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【ドスパラ】ガレリア QSF960HE2の実機&性能レビュー

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ドスパラさんから販売されている「ガレリア QSF960HE2」をお借りしたので実機レビューしていきます。

>> ガレリア ノートPCラインナップ一覧 <<

まずはこちらのページでガレリアの製品の詳細や価格を把握すると理解がグッと深まります。今回レビューするのはGTX960Mが搭載されていて、CPUが第6世代のSkylake搭載のガレリアQSF960HE2というモデルになります。

記事執筆時だとゲーミングノートPCのランキング1位となっている商品となります。ガレリアノートとしては最も安価なモデルですが、税別10万円以下という価格がいかにニーズが高いのかというのが分かると思います。

インターネット閲覧や、YouTubeなどの動画視聴などの処理ならなんなくこなせるスペックで軽めのゲームも出来るのでライトに使用する分には必要十分な性能を持っています。

目次

スペック

GALLERIA QSF960HE2
OS Windows10 Home 64bit
CPU Core i7-6700HQ
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 960M(2GB)
メモリ 4GB PC4-17000
HDD 500GB
液晶 15.6 インチ フルHD 非光沢ワイド液晶ディスプレイ
重量 約 2.75kg
スペックに関しての注意点

※情報は記事執筆時点のものになります。最新の製品の詳細や価格については公式ページで必ずご確認下さい。

外観をチェック

正面

液晶は15.6インチのスタンダードなサイズで、ノングレアなので目が疲れにくい液晶となっています。液晶上部には赤色で縁取られたHD画質のWEBカメラが装備されています。

キーボード上部に電源ボタンとファンを最大まで回すボタンが付いています。

キーボード

キーボードは赤色のバックライト付きで10キーも付いているので便利です。ゲームでよく使用されるWASDキーと十字キーに関しては赤く囲われているので視認性が向上しています。

ENTERキーが英字タイプの大きさになっているのでここは好みが分かれるかもしれません。文章入力をそんなにしないのであれば関係無いと思いますし、慣れると思います。

スペースバーも一般的なノートPCよりも大きくなっているのでゲームプレイ時の快適性が上がっています。

天板&前面

天板はガレリアのロゴと線が入っていてシャープな印象があります。前面には赤色のメッシュのようなデザインが施されていますが、こちらはスピーカーになっています。

左側面&右側面

左側面には何も配置されていません。右側面にはヘッドホン端子、マイク端子、USB2.0×2、カードリーダーとなっています。

なお、光学ドライブに関しては搭載不可となっているので、必要な方は外付けの光学ドライブ等を別途購入して使用する形になります。

背面

背面には2基の冷却ファンの排熱と、電源端子、HDMI 1.4 x1、有線LAN、USB3.0×2、USB 3.0 TypeC×1となっています。

ACアダプタの重量

ACアダプタの重量は840gでした。

各種ベンチマークを計測

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。フルHD環境なら余裕で最高設定でも余裕で7,000は越えています。

設定 画面サイズ スコア
最高品質 1920×1080 4397
高品質 1920×1080 6897
標準品質 1920×1080 9809

ドラゴンクエストX

すべての設定や解像度においてすごく快適の評価が出ています。

設定 画面サイズ スコア
最高品質 1920×1080 12316
標準品質 1920×1080 13872
低品質 1920×1080 16467

ドラゴンズドグマオンライン

スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。

設定 画面サイズ スコア
最高品質 1920×1080 7387
標準品質 1920×1080 8179
低品質 1920×1080 8330

モンスターハンター第三弾(大討伐)

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは8770というスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。

画面サイズ スコア
1920×1080 8770

PSO2ベンチマーク ver.4

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定の簡易設定の5で19232というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

設定 画面サイズ スコア
簡易設定6(最高設定) 1920×1080 7742
簡易設定5 1920×1080 19232

3DMARK

Fire Strike Fire Strike EXtreme
 
Fire Strike Ultra Time Spy

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

Fire Strike スコア Graphics score Physics score Combined score
Fire Strike 4059 4370 9699 1688
Fire Strike EXtreme 2025 2039 9670 906
Fire Strike Ultra 921 859 9714 508
Time Spy スコア Graphics score CPU score
Time Spy 1360 1221 3851

