シングルプレイで戦うカードゲームなので気兼ね無くプレイする事が可能です。トルネコの大冒険や風来のシレンといったローグライクゲーのシステムを採用しているので、死んでも何度でも遊んでしまう魅力があるのが大きな特徴です。
カードは死ぬ度に持ち越す事が出来ないので毎回新鮮な気持ちでプレイする事が出来て、カードの効果を覚えてどういうデッキを組んでいこうかという思案を巡らせるのが楽しいゲームとなっております。
エリアボスを倒す事が目標
エリアのどのルートに進んでも最終的にはエリアボスに続いています。道中には敵がいたりイベントがあったり商人がいたりしてそこからカード、レリック(永続効果のアイテム)、ポーション(様々な効果を持つ一回限りのアイテム)などを入手し、エリアボスを倒す事で先に進めるというシステムです。
とにかくサクサク進めるから中毒性が高い
動作がサクサク、ゲームのテンポもサクサク、更にロードが皆無なので例え死んでも「はい、次行きますか」というテンションを保ちつつ、熱中度が高い状態を維持しつつ続けてしまう魅力があります。
知りながら覚えられるからお手軽にプレイ可能
例えば「怒り」というカードはコピーを捨て札に置くという効果がありダメージを4与えコスト0で発動できるカードです。
コスト0でダメが与えられるので序盤は非常に便利で「怒り最強なんじゃないの?」と思いながら進めていくと、中盤以降もっと強い効果のカードが登場するので”コピーが作られて無限増殖する”という点の扱いの難しさに気付きます。
コスト0とは言えコストが5/3の時に所持カードに「怒り」が2枚もあると強化してもダメージ6なので敵のHPが平気で100を越えてくるとゲンナリすると言った事態が発生します。
更に敵の効果で所持カードが4枚に制限された時なんかでは4枚しか無いのに「怒り」が4枚中2枚となった場合は、コストが低いカードが手札にある場合には『詰んだ…』となるケースがあったりするのですが、手札を増やす系のカードや強化系のカードや回数増殖系のカードと組み合わせると「怒り」も色々使えるのでこれを活かすにはどうするのが最善手なんだろうと思案を巡らせてしまいます。
たった1枚のカードでこれだけ色々考えさせられるので状況に合わせてあ-でもないこーでもないと考えていくといつの間にか勝手に熱中していて「えっ、もうこんな時間!?」という事態に陥る中毒性の高いゲームになっています。
カードはキャラクターによって違い執筆時だと2キャラクターいてアンロックされている物を含んでそれぞれ75枚のカードを有しています。それにスキルや呪い、状態異常のカードがありどういう使い方をしていくのか考えていくと数十時間以上はたっぷりと遊べるゲームボリュームになっています。
戦闘が進んでいくと敵のバフやデバフの効果がプレイヤーと敵に付いてかなり複雑になってきても所持カードの攻撃力の数値が敵にカーソルを当てると表示されるようになっているのでプレイに非常に集中できるというのも中毒性の高さに起因していると思います。
また、ある程度進んでこのデッキを組めば勝てるというデッキビルドを見つけたとしても、それを揃えるのが難しく取捨選択していっても中々揃わなかったり、序盤でカードを取得しない事も可能ですが、それだと序盤で詰んだりするので運ゲー要素もあり繰り返し遊んでしまうという面白さがあります。
日本語化は?
日本語に対応しているので、設定にある言語の項目を「Japanese」にするだけです。するとメニュー等が日本語表示されるのですぐに日本語で始められます。
カードの名前や効果についてもプレイしていた限りでは全く不満なく快適に日本語でプレイ出来たので全く心配いらないと思います。
スペックは?
OS | Windows XP, Vista, 7, 8/8.1, 10 |
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CPU | 2.0 Ghz |
メモリ | 4GB |
GPU | 256mb Video Memory, capable of OpenGL 2.0+ support |
HDD | 1GB |
公式のストアページに記載されている必要要件はかなり低いので低スペックでも快適に動作すると思います。グラボが積んでいるかなり前のゲーミングPCでも動作すると思うので手軽に初めてみるのがいいかと思います。
Slay the SpireはSteamで購入可能です。気になった方は是非プレイしてみて下さい。