現在はこちらのモデルは販売しておりません。新型モデルが発売しています。詳細は下記ページにて書いているのでそちらで確認をお願い致します。
コラボモデル はじめてゲームPC×G-Tuneコラボモデルが発売中!
マウスコンピューターさんからはじめてゲームPC×G-Tuneのコラボモデルの『NEXTGEAR i650GA7-FG』の実機を貸して頂けたので性能含めてレビューしていきます。
『NEXTGEAR i650GA7-FG』の特徴はグラフィックボードにGTX1080を採用し、CPUはCore i7-6700Kと豪華なハイエンドモデルとなっています。
スペックに一切妥協したくないという方やFPSなどのグラフィックス要求が高いゲームでゲーミングモニターを使いFPS値を稼ぐのが目的の方などにはぴったりかと思います。
画像左からコラボモデルのシルバー、ゴールド、プラチナとなっています。ゴールドとプラチナは同じPCケースを採用していますが、中身が違います。真ん中のゴールドモデルがGTX1070、右のプラチナモデルがGTX1080です。
NEXTGEAR-MICRO im570SA6-FGの外観
前面
ケース全体外観になります。光沢のある前面のパネルがやっぱりいちばん目立ちますし、カッコイイです。G-Tuneのロゴもさりげなく入っています。フロント上部にインターフェースがあり、SDカードリーダー、USB3.0×2、USB2.0×2、オーディオ端子にアクセスする事が可能です。
前面のフロントパネルは開きます。開くと中に光学ドライブが入っています。
電源を投入する事で青く光ります。
左側面
左側側面にはグラフィックボードがうっすらと見えます。こちらが吸気となっておりグラフィックボードを冷やしてくれます。
右側面
右側部分には何もありません。
背面
背面にはファンが取り付けられているので前面から吸気して背面から排出するというエアフローになっています。
NEXTGEAR i650GA7-FGの内部
内部は一般的なATX規格なので拡張性が高く、後から自分でパーツの交換や増設もやりやすいと思います。CPUファンはカスタマイズするか自分で換装するかをおすすめします。メモリは16GBの8GB×2のデュアルチャネルです。もし更にメモリを増設したいと思ってもスロットは余っているので増設可能です。
同梱物
同梱物にはキーボードとマウスと電源ケーブル、取扱説明書などが入っています。
キーボード
キーボードにはG-TuneオリジナルのAccurate Keyboardが付属しています。ゲームに対応したキーボードになっているのでWindowsKeyが無効になっていたり11キー同時押しに対応していたりします。
沈み込みはこの位です。 メンブレン方式です。
マウス
マウスもG-Tuneオリジナルのゲーミングマウスが付属しています。凄く小ぶりなマウスなので扱いやすいなと感じました。
NEXTGEAR i650GA7-FGのスペック
NEXTGEAR i650GA7-FG | ||
---|---|---|
CPU | Core i7-6700K | |
メモリ | 16GB PC4-17000 (8GB×2/デュアルチャネル) | |
グラフィックス | GeForce GTX 1080(8GB) | |
SSD | 480GB | |
HDD | HDD 2TB | |
電源 | 700W 【80PLUS BRONZE】 | |
マザー | Z170(ATX) | |
価格 | 193,800円(+税) | |
※情報は記事執筆時のものになります。最新の詳細は公式ページでご確認下さい。
各種ベンチマークを計測
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド
FF14の蒼天のイシュガルドのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。フルHDの最高設定で余裕で超えているので十分快適に動作します。
設定 | 画面サイズ | DirectX | スコア |
---|---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 11 | 6722 |
高品質 | 3840×2160 | 11 | 7805 |
標準品質 | 3840×2160 | 11 | 14440 |
最高品質 | 3840×2160 | 9 | 9011 |
高品質 | 3840×2160 | 9 | 9158 |
標準品質 | 3840×2160 | 9 | 18410 |
最高品質 | 1920×1080 | 11 | 18817 |
高品質 | 1920×1080 | 11 | 19406 |
標準品質 | 1920×1080 | 11 | 24878 |
最高品質 | 1920×1080 | 9 | 20568 |
高品質 | 1920×1080 | 9 | 21090 |
標準品質 | 1920×1080 | 9 | 25684 |
ドラゴンクエストX
ドラクエ10ではフルHD環境なら十分快適に動作します。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 19302 |
標準品質 | 3840×2160 | 20016 |
低品質 | 3840×2160 | 21266 |
最高品質 | 1920×1080 | 20884 |
標準品質 | 1920×1080 | 21164 |
低品質 | 1920×1080 | 21982 |
