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「mouse X4-R5」の実機レビュー:普段使いに最適!

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mouse X4-R5レビュー

マウスコンピューターさんから「mouse X4-R5」の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

mouse X4-R5は、本体重量が約1.16kgで非常に軽いので持ち運びに適したノートPCです。

普段使いとして使うには十分な性能なので、テレワークや、クラウドの確定申告ソフトを使うなどのビジネス用途や、普段使いとしてインターネット検索を行う、動画を視聴する、家族の写真や動画の管理をするなど一般的な使用用途としては十分快適に使える性能です。

ゲーム性能もチェックしているので、普通のノートPCでPCゲームをプレイしたらどうなの?と疑問になった方もチェックしてみて下さい。

目次

mouse X4-R5のスペック

mouse X4-R5
スペック
CPUAMD Ryzen 5 5560U
グラフィックAMD Radeon グラフィックス
メモリ8GB
ストレージ256GB NVMe SSD
液晶14.0型 フルHD
無線Wi-Fi 6
重量約 1.16kg
動作時間 約 10時間

mouse X4-R5のスペックとして気になる点は、メモリの容量とストレージの容量が足りるかという点が心配な方がいるかもしれません。

マウスコンピューターではメモリもストレージの容量のカスタマイズにも対応しているので、容量を増やすのも手ですがこの構成なら割り切ってこのままの構成で購入するのも手です。

mouse X4-R5におすすめのメモリ容量は?

ゲームや画像/動画編集ならメモリは16GB以上がおすすめです。ただ、その場合にはmouse X4-R5では無く、グラフィックスボードを搭載したゲーミングPCやゲーミングノートPCを選ぶのがおすすめです。

mouse X4-R5を普段使いとして使うなら8GBでも十分な容量でしょう。

mouse X4-R5におすすめのストレージ容量は?

ストレージはゲームやソフトをあまり本体に保存しない使い方なら256GBでも運用する事は可能です。

本体に様々なファイルや、ソフトをインストールする予定の方は512GBのNVMe SSDにカスタマイズするのもおすすめです。

外付けのSSD/HDD

もし家族の写真や動画などを大量に保存する場合には、外付けのSSD/HDDを活用するのがおすすめです。

写真管理に関してはクラウドなどのサービスを使う方法もありますが、将来的なサービス終了の可能性を考えると、外付けのSSD/HDDを活用するのが安心なのでおすすめの選択になります。

外観

外観

カラーはブラックです。WEBカメラが液晶上部に設置されています。画面のベゼルが狭く、非常にスッキリとした外観デザインです。

液晶は14.0型で、フルHD(1,920×1,080)、リフレッシュレートは60Hzです。

ノングレアパネルを搭載しているので映り込みが少なく、長時間の作業や動画視聴の際にも目が疲れにくいです。

天板

天板はレッドカラーで「mouse」のロゴが入っています。天板は片手で開閉しても多少筐体が浮きますが、開く事は可能です。

入出力ポート

入出力ポート

左側面側にはセキュリティスロット、LAN端子、USB2.0、USB3.1、ヘッドセット端子があります。左側にイヤホン端子があると右利きの方は便利に感じます。

右側面にはUSB3.1 Type-C(USB Power Delivery対応)、USB3.1、HDMI、電源端子があります。背面側には何もありません。

USB Power Deliveryに対応しているので65W(20V/ 3.25A)以上を出力可能なUSB Power Delivery対応機器であれば、本体に充電できます。

USBが4つも使えて、外部ディスプレイで接続したいと思ってもHDMI端子が付いており、回線速度が安定する有線LAN端子も付いているので、実用上十分な使い勝手が良い環境を構築可能です。

キーボード

キーボード

キーボードは10キーなしの82キー、キーピッチ約18mm、キーストローク約1.4mmです。

文章入力をする際にも非常に文字が打ちやすいキーボードです。ブログやSNSなどで文章を入力する機会が多い方にもおすすめです。

バックライトLED

mouse X4-R5は、バックライトLEDを搭載しています。夜間の作業をする際にも快適に使えます。

重量

重量

本体が1,136gでACアダプターの重量は233gでした。本体とACアダプターを合計すると1,369gとなります。

本体重量もACアダプターも小さいので軽いです。どこにでも持って行きたくなる軽さです。

ゲーム性能

mouse X4-R5のゲーム性能はどの程度快適なのかをチェックしました。

3DMARK

FireStrike
TimeSpy

3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。

3DMARK TimeSpy
Core i7-12700H×RTX 3060
5234
Core i5-11400H×GTX 1650
3941
Core i7-1165G7×Iris Xe グラフィックス
1666
Ryzen 5 5560U
665

表は当サイトでテストしたTimeSpyの参考スコア比較です。

グラフィックスボードを搭載していないので、ゲームはほとんどプレイ出来ないと思っておきましょう。

ゲームをプレイする予定の方はゲーミングPCやゲーミングノートPCと呼ばれる独立したグラフィックスボードを搭載したモデルがおすすめです。

ファイナルファンタジー15

FF15ベンチマーク
解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
576 / 5 fps【動作困難
標準869 / 8 fps 【動作困難
軽量1119 / 11 fps【動作困難
フレームレートはスコアから算出した数値になります。

