マウスコンピューターのゲーム向けPCブランドが『G-Tune(ジーチューン)』と『NEXTGEAR(ネクストギア)』です。
2023年7月に新ブランドとしてNEXTGEARが登場し、どちらも非常に人気のブランドとなっています。
そこで今回は『G-Tune』と『NEXTGEAR』を徹底比較しました。
G-TuneとNEXTGEARの違いや、どちらが自分に合っているかなどを知り、購入時の参考にしてみて下さい。
- G-TuneとNEXTGEARの違い
- 人気のG-TuneミニタワーとNEXTGEARを徹底比較した両者の違い
G-TuneとNEXTGEARの違い
- インテルCPUもAMD CPUもどちらも選択可能
- G-Tuneのケースは3モデル展開
- G-TuneミニタワーとフルタワーはLEDファンが選択可能
- G-Tuneミニタワーはホワイトカラーが選択可能
- 強化ガラスがワンタッチで開閉可能
- AMD CPUのみが選択可能
- NEXTGEARのケースは1モデル展開
- LEDファンやRGBファンが選択可能
- ホワイトカラーが選択可能
- 強化ガラスはネジで開閉可能
G-Tuneの方が選択肢は豊富なので、どういう構成を選択したいのか決めている方にとっては様々な構成内容から選択可能なG-Tuneの方が適しています。
NEXTGEARの方は選択肢が絞られているので、パーツに関して詳しく無い方や、構成内容を決めていない方にとっては選択しやすい特徴があります。
選択可能なCPUの違い
G-TuneではインテルCPUとAMD CPUの取り扱いがありますが、NEXTGEARブランドではインテルCPUの取り扱いがありません。
NEXTGEARブランドではAMD CPUのみの取り扱いとなっています。
また、G-Tuneの方がAMD CPUでも導入が速いです。
AMD Ryzen 9000シリーズが発売されましたが、執筆時(2024/08/26時点)ではG-TuneとDAIVのみとAMD Ryzen 9000シリーズが取り扱いとなっています。
最新の製品が欲しい方や、性能面を追い求めたい方にはG-Tuneが適しています。
最新製品だと性能面は良いのですが価格的には高い場合がほとんどです。
旧モデルでコストを落とすのもおすすめの購入方法です。
その点では、NEXTGEARは旧製品の取り扱いが多く、G-Tuneと比較しても価格が抑えられたモデルが多いのでコスパに優れるゲーミングPCを求めるならNEXTGEARという見方が出来ます。
最新製品が欲しい方はG-Tune、コスパを求めるならNEXTGEARがおすすめ。
筐体デザインの違い
G-Tuneは3モデル展開です。『ハンドル付きのミニタワー』『ミニタワー』『フルタワー』の3種類あります。
G-Tuneはコンパクトなミニタワー型のモデルからフルタワー型まで揃っているので、幅広い選択肢があります。
NEXTGEARは1モデル展開になります。筐体のデザインはそれぞれ異なっているので、違いになります。
LEDオプション
ケースの内部がLEDで光るオプションです。
モデルによっては単色のカラーのみのモデルとイルミネーションで光るモデルがあります。
G-Tuneのハンドル付きミニタワー
G-Tuenのハンドル付きミニタワーのLEDオプションに関してはカスタマイズ出来ないのですが、筐体前面が赤色LEDで光る仕様になっています。
G-Tuneミニタワーとフルタワー
G-Tuneミニタワーとフルタワーは、赤色/青色/マゼンタの3色から選択可能です。
NEXTGEAR
NEXTGEARはRGBのLEDファンや赤色/青色/マゼンタの3色から選択可能です。
イルミネーションはNEXTGEARのみになるので、イルミネーションを見て楽しみたい方はNEXTGEARを選択しましょう。
単色でもOKという方はG-Tuneミニタワーとフルタワーも選択肢に入れて検討してみて下さい。
強化ガラス
強化ガラスオプションを導入する事の利点は2つあります。
