ゲーミングPCレビュー

GTX1650搭載『G-Tune P5』の実機レビュー

マウスコンピューターさんから『G-Tune P5』の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

G-Tune P5の特徴は6コア12スレッドで最大4.5GHzのCore i7-9750Hを搭載し、グラフィックボードにはGeForce GTX1650が搭載しているのでコストを抑えてゲームを楽しみたい方におすすめのスペックとなっています。

15.6インチでベゼル薄なので没入感の高い映像体験を楽しめます。IPS液晶なので視野角は広く、ノングレア液晶は長時間プレイで疲労感の低減の効果が見込めます。キーボードのLEDバックライトは夜間時の作業も快適です。

また、 インテル Wi-Fi 6 AX200(最大2.4Gbps/IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)が搭載し、公称値約9.6時間のバッテリー駆動なのもG-Tune P5の魅力になります。

ナローベゼル採用のIPS液晶搭載

ベゼルが薄い事によって本体サイズも一回り小さく小型化しています。液晶パネルはIPSなので視野角が広く綺麗に見えます。

Core i7-9750H搭載

Core i7-9750Hは6コア12スレッドで2.6GHz/TB時4.5GHzの高いパフォーマンスを誇るCPUになります。Core i5-8265Uと比較してみるとCore i7-9750Hのパフォーマンスの高さが分かります。

GeForce GTX 1650搭載

GeForce GTX 1650を搭載しているのでグラフィックカードが非搭載のパソコンとはかなりの性能差があります。前世代のノート用のGTX1050と比較してみると約50%近くパフォーマンスがアップしています。どの程度のゲーム性能なのかという具体的な部分についてはベンチマークを取得しているので後述を参考にしてみて下さい。

スコアは当サイトの実機レビューで計測した参考値です。使用する環境、その他の要因によって測定結果は変動します。

G-Tune P5のスペック

G-Tune P5
OSWindows10 64ビット
CPUCore i7-9750H
グラフィックGeForce GTX 1650(4GB)
メモリ16GB
SSD256GB NVMe対応
HDD1TB
液晶15.6型 フルHDノングレア (IPSパネル)
解像度1,920×1,080(60Hz)
無線インテル Wi-Fi 6 AX200 (最大2.4Gbps/IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+ Bluetooth 5モジュール内蔵
重量約 2.5kg
動作時間 約 9.6時間

価格・詳細はこちら

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

カスタマイズについて

HDDに入れてカクつくゲームがあるのでSSDにアクティブなゲームをインストールするのが望ましいでしょう。最新ゲームタイトルで100GB以上を要求するゲームが登場しています。

SSDの容量を500GBクラスにするとゲームソフトを複数本入れる余裕があるので予算に余裕がある方はSSDの容量を500GBにカスタマイズする事をおすすめします。

外観をチェック

15.6型のフルHDノングレアでIPSパネルを採用した液晶です。高速リフレッシュレート対応モニターでは無いのでFPSがメインの方で必要な方は別途ゲーミングモニターと接続しても良いでしょう。筐体の質感としてはつるっとしています。何回か指で触れて確認しましたが指紋は付きにくいです。

天板

天板はスッキリしていてスマートな印象です。天板は片手で開閉は出来ません。片手で開ける事は可能ですが、筐体が浮いてしまいます。

左側面

左側面側にはUSB3.0、USB2.0、ヘッドホン出力、マイク入力があります。

右側面

右側面にはUSB3.1、USB3.1 Type-C、カードリーダーがあります。

背面

背面側にはMini DisplayPort、HDMI端子、有線LAN、電源の差し込み口があります。

裏面

裏面の右上にバッテリーを装着します。装着はカチッとハマるタイプのバッテリーです。

キーボード

キーボードは10キー付き。仕様は107キー、キーピッチ約18.2mm、キーストローク約1.8mmになります。

右上に電源ボタンがあります。

15カラーのLEDバックライトキーボードが採用されています。単色の色を変更する事が可能です。

左下にあるタスクバーの検索窓に「LED」と打ち込むと上図の画面が出現しますのでそちらから任意のカラーを選択出来ます。

明るさの変更やキーボードのスリープの有効や無効を設定する事が可能です。付属アプリケーションの「CONTROL CENTER」から呼び出してもOKです。設定が複雑な操作を必要としないので初心者の方でも簡単に使えます。

タッチパッド

クリックボタンは分離型が採用されています。

重量をチェック

カタログスペックだと約2.5kgと記載があるのですが、本体の重量はバッテリー込みで2,163gでした。ゲーミングノートPCとしては重くないです。

ACアダプターの重量は513gでした。本体とACアダプターを合計すると2,678gとなります。

同梱物をチェック

箱になります。

箱を開けると本体、バッテリー、ACアダプター、取扱説明書が同梱されています。

ゲーム性能をチェック

3DMARK

3D MARK項目スコア
Fire Strikeスコア8047
Graphics Score8976
Physics Score15463
Combined Score3225
Time Spyスコア3655
Graphics Score3411
CPU Score6154

