
「エルデンリング(ELDEN RING)」はダークファンタジーの世界を舞台にしたアクションRPGです。
広大なフィールドとダンジョンがシームレスに繋がるオープンフィールドや、自由度の高いキャラクタービルドが魅力的なゲームです。
「エルデンリング」の必要と推奨スペックとおすすめゲーミングPCをご紹介します。グラボ別fps検証も行っているのでゲーミングPC選びの参考にしてみて下さいね。
エルデンリングの特徴
- ダークファンタジーの世界観
- 自由度の高いオープンワールド採用
- アクション性の高い戦闘が魅力
- 多彩なキャラクタービルドも行える
- レイトレーシング対応
「エルデンリング」は、フロム・ソフトウェアが開発したアクションRPGで、PC版は2022年2月25日に発売されました。

自由度の高いオープンワールドとダンジョン探索が行えるゲームで、探索した先に待つ様々なモンスターやボスと戦えるゲームです。
武器や防具、魔法などの組み合わせによって、プレイヤーの戦闘スタイルが変わるのも面白い点です。自分の理想となるステ振りや装備品を集め、成長をカスタマイズする事が出来ます。
また、Ver. 1.09よりエルデンリングの新機能として、レイトレーシングがサポートされています。リアルタイムレイトレーシングは、光の反射や屈折、影の表現などがリアルに描写され、映像のリアリティを向上する技術です。
エルデンリングのシステム要件
必要スペックと推奨スペック
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 | Windows 10 / 11 |
CPU | Core i5-8400 Ryzen 3 3300X | Core i7-8700K Ryzen 5 3600X |
メモリ | 12GB | 16GB |
GPU | GeForce GTX 1060 Radeon RX 580 | GeForce GTX 1070 Radeon RX Vega 56 |
DirectX | 12 | |
ストレージ | 60GB以上 |
公式サイトに記載されているエルデンリングの最低要件と推奨要件のスペック表です。
レイトレーシングの推奨スペック
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
推奨設定 | 1080p / 低品質 | 1080p / 高品質 |
OS | Windows 10 | Windows 11 |
CPU | Core i5-10600K Ryzen 5 3600XT | Core i7-10700K Ryzen 7 3800XT |
メモリ | 16GB | 16GB |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti Radeon RX 6700 XT | GeForce RTX 3070 Ti Radeon RX 6900 XT |
レイトレーシングの推奨要件はこちらになります。
CPU

CPUは、試しにCore i5-12400F(6コア12スレッドで最大4.4GHz)とRTX 3060Ti構成で試してみると快適でした。エルデンリングにはCore i5以上のCPU搭載モデルがおすすめです。
CPU使用率に余裕を持ちたい方や、高解像度でゲームをプレイしたい方、実況・配信を行う方はCore i7 / Ryzen 7など性能重視のモデルがおすすめです。
メモリ

フルHDだとメモリはゲーム開始時から10GB程度が使用されていました。メモリは16GB搭載モデル以上がおすすめになります。
ストレージ
ストレージはHDDでカクつくPCゲームもあります。インストール先がSSDだと、ロード時間短縮にも繋がります。
NVMe SSD | SSD | HDD |
---|---|---|
3.8秒 | 3.9秒 | 4.5秒 |
3.7秒 | 4.1秒 | 4.0秒 |
3.8秒 | 3.8秒 | 4.2秒 |
エルデンリングのロード時間を検証してみると、SSDとHDDではそれほどロード時間が変わらない結果となりました。
元々短いロード時間のゲームなのでロード時間が気になる方は少ないかもしれないのですが、若干ですがSSDの方がロード時間が速いです。ちょっとでもロード時間を短縮したい方はSSDにインストールしよう。
エルデンリングの解像度について
エルデンリングは、「3840×2160(4K)」や「2560×1440(WQHD)」「1920×1080(フルHD)」「1280×720(HD)」解像度に対応しています。
解像度が高いほどきめ細かい高精細な映像表示でゲームを楽しめます。
4K解像度はフルHD画質の4倍に当たる画面解像度です。WQHD解像度はHD画質の4倍に当たる画面解像度です。
PCゲームでは「フルHD / 60fps以上で動作するのがおすすめの快適性の基準」です。

エルデンリングはウルトラワイドに対応している?
エルデンリングはウルトラワイドに対応しておらず、画像のように横に黒い帯が出ます。
MODを導入する事で自己責任にはなりますが、ウルトラワイドに対応する事は可能です。興味がある方は調べて試してみて下さい。

