングやFPSなど最適なモニターが違うのでそれぞれに合った環境を構築するというのもサブPCがあるなら実現可能です。
書斎にはメインのPC、コタツでぬくぬくしたいときはまったり系のゲームなど古くなったPCでもまったり系のゲームなら要求スペックも高くないので古くなったゲーミングPCでも対処可能でしょう。例:シミュレーションゲームなど
管理人は複数台運用を実際にしていてメインPCはPC作業が中心になります。ゲームではウルトラワイドモニター運用です。
サブPCはフルHD×144HzのゲーミングモニターでFPSやTPSやウルトラワイドでプレイしない方が快適なゲームを主にプレイする用の環境を構築しています。
なぜメインがウルトラワイドモニターかという理由としてはPC作業やウルトラワイド対応のゲームは広々としていて非常にやりやすいからです。
サブがフルHD×144Hzの理由はフレームレートの観点や単純に今までゲームで使用していて慣れているのでやりやすいからです。
4Kの場合でもウルトラワイドに慣れてしまうと画面は美しいのですが、27~32インチだと狭いと感じてしまう場合があります。
逆に50インチクラスだと大迫力で視認距離を大きく取れないゲームの場合には疲れてしまいます。なのでウルトラワイド運用ですが、27インチの4K×3のトリプルディスプレイ運用もありかなと最近は思ってきています。
管理人が使用しているウルトラワイドモニターはこちらです。執筆時でちょうど一年経ちました。慣れるまでは違和感があると思いますが、慣れてから4K×27インチを使用すると4Kは綺麗なんですが、『何か狭い…』という猛烈な違和感が出ます。知ってしまうとウルトラワイドモニターの良さをそこで実感すると思います。
ただ世の中のコンテンツの中心が16:9ですのでAmazonの映画とかは対応している場合もありますが、隔絶されていると感じる時もあります。
なのでジャンル毎に分けるのが理想的だとは思いますが、万能感という意味ではスペックの観点や価格の観点からもフルHDやWQHDが現状ゲーム用途としてはベターな選択肢でしょう。
グラフィックボードを交換して延命する
グラフィックボードを交換すれば最新のゲームに関してもCPU性能が古すぎなければ対応可能になります。
ゲーミングPC一台の価格とグラフィックボード単体の価格ならグラフィックボード単体の方が圧倒的に安いのでコスパは良い。
例:ゲーミングPC:20万、グラフィックカード:7万など
FPS系のゲームだと設定を極限まで下げてもCPU的にフレームレートが出ないという経験をしています。CPU性能が低いとグラフィックボードの性能を引き出せないので、ある程度の所で見切りはつける必要はありますが、グラフィックボードの換装をすれば最新ゲームでも高画質設定の場合にはある程度快適に動作します。

この記事で実際に世代的に近いCPUで比較しても乖離があるので世代が遅れるにつれて乖離も大きくなる傾向にあります。
シンプルに売る
ゲーミングPC複数台持ちのススメというタイトルに反していると思いますが、使わないのであれば売却するのも有効な選択肢の一つです。
ビデオカードやゲーミングPC(自作、BTO、ショップブランドOK)の売却はドスパラで店舗でも宅配でもやってもらえるので利用しましょう。その際にゲーミングアシストサービスに加入しておくとポイントが貰えるメリットもあります。
やり方は以下の記事でまとめているので参考にしてみて下さい。

まとめ
ゲーミングPCは古くなってもその世代のゲームは快適に動作するのですが最新ゲームもプレイしたい場合には、ホームストリーミングを活用してガチガチのFPSなどはラグ的に厳しいかもしれませんが一般的なゲームなら快適にプレイできる場合が多いのでおすすめです。
グラフィックボードの交換をする事で高画質設定でも快適に動作するようになるのでサブを現役として復活させてジャンル毎や用途毎に最適な環境を構築するというのも手です。
ご自身にあった最適な環境やスタイルを構築してPCゲームライフを充実させてみて下さい。