ゲームで最も重要なパソコンパーツと言っても過言では無いグラフィックボードですが、G-TuneでゲーミングPCを買った場合には交換は可能かどうか気になるという方向けの記事になっています。
G-Tuneに限らずパソコンとして販売されているBTOメーカーの場合にはほとんど可能でしょう。
グラフィックボードを自分で交換する際の問題点としては2点あります。
- 物理的にPCケースの中にグラフィックボードが入るかどうか
- 電源容量が足りているかどうか
この2点をクリアすればG-TuneでゲーミングPCを購入したとしてもグラフィックボードの交換は可能です。
注意点として、グラフィックボードの交換等をするとメーカーのサポートが受けられなくなる可能性があるので自己責任でくれぐれもお願いします。
物理的にPCケースの中にグラフィックボードが入るかどうか
例えば一例ですが、G-Tuneのミニタワー型のPCケースを見ていきましょう。グラフィックボードは「GEFORCE RTX」というロゴが入っている横に長いパーツです。
これをネジで止められているのでネジを外して右側に補助電源が刺さっているのでそれも抜いて物理的に交換するというのがグラフィックボードの交換の手順になります。
グラフィックボードの周りを見てみると横がかなりカツカツになっています。これ以上大きいサイズのグラフィックスボードは物理的に入らないです。
G-Tuneのフルタワー型のPCケースでは、縦にも横にも必要十分なスペースが確保してあるのでどんなグラフィックボードでも物理的にサイズが入らないという事は無いでしょう。
【G-Tune】LITTLEGEARの分解方法!メモリ/SSDの増設やグラボの換装など
G-Tuneのハンドル付きミニタワーは分解方法が特殊です。個別に解説記事を書いているので参考にしてみて下さい。
ミニタワー型のモデルは、超大型のグラフィックボードだと狭い印象があるのでサイズが大きいメーカーのグラフィックボードには気をつけた方がいいと思います。
電源容量が足りているかどうか
グラフィックボードの交換をする際に重要なのが電源容量です。電源容量が足りないと「挙動がおかしい」「画面に何も点かない」などの症状が出る可能性があります。
逆に容量が多い場合には問題になる事が無いのでグラフィックボードの将来的な交換を視野に入れている場合には余裕を持った電源容量選びをする必要があるでしょう。
グラフィックボードにはTDPが書いてあるのでそちらを参考にしたり、他のパーツも電力消費するので総合的に何Wなら足りるのか?という事を考えて電源容量を選ぶ必要があります。
余裕を持った選び方をする場合には700W以上あるとグラフィックボードの交換を視野に入れた場合には有効な選択と言えるでしょう。
自分でやる場合にはグラフィックボードやCPUなどのパーツ等によって消費電力が異なるので大体このくらいだろうというのを自分で試算する必要があります。
グラフィックボードの交換の難易度は?
マザーボードにはPCI Express x16、PCI Express x4、PCI Express x1が備わっています。上の画像だとMSIというロゴのすぐ下に横に長いスロットがありますよね。
それがPCI Express x16です。ここにグラフィックボードを挿します。これだけです。
なので作業としてはパソコンのパーツの増設としては個人的には最も低い難易度だと思っています。
グラフィックボードの交換をして何かトラブルにあったという経験は一度もした事がありません。懸念材料として上述の2点でしょう。
別のメーカーのグラフィックボードを使っている場合にはトラブルに遭う可能性もあるのでドライバーの削除をしてから交換手順に移るのがセオリーですね。
G-Tuneの場合にはサポートでアップグレードしてもらえる
G-Tuneの公式サイトにはアップグレード料金の記載があります。自分でできないという方でもサポートに依頼する事でパーツのアップグレードに応じてもらえる可能性があるので
「自分でやって取り返しのつかない事になったらどうしよう」
と不安に感じる方はサポートに依頼するのもアリです。プロがやってくれるので安心感が格段に違うのでおすすめです。
まとめ
グラフィックボードの交換はG-TuneのゲーミングPCは可能です。
ただ、物理的にケースの中にグラフィックボードが入るのかどうか、電源容量が足りているのかどうかという点には注意を払う必要があります。
電源容量が足りていないという場合には電源を交換する事で対応可能にはなりますが、グラフィックボードの交換よりは難易度が上がります。
慣れていれば簡単ですが、初心者の方には難しいと感じる方もいるでしょう。その場合にはG-Tuneのサポートに頼るのもアリだと思います。
グラフィックボードの交換をする事で飛躍的にゲーム性能は上がる場合がほとんどです。2~3世代前のゲーミングPCを買ったという方はグラフィックボードの交換はそこまで難しく無い作業なので試してみるのもおすすめです。
ただ、自己責任になるので何かあった場合には自分でトラブル処理をしなくてはならないという事は気をつけなければならない点ですね。