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はじめてゲームPC
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安いゲーミングPCと高いゲーミングPCはどっちがおすすめ?

安いゲーミングPCと高いゲーミングPCはどっちがおすすめ?

ゲーミングPCは値段の幅が大きく、安いモデルから高いモデルまであります。

「安いゲーミングPCと高いゲーミングはどちらがおすすめなの?」といった疑問に答えていきます。

安いゲーミングPCにもメリットとデメリットがあり、反対に高いゲーミングPCにもメリットとデメリットがあります。

それを踏まえておすすめの価格帯の選び方が分かるような内容となっています。

目次

PCゲームは自由に設定を変更する事が可能

PCゲームは自由に設定を変更する事が可能

最初に理解しておきたい要素は、PCゲームの場合にはほとんどのゲームでグラフィックスの設定を調整する事が可能という点です。

PCゲームでは必要スペックや推奨スペックと呼ばれるメーカーさんが「どの程度のパソコンの性能なら快適に動作するの?」といった事を公開してくれています。

なので、この推奨スペックを超えていても少し足りていなくても設定で対応可能になります。

プリセットと呼ばれる標準で搭載されている設定項目を変更するのが初心者さんにはおすすめの設定方法になります。

設定を調整してしまえばフレームレート、つまり「どのくらいサクサク動かくのかの指標」となる目安ですがこの数字がガクンと上がります。

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同じ価格でゲームを買ったのに環境依存なので画質やフレームレートで差がある

Steamだとセールで安くゲームが買える

(Steamだとセールで安くゲームが買える場合も)

ゲーム1本の価格は安いのだと数百円から高いソフトなら1万円程度まであります。

スペック依存であるPCゲームの場合にはみんなが違う環境でゲームをプレイするので、より高画質で楽しむ人と、設定で最低限まで落としてゲームをプレイする方、買ったけどゲームが起動しない、またはカクカクしてしまうという方までいます。

なので、スペックが低いPCの場合には高画質でゲームをプレイしたい場合にはゲームソフトのお金がもったいないという考え方もあります。

話題の最新ゲームをプレイしたくてお金出してゲームソフトを購入したけれど、最高設定でプレイ出来ない、高解像度でプレイしたいけどスペックが足りなくてカクカクするという場合があります。

ゲームソフトを100%楽しむのにはある程度PCスペックが必要になる

安いゲーミングPCのメリットとデメリット

安いゲーミングPCのメリットとデメリット

それでは安いゲーミングPCのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

普通のパソコンと比較するとスペックが高いのがメリット

安いゲーミングPC(10万円前後、またはそれ以下)のメリットは、ゲームとなると非力なイメージがあると思いますが一般的なパソコンと比較するとスペックが高く安いのがメリットです。

メーカー製のパソコンと比較すると新品なのに同じようなスペック(性能)で半額程度安くパソコンが購入出来てしまうという事もあります。

BTOなので安くて高性能なパソコンが購入出来てサポートも付いています。これは大きなメリットになります。

BTOでゲーミングPCを購入するデメリットやリスクは無いのでおすすめの購入方法です。サポートがしっかりしているメーカーで購入すれば初心者の方にも安心です。

快適にプレイ出来る期間が短いのがデメリット

安いゲーミングPCだと性能面で劣るので、最新ゲームや重量級ゲームを高画質で快適にプレイ出来ない可能性が高いです。

最新ゲームではある程度のスペックが必要になってきます。

対応可能な期間という観点からも短くなってしまうのがデメリットです。

  • ゲーミングPCは安くてコスパが良い
  • 最新ゲームの対応期間が短い
  • ゲームを本格的に楽しむには物足りなさを感じる

高いゲーミングPCのメリットとデメリット

高いゲーミングPCのメリットとデメリット高いゲーミングPCのメリットは最高設定でほとんどのゲームがプレイ出来たり、解像度を上げてより美麗な画面でゲームを楽しんだり、ゲームをプレイする際の選択肢が増えるのがメリットです。

美麗な画面でゲームを楽しめるのがメリット

最新のグラフィックスを存分に楽しみたい方は高いゲーミングPCの方がより高性能なグラフィックスボードを搭載しているので最高画質や4K解像度などの高解像度の対応力が向上します。

