現在はこちらのモデルは販売しておりません。新型モデルが発売しています。詳細は下記ページにて書いているのでそちらで確認をお願い致します。
コラボモデル はじめてゲームPC×G-Tuneコラボモデルが発売中!
マウスコンピューターさんから『NEXTGEAR i660GA2-FG』の実機を貸して頂けたので性能含めてレビューしていきます。
今回レビューする製品は、G-TuneさんとはじめてゲームPCのコラボモデルのゴールドモデルになります。今回のコラボモデルではこれが最上位モデルとなります。
特徴としては、GTX1070を採用したハイスペック構成で人気の高い光沢感が特徴のNEXTGEARケースを採用しているのに、価格は抑えつつ実用上困ることが無いような構成内容になっています。
GTX1060と悩んでいるという方はゲームの実機でのFPS値の計測等もしているので参考にしてみて下さい。
スペック
OS | Windows10 | |
---|---|---|
CPU | Core i7-7700 | |
GPU | GTX 1070(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
マザーボード | H270(ATX) | |
ストレージ | SSD 240GB、HDD 2TB | |
電源 | 700W |
※情報は記事執筆時点のものになります。最新の製品の詳細や価格については公式ページで必ずご確認下さい。
ケース外観
前面
ケース前面は光沢の高級感のあるパネルが採用され、下部には西洋騎士の甲冑のようなデザインが入っています。こちらの銀の部分は電源を投入する事で青く光ります。ケース上部にはG-Tuneのロゴが入っています。
フロント部分は開閉式になっており、オプションで光学ドライブを選択した場合はこちらからアクセスする事が可能です。
下はほこりなどのフィルターになっているのですが、これは外す事が可能です。上部に△の矢印がうっすらとあるのでそこを押してあげると外れる仕様になっています。
外すとケースファンなどにアクセスする事が可能なのでほこりの汚れなどが気になる場合はこちらからお手入れする事が可能です。
左側面
左側面にはメッシュが入っています。この部分からグラボの熱などの吸気が行われます。
右側面
右側面には特に何もありません。
背面
背面には背面ファンがあり、こちらから排気を行っています。グラフィックボードの出力はDisplayPort×3、HDMI、DVI端子となっています。電源はスイッチのあるタイプになっています。
天板
天板部分にも特徴があるのがNEXTGEARのPCケースです。電源ボタンがあり、その下にカードリーダー、USB3.0×2、USB2.0×2、オーディオ端子が並んでいます。
電源を投入すると青色LEDで光ります。
底面
背面はこのようになっています。足はゴム足なので滑りづらく安定しています。
ゴム足のアップです。
内部
内部構成は、PCケースがATX規格、マザーがZ270、CPUが最新の第7世代Kaby LakeのCore i7-7700、グラフィックボードがGTX1070を搭載し、電源は80PLUS BRONZEの700W、メモリはDDR4の16GB、ストレージがSSD 240GBとHDDが2TBのツイン構成になっています。
ケース右上に光学ドライブ、右下にSSDなどのストレージ類を設置する事が可能なスペースとなっています。
メモリは16GB搭載しているので普通の方ならこれでも余るくらいで、4Kやマルチモニターを使用しても実用上十分なメモリを搭載しています。
個人的な経験から8GBだと足りなくなる経験をしているので16GBがおすすめです。例えば4Kでメモリ消費量が多いゲームをプレイした時や、マルチモニターでメモリ消費量が多いゲームをプレイした時などは、16GBというのは安心してゲームをプレイするのに適しています。
スロット2つも余っているので更に容量を増やそうとした時でも自己責任ですが、可能ですしオプションでも記事執筆時で64GBまで拡張する事も可能です。
グラフィックボードにはGTX1070が搭載されています。具体的なベンチマーク数値等に関しては後述しているので参考にして下さい。
各種ベンチマークを計測
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド
FF14の蒼天のイシュガルドのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。フルHD環境なら余裕で最高設定でも7,000は越えています。
設定 | 画面サイズ | DirectX | スコア |
---|---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 11 | 5441 |
高品質 | 3840×2160 | 11 | 6397 |
標準品質 | 3840×2160 | 11 | 11765 |
最高品質 | 3840×2160 | 9 | 7214 |
高品質 | 3840×2160 | 9 | 7324 |
標準品質 | 3840×2160 | 9 | 15702 |
最高品質 | 1920×1080 | 11 | 16366 |
高品質 | 1920×1080 | 11 | 17170 |
標準品質 | 1920×1080 | 11 | 22613 |
最高品質 | 1920×1080 | 9 | 19062 |
