
マウスコンピューターさんから「G-Tune EP-Z」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。
「G-Tune EP-Z」は、インテルの「Core i9」搭載、ゲームで重要なグラフィックスカードにはNVIDIAの「GeForce RTX3080」を搭載しているのでeスポーツタイトルで240fpsなどの高fpsを出したい方や、4K解像度でも快適なハイエンドゲーミングPCとなっています。
スペック
G-Tune EP-Z | ||
---|---|---|
![]() | CPU | Core i9-10900K |
グラフィック | RTX 3080(10GB) | |
メモリ | 32GB | |
ストレージ | 1TB NVMe SSD 2TB HDD | |
電源 | 800W | |
ケース | フルタワー |
外観
PCケースはダーククロム強化ガラス、ヘアライン処理のアルミパネルが特徴的なG-Tuneのフラッグシップモデル。
背面の映像出力端子はHDMI端子、DisplayPort端子x3となっています。
正面インターフェースはUSB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB2.0×2が配置されています。USBが4つも接続できるのは便利です。
底面は堅牢性の高い大型スタンド。ワンタッチで着脱ができるダストフィルターが付いています。
内観
内部は電源が左上にあり、その下にマザーボード、右側にストレージの格納があります。
CPUクーラーは冷却能力の高い水冷CPUクーラー搭載です。
- ケースの質感が良い(ダーククロム強化ガラス、ヘアライン処理のアルミパネル)
- パフォーマンスを引き出す強靭なフレームと内部構造
- ダストフィルター搭載でメンテナンス性が高い
- フルタワーなので冷却性が高い
- 強化ガラスにカスタマイズが可能
ゲーム性能
3DMARK
3DMARKのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンスを計測する定番ベンチマークソフトです。
構成 | 3DMARK TimeSpy |
---|---|
RTX3080(i9-10900K) | |
RTX3080(i7-10700K) | |
RTX3070(i7-10700K) | |
RTX2080 SUPER(i7-9700K) | |
RTX2070 SUPER(i7-10700K) | |
RTX2060 SUPER(i7-10700) | |
GTX1660 SUPER(i7-10700) | |
GTX1650 SUPER(i5-9400) | |
GTX1650(i5-9400) | |
内蔵グラフィックス(i5-9400) |
TimeSpyの参考スコア比較です。RTX3080は非常に高いスコアが出ます。
ファイナルファンタジー15【重い】

解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 高 | 7572 / 75 fps【快適】 |
標準 | 9194 / 91 fps【とても快適】 | |
軽量 | 12491 / 124 fps【非常に快適】 | |
WQHD 2560×1440 | 高 | 12114 / 121 fps【非常に快適】 |
標準 | 15625 / 156 fps【非常に快適】 | |
軽量 | 19418 / 194 fps【非常に快適】 | |
フルHD 1920×1080 | 高 | 14672 / 146 fps【非常に快適】 |
標準 | 18530 / 185 fps【非常に快適】 | |
軽量 | 19316 / 193 fps【非常に快適】 |
ベンチマークソフトを使用。フレームレートはスコアから算出した数値になります。
ファイナルファンタジー XVは重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコア出ていれば快適評価です。12,000スコアで非常に快適です。
RTX3080を搭載しているので4K解像度の重量級ゲームも楽しめます。
ファイナルファンタジー14【中程度】

解像度 | 設定 | スコア / FPS / 評価 |
---|---|---|
4K 3840×2160 | 最高 | 14570 / 96 fps【非常に快適】 |
高 | 16446 / 109 fps【非常に快適】 | |
標準 | 21651 / 159 fps【非常に快適】 | |
WQHD 2560×1440 | 最高 | 20795 / 152 fps【非常に快適】 |
高 | 21196 / 161 fps【非常に快適】 | |
標準 | 26072 / 225 fps【非常に快適】 | |
フルHD 1920×1080 | 最高 | 23383 / 193 fps【非常に快適】 |
高 | 23990 / 204 fps【非常に快適】 | |
標準 | 27218 / 241 fps【非常に快適】 |
ベンチマークソフトを使用。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。
7,000スコアで「非常に快適」評価となります。最高画質設定でも快適に楽しめます。
Apex Legends

人気FPSゲームのApexでは最高画質で250fps前後を記録しました。FPSゲームも快適に楽しめます。
場所によってフレームレートの変動が大きいゲームですが、240Hz液晶と組み合わせるならRTX3080搭載モデルは高fpsが出るのでおすすめです。
画像の左上がCPU使用率/温度とフレームレートです。CPU使用率も温度も低めです。実況・配信を行いたい方にもおすすめです。
フォートナイト

人気TPSゲームのフォートナイトでは最高画質では206fps。最低では342fpsを記録しました。フォートナイトも240Hzの高リフレッシュレートモニターで快適に楽しめます。
ドラクエ10 / PSO2【軽い】
PSO2やドラクエ10でも非常に高いスコアが出ています。PSO2は簡易設定6(最高設定)で12万超え、ドラクエ10でも4K解像度で24,000スコアオーバーです。すごく快適評価です。
ゲーム性能まとめ
ここまでをまとめます。
RTX3080搭載モデルなのでどのゲームにも対応するハイエンドモデルです。
4K解像度 | |
WQHD解像度 | |
重いゲーム | |
中程度のゲーム | |
軽いゲーム |
- 4K解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で快適評価。
- WQHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で非常に快適評価。
- 重量級:FF15のベンチマーク:最高設定で非常に快適評価。
- 中量級:FF14のベンチマーク:最高設定で非常に快適評価。
- 軽量級:DQ10のベンチマーク:すごく快適評価。
CPU性能
CINEBENCH R23/R20はCGレンダリング性能を測定するベンチマークテストです。
CINEBENCH R20を当サイトでテストした比較はこちらです。
Core i9-10900K搭載なのでトップレベルの高いCPU性能を持っています。
ストレージの速度
SSDが搭載されているので動作がサクサクでストレスフリーです。
消費電力
消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。RTX3080搭載なので消費電力は大きいです。
温度
室温23℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeおよびCINEBENCH R20を実行した際の最大温度になります。とても低い温度です。
静音性

アイドル時 | 3DMARK |
41.7 db | 44.2 db |
アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。とても静音性に優れています。
まとめ

「G-Tune EP-Z」は最新のゲームタイトルや重いゲームタイトルでも快適に楽しめる高性能グラフィックス「GeForce RTX3080」搭載。
最新ゲーム、動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業にも使える高い処理能力を持ったパソコンです。
また、ケースの質感がとても良く、冷却能力の高い水冷CPUクーラーが搭載しているのが良い点です。
- 筐体の質感が良いモデルを探している方
- eスポーツタイトルで高fps出したい方
- 4K解像度でゲームを楽しみたい方