ゲーム実況・配信にも高性能PCがおすすめ

ゲーム実況・配信にも高性能PCがおすすめ

ゲーム実況を快適に行いたいと考えている方は高性能モデルがおすすめです。

ハイエンドは様々な処理がサクサク動いて快適です。処理時間や作業時間の時間短縮になるので作業が捗ります。

ゲーム実況や配信を本格的にやられる方には、価格の高いハイエンドモデルは特に人気が高い傾向があるでしょう。

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価格が高いのがデメリット

本体の価格に加えて維持費も安いモデルと比較すると高くなるデメリットもあります。

高性能モデルとなると消費電力が大きくなるので電気代が高くなるのがデメリットです。

  • 4K解像度の美麗グラフィックスを滑らかに描画する事も出来る
  • ゲーム実況にも高性能PCが活きる
  • 価格や消費電力が高いのがデメリット

ゲーミングPCの消費電力を比較

製品名GPU高負荷時
G-Tune HP-A-3080TiRTX 3080 Ti478W
G-Tune EP-ZRTX 3080407W
GALLERIA XA7C-R37TRTX 3070 Ti367w
GALLERIA XA7C-R37RTX 3070324W
G-Tune HM-B-3060Ti-AFRTX 3060 Ti283W
G-Tune HM-B-AFRTX 3060229W
GALLERIA RM5R-G60GTX 1660184W

ゲームなどの高負荷をかけた時の消費電力の比較です。常時この消費電力ではありませんが、高性能なモデルほど消費電力は大きいです。

電気代を気にされる方はエントリーモデルやミドルレンジモデルがおすすめです。

ゲーミングPCの人気はミドルレンジ

ゲーミングPCの人気はミドルレンジ

ここまで安いモデルと高いモデルのそれぞれのメリットとデメリットを見てきました。

しかし、実はゲーミングPCの人気のモデルは価格の安いエントリーモデルでも価格の高いハイエンドモデルでも無いです。

人気のモデルは「エントリー」と「ハイエンド」の中間の「ミドルレンジモデル」です。

なので、もし選択に迷ったら安いゲーミングPCでも高いゲーミングPCでもなくミドルレンジやアッパーミドルがおすすめです。

FF14」「マインクラフト(影MOD)」「Apex Legends」「フォートナイト」などの大人気ゲームが快適に遊べるので、ゲームタイトルから考えてもミドルレンジはおすすめです。

GeForceの例

  • RTX 3080:ハイエンド
  • RTX 3070:アッパーミドル
  • RTX 3060:ミドル
  • RTX 3050:エントリー

人によってレンジの解釈が違う可能性があるので、定義すると「GeForce」の場合には上記のように後ろの型番に80と付いている製品がハイエンド、70番台がアッパーミドル、60番台がミドル、50番台がエントリーという解釈です。

70番台は人によっては準ハイエンドと呼ぶ方もいると思います。

まとめ

ゲーミングPCの価格が安いモデルと高いモデルのメリットとデメリットは以上になります。

それを踏まえておすすめの価格帯の選び方についてまとめていきます。

  • 初心者の方はリスクが少ない安いモデルから始めるのもおすすめです。
  • ベテランは高性能モデルがおすすめです。
  • 人気はミドルレンジモデル。

初心者の方の場合にはPCゲームをやらなくなったとか、合わなかったというリスクが存在するので初期投資が大きい程リスクが大きいです。

もちろんすぐにPCゲームにハマって『もっと高性能モデルを買っておけばよかった…』と後悔する可能性ももちろんあります。

しかし、何事もはじめは小さく、リスクを少なく始めるというのがおすすめなので安いモデルからでもPCゲームに一歩踏む出す事が重要だと思います。

「エンリーモデル」や「ミドルレンジモデル」から挑戦するのが個人的にはおすすめです。

予算に余裕のあるベテランの方は、最高のゲーム体験をするという意味で高性能モデルがおすすめです。または、ゲーム実況を本格的にやりたい方もハイエンドはおすすめです。

人気のモデルを選びたい方は「ミドルレンジモデル」や「アッパーミドル」がコストパフォーマンスの観点からもおすすめです。

以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございます。参考になれば幸いです。PCゲームを楽しんで行きましょう!

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