
「エルデンリング(ELDEN RING)」はダークファンタジーの世界を舞台にしたアクションRPGです。
広大なフィールドとダンジョンがシームレスに繋がるオープンフィールドや、自由度の高いキャラクタービルドが魅力的なゲームです。
そんな「エルデンリング」の必要と推奨スペックとおすすめゲーミングPCをご紹介します。
必要スペックと推奨スペック
必要 | 推奨 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 | Windows 10 / 11 |
CPU | Core i5-8400 Ryzen 3 3300X | Core i7-8700K Ryzen 5 3600X |
メモリ | 12GB | 16GB |
GPU | GeForce GTX 1060 Radeon RX 580 | GeForce GTX 1070 Radeon RX Vega 56 |
DirectX | 12 | |
ストレージ | 60GB以上 |
公式サイトに記載されているエルデンリングの推奨環境のスペック表です。
参考情報:Steamストアページ | ELDEN RING公式サイト
CPU

エルデンリングの動作要件になっている「Core i7-8700K」はインテル第8世代CPUです。インテル第8世代CPUは2017年に登場したモデルです。「Ryzen 5 3600」は2019年に登場したモデルです。
2021年にインテル第12世代、2022年にインテル第13世代が発売されています。これから購入される方はインテル第12世代/第13世代のモデルを購入すると長く使えるのでおすすめです。
メモリ

メモリは必要で12GB、推奨で16GBとなっています。メモリが不足している方は、一度ご自身のパソコンに搭載されているメモリ容量を確認しておきましょう。
メモリの確認方法は「コントロールパネル」「システムとセキュリティ」「システム」から確認可能です。
グラフィックス

ゲームで最も体感性能に繋がってくるのがグラフィックスボードです。グラフィックスボードの性能が高いとゲームが快適に動作します。
一般的なパソコンではグラフィックスボードが搭載されていないので、3Dゲームを楽しみたい方は、グラフィックスボードが搭載されたゲーミングPCがおすすめです。
エルデンリングの必要/推奨スペックに記載されている「GTX 1060」「GTX 1070」は、2016年に登場したモデルです。2020年から2022年にかけてRTX30シリーズ、2022年にはRTX 40シリーズが一部発売されています。
ストレージ
ストレージはHDDでカクつくPCゲームもあります。インストール先がSSDだと、ロード時間短縮にも繋がります。
NVMe SSD | SSD | HDD |
---|---|---|
3.8秒 | 3.9秒 | 4.5秒 |
3.7秒 | 4.1秒 | 4.0秒 |
3.8秒 | 3.8秒 | 4.2秒 |
ただ、エルデンリングのロード時間を検証してみると、SSDとHDDではそれほどロード時間が変わらない結果となりました。
元々短いロード時間のゲームなので、ロード時間が気になる方は少ないかもしれないのですが、若干ですがSSDの方がロード時間が速いです。
エレの教会から大祝福までをファストトラベルで移動し、3回計測した際のロード時間の比較になります。
エルデンリングの解像度について

エルデンリングは、3840×2160(4K)や2560×1440(WQHD)、1920×1080(フルHD)や1280×720(HD)解像度に対応しています。

解像度が高いほど、きめ細かい高精細な映像表示でゲームを楽しめます。4K解像度は、フルHD画質の4倍に当たる画面解像度です。
PCゲームでは、フルHD / 60fps以上で動作するのがおすすめの快適性の基準です。
エルデンリングはウルトラワイドに対応している?

PCゲームではウルトラワイドに対応したゲームもあります。ウルトラワイドモニターのメリットは、ゲームプレイでの臨場感の向上や、一度に視認出来る情報量が多くなるなどのメリットがあります。
ただ、エルデンリングはウルトラワイドに対応しておらず、画像のように横に黒い帯が出ます。
MODを導入する事で自己責任にはなりますが、ウルトラワイドに対応する事は可能なので、興味がある方は調べて試してみて下さい。
エルデンリングの画質比較