エルデンリングの画質比較
最高画像

低画質

テクスチャの品質や影の品質、ライティングや草の品質など、画質設定を高画質設定にするとリッチな表現になります。
エルデンリングにはプリセットが用意されているので、設定がよく分からないという方でも簡単に画質を変更する事ができます。
プリセットは「最高~低」設定の4段階用意されており。最高画質にすると画質が良くなり、低画質にするとフレームレート(fps)が向上し、パフォーマンスが上がります。
エルデンリングのレイトレーシングについて

レイトレーシングに対応したゲーミングPCなら「レイトレーシングの品質」という項目が選択可能になります。
GTX 16シリーズだとレイトレーシングに対応していないので、NVIDIA RTXグラフィックスやRadeon RX 6000シリーズ以降が必要です。
レイトレーシングを有効にするならRTXグラフィックスなどのレイトレーシングに対応したグラフィックスボードが必要になります。
エルデンリングのグラボ別fps
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---|---|---|---|
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
RTX 4090 | 60 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 4080 | 60 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 4070 Ti | 60 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 4070 | 58 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3080 | 57 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3070 Ti | 48 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3070 | 47 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 4060 Ti | 42 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 3060 Ti | 40 FPS | 58 FPS | 60 FPS |
RTX 4060 | 38 FPS | 59 FPS | 60 FPS |
RTX 3060 | 32 FPS | 49 FPS | 57 FPS |
RTX 3050 | 22 FPS | 35 FPS | 44 FPS |
GTX 1660 SUPER | 22 FPS | 35 FPS | 44 FPS |
GTX 1650 SUPER | 15 FPS | 31 FPS | 40 FPS |
PCではフレームレート(fps)を計測する事ができます。エルデンリングの各グラフィックスボードで、どの程度のフレームレートが出るのかチェックしました。
エルデンリングは60fps上限のゲームです。
fpsはフレームレートの事で、動画やゲームにおける1秒あたりのフレーム数の事です。

数値が高ければ高いほど、滑らかな描画になります。一般的にゲームを滑らかに動作させるためには、60fps程度が必要とされています。
- フルHD解像度:RTX 3060以上がおすすめ
- WQHD:RTX 3060 Ti以上がおすすめ
- 4K:RTX 4070以上がおすすめ
レイトレーシングのグラボ別fps
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---|---|---|---|
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
RTX 4090 | 59 FPS | 60 FPS | 60 FPS |
RTX 4080 | 50 FPS | 59 FPS | 60 FPS |
RTX 4070 Ti | 42 FPS | 59 FPS | 60 FPS |
RTX 4070 | 36 FPS | 55 FPS | 60 FPS |
RTX 3080 | 34 FPS | 50 FPS | 57 FPS |
RTX 3070 Ti | 27 FPS | 43 FPS | 52 FPS |
RTX 3070 | 27 FPS | 43 FPS | 52 FPS |
RTX 4060 Ti | 25 FPS | 42 FPS | 52 FPS |
RTX 3060 Ti | 24 FPS | 40 FPS | 49 FPS |
RTX 4060 | 21 FPS | 36 FPS | 48 FPS |
RTX 3060 | 18 FPS | 32 FPS | 42 FPS |
RTX 3050 | 13 FPS | 23 FPS | 31 FPS |
レイトレーシングの最高設定で上記と同条件で計測しました。
レイトレーシングの最高画質で計測しているので、レイトレーシングの推奨スペックよりも高い性能が必要な設定です。最高画質設定の目安として見てみて下さい。
レイトレーシングは、NVIDIA DLSSやFSRといった超解像技術と組み合わせる事で描画負荷を低減させ、フレームレートを確保するというのが一般的です。しかし、エルデンリングでは超解像度技術の対応が無いため、非常に高いハードウェアの性能が求められます。
- フルHD解像度:RTX 4070以上がおすすめ
- WQHD解像度:RTX 4070 Ti以上がおすすめ
- 4K解像度:RTX 4090以上がおすすめ
エルデンリングにおすすめのゲーミングPC


エルデンリングが快適にプレイ出来るおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
G-Tune DG-I7G60


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー 強化ガラスサイドパネル |
「G-Tune DG-I7G60」は、当サイト限定モデルとなっているので、CPUクーラー、CPUグリス、強化ガラスサイドパネルなどが標準でカスタマイズ済みでお得なモデルとなっています。
重量級ゲームやFPSゲームも快適に動作出来る性能を持っており、動画編集や実況配信までマルチに対応可能な高性能ゲーミングPCです。
GALLERIA XA7C-R46T


