
G-TuneのNEXTGEAR i680シリーズの実機レビューをしたので特徴や評価レビューをまとめています。NEXTGEAR i680シリーズが気になっているという方はチェックしてみて下さい。
NEXTGEAR i680シリーズから大きな変更点としてPCケースのデザインが一新されたという事が大きいです。PCケースのレビューまとめや性能やスペックの解説もしているので合わせて参考にしてみて下さい。
NEXTGEAR i680シリーズの特徴
ミドルタワー型のゲーミングPC

ATX規格のミドルタワー型のゲーミングPCがNEXTGEAR i680の特徴です。ゲーミングPCとしては一般的な大きさで拡張性が高いです。
天板が完全にフラットなので天板に物を置くという方も多いのではないでしょうか。その際にフラットなので置きやすいのはゲーマーには嬉しい改良点。
また、前面吸気が無く側面と底面の吸気になっています。底面にはダストフィルターが備え付けられていて水洗い可能です。メンテナンス性が高いのもNEXTGEARの特徴です。

更に詳細な内容についてはケースレビューでNEXTGEAR i680シリーズのPCケースをレビューしているので参考にしてみて下さい。
ダブル水冷やガラスパネル対応モデルも登場

ゲーミングPCで重要な冷却を更にブーストする事ができるCPUの水冷化に加えてGPUの水冷化も可能なのがG-Tuneのダブル水冷です。
CPU単体の水冷やサイドパネルの強化ガラスの対応にもBTOなので執筆時(2018/07/26)だと全モデルで対応の確認をしています。
ただ強化ガラスなどのオプションに関してはカスタマイズに対応していないモデルというのもタイミングによっては今後出てくるでしょう。フルカスタマイズしたい方は注意すべき点ですね。
グラフィックスカードホルダーに対応

グラフィックスボードは自重の重さで下がってきてしまいます。その結果歪んだり変形してしまう事があります。それを防ぐ効果があるのがグラフィックスカードホルダーになります。
NEXTGEAR i680シリーズではデフォルトでこのホルダーが標準搭載されているのでグラフィックボードの変形を防ぐ効果が見込めます。
G-Tuneの主力級デスクトップPCがNEXTGEAR

G-TuneのゲーミングPCを細分化するとこのようになります。
可搬性に特化した「小型でハンドルが付いているLITTLEGEAR」、「コスパ重視のNEXTGEAR-MICRO」、「主力級のNEXTGEAR」、「最上位のMASTERPIECE」という棲み分けが可能です。
なのでNEXTGEARの場合にはスペックを重視しつつ拡張性も欲しいという方に最適です。
- ミニタワー型はB360マザーボードを採用
- NEXTGEARミドルタワーはZ370マザーボードを採用
- フルタワー型はZ370マザーボードを採用
つまりシリーズのスペックで言えばNEXTGEARと最上位のフラッグシップモデルのMASTER PIECEとでは変わらない事になります。
なので価格面に対して性能や拡張性という実利で考えるのであればNEXTGEAR i680シリーズがG-Tuneの主力級という扱いになるという訳です。
キャプチャーボードの内蔵タイプやサウンド―カードの内蔵タイプなどを取り付けたいと考えている方は拡張性の高いZ370マザーボードが魅力的に感じる方も多いでしょう。
NEXTGEAR i680シリーズのゲーム性能
グラフィックボード | スコア |
---|---|
GTX1080Ti | |
GTX1080 | |
GTX1070Ti | |
GTX1070 | |
GTX1060(3GB) | |
GTX1050 |
スタンダードな性能がGTX1060です。GTX1050とは性能差を実感可能なラインと言えるでしょう。
GTX1070Tiも人気のあるグラフィックボードです。フルHDで快適に高画質な設定でPCゲームをプレイする方に最適です。
GTX1080は更にそれよりもフレームレートを稼ぎやすいのでフルHD環境で様々なゲームで更に快適にゲームをプレイしたい方にはイチオシです。
GTX1080Tiは最上級を求める方におすすめで、4Kも視野に入れたり、VRなどあらゆるPCゲームを取り巻く環境に対応する事が可能なスペックというのが魅力です。
NEXTGEAR i680シリーズの評価まとめ

NEXTGEAR i680シリーズはケースデザインが変更された事でシンプルなマットな質感に変更されました。また、天板が完全にフラットになった事で物を置きやすくなったのは好印象。
インターフェースが天板前面にあるのがデスク下にゲーミングPCを置く方には便利だと感じます。グラフィックスカードホルダーも変形が気になる方には嬉しい変更点ですね。
HDMI端子が前面に付いたのはVRや配信等をやる方にとっては便利に感じる方も多いのではないでしょうか。底面のダストフィルターやエアフローの改善でより使い勝手が向上していると見ていいでしょう。
静音面で言及すると以前のケースよりも標準CPUクーラー構成の場合、数値的には静かになっているデータが出ています。ケースファンが背面1基になっている事の影響が出ている結果です。
価格構成は最安値で99,800円(税別)(2018/07/26時点)となっています。欲しいスペックに合わせてNEXTGEAR i680シリーズをチェックしてみて下さい。