
マウスコンピューターさんから「G-Tune HN-Z-AF」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。
フルHD解像度で重いゲームを楽しむのに最適なゲームパフォーマンスを持っています。WQHD解像度やウルトラワイドモニターでのゲームプレイにもおすすめの性能です。
更にG-Tune HN-Z-AFは、当サイト限定おすすめモデルとなっているので常にセール状態の価格で購入する事が出来ます。
スペック
G-Tune HN-Z-AF | ||
---|---|---|
![]() | CPU | インテル Core i7-10700K |
グラフィック | RTX 2070 SUPER(8GB) | |
メモリ | 16GB | |
ストレージ | 512GB NVMe対応 / 2TB HDD | |
マザーボード | Z390(ATX) | |
電源 | 700W |
「G-Tune HN-Z-AF」の魅力はCore i7-10700K×RTX 2070 SUPERを搭載しているので重量級ゲームやリアルタイムレイトレーシングにも対応、重量級のFPS/TPSゲームにも対応する高いパフォーマンスを持った構成のパソコンという点です。
外観
PCケースはNEXTGEARの専用ケースです。ミドルタワー型なので拡張性に優れています。右側側面には外気を取り込む為に通気孔があり、ケース内のエアフローに利用されます。
天板前面インターフェース部は左下からUSB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB3.0×2、上部にはHDMI端子、カードリーダーが配置されています。USBが4つも接続できるのは便利です。

背面は電源が上部に来ています。NEXTGEARの特徴的な背面のHDMI端子があります。
背面の上にあるケーブルを引っ張って映像端子のHDMIと接続する事で前面インターフェースのHDMIが使用可能になるのでVRや実況等でHDMI端子を接続する際に楽です。
また、グラフィックカードが搭載されているので映像出力端子が付いています。HDMI端子×1、DisplayPort端子×3があります。これだけあれば多画面構築も可能です。

底面の足はゴム足で水洗いが可能なダストフィルターも付いています。マグネットで付いているので簡単に着脱が可能です。


強化ガラスサイドパネルにカスタマイズするとワンプッシュで開閉が可能になり、メンテナンス性が上がります。ダストフィルターは水洗い可能なので総合的にメンテナンス性の高いPCケースです。
内観

内部は右上にストレージの格納。電源が左上にあり、その下にマザーボードという構図になります。
CPUクーラーは標準でサイドフロー型のCPUクーラーとなっています。16GBメモリが搭載。マザーボードはZ490(ATX)です。
ストレージを増設したいという方用に記載しておきます。右上にHDD×2が搭載可能です。HDDは後一台増設可能です。
SSDは背面にあり、SSD3台まで搭載可能です。ストレージをたくさん搭載したい方も安心です。

また、PCIブラケット部分のネジが緩いと金属の接触音が出る事があるのでドライバーで強めに締めるのがおすすめです。
ゲーム性能
【定番ベンチマーク】3DMARK
3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
【とても重い】METRO EXODUS
解像度 | 設定 | 平均FPS / 最小FPS |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 最高 | 30 fps |
高 | 42 fps | |
低 | 77 fps | |
WQHD 2560×1440 | 最高 | 44 fps |
高 | 71 fps | |
低 | 137 fps | |
フルHD 1920×1080 | 最高 | 54 fps |
高 | 94 fps | |
低 | 177 fps |
内蔵ベンチマーク。Shading Rateを100に変更。DirectX12。レイトレ/DLSSオフ。※最高=エクストリーム
とても重いゲームの「METRO EXODUS」というゲームのベンチマークです。
最重量級と呼ばれるゲーム自体は数としては多くありませんが、重いゲームでも「High=高設定」ならWQHD解像度でも平均60fpsを超えているので快適にプレイ可能です。フルHDなら最高設定でもある程度快適にプレイ可能です。
【重い】ファイナルファンタジー15

