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【G-Tune】NEXTGEAR-NOTE i5565の実機レビュー( i7-9750H GTX1660Ti )

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マウスコンピューターさんからNEXTGEAR-NOTE i5565の実機をお借りしたのでレビューしていきます。

NEXTGEAR-NOTE i5565の特徴は6コア12スレッドのCore i7-9750H搭載し、グラフィックボードにはGTX1660Tiが搭載しているので最新ゲームをコスパ良くプレイしたい方におすすめなスペックとなっております。

また、15.6インチでベゼル薄は没入感を、フルHDノングレア液晶は長時間プレイで疲労感の低減の効果が見込め、キーボードのLEDバックライトは夜間時の作業も快適です。

基本的な要素として多くの方がノートPCに求める部分はミドルクラスでも備わっているので買い得感の高いコスパゲーミングノートPCと言えるでしょう。

目次

NEXTGEAR-NOTE i5565のスペック

NEXTGEAR-NOTE i5565SA1
OS Windows10 64ビット
CPU Core i7-9750H
グラフィック GeForce GTX1660Ti(6GB)
メモリ 16GB
ストレージ M.2 SSD 512GB NVMe対応
マザーボード HM370
液晶 15.6型 フルHDノングレア IPS
無線 IEEE802.11 ac/a/b/g/n
Bluetooth 5
重量  約 2.2kg

公式サイトはこちら

レビュー機のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

NEXTGEAR-NOTE i5565の特徴

CPUにCore i7-9750Hが搭載

製品名 コア/ スレッド ベース / TB時 3次キャッシュ TDP
Core i7-9750H 6/12 2.6GHz / 4.5GHz 12 MB 45 W
Core i7-8750H 6/12 2.2GHz / 4.1GHz 9MB 45W
Core i7-7700HQ 4/8 2.8GHz / 3.8GHz 6MB 45 W

Core i7-9750Hは最大動作クロックが400MHzアップしています。

CINEBENCH R15比較

CPU名 CPU(Multi Core) CPU(single Core)
Core i7-9750H 1243 187
Core i7-8750H 1248 175
Core i7-7700HQ 748 154
  • Core i7-9750H:本機
  • Core i7-8750H:NEXTGEAR-NOTE i79400GA1
  • Core i7-7700HQ:NEXTGEAR-NOTE i5550

実機レビューで計測した数値になっております。シングルの数値が高いのでゲームの場合にはCPU性能が重要なタイトルや、設定下げ運用時にフレームレートの高さを実感する事ができるでしょう。

グラフィックボードにGTX1660Ti(6GB)が搭載

スコアは公式サイトに記載されているノートPCのスコアになります。GTX1660Tiは価格とパフォーマンスのバランスに優れるミドル帯に相当します。パフォーマンス的にはフルHDで最新ゲームをプレイしたい方におすすめと言えるでしょう。

