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ガレリア RV5の実機レビュー(Ryzen 5 3600X RTX2060 SUPER)

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ドスパラさんからガレリア RV5の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

ガレリアRV5の特徴はCPUがRyzen 5を搭載しているので高コスパが魅力のミドルレンジクラスのCPUを搭載、グラフィックボードにはリアルタイムレイトレーシングやNVIDIA DLSSが使えるRTX2060 SUPERを搭載した買い得感の高い構成です。

コストは出来るだけ抑えて高コスパを求めたいという方におすすめのゲーミングPCとなっています。

ガレリアのデスクトップPC一覧はこちら

まずはこちらのページでガレリアの製品の詳細や価格を把握すると理解がグッと深まります。今回レビューするのはRシリーズの第3世代Ryzenを搭載した『ガレリア RV5』になります。

目次

ガレリア RV5の特徴

リアルタイムレイトレーシング対応

リアルタイムレイトレーシングに対応したタイトルは多くありませんが、対応タイトルの場合にはゲームグラフィックスのクオリティを向上させてくれる機能です。今後はMinecraft、Cyberpunk 2077などの大作ゲームに登場する予定となっています。

NVIDIA DLSSが使える

NVIDIA DLSSは画質を損なう事なくフレームレートを向上させる効果が見込めるテクノロジーです。

ControlのフルHD解像度の最高設定でNVIDIA DLSSを有効にするのと無効にするのではここまで差が出てしまいます。重量級タイトルで20FPS以上向上させる場合には通常、数グレード上のビデオカードが必要になりコストも高くなります。NVIDIA DLSSに対応したタイトルをプレイ予定の場合にはRTX2060 SUPER搭載機はおすすめです。

ガレリア RV5は高コスパ構成

CPUはCINEBENCH R20のマルチ性能でCore i7-9700Kと同等クラスの性能の高コスパ第3世代 Ryzen 5 3600~Ryzen 5 3600X搭載でビデオカードはレイトレーシングやNVIDIA DLSS対応、VRAM 8GBが魅力のRTX2060 SUPER搭載。

フルHD~WQHD解像度でPCゲームを快適に楽しめるコストを抑えたパワフルな構成となっています。

スペック

ガレリア RV5
OS Windows10 64ビット
CPU Ryzen 5 3600
グラフィック GeForce RTX2060 SUPER 8GB
メモリ 16GB
SSD 256GB NVMe SSD
HDD 1TB
マザーボード AMD B350  MicroATX
ケース ガレリア専用 KTMミニタワーケース (MicroATX)
電源 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE)

価格・詳細はこちら

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観をチェック

PCケースはミニタワー型のKTMケースです。左側面にはサイドにメッシュ加工がされており、高温になりがちなCPUとGPUを冷却する機構になっています。

右側面には何もありません。

天板は完全にフラットです。

前面インターフェース部はUSB3.0×2、SDカードリーダー、マイク入力、ヘッドフォン出力、リセットボタン、電源ボタンが並んでいます。その下にはアクセスランプがあります。

背面は電源が上にあります。背面のファンは12cmです。DVI x1, HDMI x1, DisplayPort x1が装備されています。

内部パーツをチェック

内部はこのようになっています。右側の上段が5インチベイ、下段が3.5インチベイの格納になっています。GPUはPalit製のNVIDIA GEFORCE RTX2060 SUPERが搭載されていました。

5インチベイ×2なので後2つ追加する事が出来ます。光学ドライブ無しなので必要な方はカスタマイズしましょう。

3.5インチシャドウベイ×3なので後2つ追加する事が出来ます。

電源はSilver Stone製の650Wが搭載されていました。

パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。レビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという情報になります。

CPU性能をチェック

Ryzen 5 3600Xのスペック



スペック
コア 6
スレッド 12
基本クロック 3.8GHz
最大ブースト・クロック 4.4GHz
TDP 95W


Ryzenスペック比較

製品名 コア/ スレッド ベース / TB時 TDP
Ryzen 5 3600X 6 / 12 3.8GHz / 4.4GHz 95W
Ryzen 5 3600 6 / 12 3.6GHz / 4.2GHz 65W

レビュー機ではRyzen 5 3600Xが搭載していました。執筆時ではRyzen 5 3600搭載でRyzen 5 3600Xにカスタマイズが可能という状況です。Ryzen 5 3600はTDP65Wが魅力的なのでコスパ重視ならカスタマイズしなくても良いでしょう。

