マウスコンピューターのゲーミングPCブランドの「G-Tune」から販売されているNEXTGEAR-MICROのPCケースについて実機レビュー機をお借りしたのでケースについてまとめています。
NEXTGEAR-MICROのPCケース外観
NEXTGEAR-MICROのケースが2018年に一新されて以前のケースとは外観デザインがかなり変化した印象です。
ミドルタワー型やフルタワー型のモデルと比較すると大型のグラフィックスボードを搭載出来るなどの拡張性という部分では劣ります。ただ内部をイジらないという方にはコストパフォーマンスが高いモデルなのでおすすめです。
全体の印象
ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインという感じですね。側面と底面から吸気して背面から排出するエアフローとなっています。
右側側面には外気を取り込む為に通気孔があり、ケース内のエアフローに利用されます。
前面
インターフェースは上部に集中しています。マイク、ヘッドホン、USB×2、HDMI端子が並んでいます。光学ドライブはオプションでカスタマイズ可能で電源ボタンがその横にあります。
背面
上部に電源、左にマザーボードのインターフェース、右にケースファン、下部にグラボの端子が並んでいます。
背面にはHDMI端子が装備されていてこれが伸びるので、フロントのHDMIを使う場合にはこれをグラボのHDMIに装着するという機構です。
底面
底面吸気になっていますが、フィルターが完備されていてメンテンス性も高いです。ゴム足になっていて滑りにくく安定しています。
ほこりフィルターは着脱可能です。取ると簡単に取り外す事が可能です。マグネットで付いているだけなので簡単に取り外せて水洗いも可能なのはメンテンス性が高いです。
強化ガラス
オプションの強化ガラスはワンタッチで開閉可能です。ほこりの除去などで中のメンテナンスをする際に、簡単に開けれるのは非常に便利です。
強化ガラスにはG-Tuneのロゴが印字されています。LEDオプションにも対応しているので、内部の光る様子を見る事が可能です。
NEXTGEAR-MICROの内部
内部は左上部に電源、右上部にSSD、HDDが搭載されています。ケースファンのサイズは12cmです。
ケースファンは背面の1基になっています。エアフロー的には背面に流れる機構になっています。
ケースファンはグラフィックスカードの横に12cmのケースファンが2台設置可能です。
ストレージ
ストレージベイは2.5インチ(SSD)が2台、3.5インチ(HDD)が搭載可能です。SSDは2台まで搭載可能なのでゲームメインの方は必要十分でしょう。
反対面はこのような感じでした。
ホワイトカラー&青色LEDについてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
サイズ感
27インチのモニターと並べた場合にはこのような感じになります。
ケース | サイズ |
---|---|
G-Tuneフルタワー | 約22cm×49cm×50.1cm (突起部含む) |
G-Tuneミニタワー | 約19.4cm×41.1cm×40cm (突起部含む) |
NEXTGEARミニタワー | 約22cm×42.4cm×41cm (突起部含む) |
ミニタワー型なのでフルタワーのケースと比較するとサイズはかなり小さいです。高さは10cm程度違います。
また、NEXTGEARブランドのゲーミングPCよりもサイズが小さくコンパクトです。
ケース | 重量 |
---|---|
G-Tuneフルタワー | 約16.6kg~約18.4kg |
G-Tuneミニタワー | 約10.3kg~約11.0kg |
NEXTGEARミニタワー | 約8.7kg~約10.3kg |
本体重量はグラフィックスボードなどの重量によっても変わってきますが、NEXTGEARミニタワーより少し重く、G-Tuneフルタワーよりもかなり軽いです。
まとめ
ここまでをまとめます。ストレージやグラフィックスボードの拡張性という部分でHDDを多く搭載したいや、大型のグラフィックスボードを搭載したいという事が無ければG-Tuneミニタワーはコンパクトなサイズが魅力なのでおすすめです。
ストレージに関しては、SSDやHDDが主流の時はストレージベイが重要でしたが、クリエイター向けPCでも拡張ストレージベイが2つまでの製品などが主流になっています。
NVMe SSDに完全移行しているので、拡張ストレージベイの必要性が薄くなったという背景があります。
また、コンソール部分が斜めになっているのも使いやすく、ダストフィルターは水洗い可能なのでメンテナンス性も高いPCケースとなっています。
G-Tuneのミニタワー型はコストパフォーマンスが良いモデルが多いのでチェックしてみて下さい。