画像が表示されない方は更新ボタンを押す事で表示されます。
テクスチャの品質や影の品質、ライティングや草の品質など、画質設定を高画質設定にするとリッチな表現になります。
エルデンリングのグラボ別fps
PCではフレームレート(fps)を計測する事ができます。エルデンリングの各グラフィックスボードで、どの程度のフレームレートが出るのか気になるポイントですよね。
実際に私物のグラフィックスボードを使用し、エルデンリングの平均fpsを計測しました。
![]() | |||
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 60 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 4080 | 60 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3090 Ti | 60 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3090 | 59 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3080 Ti | 59 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3080 | 57 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3070 Ti | 48 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3070 | 47 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3060 Ti | 40 FPS | 58 FPS | 60 FPS |
RTX 3060 | 32 FPS | 49 FPS | 57 FPS |
RTX 3050 | 22 FPS | 35 FPS | 44 FPS |
GTX 1660 S | 22 FPS | 35 FPS | 44 FPS |
GTX 1650 S | 15 FPS | 31 FPS | 40 FPS |
計測場所:エレの教会。自動描画調整はOFF。画質は品質設定の最高。構成は「Windows 11 / Core i9-12900K / 32GBメモリ / NVMe SSD 1TB」です。
エレの教会周辺の平均フレームレートを計測しました。エルデンリングは60fps上限のゲームです。
fpsはフレームレートの事で、動画やゲームにおける1秒あたりのフレーム数の事です。この数値が高ければ高いほど、滑らかな描画になります。
エルデンリングの快適性の基準値としては「フルHD/60fps」がおすすめです。
- フルHD:RTX 3060以上がおすすめです。
- WQHD:RTX 3060 Ti以上がおすすめです。
- 4K:RTX 3080以上がおすすめです。
エルデンリングにおすすめのゲーミングPC

エルデンリングが快適にプレイ出来るおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
GALLERIA RM5C-R36
GALLERIA RM5C-R36 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i5-13400F |
グラフィック | RTX 3060(12GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 500GB NVMe SSD | |
ケース | ミニタワー |
「GALLERIA RM5C-R36」は、ミニタワー型なのでサイズはミドルタワー型と比べるとコンパクトなサイズ感です。筐体の質感が良く、前面がLEDで光るゲーミングPCです。
2023年に登場したインテル第13世代「Core i5-13400」を搭載。最新CPUが搭載されているので処理性能が高くコストパフォーマンスに優れるCPUです。
グラフィックスはRTX 3060搭載で、多くのゲームタイトルの推奨スペックを満たすグラフィックスボードが搭載しています。エルデンリングをフルHD画質で楽しみたい方におすすめです。
GALLERIA XA7C-R37
GALLERIA XA7C-R37 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 3070(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XA7C-R37」は、グラフィックスに「GeForce RTX 3070」が搭載されているので、エルデンリングをWQHD解像度で楽しみたい方におすすめです。
WQHD解像度は、画質としてはフルHDよりワンランク上です。4K解像度と比較するとゲーミングパフォーマンスが確保しやすく、4Kには劣りますが、画質も綺麗です。
GALLERIA ZA7C-R48
GALLERIA ZA7C-R48 | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-13700KF |
グラフィック | RTX 4080(16GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD | |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA ZA7C-R48」は、GALLERIAのミドルタワー型のモデルです。GALLERIAの高性能モデルでは、新システムの「リジッドカードサポート」が搭載されています。
「リジッドカードサポート」は、グラフィックスカードを固定し、輸送中の脱落や接触不良を防止する効果が見込めます。マザーボードの負担軽減にも繋がります。
処理性能では、インテル第13世代CPU「Core i7-13700KF」&高性能グラフィックス「GeForce RTX 4080」を搭載。最新ゲームを4K解像度の美麗グラフィックスで快適に楽しめます。
GALLERIA ZA9C-R48 第13世代Core搭載の実機レビュー
おすすめのゲーミングノートPC
エルデンリングにおすすめのゲーミングノートPCをご紹介します。
GALLERIA XL7C-R36H
GALLERIA XL7C-R36H | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i7-12700H |
グラフィック | RTX 3060(6GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB NVMe SSD | |
液晶 | 16.0型 WUXGA (165Hz) |
「GALLERIA XL7C-R36H」は、インテル第12世代「Core i7-12700H」を搭載しており高い処理性能を持ったノートPCです。
グラフィックスには「GeForce RTX 3060」搭載し、165Hzの滑らかな高リフレッシュレートモニターが採用。最新ゲームを楽しみたい方におすすめのスペックです。
G-Tune H5-LC
G-Tune H5-LC | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i9-12900H |
グラフィック | RTX 3070 Ti(8GB) | |
メモリ | 32GB | |
ストレージ | 512GB NVMe SSD | |
液晶 | 15.6型 WQHD (240Hz) |
「G-Tune H5-LC」は、G-Tune初の「水冷ノートPC」となっており、静音/冷却/パフォーマンスの3点が向上。WQHD解像度/リフレッシュレート240Hz搭載で非常に滑らかで高精細な映像を楽しめます。
「GeForce RTX 3070Ti」を搭載しているので最新ゲームも快適です。より本格的なモデルを探している方におすすめのゲーミングノートPCです。

