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【G-Tune×はじめてゲームPC】GTX1070Ti搭載のコラボPCレビュー(シルバーモデル)

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マウスコンピューターさんからNEXTGEAR i670SA1-FGの実機をお借りしたのでレビューしていきます。

今回レビューするのはG-Tuneの中でミドルタワー型のハイスペックなスペックで当サイトとのコラボモデルになります。ガッツリとPCゲームを快適にプレイ可能なモデルとなっているのでPCゲームを快適にプレイしたいと考えている方は是非チェックしてみて下さい。

目次
1.スペック 8.静音性
2.外観 9.消費電力
3.搭載パーツ 10.温度
4.ゲーム性能 11.Minecraft
5.VR性能 12.フォートナイト
6.CPU 13.PlanetCoaster
7.ストレージ 14.まとめ
目次

スペック

NEXTGEAR i670SA1-FG
OS Windows10 64bit
CPU Core i7-8700
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 1070Ti(8GB)
メモリ 16GB
ストレージ SSD 240GB HDD 2TB
電源 700W
スペックに関しての注意点

※執筆時のスペック構成になります。現在の商品の詳細や価格については上記リンクから詳細ページにてご確認下さい。

外観をチェック

PCケースはミドルタワー型のPCケースとなっていおり、前面パネルが光沢仕様になっているのが特徴的です。

左側側面にはメッシュの通気孔があるのでグラフィックボードなどを冷却する際に有効な機構になっています。

右側面には特に何もありません。

あまりほこりが入り込まないケース仕様になっているので内部のメンテナンスをあまりしたくないという方にもおすすめですね。

前面パネルは開閉式になっていて、5インチベイにアクセスする事と防塵フィルターにアクセスする事が可能です。

インターフェースは前面上部に設定されているのでデスクの上に置くというより下に置いた場合の利便性を考えられていると感じます。

実際に下に置いた場合にはかなり使いやすいと思います。カードリーダー、USB、オーディオ端子にこちらから接続可能です。

NEXTGEARの特徴的な部分として青色のLEDで前面が光るという部分がありますが、防塵フィルターの奥からLEDを配置して照射し前面パネルの隙間から光が漏れるような工夫がされています。

防塵フィルターに関してはワンタッチで取り外す事が可能です。

パソコンではほこりが大敵なので防塵フィルターがあるのと無いのではやっぱり違います。清掃するという意味においてもワンタッチで取り外せる意義は大きいと感じます。

かなり網目が細かくしっかりとほこりが吸着されるタイプの防塵フィルターになっています。

前面のケースファンのサイズは12cmです。

今回のモデルに関しては光学ドライブが非搭載ですが、必要な方は光学ドライブをカスタマイズするとこちらに取り付けが行われます。

背面になります。上部に12cmのケースファンが付いています。

USBが6つ付いています。

DisplayPort×3、HDMI、DVI-D端子が装備されていました。

内部パーツをチェック

基本的には何も困らない拡張性だと思います。5インチベイが必要な方は2つ付いていおり、SSDやHDDなど後で追加したくなっても追加可能なのでガッツリとPCゲームをプレイしたいという方はNEXTGEARのケースはおすすめです。

直接GPUを冷却する機構になっている点もポイントが高いと感じます。PCパーツの中でも高温になりがちなGPUを直接冷却し中に溜まった熱をそのまま背面に排出するエアフローです。

CPUファンに関しては基本的にはリテールで動作に支障をきたすという事は考えづらいと思いますが、冷却性・静音性という部分で気になる方はCPUファンのカスタマイズをおすすめします。

メモリに関してはADATA製が搭載されていました。

SSDはADATA製、HDDはSeagate製が搭載されていました。

マザーボードはMSI製のZ370-S01が搭載されていました。

GPUはMSI製のGTX1070Tiが搭載されていました。

パーツに関しての注意点

※パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。あくまでもレビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという事になります。

ゲーム性能をチェック

グラフィックボードのスペック

スペック   
搭載チップ NVIDIA
GeForce GTX 1070Ti
メモリ GDDR5
8GB

ファイナルファンタジー XV《重量級》

FF15のベンチマークではスコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。現状国産ベンチマークの中でも最も重いベンチマークになります。重量級のゲームをプレイされる方はこのベンチマークを指標にゲーミングPCを選択するのがおすすめになります。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 高品質 3168 普通
2560×1440 高品質 5663 やや快適
1920×1080 高品質 7502 快適

 ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者《中量級》

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を超えているので、FF14は快適にプレイ可能です。中量級のゲームのプレイを想定してゲーミングPCを選択される方はFF14のベンチマークを指標にして選択するのがおすすめです。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 最高品質 5876 とても快適
2560×1440 最高品質 12025 非常に快適
1920×1080 最高品質 16615 非常に快適

ドラゴンクエストX《軽量級》

すべての設定において最高評価の『すごく快適』評価が出ています。

解像度 設定 スコア 評価
3840×2160 最高品質 18152 すごく快適
1920×1080 最高品質 21593 すごく快適

ドラゴンズドグマオンライン《軽量級》

スコアが7000を超えると最高評価「とても快適」の評価になります。最高設定において”とても快適”の評価が出ています。

解像度 設定 スコア 評価
1920×1080 最高品質 15350 とても快適

モンスターハンター第三弾[大討伐]《軽量級》

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは41591というスコアが出ています。MHFは60FPS出ずMAX30FPSのゲームなので余裕を持っても15,000を超えていれば安心してプレイ可能です。

画面サイズ スコア
3840×2160 12228
2560×1440 25610
1920×1080 41591

PSO2ベンチマーク ver.4《軽量級》

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定で9万超えというスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

解像度 設定 スコア
1920×1080 簡易設定6 96866
簡易設定5 125671

3DMARK《世界標準》

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK 項目 スコア
Fire Strike スコア 17217
Graphics Score 19361
Physics Score 18818
Combined Score 8795
Fire Strike EXtreme スコア 8823
Graphics Score 9249
Physics Score 18820
Combined Score 4120
Fire Strike Ultra スコア 4719
Graphics Score 4612
Physics Score 18391
Combined Score 2432
Time Spy スコア 6771
Graphics Score 6649
CPU Score 7559

ゲーム内ベンチマークを計測

Rise of the Tomb Raider《中量級》

解像度 設定 FPS
3840×2160 ウルトラ
43
54
82
1920×1080 最高
114
143
最低
192

中程度のゲームだとFF14などの国産オンラインゲームや数年前の重いゲームがこの位置に相当します。最高設定で60FPSに届いています。

Ghost Recom Wildlands《重量級》

解像度 設定 FPS
3840×2160 ウルトラ
26
42
64
1920×1080 ウルトラ
55
98
146

重量級は最新の海外製の重いゲームなどが該当します。フルHDの高設定で60FPSに到達するので基本的には重量級であっても設定を下げればプレイ可能です。

2018年発売ゲームのベンチマーク

Far Cry5

解像度 設定 FPS
3840×2160   最高
38
40
42
48
1920×1080   最高
98
105
113
128

最小FPS 90 解像度 1920×1080
平均FPS 99 画質 最高
最大FPS 112 VRAM 2754/8080 MB
レンダリングフレーム数 5841 解像度スケール 1

2018年発売ファークライ5のフルHDの最高設定でフレームレートを取得した時のベンチマーク結果になります。最小でも90FPS。平均99FPSなので余裕でプレイ可能です。

VR性能をチェック

VRMARK《VR性能》

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、Cyan RoomはDirect12、BlueRoomは将来用です。

VRMARK 項目 スコア
Orange Room スコア 10766
Avg FPS 234.71 fps
Cyan Room スコア 5933
Avg FPS 129.33 fps
Blue Room スコア 2027
Avg FPS 44.18 fps

5000を越えるスコアなのでVRも楽しめるゲーミングPCになります。

CPU性能をチェック

スペック
プロセッサ名 Core i7 8700
(Coffee Lake-S)
ソケット形状 LGA1151
コア数 6 スレッド数 12
ベース動作周波数 3.2GHz 最大周波数(TB) 4.60GHz

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15 スコア
CPU 1431 cb
CPU(Single Core) 191 cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。

ストレージの速度をチェック

SSD HDD

ゲームタイトルによってはHDDが原因でスタッタリング(カクつき)が発生する場合もあります。そういう意味でSSDは必須ですが240GBが最低限、500GBあれば少し余裕が出てくるという印象です。

タイトル 容量
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION 100GB(4KHDR:155GB以上)
Grand Theft Auto V 72GB以上
NieR:Automata 50GB以上
Far Cry 5 40GB以上