1つ目は、デザイン的に中の様子が見える点です。LEDオプションを導入すれば筐体内が光っている様子が見えるので、ビジュアル的なインパクトが大きいです。
2つ目は、メンテナンス性の向上です。パソコンは長期間使用していると内部にほこりが溜まってしまうので定期的なメンテナンスがおすすめです。
ほこりがCPUクーラーのファンやケースファンに蓄積されてしまうので、その際に簡単に内部にアクセスが出来ると便利です。
G-Tuneのミニタワーとフルタワーに採用されている強化ガラスは、簡単にワンタッチで開閉する事が可能なのでメンテナンス性が高いです。
細かい部分ですが、G-Tuneミニタワーとフルタワーは強化ガラスがスモークかかった色味です。NEXTGEARはクリアなタイプです。強化ガラスの色味も違いがあります。
ケースの色
デスクトップPCはサイズ的にも程よく大きいので、お部屋に設置した際に目立つ存在です。
インテリアにこだわりがある方にとっては、ケースカラーというのは重要な要素でしょう。
ケースカラーとして黒が良いのか、白が良いのかという点はそれぞれ好みがあると思いますが、ホワイトカラーを選択したい場合にはG-Tuneミニタワー or NEXTGEARの2択になります。
G-TuneミニタワーとNEXTGEARはどっちがおすすめ?
人気のG-TuneのミニタワーとNEXTGEARを徹底比較してみました。
品質
品質はどちらも国内大手のマウスコンピューターのゲーミングPCなので、どちらも高い品質です。
冷却が必要なCPUには標準で水冷CPUクーラーが搭載されている点や、内部の裏配線処理も完璧な状態です。
冷却温度や静音面の数値比較を実機でレビューしたのですが、どちらも高い品質でした。
グラフィックスボードの重量が重く、マザーボードに負担がかかるような大型製品にはグラフィックスカードホルダーが搭載されている点も良いです。どちらも全体的な製品クオリティが高いです。
デザイン
デザインに関しては好みの部分にはなるので、個人的な主観に基づいていますが、どちらもデザイン的にカッコいいと思います。
G-Tuneミニタワーはシンプルなデザインで、個人的には都会的な雰囲気を感じるスタイリッシュなデザインと感じます。
NEXTGEARの方は前面がクロスしているので、少しワイルドなアウトドア的な印象を受けます。
それぞれ筐体デザインやLEDオプションの部分で特徴が異なりますので、細かい部分に関しては前述の筐体デザインの部分を参考にしてみて下さい。
使い勝手
使い勝手に関しては、G-Tuneミニタワーの強化ガラスオプションだとワンタッチで開閉可能なので、使い勝手はG-Tuneミニタワーの方が良いです。
前面USBが斜めになっている点も、USBメモリーなどを挿入する際に使い勝手が良いのでG-Tuneミニタワーの一歩リードという評価になりました。
価格
価格は同じAMD CPU搭載モデルで比較するとNEXTGEARの価格が安い場合が多いため、コスパで考えるとNEXTGEARがリードしています。
総合評価
総評としては、どちらも大人気のマウスコンピューターのゲーミングPCという事もあって、欠点らしい欠点が少ないゲーミングPCです。
どちらもホワイカラーモデルが欲しい方や、LEDで光らせたい方、強化ガラスで中を良く見たい方など様々なニーズを満たせるゲーミングPCです。
品質面やコスパ面も良く、サイズもコンパクトで丁度いいサイズで設置しやすいです。
重量も重くないので、一人暮らしの方でも10kg程度の重さが持てる方なら設置の際に困らないです。
まとめ
G-TuneとNEXTGEARの違いを比較しましたが、いかがでしたでしょうか。
両者で大きく違う点としては2点です。選択可能なCPUメーカーの違いと、筐体デザインの違いになります。
最新の高性能モデルが欲しいなら『G-Tune』、コスパを求めるなら『NEXTGEAR』がおすすめです。
筐体デザインで都会的な印象を求めるなら『G-Tune』、少しワイルドな雰囲気を求めるなら『NEXTGEAR』が個人的にはおすすめです。
その辺りを判断材料として購入時に参考にしてみて下さい。