ファイナルファンタジー15は、スコアの評価としては6,000スコア出ていれば快適評価です。12,000スコアで非常に快適になります。

FF15 高品質比較
Core i7-12700H×RTX 3060
7654
Core i7-1165G7×Iris Xe グラフィックス
2111
Ryzen 5 5560U
576

フルHD解像度/高品質の参考スコア比較です。重量級ゲームを快適に楽しむならグラフィックスボードを搭載したノートPCがおすすめです。

ファイナルファンタジー14

FF14ベンチマーク
解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高1423 / 9 FPS【設定変更が必要
高(ノート)1862 / 12 FPS 【設定変更が必要
標準(ノート)2315 / 15 FPS【設定変更を推奨
フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレは8,000スコアで「快適」評価。15,000スコアで「非常に快適」評価です。

FF14 暁月のフィナーレ
Core i7-12700H×RTX 3060
17491
Core i7-1165G7×Iris Xe グラフィックス
3617
Ryzen 5 5560U
1423

PSO2:NGS

PSO2:NGSベンチマーク
解像度設定スコア
フルHD
1920×1080
ウルトラ344【重い
395【重い
最低1033【重い

PSO2:NGSは「10,001以上」のスコアで「快適」評価です。「5,001~10,000」で標準的な動作、「5,000未満」で重い動作判定となります。

PSO2:NGS 最高設定比較
Core i7-12700H×RTX 3060
15108
Core i7-1165G7×Iris Xe グラフィックス
628
Ryzen 5 5560U
344

ドラクエ10

ドラクエ10ベンチマーク
解像度設定スコア / 評価
フルHD
1920×1080
最高4353【普通
標準5556【快適
6025【快適

ドラクエ10は「普通」評価です。標準設定や低設定にすれば快適評価が出ているのでドラクエ10を楽しむ事は可能です。

ゲーム性能まとめ

ここまでをまとめます。最新の3Dゲームをプレイするのは厳しいスペックです。2Dゲームやブラウザゲームなどの軽めのゲームなら動作するでしょう。

重いゲーム
中程度のゲーム
軽いゲーム

CPU性能

CINEBENCH R23はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。

CINEBENCH R23(マルチ)
Core i9-13900HX
29055
Core i7-13700HX
19120
Core i9-12900H
17250
Core i7-13700H
16475
Ryzen 7 7840HS
16125
Core i7-12700H
14973
Core i5-13500H
14521
Ryzen 7 6800H
14075
Ryzen 5 5560U
5692

Ryzen 5 5560Uは、ビジネス用途や、普段使いに適した性能です。

インターネットのタブを30個程度開いてみましたが、ストレスなく快適に処理出来ていました。

YouTubeなどの動画配信サービスで高画質の動画視聴も楽しむ事が出来ます。

ベンチマーク

総合的なベンチマークでパソコンの性能をチェックしました。

PC MARK10

PC MARK10
スクロールできます
PCMark 10EssentialsProductivityDCC
4646830483953905

パソコンの総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフトが「PCMark 10」です。

Essentialsはアプリケーションの起動速度、Webブラウジング、ビデオ会議などのPCの基本性能を計測します。

Productivityはオフィスソフトの性能、Digital Content Creation(DCC)は写真編集、動画編集などのクリエイティブ系ソフト性能のスコアとなっています。

ストレージ速度

ストレージ速度

mouse X4-R5は256GBのNVMe SSDが搭載しています。OSやアプリケーションの起動が速く、快適にパソコンを使う事が可能です。

消費電力

アイドル時高負荷時
アイドル時高負荷時

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。高負荷時はFireStrike実行時の数値です。

温度

筐体の温度

筐体の温度

FF14のベンチマークを1時間ループさせた際の温度をチェックしてみました。室温は22 ℃。キーボード周辺の最高温度が40℃でWASD周辺は30℃でした。

内部の温度

内部の温度

室温22℃環境での計測になります。

計測ソフトは「HWMONITOR-PRO」を用いて、アイドル時、3DMARKのFireStrike、CINEBENCH R23を実行した際の最大温度です。

静音性

静音性
アイドル時3DMARK
40.3 db41.7 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。

無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。

まとめ

まとめ

「mouse X4-R5」は、軽量&薄型デザインのスタンダードノートPCです。

薄型・コンパクトでどこにでも持って行きたくなる約1.16kgの本体重量が特徴的です。

性能面ではゲームや画像/動画編集作業は厳しいスペックです。ただ、普段使いとしての性能では一切ストレス無くサクサク動作するので、ゲームや画像/動画編集をしない方にとっては最適な性能です。

アプリケーションの立ち上がりも、高速な内蔵ストレージを搭載しているのでサクサク起動します。インターネットで検索する際にもモタツキを感じる事なくストレスフリーです。

普段使いで快適に使えるノートPCを探している方に「mouse X4-R5」はおすすめです。

おすすめポイント
  • 持ち運びに適した14型薄型・軽量ボディ
  • 使い勝手の良い豊富な端子が装備されている
  • 暗所でも快適なLEDによる光るキーボード搭載
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