ゲーミングPCの価格帯としても最も無難でコスパの高い価格帯がミドルレンジです。これからゲーミングPCを購入したいという方がいる場合にはこの価格帯のゲーミングPCの購入がおすすめです。
ゲーミングPCの価格構成例からミドルレンジを考える
最安で構築するローエンドと違って、ミドルレンジだと様々な選択肢があり、ゲーミングPCでは一番人気の価格帯になります。
ミドルクラスより上の性能を持った製品をアッパーミドルと呼びます。それより上はハイエンドです。
ゲーミングPCはスペックが高ければ高いだけ出来る事の幅が広がりますが、ある一定の水準に達すると普通の人が満足感を得るであろうラインは越えるからです。
そのラインがこのミドルレンジ、またはアッパーミドルです。
その一定の水準というのは人によってまちまちですが、『プレイしているオンラインゲームを快適に動作したい』とか、『ゲーム以外でも利用用途があり、快適に動作させるようにしたい』とかが一般的です。
反対にミドルレンジで対応出来ないのは
『4Kで重量級ゲームを60FPSで快適に動作させたい』
『重量級のゲームをMODを大量に入れてグラフィックスも最高設定でゲーム実況する』
みたいな事をする人ならこの価格帯では厳しいです。
ミドルレンジはどういう人向けのゲーミングPC?
ゲーミングPCをこれからはじめようという方からバリバリプレイしている方まで幅広くおすすめできる価格帯です。
そのままでも数年は現役で活躍できます。
あまりにもスペックが低いゲーミングPCの場合にはプレイするゲームが限定されてしまうというデメリットがあるのでおすすめし辛いです。
例えば15~20万円のゲーミングPCを買ったとしたら大抵はその世代のゲームに関してはサクサク快適に動作します。
基本はゲーミングPCのミドルレンジに合わせてゲームが発売される
ゲーミングPCというよりかはグラフィックボードのミドルレンジという位置づけにはなると思いますが、大体新発売のゲームはそこを基準に発売されます。
高性能のグラフィックを要求するゲームでもミドルレンジ辺り位です。
そこまで高グラフィックを売りにしていないゲームで幅広く色んな人に遊んでもらいたいという制作側の意図があるゲームはミドルレンジよりも若干スペックが抑えられた推奨スペックを発表していると思います。
もちろんとんでもないグラフィックス性能を要求する推奨スペックをいきなり出して来るゲームも稀にありますが、一般的にはミドルレンジの方もプレイ出来るようにするというのが普通でしょう。
なのでミドルレンジのゲーミングPCを購入しておけばとりあえずその世代でのゲームは基本的に遊べるという解釈で間違っていないです。
最高設定で遊びたい場合やグラフィックス設定を高めてゲームをプレイしたい場合にはより性能の高いグラフィックボードが必要です。
逆に少し世代が古いようなゲームだと最高設定で快適に遊ぶ事が可能になります。
ここが面白い部分で数年前に最高設定では全然カクカクで遊べなかったゲームも快適に動くようになると凄くテンションが上がります。
これはゲーマーなら誰でもそうだと思いますが、満足感を十分味わう事が出来ます。世界が変わった!
という気分を味わう事ができるので十分満足感を得る事が可能です。
ゲーミングPCのミドルレンジならほとんどのパソコンの作業を快適に行う事が出来る
最新ゲームを最高の環境でプレイしたいという場合やFPSに人生を捧げているというような方にはハイエンドの最高スペックのゲーミングPCをおすすめしますが、一般的な人にはそこまでのグラフィック性能は必要無いと思います。
MODやったり実況やったり高画質4Kやったり、普通のPCゲームをプレイするだけでは無い部分に魅力を感じる場合にはハイエンドも現実的になります。
ミドルレンジでも十分快適に動作して普段使っているソフトは快適に動きますし、インターネットでタブを沢山開いても快適に動作して、エンコードなどの重い作業もCPUの恩恵で高速な処理を行ってくれます。
ミドルレンジのゲーミングPCはこんな人におすすめ
- ゲームパソコンならではの美麗なグラフィックを楽しみたい人
- FPSなどのマルチプレイをカクつかないでプレイしたい人
- コストパフォーマンスに優れるパソコンを購入したい人
- 人気のゲーミングPCが欲しい人
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