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Presence BEMOの実機レビュー|プレゼンス ビーモ

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PCショップASPさんから「Presence BEMO」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「Presence BEMO」の特徴は最新の「Ryzen 5 5600X」を搭載し「RTX 3060 Ti」を搭載しているので、フルHD解像度のゲームや動画編集などの趣味的な用途で幅広く使える性能を持っています。

さらに筐体サイズが非常にコンパクトなのも特徴的なので、サイズが小さいゲーミングPCを探している方におすすめです。

目次

スペック

Presence BEMO
CPU Ryzen 5 5600X
グラフィック RTX 3060 Ti(8GB)
メモリ 16GB
※32GB、64GBに増設可
ストレージ 500GB NVMe SSD
※1TBに増設可
読込み最大:7,000Mbps
無線 Wi-Fi 6
サイズ 幅11.5cm
奥行き32.8cm
高さ20.6cm

公式サイトはこちら

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観デザイン

「Presence BEMO」は無駄のないシンプルで洗練されたデザインとサイズのコンパクトさが特徴的な外観です。ヘアライン加工がされており、アルミボディで質感が高い筐体です。

天板と両サイドにはメッシュ加工がしてあり、熱くなるパーツを放熱する工夫がされています。

前面インターフェースは電源ボタンとType-C端子のみが配置されています。前面でUSBを接続したい方は「USB-Cハブ」のような商品が必要になります。

背面にはマザーボードの端子類や電源が配置されています。背面の映像出力端子は「HDMI端子、DisplayPort端子x3」となっています。複数のモニターを繋ぐ用途でも活用出来ます。

前面インターフェースにオーディオ端子が無いのですが、背面のマザーボードにオーディオ端子があるのでイヤホンやヘッドホンを使う方はこちらから接続しましょう。

内観

左側面にグラフィックスボードが配置されています。コンパクトなサイズですが、高性能グラフィックス「GeForce RTX 3060Ti」が搭載されています。

右側面に電源やマザーボードが配置されています。CPUクーラーはNoctua製の空冷CPUクーラーが搭載されていました。

高負荷な作業を行う際にもCPU温度を抑えて長寿命化の効果に期待出来ます。

拡張性は低めなので、ストレージの容量が足りない方は外付けSSDの活用がおすすめです。

PCケースまとめ

  • ケースの質感が良い(アルミ)
  • 非常にコンパクトなサイズ
  • 前面インターフェースの数は少ない
  • ケースの拡張性は低い

ゲーム性能

ベンチマークソフトを使用してゲームのパフォーマンスをチェックしました。

3DMARK

FireStrike

TimeSpy

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

構成 3DMARK TimeSpy
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
13654
Core i7-10700F
RTX 3060 Ti
10588
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
10218
Core i7-10700
RTX3060
8730
Ryzen 5 3500
GTX 1660
5271

当サイトでテストしたTimeSpyの参考スコア比較です。

RTX30シリーズは高い処理性能を持った最新のグラフィックスボードです。リアルタイムレイトレーシングなどの先進的な映像技術にも対応しています。

ファイナルファンタジー15

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
4779 / 47 fps
やや快適
WQHD
2560×1440
8122 / 81 fps
快適
フルHD
1920×1080
10983 / 109 fps
とても快適

フレームレートはスコアから算出した数値です。

ファイナルファンタジー15は重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコアで「快適」、12,000スコアで「非常に快適」になります。

RTX 3060 Tiを搭載しているので重量級ゲームもWQHD解像度で快適に楽しめます。

製品名 FF15 高品質比較
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
13511
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
10983
Core i7-10700F
RTX 3060 Ti
10704
Core i7-10700
RTX 3060
8801
Ryzen 5 3500
GTX 1660
5492

フルHD解像度/高品質の参考スコア比較です。

ファイナルファンタジー14

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高 9243 / 63 fps
快適
WQHD
2560×1440
最高 17802 / 121 fps
非常に快適
フルHD
1920×1080
最高 22811 / 162 fps
非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値です。

ファイナルファンタジー14は中程度の描画負荷のゲーム。暁月のフィナーレは15,000スコアで「非常に快適」評価となります。

フルHD / WQHD解像度の最高画質設定でも「非常に快適」に楽しめます。

製品名 FF14「暁月のフィナーレ」ベンチマーク
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
25229
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
22811
Core i7-10700F
RTX 3060 Ti
20833
Core i7-10700
RTX 3060
18948
Ryzen 5 3500
GTX 1660
12516

フルHD解像度/最高品質の参考スコア比較です。

Apex Legends


最高設定


最低設定


人気FPSゲームのApexLegendsではフルHD解像度の最高画質は180fps前後、最低では270fps前後を記録しました。

Apex Legendsで高フレームレートを出して快適に楽しめます。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
187
最低
269

