マウスコンピューターのゲーム向けパソコンブランド『G-Tune』と、クリエイター向けブランド『DAIV』を比較して分かった3つのことをまとめています。
ゲーム向けパソコンとクリエイター向けパソコンは何が違うの?と疑問に思った方は参考にしてみて下さい。
G-TuneとDAIVを比較!違いはこの3つ
G-TuneとDAIVの違いを比較して3つの要素にまとめています。
商品ラインアップが違う
マウスコンピューターには、「一般向けパソコンのmouse」「ゲーム向けパソコンのG-Tune」「EC限定ゲーム向けPCのNEXTGEAR」「クリエイター向けパソコンのDAIV」「ビジネス向けパソコンのMousePro」があります。
各ブランドによって、一体どのような違いがあるの?という点が気になる方も多いかもしれません。
一般向けのPCの主な用途としてはビジネス用途、ビデオ会議、オンライン学習等で活用出来ます。
ゲーミングPCは上記に加えて3Dゲーム、ゲーム実況 / 配信、画像 / 動画編集 / 画像生成AIなどの作業が快適に行えます。
なぜゲーミングPCは3Dゲームが快適にプレイ出来る?というと、グラフィックスボードが搭載されているからです。
グラフィックスボードは3D性能に直結するので、グラフィックスボードの性能が低い、もしくはグラフィックスボードが搭載されていないという事になるとゲームでカクついたり、フリーズしたり、ゲームが強制的に終了する原因に繋がります。
普通のノートPC
ゲーミングPC
実際のゲームを見てみましょう。一般的なノートパソコンでは1秒間に9コマのフレームレートしか出なかったです。
カクカクとした映像になり快適にゲームを楽しむことはできません。
一方、ゲーミング用パソコンでは1秒間に100コマ以上のフレームレートが出せたので、非常に滑らかなゲーム体験が可能です。
G-TuneとDAIVの違い
では、G-TuneとDAIVの違いは?というと、どちらもグラフィックスボードが搭載されています。
なので、似ているようなモデルが多いのですが、DAIVではプロフェッショナル向けの「NVIDIA RTX 6000 Ada 世代」などの取り扱いがある点が違いになります。
2023年にマウスコンピューター本社にて新製品の展示会に伺った際には、クリエイターの方でもQuadroではなくGeForceのニーズが高いと伺ったので、クリエイターの方にもNVIDIA GeForce RTXグラフィックスが人気なのでおすすめです。
コストパフォーマンスという観点からGeForceに利点があるので、クリエイティブ用として考えてもイラスト・マンガ制作 / デザイン・DTP / 映像制作・動画編集 / 画像生成AI / 動画配信 / 写真編集(RAW現像) / DTM制作(音楽制作)などの用途ではGeForceがおすすめになります。
DAIVのクリエイティブ向けパソコンとしておすすめさされているラインアップを見てみると、GeForce RTXグラフィックスがおすすめされているモデルが多いです。
デザインが違う
デザインはG-TuneとDAIVでは別の筐体が採用されています。
G-TuneのゲーミングPCは、新ブランドの「NEXTGEAR」を含めて4種類あります。コンパクトなモデルから最上級の高級感溢れるフラッグシップモデルまで揃っています。
DAIVは、最前線で活躍するクリエイターの意見を参考に開発された筐体で、特徴的な部分はハンドルとキャスターが付いている点です。
筐体のデザイン面としては落ち着いたデザインです。「信頼できる相棒のようなプロツール」というイメージをベースに、「CREATIVE GATEWAY」というコンセプトを体現するデザインを目指したそうです。
G-TuneやNEXTGEARの筐体は強化ガラスやLEDにカスタマイズする事が出来るのも特徴的です。ゲーミングなので、DAIVと比較すると派手なデザインの傾向があります。
G-Tune / NEXTGEARの筐体はゲーマーの声を反映して製品開発されており、NEXTGEARは約9,000名の方にアンケートを実施して開発した筐体となっています。
液晶が違う
G-TuneもDAIVもノートPCの取り扱いがあります。ノートPCはそれぞれのジャンルに特化した液晶が採用されています。
G-Tuneは高リフレッシュレート液晶採用のモデルが多いです。ゲームタイトルにもよりますが、ゲームにおいては滑らかな描画でゲームを楽しめる事は重要です。
高いフレームレートでゲームが動くと快適なので、ゲームをより楽しめるので人気が高い要素です。
DAIVは広色域の液晶採用のモデルが多いです。クリエイティブ作業のイラスト制作や画像編集、映像制作などで広色域のモデルは重宝します。
ゲームを快適に楽しむ用途や、ゲーム配信やゲームのYouTube動画の作成ならG-Tuneがおすすめです。自分で撮影した本格的なVlogなどの画像編集/動画制作を行う方はDAIVの方がおすすめです。
まとめ
G-TuneとDAIVを比較して分かった3つの違いをまとめます。
一般的なPCはグラフィックスボードが搭載されていないモデルが多いので、ゲームやクリエイティブがメインの方はゲーミングPCやクリエイター向けPCを選びましょう。
そして、ゲーミングPCのG-Tune / NEXTGEARでもクリエイター向けのDAIVでもNVIDIA GeForce RTXグラフィックスがおすすめとして多く紹介されているのでスペックが同じなら出来る事は同じです。
デスクトップPCでは筐体デザインの違いが大きく、ノートPCでは液晶がそれぞれの用途向けに最適化されている点が違いとなっています。
G-Tuneはゲームに最適化されており、DAIVもクリエイター向けに最適化されてあるのですが、G-Tuneでもクリエイティブな作業は出来ますし、DAIVでもゲームが出来ます。
ただ、やりたい事が明確な場合にはそれぞれの用途に応じて選定するのがおすすめです。
ゲームもクリエイティブも両方やりたい方で迷った時は、どちらをメインとして考えているのかで選ぶのが良いと思います。
ゲーム7割でクリエイティブ3割ならG-Tuneを選ぶ、逆もまたしかりという感じで選ぶのがおすすめです。