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XA7C-R46T」は、GALLERIAのミドルタワー型のゲーミングPCです。ガレリアの新筐体は正面部分がLEDで光り、斜めのコンソールパネルも使いやすいです。
グラフィックスは、高性能グラフィックス「RTX 4060 Ti」搭載で、重量級ゲームも快適に楽しめる性能が魅力的です。最新重量級ゲームを快適にプレイしたい方におすすめのゲーミングPCです。
G-Tune DG-I7G70


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4070(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「G-Tune DG-I7G70」は、CPUに「Core i7-13700F」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4070」を搭載。
WQHD解像度の重量級ゲームも快適に楽しめる性能を持っています。タイトルによっては4K解像度でゲームも楽しめます。また、水冷CPUクーラーを標準搭載し、冷却性能も高いモデルです。
「G-Tune DG-I7G70」はマウスコンピュータースタッフもおすすめする超目玉パソコンです。
GALLERIA XA7C-R47T


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4070 Ti(12GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XA7C-R47T」は、高性能グラフィックス「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載。高fps(フレームレート)を出してゲームを本格的に快適に楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。
FPS / TPSゲームを高fpsで楽しみたい方や、4K解像度でゲームを楽しみたい方にもおすすめのゲーミングPCです。


GALLERIA XA7C-R48


スペック | |
---|---|
CPU | Core i9-13900KF |
グラフィック | RTX 4080(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | フルタワー |
「G-Tune FZ-I7G80」は、圧倒的なパフォーマンスを誇る「Core i9-13900KF」&最新のハイエンドグラフィックス「RTX 4080」搭載。
4K解像度のゲームプレイ、4K動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業も快適な強力なパフォーマンスを発揮するゲーミングデスクトップパソコンです。
おすすめのゲーミングノートPC
エルデンリングにおすすめのゲーミングノートPCをご紹介します。
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---|---|---|
解像度 | 設定 | FPS |
RTX 4080 | 最高 | 60 fps |
RTX 4070 | 最高 | 60 fps |
RTX 4060 | 最高 | 60 fps |
RTX 4050 | 最高 | 57 fps |
GTX 1650 | 最高 | 36 fps |
RTX 4050以上なら最高画質60fps前後の動作が見込めるのでRTX 4050以上がおすすめです。より快適に楽しみたい方はRTX 4060以上を狙うのがおすすめです。
GALLERIA XL7C-R45


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
グラフィック | RTX 4050(6GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
液晶 | 15.6型 1920×1080 フルHD(144Hz) |
「GALLERIA XL7C-R45」は、最新グラフィックスRTX 40シリーズのエントリーモデル「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」搭載のゲーミングノートPCです。人気ゲームも快適にプレイ出来るゲーミングノートPCです。
G-Tune E4-I7G60DB-B


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-12650H |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
液晶 | 14型 1,920×1,080 フルHD(144Hz) |
「G-Tune E4-I7G60DB-B」は、14インチの持ち運びに適したゲーミングノートPCです。RTX 4060を搭載しているので、最新ゲームも快適にプレイ可能です。
本体付属のACアダプタよりもコンパクトなUSB PDアダプタをBTOオプションで追加する事も可能なモデルとなっています。持ち運びが多い方におすすめのゲーミングノートPCです。
GALLERIA XL7C-R46


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD |
液晶 | 15.6型 1920×1080 フルHD(144Hz) |
「GALLERIA XL7C-R46」は、Core i7-13700H&最新グラフィックス「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」搭載。最新ゲームを快適に楽しめる性能が魅力です。
映像出力端子や有線LAN端子が背面にあるので、使い勝手も良好です。
G-Tune P6-I7G60BK-A


スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700H |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
液晶 | 16型 1920×1200 WUXGA(165Hz) |
「G-Tune P6-I7G60BK-A」は、Core i7-13700H&DLSS3.0に対応した最新グラフィックス「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」搭載。最新ゲームを快適に楽しめる性能が魅力的です。
キーボードは、複数のキーの同時押しに対応したnキーロールオーバー対応キーボードを搭載。FPS/TPSゲームを快適に楽しみたい方にもおすすめのノートPCです。
まとめ
エルデンリングの推奨スペックとおすすめのゲーミングPCをご紹介しました。
エルデンリングのおすすめのスペックは以下になります。
- CPU:Core i5以上
- グラフィックス:RTX 3060以上
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:SSDでもHDDでもOK
おすすめのゲーミングPCもご紹介しているので、スペック選びの参考にしてみて下さい。
もし予算があれば、より性能の高いモデルも検討してみても良いでしょう。
高解像度でプレイされる方はより性能が必要になるので、検証数値をご確認頂いて使用するモニター解像度に合致した製品を選ぶのがおすすめになります。
「エルデンリングを快適にプレイしたい!」という方のお役に立てれば幸いです。