ゲームパフォーマンス比較

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンス比較テストになります。当サイトの製品レビューで出たノートPCのスコアを比較したグラフが上図になります。

最新重量級ゲームとなると執筆時の場合にはGTX1660Tiの性能は欲しいです。レイトレ対応になるとRTX20シリーズが必要になるでしょう。

GTX1650はエントリーモデルなので最新ゲームを快適には少し厳しいです。人気ゲームをコストを抑えてプレイしたい方におすすめの性能になります。

前世代のGTX1050と比較するとGTX1650の性能は約3,000スコア程度アップしているのが確認出来ます。GTX1060には届かないですが、ビデオカードが搭載していないモデルや、GeForce MX 250のようなもっと性能の低いGPUと比較した場合には圧倒的にゲームでは快適です。

そういう観点で考えるとGTX16シリーズとしては末弟に位置しているのですが、独立したGPUが搭載している、搭載していないで体感で比較した場合には独立したGPUが搭載している衝撃はゲームにおいては最もブレイクスルーしているという実感を感じれます。

ファイナルファンタジー XV

解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高3942 / 39 fps【普通
高(ノート)5238 / 52 fps 【やや快適
標準(ノート)6861 / 68 fps【快適

標準設定で快適評価。

ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ

解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高9488 / 64 fps【非常に快適
高(ノート)12885 / 88 fps【非常に快適
標準(ノート)14913 / 110 fps 【非常に快適

レポート出力の平均フレームレート

モンスターハンターワールド

解像度設定FPS
フルHD
1920×1080
最高36 FPS(29)
55 FPS(44)
100 FPS(78)

古代樹の森1-2を周回した時のフレームレートです。かっこ内は最小fps(1% Low fps)

CoD:MW

解像度設定FPS
フルHD
1920×1080
最高49 FPS(38)
最低93 FPS(65)

MAP:PICCADILLYの特定のコースを周回した際のフレームレート。かっこ内は最小fps(1% Low fps)

フォートナイト

解像度設定FPS
フルHD
1920×1080
最高52 FPS
70 FPS
117 FPS
183 FPS

3D解像度は100%に変更。

GTX1650のベンチマークまとめ

Core i7-9750H、メモリ16GB、SSDを搭載しているのでベンチマーク(起動や動作チェック)は非常にスムーズに行えました。フルHD解像度の最高画質設定でゲーム内のベンチマークがあるタイトルに関してはベンチマークを実行し、ベンチマークが無いタイトルに関しては手動で行いました。いずれも平均フレームレートの数値比較となっております。

30タイトルで調査してみると設定を調整する必要があるタイトルが多い印象です。GTX1650は中程度のゲームを中心にプレイする予定の方におすすめになります。ただ、ビデオカードが非搭載と比較したらかなり快適なのでコストを抑えてFF14などのネットゲームを中心にプレイしたい方におすすめの性能です。

更に詳細なベンチマーク結果はこちらでまとめています。気になる方はチェックしてみて下さい。

CPU性能をチェック

CINEBENCH R20

CINEBENCH R20はCinebenchの最新バージョンになります。CPU 2514、CPU(single-Core) 451を記録しました。

ストレージの速度をチェック

SSD

HDD

容量は256GBGBのNVMe対応のSSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDはカクつきを抑制する効果があるでしょう。

HDDとのデュアルストレージ構成なので普段使わないゲームを保管するという使い方やHDDでも快適に動作するゲームを入れるのも良いでしょう。

消費電力のチェック

アイドル時

3DMARK

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。アイドル時51.7W、3DMARKのFire Strike実行時には91.6Wでした。

温度のチェック

筐体の温度

中央33.2℃

熱い箇所で40.1℃

FF14のベンチマークを1時間ループさせた際の温度をチェックしてみました。室温は22℃。キーボード周辺の最高温度が40.1℃で中央が33℃でした。

温度的には低い部類です。長時間ノートPCでゲームをプレイしてもほんのり温かい程度でしょう。

内部の温度

室温24℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeを実行した際の最大温度になります。

CPU

GPU

上図はファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズのフルHD標準品質のベンチマークを実行した際のCPU温度とGPU温度になります。CPUは最高で80℃前後を推移、GPUは62℃前後を推移していました。

静音性のチェック

アイドル時FireStrike実行時
43.4 db52.6 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

まとめ

G-Tune P5はコストを抑えて中程度、またはそれ以下のゲームを快適にプレイしたいという方におすすすめのモデルになります。設定を調整すれば中程度~重量級も視野に入りますが、重量級をプレイしたい方はGTX1660Ti搭載機の方がおすすめです。

ゲーム以外の部分に目を向けてみると、写真や動画の加工をしたいという目的でノートPCを選定している方も多いでしょう。その場合には独立したGPUを搭載している方が快適なので強みが出てきます。メモリも16GB搭載しているので写真加工には好適です。

G-Tune P5の詳細はこちら

G-TuneのノートPC一覧はこちら

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