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薄型軽量のガレリア GWL250YFの実機レビュー

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ドスパラさんからガレリア GWL250YFの実機をお借りしたのでレビューしていきます。

ガレリア GWL250YFの最大の特徴はなんといってもその薄さと軽さです。14インチの狭額縁の液晶はすっきりした印象でスマート。バックライトも付いているので夜間に作業する際にも安心です。

スペック的には本格的なゲーム用途としては向きませんが、持ち運びも重視して軽めのゲームをプレイしたい方におすすめのノートPCです。

目次

ガレリア GWL250YFの特徴

重量約1.2kgだから片手でも持ててしまう

ゲーミングノートPCはハイスペックなので一般的なノートPCと比較した場合には重いです。もちろん性能は圧倒的に高いのですが、持ち運びも重視したいという方にはガレリア GWL250YFは約1.2kgしかないので魅力的。そして薄いのでカバンに入れるのもスマート。

薄くて軽いので持ち運びに最適
NVIDIA GeForce MX250搭載



人気オンラインゲームのベンチマークソフトでいずれも最高設定にしてチェックしてみるとドラゴンクエスト10ですごく快適、ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズでは快適となっていました。FF14に関してはスコアが7,000で最高評価の非常に快適になるのでより快適にプレイをしたい場合には設定を下げてプレイするのがおすすめです。

GeForce MX250を搭載しているので普通のノートPCよりグラフィック性能を確保出来てる点が高評価。過度な期待は禁物ですが、軽めのゲームなら動かせる性能を持っています。

ガレリア GWL250YFのスペック



CPU Core i5-8265U
グラフィック GeForce MX250
メモリ 8GB
ストレージ 256GB NVMe SSD
液晶 14.1インチ
ノングレア
1920×1080ドット


価格・詳細はこちら

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

カスタマイズについて

執筆時ではカスタマイズできる項目がありませんでした。メモリを16GB搭載にしたい、またはストレージを増やしたい場合には注意です。

メモリ16GBは重量級ゲームでは必要な容量となりますが、重量級ゲームをプレイする際にはパソコンのスペックも同時に必要になるのでガレリア GWL250YFでは8GBあれば問題ないでしょう。

外観をチェック

14.3型のフルHDノングレアでキレイな液晶です。液晶下部にはHD画質のWEBカメラが搭載し、無線LANの11acに対応しています。

有線LANが無いのと光学ドライブがカスタマイズ不可な点は注意です。光学ドライブは外付けでも代用可能でしょう。

天板




天板はヘアライン加工がしてあり高級感があります。中央にガレリアのロゴが入っています。

左側面

左側面側には電源、HDMI、USB3.1 TypeC、ヘッドホン端子があります。

右側面

右側面にはUSB3.1×2、USB3.1 TypeC、SDカードリーダーがあります。

キーボード

キーボードは10キーはありません。キーピッチは公式サイトによると18.8mm。実際にキーが大きくて打鍵しやすいです。文字打ちも快適なキーボードです。

暗所でも文字の視認性が上がるバックライトキーボード付き。

重量をチェック

本体の重量は1210gでした。

ACアダプターの重量は319gでした。ですので合計すると1529gとなります。持ち運びもこれなら全く気になりませんね。

ゲーム性能をチェック

3DMARK

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 3466
Graphics Score 3827
Physics Score 8709
Combined Score 1329
Time Spy スコア 1288
Graphics Score 1174
CPU Score 2880

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンス比較テストになります。製品レビューで出たノートPCのスコアを比較したグラフになります。

現行の人気ゲームはDirectX 11が多いのでDirectX 11で見てみましょう。パフォーマンス的には少し物足りないので重量級ゲームは厳しいと思います。最新ゲームとなると執筆時の場合にはGTX1660Tiの性能は欲しいです。レイトレーシングなどの最新のグラフィック表現に期待したい方はRTX2060搭載機が下限となってしまいます。

なので人気ゲームをライトに楽しみたいという方におすすめな性能です。ビジネス用途(エクセル、ワード)や学生さんや普段使いがメインで少しゲームをしたいという方にはグラフィックカードが搭載されていないパソコンよりゲームのパフォーマンスが期待できるのでおすすめになります。

ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高 4035 / 27 fps【快適
高(ノート) 5824 / 39 fps【とても快適
標準(ノート) 8502 / 58 fps 【非常に快適