CINEBENCH R20



CINEBENCH R20はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。CPU 3632、CPU(single-Core) 492を記録しました。


CINEBENCH R20ベンチマーク比較

製品名 マルチ シングル
Ryzen 9 3900X 7153 503
Ryzen 7 3700X 4734 499
Core i9-9900K 4577 507
Core i7-9700K 3678 502
Ryzen 5 3600X 3632 492
Ryzen 5 3600 3453 477
Core i7-8700 3082 467
Core i7-9750H 2659 465
Ryzen 5 2600 2525 394
Core i5-9400F 2389 422
Core i5-8265U 1231 393

製品レビューから取得したスコア比較となっています。製品によって数値の変動もあるので参考程度に見てみて下さい。

Ryzen 5 3600Xだとマルチスレッド性能ではCore i7-9700Kと同等クラスです。ミドルレンジクラスのCPUがCore i7シリーズの最上位モデルと同等性能というのは圧倒的高コスパ。

ストレージの速度をチェック


SSD


HDD


SSDが搭載されているので動作がサクサクで非常に快適です。100GB超えのソフトもあるのでSSDの容量を500GBクラス以上にカスタマイズすると安心です。

静音性のチェック



アイドル時 3DMARK FireStrike実行時
45.8 db 47.1 db


アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

消費電力のチェック


アイドル時


3DMARK


消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。アイドル時95.5W、3DMARKのFire Strike実行時には257Wでした。

温度のチェック

室温22℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITORを用いてアイドル時と3DMARKのFire Strikeのベンチマークを実行した温度になります。CPU温度もGPU温度も低めでしょう。

ゲーム性能をチェック

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 18413
Graphics Score 20725
Physics Score 19463
Combined Score 9603
Time Spy スコア 8169
Graphics Score 8439
CPU Score 6920

3DMARK Fire Strikeスコア比較

製品レビューで取得したFireStrikeのグラフィックカード別グラフィックスコアの参考比較になります。

3DMARK TimeSpyスコア比較

製品レビューで取得したTimeSpyのグラフィックカード別グラフィックスコアの参考比較になります。

ファイナルファンタジー XV

FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。6,000で快適評価ですので6,000出ていれば重量級ゲームも楽しめるスペックと言えるでしょう。

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
3694 / 36 fps【普通
標準 4227 / 42 fps【普通
軽量 5965 / 59 fps【やや快適
WQHD
2560×1440
6394 / 63 fps【快適
標準 7845 / 78 fps【快適
軽量 10645 / 106 fps【とても快適
フルHD
1920×1080
8538 / 85 fps【快適
標準 11112 / 111 fps 【とても快適
軽量 13885 / 138 fps【非常に快適

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。

重量級ゲームでもWQHD解像度の高設定までは快適評価です。WQHD解像度の液晶と組み合わせて使用しても大抵のゲームは快適にプレイ出来るでしょう。

GPU FF15フルHD高品質比較
RTX2060 SUPER×i7-9700K
8768
RTX2060 SUPER×Ryzen 5 3600X
8538
RTX2060×i7-8700
7919
GTX1660Ti×i7-9700K
6812
GTX1660×i7-8700
5844

 ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ

FF14の漆黒のヴィランズのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価になります。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値となっています。

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高 6773 / 45 fps【とても快適
7845 / 52 fps【非常に快適
標準 14240 / 97 fps【非常に快適
WQHD
2560×1440
最高 12996 / 88 fps【非常に快適
13933 / 97 fps【非常に快適
標準 17164 / 139 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
最高 15401 / 116 fps【非常に快適
15805 / 123 fps【非常に快適
標準 18933 / 167 fps【非常に快適

フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

中程度のゲームでは評価としては4K解像度の高設定まで非常に快適評価となっているので中程度の重さのゲームなら4Kも視野に入るゲーミングPCと言えるでしょう。

GPU FF14フルHD最高比較
RTX2070 SUPER×i7-9700K
17140
RTX2060 SUPER×i7-9700K
16458
RTX2060 SUPER×Ryzen 5 3600X
15401
RTX2060 SUPER×i7-8700
15390
RTX2060×i7-8700
15118
GTX1660Ti×i7-8700
14459

