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はじめてゲームPC
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【G-Tuneコラボ】NEXTGEAR-MICRO im610BA1-FGの実機レビュー

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マウスコンピューター(G-Tune)さんから「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-FG」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

ブロンズモデルの特徴は、ミドルレジンで人気のGTX1060が搭載していてマルチタスクに強い6コア12スレッドのCore i7-8700を搭載し、16GBのメモリを積んでいるのでメモリが原因でゲームがカクつくという事態を避ける事が可能です。

また、ストレージには480GBのSSDと2TBの大容量HDDを搭載しているのでアクティブなゲームが多い場合でも安心で、ブロンズモデルですが快適性が高いモデルとなっています。

目次
1.スペック 7.ストレージ
2.外観 8.温度
3.搭載パーツ 9.消費電力
4.ゲーム性能 10.静音性
5.VR性能 11.まとめ
6.CPU性能
目次

スペック

NEXTGEAR-MICRO im610BA1-FG
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Core i7-8700
CPUクーラー 空冷サイドフロー
メモリ 16GB
グラフィックス GeForce GTX 1060(3GB)
SSD 480GB
HDD 2TB
電源 500W 
マザー B360
光学ドライブ DVD
キーボード G-Tuneオリジナル
マウス G-Tuneオリジナル
スペックに関しての注意点

※ベンチマーク時のレビュー機のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観をチェック

ケースデザインが一新されてマットな質感に変更されました。PCケースの解説はNEXTGEAR-MICROのPCケースレビューで書いているので参考にしてみて下さい。

映像端子としてはHDMI x1、DisplayPort x3、DVI×1が付いていました。

※グラフィックボードが変更される可能性があるので購入時には仕様詳細からご確認下さい。インターフェースのディスプレイという項目に記載されています。

内部パーツをチェック

im610シリーズからPCケースが一新した事でグラフィックカードホルダーが装備されたりストレージのベイの変更等がありました。

NEXTGEARはG-Tuneの”コスパを追求したデスクトップPC”なのでマザーボードにB360が採用されています。

CPUクーラーはサイドフロー型です。メモリはADATA製が採用されていました。

グラフィックボードはMSI製のGTX1060が搭載されていました。

マザーボードはASRockのB360Mが搭載されていました。

パーツに関しての注意点

※パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。あくまでもレビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという事になります。

付属品

付属品としてG-Tuneオリジナルマウスとキーボードが付属します。重量を計測してみるとマウスは77g、キーボードは433gでした。

スペックで言えば高級マウスやキーボードには勝てないですが、コンパクトというアドバンテージがあるのでちょこっとした作業や持ち運びに適しています。

ゲーム性能をチェック

ファイナルファンタジー XV《重量級》

FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適に到達します。重量級のゲームをプレイされる方はこのベンチマークを指標にゲーミングPCを選択するのがおすすめになります。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 高品質 1381 動作困難
2560×1440 高品質 3173 普通
1920×1080 高品質 4445 普通

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者《中量級》

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を余裕で超えているので、FF14は快適にプレイ可能です。

中量級のゲームのプレイを想定してゲーミングPCを選択される方はFF14のベンチマークを指標にして選択するのがおすすめです。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 最高品質 3469 やや快適
2560×1440 最高品質 7379 非常に快適
1920×1080 最高品質 11847 非常に快適

ドラゴンクエストX《軽量級》

すべての設定において最高評価の『すごく快適』評価が出ています。軽めのゲームなら性能を持て余すレベルです。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 最高品質 12118 すごく快適
1920×1080 最高品質 21408 すごく快適

モンスターハンター第三弾[大討伐]《軽量級》

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは2万超えのスコアが出ています。MHFは余裕を持っても15,000を超えていれば安心してプレイ可能です。

画面サイズ スコア
3840×2160 7155
2560×1440 15276
1920×1080 25163

3DMARK《世界標準》

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 10455
Graphics Score 11699
Physics Score 17341
Combined Score 4370
Fire Strike EXtreme スコア 5400
Graphics Score 5524
Physics Score 17290
Combined Score 2455
Fire Strike Ultra スコア 2786
Graphics Score 2673
Physics Score 17237
Combined Score 1436
Time Spy スコア 4086
Graphics Score 3818
CPU Score 6790

ゲーム内ベンチマークを計測

Rise of the Tomb Raider《中量級》

Rise of the Tomb Raider 解像度 設定 FPS
3840×2160 最高 22
32
最低 49
1920×1080 最高 67
92
最低 139