高品質 | 1920×1080 | 9 | 19352 |
標準品質 | 1920×1080 | 9 | 24793 |
ドラゴンクエストX
すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 3840×2160 | 16274 |
標準品質 | 3840×2160 | 18794 |
低品質 | 3840×2160 | 19991 |
最高品質 | 1920×1080 | 20534 |
標準品質 | 1920×1080 | 20555 |
低品質 | 1920×1080 | 21494 |
ドラゴンズドグマオンライン
スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高品質 | 1920×1080 | 12340 |
標準品質 | 1920×1080 | 12981 |
低品質 | 1920×1080 | 12965 |
モンスターハンター第三弾(大討伐)
モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは34324というスコアが出ています。安定してプレイ可能です。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
最高設定 | 3840×2160 | 9996 |
最高設定 | 1920×1080 | 34324 |
PSO2ベンチマーク ver.4
公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定の簡易設定の6で61684というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。
設定 | 画面サイズ | スコア |
---|---|---|
簡易設定6(最高設定) | 1920×1080 | 61684 |
簡易設定5 | 1920×1080 | 75704 |
3DMark
3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。 Fire StrikeについてはゲーミングPC用のベンチマークになるのでゲーミングPCの場合は基本的にFire Strikeを参考にするといいでしょう。Fire Strike Ultraは4Kでの3Dゲームのパフォーマンスを計測しています。
Dmark | スコア | Graphics score | Physics score | Combined score |
---|---|---|---|---|
Fire Strike | 14388 | 17326 | 12317 | 7125 |
Fire Strike Ultra | 4123 | 4082 | 12231 | 2151 |
Time Spy
Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。
スコア | Graphics score | CPU test |
---|---|---|
5550 | 5681 | 4913 |
SteamVRパフォーマンステスト
SteamにあるSteam Performance testの結果ではVR可能となっています。VRはGTX970が推奨要件になっているのでGTX1070を搭載しているので要件は満たしています。
平均忠実度 | テストされたフレーム | 90fps以下のフレーム | CPUバウンドフレーム |
---|---|---|---|
10.8(非常に高い) | 11885 | 0(0%) | 0(0%) |
SSD&HDDの速度
SSD | HDD |
---|---|
SSDは240GB搭載しています。HDDも搭載しているハイブリッド構成なのでストレージ容量に関しては困らないと思います。BTOなのでストレージに関してはカスタマイズする事も可能です。
GTX1070のゲーム性能
実際のゲーム性能はどの程度なのか知りたいと思うので実際にGTA5とウォッチドッグス2を動かしてみました。
GTA5
フルHD | 4K |
---|---|
GTA5の設定はデフォルトで、基本的に高い設定になっていましたが、フルHDだと130FPSで4Kだと57FPS出ていました。なので設定を多少落とせば4Kでも常用も可能かと思います。
ウォッチドッグス2
フルHD | 4K |
---|---|
ウォッチドッグス2の場合はフルHDで最高設定で52FPSで4Kだと33FPSでした。設定を多少落とせば4Kでも遊べない事は無いとは思います。この辺りがGTX1070を購入するかどうか、それとももっと上位のグラフィックスカードが搭載されている製品を目指すのか、もうちょっと妥協してフルHD環境で満足するという事ならGTX1060も視野に入ってくる選定になるかと思います。
まとめ
個人的にはGTX1070であれば家庭用ゲーム機よりも綺麗な画質設定でプレイする事が可能なのでゲームが好きなゲーマーの方には非常におすすめです。
またNEXTGEARは光沢な外観のデザインが特徴のPCケースで、カッコイイと感じる方が多いのでは無いかと思います。なのでPCケースの外観に惚れた!という方にも満足度が高く所有欲を満たしてくれると思うのでおすすめです。
全体的な構成バランスが取れていて、なおかつコラボモデルという事で価格もお安くなっているのでゲーミングPCどれにしようかなという方は候補に入れて是非チェックして見て下さい。