CONTROL(レイトレーシング)

設定:FHD×最高設定

レイトレーシング対応タイトルは重いゲームが多いですが、フルHDの最高設定、WQHDの中設定もしくはクオリティプリセット高設定+レイトレーシングプリセット中設定あたりで快適に動作していました。

解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
高(最高) 25 fps
36 fps
低(最低) 70 fps
WQHD
2560×1440
高(最高) 45 fps
65 fps
低(最低) 130 fps
フルHD
1920×1080
高(最高) 64 fps
88 fps
低(最低) 143 fps

高設定:クオリティプリセット:高+レイトレーシングプリセット:高。中設定:クオリティプリセット:中+レイトレーシングプリセット:中。低設定:クオリティプリセット低+レイトレーシングプリセット:オフ。場所は局長のオフィスでNVIDIA DLSSを適用しています。

モンスターハンターワールド:アイスボーン

設定:フルHD×最高

重量級のモンハンワールドではWQHDの最高設定でもNVIDIA DLSSの恩恵を受けられるのでフレームレート向上が見込めて快適に動作していました。

解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
最高 36 fps(30)
47 fps(43)
69 fps(60)
WQHD
2560×1440
最高 65 fps(56)
86 fps(76)
106 fps(89)
フルHD
1920×1080
最高 65 fps(57)※
91 fps(78)※
101 fps(87)※

計測場所:渡りの凍て地。かっこ内は最小fps(1% Low fps)。NVIDIA DLSSを使用した計測。※フルHDはNIVIDIA DLSS使用不可。フルHDはFidelityFX CASを使用していないオフの状態での数値です

フォートナイト

設定:フルHD×低

フォートナイトは設定を調整すれば場所にもよりますが200fps以上出ていましたので240Hzのゲーミングモニターと組み合わせても快適に使えます。3D解像度は100%に変更しています。

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高 116 fps
140 fps
186 fps
252 fps

3D解像度は100%に変更。場所:ソルティ・スプリングス。

Apex Legends

設定:フルHD×最低

Apex Legendsの場合には144Hzのゲーミングモニター、または画質設定を下げてプレイする場合には240Hzのゲーミングモニターを活かせる場面もあるでしょう。

解像度 設定 FPS
1920×1080 最高 114 fps(80)
174 fps(113)

仕分け工場にパラシュート降下した際のフレームレート。フルスクリーン、垂直同期:適用型(1/2レート)、かっこ内は最小fps(1% Low fps)となっています。

レインボーシックス シージ

設定:フルHD×最高

レインボーシックス シージは最高設定にしても平均164fps、設定を調整すれば240Hzのゲーミングモニターを活かせるスペックです。

解像度 設定 FPS
4K
3840×2160
最高 55 fps
105 fps
WQHD
2560×1440
最高 108 fps
199 fps
フルHD
1920×1080
最高 164 fps
275 fps

レンダリングのスケーリングは100に変更しています。ベンチマーク結果の全般の平均fpsと最小fpsになります。

  • FPSゲームは144fps以上出して勝負にこだわりたい方におすすめです。
  • RTX20シリーズなのでレイトレーシング対応タイトルも快適。
  • 4K解像度は厳しいタイトルもありますが、フルHD、WQHD解像度なら快適

まとめ

ガレリア RV5はRTX2060 SUPER搭載なのでフルHD重量級やWQHDの重量級が快適にプレイできる高スペックなゲーミングPCになります。

先述の通りガレリア RV5はシューターゲームでも十分快適に使えます。更に本格的にシューターゲームで高fpsを確保したい方はコストは上がりますがインテルのCore i7搭載機がおすすめです。

コストを抑えて高コスパなゲーミングPCを探している方で高画質設定や、高解像度を中心とした使い方の場合にはCore i7搭載機と極端な差は少ない傾向があるのでガレリア RV5は魅力際立つコストパフォーマンスの高いゲーミングPCです。

リアルタイムレイトレーシング対応、NVIDIA DLSS対応でRTX2060 SUPER搭載なのでビデオメモリも8GB搭載、そして第3世代 Ryzen 5搭載の高コスパ、ミニタワー型なのでコンパクトなサイズ感を求めたい方にガレリア RV5はおすすめです。

ガレリア RV5の価格・詳細はこちら

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