大作ゲームの場合はストレージ容量も大きい傾向にありますが、それらのタイトルを都度SSDからHDDに、またはHDDからSSDに移動させれば100GB越えのタイトルであっても怖くは無いです。

静音性のチェック

アイドル時 高負荷時(3DMARK 実行時)
46.7db 49.5db

アイドル時と3DMARKのFire Strike Ultraを実行した時の騒音デジベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

消費電力のチェック

アイドル時 ベンチマーク実行時
37.8w 236w

消費電力を計測しました。※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

CPUやGPUなどパーツ構成によって消費電力が増えます。電気代も変わってくるので気にされる方は参考してみて下さい。

温度のチェック

アイドル時とベンチマーク実行時の温度

CPUやGPU等の構成内容によって温度は変化します。3DMARKのFire Strikeのベンチマークを複数回計測した後の温度になります。

ミドルタワー型の大きめのPCケースなので冷却性能が非常に高いです。ケース内で最も高温になるGPUを直接冷却する機構になっているのでかなり安心出来ると思います。

今回ベンチマーク中の温度を計測した中でサーモグラフィーだとGPU温度は81度が最高値でした。

基本的にはリテールのCPUクーラーで全く問題無いですが、エアフローを考えた時にトップフロー型だとケース内でこういう動き方をするのでケース内の熱を外に排出するという観点で考えた場合にはサイドフロー型が個人的にはおすすめです。なのでCPUファンをカスタマイズするのもおすすめです。

ただNEXTGEARのPCケースがかなり優秀かつCore i7-8700なので冷却性・静音性という部分でこだわりが無い場合はリテールでも十分だとは思います。

マインクラフト(影MOD)

影MOD 描画距離 平均FPS
SEUS v11.0 16
87
12
95
SEUS Renewed 1.0.0 16
100
12
117

影を入れてもGTX1070Tiの性能なら何のストレスも一切感じる事無く快適にプレイする事も可能です。描画距離をかなり伸ばしてもこれだけのフレームレートを稼げるので配信や実況等を考えている方はこのくらいの性能が欲しいというのが正直な感想だと思います。

フォートナイト

設定 平均FPS
エピック
141
高設定
180
中設定
249

かなり余裕です。最高設定で平均141FPSです。設定を調整すれば240FPSも狙いにいけるスペックです。

PlanetCoaster

設定 平均FPS
ウルトラ
73
高設定
97
中設定
118
低設定
166
最低設定
174

最高設定だと上記の場所で73FPSでした。PlanetCoasterも余裕でプレイする事が可能なスペックです。

総評:GTX1070Tiのゲーム性能について

洋ゲーの重量級タイトル、国産のかなり重いタイトル、FPSでガチで勝ちに行く場合などあらゆるシーンを想定しても間違い無いスペックだと思います。

まとめ

NEXTGEARの前面パネルは光沢仕様なので周辺機器の光が反射します。デスク上に置いた場合はかなりカッコイイと思います。深夜帯にゲームする方は特におすすめです。

デスク下に置いた場合でも前面に防塵フィルターが装備されているのでほこりが侵入するのを低減する工夫がしてあるケースなのもGood!

メリット

  • 高級感のある筐体とデザイン性
  • 高い冷却性能を誇るPCケースなので長時間ゲームをされる方におすすめ
  • 高い拡張性があるので内蔵のキャプチャーボードや内蔵のサウンドカード、SSDやHDDなどの増設を考えている方にはNEXTGEARがおすすめ

デメリット

  • 冷却性能が高い分静音性という部分で気になる方はCPUファンをカスタマイズする事で緩和されます
  • 前面パネルが光沢なのでプラスチック系のケースでも指紋はいずれにしろ付いてしまいますが目立ちやすい傾向はあると思います。クロス等で拭いたりほこりはエアダスターで拭けば飛びます。

おすすめのカスタマイズ

CPUファンです。他には自分で増設をする予定が無い方はSSDを480GBクラスにカスタマイズする事でPCゲームを複数入れられるというメリットがあります。

SSDを搭載しているので動作がサクサクし、CPUが原因でボトルネックになる事も無く、メモリも16GB積んでいるのでPCゲームでボトルネックになる事が無く、GPUにはGTX1070Tiを搭載しているのでほぼ全てのゲームでボトルネックになる事が無いです。

つまりストレスフリーという事になります。

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