レポート出力の平均フレームレート

ドラゴンクエストX

解像度 設定 スコア / 評価
フルHD
1920×1080
最高 11584【すごく快適
高(ノート) 13086【すごく快適
低品質 15679【すごく快適

ドラゴンクエストXなら快適動作

フォートナイト

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
エピック 24
34
52
83

場所:ダスティデボにて特定の場所で静止した状態でカメラを左右に降った際の最低値のフレームレートとなっています。3D解像度は100%に変更済み。計測ツールは「Fraps」

最低設定にして解像度を1366×768にして116fps出ていたので解像度を落として最低設定にするのがおすすめです。

オーバーウォッチ

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
エピック 38(31)
65(51)
104(87)

MAPはEichenwaldeになります。3分間対戦を行った際のフレームレートになります。かっこ内は最小fps。計測ツールは「Fraps」

FPSゲームなので低設定運用するのが良いと思います。平均104fps出ていました。

Apex Legends

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最低 41(33)
1366×768 最低 64(49)

スカルタウンに降下した際のフレームレートです。降下後にワンテンポ計測ツールの終了を送らせています。フレームレートの最低値と平均値を計測できるようにこの方法を採用しています。降下位置によって数値の変動が大きい計測方法ですので参考程度に見て下さい。

かっこ内は最小fps。フルスクリーン、視界:90、色覚特性モード:オフ、垂直同期:適用型(1/2レート)、解像度適応の目標fps:0、設定は最高は右に全て設定、最低は左に全て設定になります。計測ツールは「Fraps」

解像度を1366×768にして最低設定で平均60fps確保できそうです。

CPU性能をチェック

CINEBENCH R20



CINEBENCH R20はCinebenchの最新バージョンになります。CPU 1231、CPU(single-Core) 393を記録しました。


ストレージの速度をチェック



容量は256GBのNVMe対応のSSDが搭載されています。ストレージの容量が執筆時ではカスタマイズ不可となっている点は気になる点ですが、アクティブなゲームが少数であれば都度削除してインストールすれば対応できる容量でしょう。


消費電力のチェック


アイドル時


3DMARK


消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。アイドル時22.3

W、3DMARKのFire Strike実行時には56.9Wでした。

温度のチェック

筐体の温度


最高53℃


背面62℃


FF14のベンチマークを1時間ループさせた際の温度をチェックしてみました。キーボード周辺の最高温度が53℃でキーボードの中央が47℃、パームレストは35℃で、背面が62℃でした。

背面が熱い(最高62℃)と思いますので高負荷をかける際には机の上でゲームをプレイするのが良いでしょう。

内部の温度

室温25℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズのフルHD標準品質のベンチマークを実行した温度になります。


CPU


GPU


上図はファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズのフルHD標準品質のベンチマークを実行した際のCPU温度とGPU温度になります。CPUは最高で80℃前後を推移、GPUは最高で90℃前後となっていました。ノートPCでこの温度であれば特に問題ないでしょう。

静音性のチェック



アイドル時 FF14実行時
42.0 db 46.7 db


アイドル時とFF14ベンチマークを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

下限が42db程度が限界でしたのでアイドル時はほぼ無音だと思います。FF14ベンチマークを実行してみてもそこまでうるさいという印象は無いです。本格的なゲーミングノートPCよりも静かな印象でした。

まとめ

ガレリア GWL250YFはゲームの快適さを求めたいという方にはおすすめ出来ませんが、ライトに楽しみたい方におすすめです。ゲームがメインではなく普段使いを中心とした使い方が最適でしょう。

ゲームもできる価格の安いモデルだと執筆時ではガレリア GCR1650GFがおすすめです。公式サイトにベンチマーク結果で3D Mark Time Spyで3507と出ています。ガレリア GWL250YFの2倍以上の性能です。

現在はガレリア GCL1650TGFが販売中です。

ですが重量が重くなってしまうので、持ち運びを重視して軽くて薄いノートPCが欲しいという方で人気ゲームをライトに楽しみたいという方にガレリア GWL250YFはおすすめです。

ガレリア GWL250YFはこんな方におすすめ

  • 軽いノートPCでゲームもライトに楽しみたい方

ガレリア GWL250YFの詳細はこちら

ガレリアのノートPC一覧はこちら

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