4Kゲーミングを運用するには実際にはかなりの高性能なゲーミングPCが必要です。
予算がかかりますが、大画面で大迫力のPCゲームや、27インチ4Kでゲームをプレイするというのは非常に魅力的な選択です。
メリット
4Kモニターは画質が超美麗
最初にフルHD(1980×1080)の解像度で今までプレイしていたゲームから4K(3840×2160)モニターに移行した時に感じる高揚感は世界が変わったと実感するには十分な程の破壊力を持っています。
実際に解像度がフルHD4枚分の解像度なので、文字がよりくっきりと見やすく、全体的に細部までくっきりと見えるので今までプレイしていたゲームでも新鮮な気持ちでプレイする事が可能です。
4Kモニターを導入して実感出来るポイントがPCゲームでは大きい
ゲームの4Kは少し古めのゲームでも対応していたりします。
最新ゲームならほぼほぼ対応しているので4Kモニターを導入したらすぐに実感する事が可能です。
具体的には、27インチ4Kモニターを2016年に導入した時にBF4を起動してプレイしました。スクリーン解像度に3840×2160が出ていて衝撃的だった事を覚えています。
設定項目から解像度を変更するだけで適用されました。初めて4KのPCゲームを体感した瞬間は自然と笑いが出るくらい美麗でした。
画像はクリックで拡大します。あくまでイメージですが、4Kでのスクショと2Kでのスクショを取って解像度が違うので等倍にした画像になります。
解像度2000pxの画像なのでフルHDのモニターを使っている方でも何となく分かるかなと思います。
文字のくっきり感が違います。あくまでイメージなのでこればっかりはプレイして実感しないと分からないポイントだと思いますが、細かい所が細部に渡って違うので全体で見た時の見え方が変わってきます。
デメリット
4Kディスプレイにはメリットだけでは無くデメリットも存在します。
スケーリングしないで使うには大画面4Kディスプレイが必要
4K解像度という事はフルHD4枚分に相当する解像度になります。なので、27インチの4K解像度だと文字が非常に小さくなってしまいます。
確実に目が疲れるので、対処法としては大画面の4Kディスプレイを導入するか、スケーリングという機能を使う方法があります。
スケーリングを使うと画面領域という観点からは拡大するので小さくなります。
大画面4Kディスプレイを導入する際のメリット・デメリット
大画面4Kだと迫力のある映像体験が出来るから導入される方もいると思います。
反対にゲームだと視線移動が多くて大画面4Kは疲れるという方もいると思いますし、FPSなどのゲームだと常に中央の照準に焦点を当てて見るから問題無いという人もいると思うので、そこは個人の判断かと思います。
問題は物理的に40インチ等の大画面4K液晶モニターをPCデスクの上に置ける環境の方が限られるという方が問題かと思います。
なので、置けない方は27インチ4Kモニターも検討してみましょう。
スケーリングを活用してのメリット・デメリット
Windowsにはテキストなどのサイズを拡大する機能が付いているのですが、メリットは27インチ程度のインチサイズでも150%(推奨)なら普通に文字が米粒にはならずに文字が認識出来ます。
ただ、このスケーリング機能は完璧では無く、ソフトによってはぼやけて表示されてしまう場合があります。
こちらはWindows10の画像ですが、Windows11でも同様の機能が備わっています。
ぼやけを解消する方法としては大抵のソフトはプロパティの「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れる事で普通に表示されるようになる場合もあります。
27インチ4K解像度の作業&ゲーム環境のイメージ
4Kでの要求スペックは高い
単純に考えてフルHD4枚分の解像度になるので、解像度を上げると要求スペックが高くなります。
4Kの場合は普通の画質でPCゲームをプレイするにもかなりの要求スペックが必要になります。
まとめ
- 4K解像度は映像がキレイ
- 27インチ程度のモニターの場合にはスケーリング推奨
- 4K解像度の要求スペックは高い
4K解像度は映像が綺麗で、動画コンテンツ(YouTube)でも4K解像度が楽しめるメリットがあります。
しかし、スケーリングを使用しないと文字が小さいので27インチ4Kでは150%のスケーリングが推奨です。
また、要求されるスペックが高いのでゲーミングPCの導入コストが高いという側面もあります。