解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 高 | 4351 / 43 fps【普通】 |
標準 | 5108 / 51 fps【やや快適】 | |
軽量 | 7166 / 71 fps【快適】 | |
WQHD 2560×1440 | 高 | 7583 / 75 fps【快適】 |
標準 | 9713 / 97 fps【とても快適】 | |
軽量 | 12913 / 129 fps【非常に快適】 | |
フルHD 1920×1080 | 高 | 10262 / 102 fps【とても快適】 |
標準 | 13537 / 135 fps【非常に快適】 | |
軽量 | 16655 / 166 fps【非常に快適】 |
ベンチマークソフトを使用。フレームレートはスコアから算出した数値になります。
ファイナルファンタジー XVは重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコア出ていれば快適評価です。
RTX2070 SUPERを搭載しているのでフルHDやWQHD解像度で快適に楽しめます。
【中程度】ファイナルファンタジー14

解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 最高 | 8227 / 55 fps【非常に快適】 |
高 | 9595 / 64 fps【非常に快適】 | |
標準 | 17474 / 118 fps【非常に快適】 | |
WQHD 2560×1440 | 最高 | 15982 / 108 fps【非常に快適】 |
高 | 17335 / 119 fps【非常に快適】 | |
標準 | 21252 / 169 fps【非常に快適】 | |
フルHD 1920×1080 | 最高 | 19079 / 140 fps【非常に快適】 |
高 | 19615 / 150 fps 【非常に快適】 | |
標準 | 23846 / 208 fps【非常に快適】 |
ベンチマークソフトを使用。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。
7,000スコアで「非常に快適」評価となります。4K解像度でも非常に快適評価が出ていてレポート出力の平均フレームレートは55fpsでした。
【中程度】Apex Legends

人気FPSゲームのApexでは最高画質では149fps。最低では220fpsを記録しました。FPSゲームも快適に楽しめます。
画像の左上がCPU使用率とフレームレートです。場所によっては300fps近く出ています。CPU使用率も低めです。実況・配信を行いたい方にもおすすめです。
【軽い】ドラクエ10 / PSO2
PSO2やドラクエ10でも非常に高いスコアが出ています。PSO2は簡易設定6(最高設定)で11万超え、ドラクエ10は4K解像度でも2万スコアオーバーとなりました。
ゲーム性能まとめ
ここまでをまとめます。
4K解像度 | |
WQHD解像度 | |
重いゲーム | |
中程度のゲーム | |
軽いゲーム |
- 4K解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で普通評価。
- WQHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で快適評価。
- 重量級:FF15のベンチマーク:最高設定でとても快適評価。
- 中量級:FF14のベンチマーク:最高設定で非常に快適評価。
- 軽量級:軽めのゲームはかなり快適です。
CPU性能
CINEBENCH R20はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。マルチ「4954」、シングル「504」を記録。上記画像は当サイトで計測した参考数値になります。Core i7-10700Kは8コア16スレッドで最大5.1GHz。Core i7-9700Kからスコアもアップしています。
ストレージの速度
SSD | HDD |
![]() | ![]() |
SSDが搭載されているので動作がサクサクでストレスフリーです。500GBは安心感のある容量。2TBのHDDも付いています。
静音性

アイドル時 | 3DMARK |
新モデル(Core i7-10700K) | |
---|---|
42.6 db | 47.3 db |
旧モデル(Core i7-9700K) | |
45.5 db | 47.7 db |
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。
Core i7-10700K搭載モデルになってCPUクーラーがサイドフロー型に変更されているので特にアイドル時の静音面の向上を確認しました。
消費電力
![]() | ![]() |
アイドル時 | 3DMARK |
105 W | 298 W |
消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。
温度
室温25℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeを実行した際の最大温度になります。温度は低めです。
まとめ
「G-Tune HN-Z-AF」は最新のゲームタイトルや重いゲームタイトルでも快適に楽しめる高性能グラフィックス「GeForce RTX2070 SUPER」搭載。
CPUは高い性能を持つインテル第10世代プロセッサー「Core i7-10700K」搭載。
最新ゲーム、動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業にも使える高い処理能力を持ったパソコンです。
「G-Tune HN-Z-AF」は当サイト限定のモデルとなっているのでお買い得な価格も魅力です。気になった方はチェックしてみて下さい。