
2026年11月19日に発売予定の『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』で、NPC(街の住人)の行動が大幅に進化することが明らかになりました。
英国のゲーム誌『Edge』が、Rockstar Northで約90分のプレイを取材した特集を公開しました。NPCの作り込みについて、新しくわかったことをまとめて紹介します。
GTA6のNPCは約60万のアニメーションで作られている

GTA6では、街の住人一人ひとりの見た目や動きが個別に作り込まれていて、アニメーションは約60万種類と報じられています。
Rockstarが8月にThe New York Timesへ明かした数字では、GTA5が約5万5,000、レッド・デッド・リデンプション2(RDR2)が約30万でした。GTA5の約11倍、RDR2の約2倍という途方もない規模です。
制作にあたって、Rockstarはロサンゼルスにライター、ディレクター、プロデューサーからなるNPC専任チームを立ち上げています。
NPCには性格があり、相手によって反応が変わる

見た目以上に大きな変化が、NPC一人ひとりに性格が設定されていること。
反応を左右するのは、その人の気質や攻撃性、いる場所、目撃した出来事、そしてプレイヤーからどう扱われたか。地区ごとに住民の層や職業の傾向も作り分けられています。
Rockstar Northの共同スタジオ責任者ロブ・ネルソン氏は、住人を作る際に「誰が攻撃的になるか、何人が武器に手を伸ばすか、何人がこちらを試してくるか」を繰り返し考えたと話しています。
同じちょっかいを出しても、逃げる人、言い返してくる人、向かってくる人に分かれるということになります。
見つめただけで犬をけしかけられる
Edgeの取材で印象的なのは、主人公ジェイソンが家を出て通りを歩き始めた直後の場面です。
犬を連れた男性に、ジェイソンが少し長めに視線を送ります。男性はそれを挑発と受け取り、犬のリードを外し、ジェイソンを追いかけさせたのです。
ジェイソンが逃げると犬も追いかけてきましたが、しばらくすると興味を失い、飼い主のもとへ戻っていきました。
GTA5から進化したのは、NPCの反応の細かさ

ネルソン氏は、銃口を向けられて初めて逃げ出すGTA5の通行人について、当時の時点ですでに古さが出ていたと振り返っています。
GTA6では、ショットガンを手に持って歩くだけで騒ぎになることがあります。背中に掛けているか、手に持っているかも見られていて、周りの人は距離を取ったり、逃げ出したり、ときには詰め寄ってきたりします。
誰に見られたかも判定に含まれます。指名手配になるまでには一定の猶予があり、その間に銃を手放すこともできます。
こうした変化によって、GTA6ではNPCが単なる背景ではなく、街で実際に生活している人間のように感じられることが期待できます。
GTA6は11月19日発売、PC版は発売日未発表
GTA6は2026年11月19日にPS5とXbox Series X|S向けに発売されます。
PC版については、現時点で発売日が発表されていません。気長に待ちましょう。
NPCの進化によって、GTA6は街を歩くだけでも新しい発見がありそうです。住人ごとに違う反応がどこまで自然に感じられるのか、発売後に確かめるのが楽しみです。
参考リンク:GamesRadar+:Edge 430号 GTA6特集 / PC Gamer:GTA6のNPCと性格システム / TechRadar:GTA6のアニメーション数(The New York Times取材) / Rockstar Games:GTA6公式サイト