重量級タイトルだとフルHD最高設定にした場合には、少し辛くなってくるという印象です。下記で各種ベンチマークを取得しているので参考にしてみて下さい。

外観をチェック

15.6型のフルHDノングレアでキレイな液晶です。100万画素のWEBカメラが搭載し、無線LANの11acに対応しています。

本体横の部分に若干スペースがあり浮いているので手を入れやすく持ちやすい形状です。

前面

前面部にはインジケーターランプがあります。

天板

マットな質感の天板でG-Tuneのロゴがあります。ゲーミングPC特有の派手さは感じられず、抑えめなデザインです。

天板は片手で開閉が出来ないです。浮いてしまいます。ですので両手で天板を開閉する必要があります。

左側面

左側面側にはUSB3.0、USB2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力があります。

右側面

右側面にはUSB3.1、Mini DisplayPort、カードリーダーがあります。

背面

背面側にUSB Type-C、HDMI端子、有線LAN、電源があります。

裏面

滑り止めのゴム足が四隅に付いているので打鍵時にも安定して使えます。

キーボード

キーボードは10キー付き、LED バックライトキーボード採用です。左シフトキーが長く使いやすいと感じましたが、Winキーロックは見当たりませんでした。

カラーは管理アプリケーションで変更可能です。

左下にあるタスクバーに「LED」と打ち込むと上図の画面が出現しますのでそちらから任意のカラーを選択出来るでしょう。

重量をチェック

本体の重量は2165gでした。構成内容によっても重量は変わってくるはずなのでカスタマイズでHDDを追加した場合にはもう少し重くなります。

ACアダプターの重量は608gでした。ですので合計すると2773gとなります。

ゲーム性能をチェック

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 12492
Graphics Score 13874
Physics Score 16628
Combined Score 5892
Fire Strike EXtreme スコア 6137
Graphics Score 6257
Physics Score 16683
Combined Score 2934
Fire Strike Ultra スコア 2924
Graphics Score 2751
Physics Score 16751
Combined Score 1658
Time Spy スコア 5555
Graphics Score 5391
CPU Score 6720
Time Spy EXtreme スコア 2482
Graphics Score 2422
CPU Score 2891

レイトレーシングの性能をチェック

Port Royalはリアルタイムレイトレーシングのベンチマークになります。どの程度レイトレーシングをリアルタイムで処理できるかを評価したベンチマークソフトです。

レイトレーシングに期待したい方はRTX20シリーズのビデオカードを搭載したモデルがおすすめになります。

ファイナルファンタジー XV(バージョン1.2)

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
2452 / 24 fps【重い
標準 2860 / 28 fps【やや重い
軽量 4073 / 40 fps【普通
WQHD
2560×1440
4299 / 42 fps【普通
標準 5497 / 55 fps【やや快適
軽量 7461 / 74 fps【快適
フルHD
1920×1080
5968 / 59 fps【やや快適
標準 8022 / 80 fps 【快適
軽量 10314 / 103 fps【とても快適

FF15のフルHD解像度でベンチマークの高品質設定において【やや快適】評価が出ています。本機は解像度自体がフルHD液晶を搭載したモデルですのでフルHDで判断するのが良いでしょう。

 ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ

解像度 設定 スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高 12953 / 98 fps【非常に快適
高(ノート) 14242 / 121 fps【非常に快適
標準(ノート) 15831 / 148 fps【非常に快適

FF14の漆黒のヴィランズのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を超えているので、FF14が快適にプレイ可能です。中量級のゲームのプレイを想定してゲーミングPCを選択される方はFF14のベンチマークを指標にして選択するのがおすすめです。

ドラゴンクエストX

解像度 設定 スコア / 評価
1920×1080 最高 20129 【すごく快適

最高評価の『すごく快適』評価が出ています。

PSO2ベンチマーク ver.4

解像度 設定 FPS / スコア
1920×1080 設定6 169 FPS / 34437

最高設定で3万超えのスコアが出ています。

アサシンクリードオデッセイ

アサシンクリードオデッセイ
解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高 47 FPS
66 FPS
78 FPS

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。

バトルフィールド5

解像度 画質設定 DXRオフ DXRオン
フルHD
1920×1080
最高 72 FPS 40 FPS
77 FPS 45 FPS
99 FPS 62 FPS
119 FPS 70 FPS

DirectX12、『祖国の為に』の開始地点になります。DLSSは使用不可。

Apex Legends

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高 73 FPS(58)
最低 123 FPS(92)

かっこ内は最小フレームレートになります。スカルタウンに降下した際のフレームレート。フルスクリーン、視界:90、色覚特性モード:オフ、垂直同期:無効、解像度適応の目標fps:0、設定は最高は右に全て設定、最低は左に全て設定になります。

Forza Horizon 4

FORZAHORIZON4
解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
ウルトラ 76 FPS
ミディアム 98 FPS
ベリーロー 134 FPS

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。

フォートナイト

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
エピック 95 FPS
123 FPS
188 FPS
223 FPS

場所:ダスティディボット。3D解像度は100%に変更済みになります。

メトロエクソダス(METRO EXODUS)

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
エクストリーム 28 FPS
49 FPS
91 FPS

フレームレートはベンチマークソフトを実行した時の数値になります。DX12,全ての値のShading Rateを100%に変更。

  • 【EXTREME】Texture filtering:AF 16X,Motion Blur:Low,Tesselation:Full,Advanced Physx:On,Ray Trace:Off,DLSS:Off,Hairworks:On
  • 【High】EXTREMEと同じ
  • 【Low】Texture filtering:AF 4X,Motion Blur:Low,Tesselation:Off,Advanced Physx:Off,Ray Trace:Off,DLSS:Off,Hairworks:Off