ドラゴンズドグマオンライン
スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 1920×1080 | 13318 |
標準品質 | 1920×1080 | 13768 |
低品質 | 1920×1080 | 13772 |
モンスターハンター第三弾(大討伐)
モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは43964というスコアが出ています。High Grade Editionでも問題無く快適にプレイする事が可能なスペックです。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高設定 | 3840×2160 | 13120 |
最高設定 | 1920×1080 | 43964 |
PSO2ベンチマーク ver.4
公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定の簡易設定の6で63835というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
簡易設定6(最高設定) | 1920×1080 | 63835 |
簡易設定5 | 1920×1080 | 88955 |
3DMark
3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。 Fire StrikeについてはゲーミングPC用のベンチマークになるのでゲーミングPCの場合は基本的にFire Strikeを参考にするといいでしょう。Fire Strike Ultraは4Kでの3Dゲームのパフォーマンスを計測しています。
Dmark | スコア | Graphics score | Physics score | Combined score |
---|---|---|---|---|
Fire Strike | 16786 | 21631 | 12729 | 7625 |
Fire Strike Ultra | 4958 | 4933 | 12704 | 2643 |
Time Spy
Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。
スコア | Graphics score | CPU test |
---|---|---|
6425 | 6818 | 4850 |
SteamVRパフォーマンステスト
SteamにあるSteam Performance testの結果ではVRレディとなっています。VRはGTX970が推奨要件になっているのでそれをGTX1080はスペックで上回っています。
平均忠実度 | テストされたフレーム | 90fps以下のフレーム | CPUバウンドフレーム |
---|---|---|---|
11(非常に高い) | 15400 | 0 | 0 |
SSD&HDDの速度
SSD | HDD |
SSDを搭載しているので頻度の高いゲーム等をSSDにインストールして普段使わないようなゲームや動画ファイルなどの大容量ファイルをHDDにと使い分ける事が可能です。
ゲーム性能
ゲーム性能は文句なしのハイエンドなのでこれで出来ないゲームは基本的に現状ではありません。
試しに記事執筆時に発売されたばかりのBF1でFPS値を計測してみましたが、フルHDの最高設定で130~140FPS出ているので設定を一段階程度下げるだけでゲーミングモニターで144Hz運用は可能かと思います。
予算があるのならばGTX1080を選択するのは安心感と将来性という意味からアリだと思います。
そして、ゲームでも4Kテレビや4KPCモニターを持っている、もしくはこらから買い換えるという人も東京オリンピック需要があるのでディスプレイ事情も今後そちらに傾倒していくという事を考えるとよりハードの要求スペックは上がっていきます。
例えばこのBF1は現状だと4K解像度で最高設定でプレイするとGTX1080搭載でも60FPSギリギリのラインです。なので常用するのなら4Kだと多少設定品質を下げる必要があります。
ハイエンドとはいえまだまだ性能はいくらあっても足りないのがPCゲームの世界なのでそういう意味でも4KやWQHDなどフルHD以上の解像度でプレイするという方にもGTX1080はおすすめです。
VRに関してももちろん対応していますが、PCのVRコンテンツは現状少なくキラーコンテンツが出てからが本番という感じですが、現状でも個性的なVRコンテンツはあるのでスーパーファミコンからプレイステーションに移行した時の感動や興奮がVRにはあるので、それをいち早く体験したいという方はそちらも併せておすすめです。
大人な方にはアダルトVRというジャンルもあるのでググって頂けるとコンテンツがあるのは確認可能かと思います。
まとめ
GTX1080は、FPS系の重いゲームを快適に動かしたいという方や、MODなどの天井知らずの要求スペックのゲームをガッツリとやりたい方、より高解像度を目指す方、VRに将来性を感じる方、実況動画作成などクリエイター的な使い方をするという方まで幅広く対応可能です。
グラフィック性能だけで無く、CPUも性能の高いパーツが使われていたり、ストレージも480GBと2TBのHDDを積んでいるので容量も安心です。
その分価格はそれなりにするので下位グレードと比較・検討をした上で納得して選択するのが吉だと思います。