VRMARK

Orange Room Blue Room

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークです。

Blue Roomに関しては将来のVRを見据えたベンチマークになっています。

VRMARK スコア Avg FPS
Orange Room 2250 49.05
Blue Room 396 8.63

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15
CPU 684cb
CPU(Single Core) 140cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。

ストレージの速度

HDD

SSDは非搭載です。BTOなのでストレージに関してはカスタマイズする事も可能なので、SSDを追加するのがおすすめです。

消費電力

アイドル時 高負荷時
35.8W 90.3W

※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

ゲームのベンチマークを計測

タイトル 解像度 画質 FPS
 GTA5 1920×1080(DX11) MAX 21※1
最低 118.8
 Steep   1920×1080 22
32
44
46
 Rise of the Tomb Raider 1920×1080(DX11) 最高 22.55
39.47
最低 60.24

※1 GTA5はグラフィックス設定を出来るだけ最大限MAXに設定しました。高度なグラフィックス設定はオールオフでのFPS値になります。

まとめ

ゲーム性能について

ベンチマークを見てみると国産のオンラインゲームのタイトルに関しては、FF14のベンチマークは7000で最高評価となるので設定を下げる必要が出てきますが、それ以外のドラクエ10、DDO、MHF、PSO2に関しては設定を多少変えれば基本的には問題無いレベルで快適にプレイ可能な範囲です。

洋ゲーの重めのタイトルに関しては少し厳しいタイトルが多そうなので設定を最低限下げたりといった工夫が必要です。なので軽めのゲームなら問題無いですが、重いタイトルの場合は厳しいという印象です。

3DMARK Fire Strike Graphic Score(Note)
GTX1050Ti 7780
GTX1050 6035
GTX960M 4370

ガレリアには上位のGTX1050Tiを搭載したモデルも販売されていますが、そちらと比較すると性能という点ではやはり最新世代のグラフィックボードを搭載しているだけあって性能差は結構あります。

なので、価格が許すならばGTX1050Tiを搭載したモデルがおすすめですが、価格も当然跳ね上がるので予算が10万円という場合には記事執筆時だと本機一択という選択状況かと思います。

逆にグラフィックボードが搭載されていないノートPCでも10万円を越える製品は山ほどあるのでそれらと比較すると、本機は圧倒的にゲーム性能が高いのでゲームを視野に入れている場合は有力な選択肢になります。

メリット

  • 税別10万円を切っているのにグラフィックボード搭載
  • 15.6インチのノングレア液晶搭載
  • バックライトキーボード付き

本機の15.6インチのノングレア液晶はキレイだと素直に感じました。これならゲームを快適にプレイ可能です。キーボードのバックライトが付いているのもこの価格帯では嬉しい所です。

さらにGTX960Mという前世代のミドルレンジのグラフィックボードを積んているので国産のオンラインゲームや軽めのPCゲームなら快適に動作するという事を考えるとメリットは大きいと思います。

デメリット

  • 最新世代のCPU&グラフィクボードでは無い
  • Enterキーなどが英字仕様

デメリットというより前世代のCPU&GPUを使う事で価格を下げているのでこれは仕方が無い部分ではあるのですが、後で知らなかったとならない為に情報として書いておくと、CPUとGPUが1世代前の物となっています。なのでその分価格がお安くなっているのでメリットでもあるのですが、最新のCPUとGPUが良いという場合にはガレリアではGeForceGTX 1050Ti搭載製品も販売されているのでチェックしてみて下さい。

キーボードで少し触れましたが、EnterキーとBackSpaceなどのキーが英字のように横長になっているので日本語キー配列に慣れている方だとデメリットになるかもしれません。

10万円でこのスペックは魅力的

10万円前後でゲーミングノートPCを探しているという方は本機はおすすめですので是非チェックしてみて下さい。

GALLERIA QSF960HE2
OS Windows10 Home 64bit
CPU Core i7-6700HQ
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 960M(2GB)
メモリ 4GB PC4-17000
HDD 500GB
液晶 15.6 インチ フルHD 非光沢ワイド液晶ディスプレイ
重量 約 2.75kg
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