モンスターハンターワールド

モンスターハンターワールド
解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高 56 FPS
80 FPS
96 FPS

古代樹の森1-2を周回した時のフレームレートになります。

World War Z

解像度 設定 FPS
フルHD
1920×1080
最高 90 FPS
101 FPS
134 FPS

フレームレートはベンチマーク実行時の数値になります。

VR性能をチェック

VRMARK

PCのVR性能をスコア化するソフトがVRMARKです。スコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。

VRMARK 項目 スコア
Orange Room スコア 7186
Avg FPS 156 fps
Cyan Room スコア 2751
Avg FPS 59 fps
Blue Room スコア 1641
Avg FPS 35 fps

CPU性能をチェック

CINEBENCH R20



CINEBENCH R20はCinebenchの最新バージョンになります。レンダリングに必要な演算能力が約8倍、メモリ消費量も4倍に引き上げられたそうです。また、CINEBENCH R15とは比較出来ません。CPU 2629cb、CPU(single-Core) 453cbを記録しました。


CINEBENCH R15



CPU 1248cb、CPU(single-Core) 175cbを記録しました。Core i7-8750Hと比較すると動作クロックが高いのでシングルのスコアが高いです。

外部モニター(144Hz駆動)を用いて画質設定下げ運用時にシューターゲームをプレイするというような場面でもCPUの強みが出るでしょう。


ストレージの速度をチェック



容量は512GBのNVMe対応のM.2 SSDが搭載されています。カスタマイズにも対応しているので、2TBのHDDを追加するのがおすすめです。

特定のゲームしかプレイしないと考えている場合には500GBクラスのSSDで事足りますが、複数のゲームソフトを入れる場合には価格の安いHDDと組み合わせてコスパ重視のデュアルストレージ構成がおすすめです。


静音性のチェック

アイドル時 3DMARK FireStrike実行時
43.1 db 53.0 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デジベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

ゲーミングノートPC全般に言える事ですが、高負荷時のファンの鳴りはデスクトップPCよりも大きいです。

消費電力のチェック


アイドル時


3DMARK


消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。アイドル時63.8W、3DMARKのFire Strike実行時には130Wでした。

温度のチェック

筐体の温度


アイドル時

26℃程度


高負荷時

46℃程度


FireStrikeを複数回実行した際の温度になります。熱い箇所で46℃程度でキーボード全体が負荷をかけるとほんのり温かいという感じでした。

内部の温度

室温25℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFire Strikeのベンチマークを実行した温度になります。


CPU温度


GPU温度


上図はファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズのフルHD標準品質のベンチマークを実行した際のCPU温度とGPU温度になります。特に問題無いでしょう。

CPUがHWMONITOR-PROではCore i7-8850Hと認識されていますが、NEXTGEAR-NOTE i5565SA1はCore i7-9750H搭載機になります。

まとめ

NEXTGEAR-NOTE i5565はフルHDで最新ゲームをコスパ良くプレイしたい方におすすめなモデルとなっています。液晶が144Hzでは無いのでシューターゲームをメインに考えているという方は外部モニターを使用するか、144Hz対応のゲーミングノートPCがおすすめになります。

動作検証として144HzのゲーミングモニターにminiDisplayPort→DisplayPort接続で144Hzに設定できる事を確認し、ゲーム内でも確認しました。

重量級タイトルは上述の通り設定をワンランク下げれば対応可能なタイトルが多い印象です。

オンラインゲームに関してはFF14のベンチマークで非常に快適評価が出ているので問題ないでしょう。

i5565シリーズは最新ゲームをコスパ良く楽しみたいという方にスペックと価格のバランスに優れる点でおすすめになります。また、マウスコンピューターは24時間365日のサポートも付いているので安心です。

i5565シリーズはこんな方におすすめ

  • 最新ゲームをコスパ良くプレイしたい方
  • ベゼルが薄く15インチ搭載モデルが欲しい方
  • 暗所でも快適なLEDによる光るキーボードが欲しい方

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