計測場所:射撃訓練場

フォートナイト


最高設定


最低設定


人気TPSゲームのフォートナイトではフルHD解像度の最高画質で110fps前後。最低では300fps前後を記録しました。フォートナイトも快適に楽しめます。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高
111
293

計測場所:グリーシー・グローブ、3D解像度は100%に変更。レイトレーシング / NVIDIA DLSS無効で計測。

PSO2:NGS

解像度 設定 スコア / 評価
4K
3840×2160
ウルトラ 4356【重い
WQHD
2560×1440
ウルトラ 14568【快適
フルHD
1920×1080
ウルトラ 27344【快適

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。

フルHD / WQHD解像度の最高設定で「快適」評価です。

製品名 PSO2:NGSベンチマーク
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
35875
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
27344
Core i7-10700F
RTX 3060 Ti
25908
Core i7-10700
RTX 3060
20100
Ryzen 5 3500
GTX 1660
7383

フルHD解像度/最高設定の参考スコア比較です。

ゲーム性能まとめ

ここまでをまとめます。

「Presence BEMO」はRTX 3060 Tiを搭載しているので、フルHD解像度やWQHD解像度のゲームにおすすめの性能です。

FPS / TPSゲームで144fpsを出したい方にもおすすめの高性能ゲーミングPCです。

4K解像度
WQHD解像度
フルHD解像度
  1. 4K解像度:FF15:やや快適評価。PSO2:NGS:重い動作判定。
  2. WQHD解像度:FF15:最高設定で快適評価。
  3. フルHD解像度:FF15:最高設定でとても快適評価。

CPU性能

CPU性能をチェックしました。

CINEBENCH R23

「CINEBENCH R23」はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

製品名 CINEBENCH R23(マルチ)
Core i9-12900K
26849
Ryzen 9 5950X
24830
Core i7-12700K
22819
Ryzen 9 5900X
21369
Core i9-10900K
16350
Core i9-11900K
15913
Ryzen 7 5800X
15388
Core i7-11700K
14225
Core i7-10700K
12732
Ryzen 7 3700X
12419
Core i5-12400F
11805
Ryzen 5 5600X
10250
Ryzen 5 3500
6819

CINEBENCH R23マルチスコア参考比較

表はCINEBENCH R23を当サイトでテストした比較になります。

「Ryzen 5 5600X」はコストパフォーマンスの良いミドルレンジモデルです。ゲームに強いので人気も高いCPUです。

6コア12スレッドなのでゲーム配信を行いたい方はより上位のCPUを搭載したモデルがおすすめですが、「Ryzen 5 5600X」はコスパ良くゲームをプレイしたい方におすすめのCPUです。

ビジネス用途や、趣味の画像や動画編集など幅広く使える性能を持っています。

ベンチマーク

PC MARK10

PCMark 10 Essentials Productivity DCC
6775 9351 9083 9939

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

構成 PC MARK10
Ryzen 7 5800X
RTX 3070 Ti
7796
Core i7-10700F
RTX 3060 Ti
7015
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
6775
Core i7-10700
RTX 3060
6764
Ryzen 5 3500
GTX 1660
5290

PC MARK10参考比較

ストレージの速度

ゲームではSSDにインストールするとロード時間が短縮される効果や、カクつきを抑える効果が見込めます。

読込み最大7,000MbpsのNVMe SSDが搭載されていました。 パソコンの動作がサクサクで、ゲームでもストレスフリーです。

消費電力

アイドル時 高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時は3DMARKのFireStrikeを開始した序盤の消費電力の数値です。

数値の変動があるので参考程度に見てみて下さい。

温度

内部の温度

室温23℃環境での計測になります。

計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R23を実行した際の最大温度になります。

CPU温度もグラフィックスボードの温度も筐体のサイズを考えると優秀です。

筐体の温度

3DMARKのFireStrikeを実行時の筐体温度です。サーモグラフィーはFLIR C3-Xを使用しています。

高負荷時に触っても表面的な温度は温かい程度で熱くないので心配は要りませんが、温かい空気が出るので天板やサイドには何か物を置かない方がいいでしょう。

静音性

アイドル時 3DMARK
40.1 db 47.7 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

FireStrike実行時の中で最も動作音の大きい数値で、環境の下限は40db前後です。

まとめ

Presence BEMOは、コンパクトなサイズで高級感が高く、美しい筐体デザインが特徴的です。

性能面では、「Ryzen 5 5600X」&「RTX 3060 Ti」搭載で、フルHD / WQHD解像度でゲームを楽しみたい方や、FPS/TPSゲームを144FPSでプレイしたい方におすすめの性能です。

Presence BEMOのデザインやサイズが気になった方はチェックしてみて下さい。

こんな方におすすめ

  • 筐体のデザイン性が高くサイズが小さいモデルを探している方
  • 小さくても高性能で品質の高いパソコンを探している方
  • フルHD / WQHD解像度のゲームを快適にプレイしたい方
  • 趣味の画像や動画編集をしたい方

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