中程度のゲームだとFF14などの国産オンラインゲームや数年前の重いゲームがこの位置に相当します。フルHD最高設定で60FPSを超えています。

Ghost Recom Wildlands《重量級》

解像度 設定 FPS
3840×2160 ウルトラ 12
24
38
1920×1080 ウルトラ 33
65
103

重量級は最新の重いゲームなどが該当します。フルHD高設定で60FPSに到達しています。

アサシン クリード オリジンズ

解像度 設定 FPS
3840×2160 最高 13
1920×1080   最高 42

重量級の部類に入るアサシンクリードオリジンズだと最高設定だと60FPSは厳しいです。

Far Cry5

解像度 設定 FPS
3840×2160 最高 20
1920×1080   最高 66

2018年発売ファークライ5のフルHDの最高設定でフレームレートを取得した時のベンチマーク結果になります。

VR性能をチェック

VRMARK《VR性能》

vrmark

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、Cyan RoomはDirect12、BlueRoomは将来用です。

VRMARK 項目 スコア
Orange Room スコア 6551
Avg FPS 142.81 fps
Cyan Room スコア 3402
Avg FPS 74.17 fps
Blue Room スコア 1159
Avg FPS 25.26 fps

5000を越えるスコアなのでVR Ready評価になります。

CPU性能をチェック

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15 スコア
CPU 1205 cb
CPU(Single Core) 195 cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。

CPU Cinebench CPU スコア比較
Core i7-8700
1205
Core i5-8500
937

マウスコンピューター(G-Tune)さんの実機レビューでCore i5-8500をレビューしているので比較してみると200スコア近く差が出ています。シングルコアでもCore i5-8500は「176cb」なので性能差はあります。

ただ、Core i7-8700の場合Z370・H370の場合には1,400台までスコアを伸ばす事を確認しています。なのでB360に関してはCinebenchだとスコアが伸びない傾向があります。

V-Ray Benchmark v1.0.8

CPU スコア(秒)
Core i7-8700 109秒(1分49秒)

CINEBENCH R15と同じ3DCGレンダリング系のベンチマークのV-Rayで計測すると109秒という結果になりました。

CPU V-Ray Benchmark スコア比較
Core i7-8700K
91秒
Core i7-8700
109秒
Core i5-8500
136秒

上に同じく実機レビューでCore i5-8500をレビューしているので比較してみると27秒差が出ています。H370でCore i7-8700の場合103秒でした。なのでCinebenchほど大差は無いです。

V-Rayの場合Cinebenchより顕著にCore i7-8700とCore i7-8700Kに差が出ます。ただ搭載しているGPUがGTX1060なので性能はしっかりと引き出す事が可能なので問題は無いでしょう。

ストレージ速度をチェック

SSD HDD

ゲームタイトルによってはHDDが原因でスタッタリング(カクつき)が発生する場合もあります。480GBのSSDが搭載しているのでアクティブなゲームが多い方でも安心ですね。

温度のチェック

アイドル時とベンチマーク実行時の温度

CPUやGPU等の構成内容によって温度は変化します。3DMARKのFire Strikeのベンチマークを複数回実施した後に計測した温度になります。CPU温度は少し低め、GPU温度は少し低めです。

静音性のチェック

アイドル時 高負荷時(3DMARK 実行時)
46.4db 48.9db

アイドル時と3DMARKのFire Strike Ultraを実行した時の騒音デジベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

消費電力のチェック

アイドル時 ベンチマーク実行時
34.4w 170w

消費電力を計測しました。※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。消費電力に関しては変動するという事は留意して下さい。

NEXTGEAR i680SA1-FGのレビューまとめ

デメリット

  • 5インチベイが無い事が気になる方には向いていない
  • ストレージベイが少ないので増設を考えている方には厳しい

5インチベイの主な用途は光学ドライブですが、光学ドライブは搭載しています。ストレージベイに関しては自己責任になる増設をしない方であれば問題無いでしょう。

メリット

  • コストパフォーマンスの高いGTX1060搭載!
  • CPU性能が高いのでGPUの足を引っ張らない
  • メモリ16GB搭載で安心
  • 480GBのSSDが搭載しているのでサクサク快適動作
  • コラボモデルなので価格が安くなっている

ミドルレンジとして人気のGTX1060搭載でカスタマイズするよりもコストパフォーマンスを高めたモデルとなっています。

GTX1060の場合にはフルHD高設定あたりを狙えるスペックになっているので最新ゲームでも設定を落としても大丈夫という方におすすめで、古めのゲームでは最高設定を狙えるスペックと言えます。

GTX1060でも60FPSを狙えるタイトルも多いのでeスポーツをやりたいという方の入門機としても適していますし、MMORPGやオンラインゲームをやりたいという方にもおすすめです。

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