NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載のおすすめゲーミングPCを紹介していきます。
RTX 4070 Ti SUPER搭載モデルは、WQHD/フルHD解像度でゲームを快適にプレイしたい方におすすめのグラフィックスボードです。4K解像度でも快適に動くゲームが多いので4K解像度にもおすすめのグラフィックスボードです。
RTX 4070 Ti SUPERの特徴
- WQHD/フルHDの重量級ゲームも快適動作
- ビデオメモリ16GB搭載で4K解像度でも快適に動くゲームが多い
- レイトレーシング対応
- NVIDIA DLSS 3対応(フレーム生成)
NVIDIAの最新グラフィックスカードのRTX 4070 Ti SUPERは、レイトレーシングやNVIDIA DLSS 3などの最先端の映像技術に対応し、フルHD/WQHD解像度の重量級ゲームも快適なパフォーマンスを持っています。
NVIDIAさんが計測したRTX 3070 TiとRTX 2070 SUPERの比較表です。Games With Frame Genと書かれたゲームタイトルは、フレーム生成ありのゲームになります。
国内でも有名タイトルの「サイバーパンク2077」「ウィッチャー3」「スターフィールド」「Forza Horizon 5」などを見ると、RTX 30シリーズやRTX 20シリーズと比較するとRTX 40シリーズのフレーム生成は大きくフレームレートが伸びています。
Ghost of Tsushimaの設定画面
NVIDIA DLSS 3に対応しているゲームも続々と増えています。DLSS 3非対応のゲームでも性能は大幅に向上しているので、GTX 10シリーズやRTX 20シリーズをお使いの方は非常に大きな性能アップに期待出来ます。
VRAM 16GB搭載が魅力
GPU | VRAM容量 |
---|---|
RTX 4080 SUPER | 16GB |
RTX 4080 | 16GB |
RTX 4070 Ti SUPER | 16GB |
RTX 4070 Ti | 12GB |
RTX 4070 SUPER | 12GB |
RTX 4070 | 12GB |
RTX 4070 Ti SUPERの特徴として、ビデオメモリが16GB搭載しているのが大きい点です。
フルHD/WQHDで運用する場合には、恩恵としてはあまり感じませんが4K解像度でゲームをプレイした時に快適さを実感するタイトルがあります。
4K解像度のRTX 4080推奨タイトルかつ、VRAM 16GBが必要なタイトルではRTX 4070 Ti以下とは快適性が大きく異なります。
RTX 4070 Ti SUPERの性能をチェック
DirectX 12の定番ベンチマークソフトが3DMARKのTimeSpyになります。比較表は当サイトで計測したグラフィックス性能比較になります。
RTX 4070 Ti SUPERは、RTX 4080とRTX 4070 Tiの間の性能を持っています。どちらかというとRTX 4070 Ti寄りの性能になります。
実ゲームでのパフォーマンス比較
RTX 4080とRTX 4070 Ti SUPERを使用して実際にどの程度差があるのか検証しました。
サイバーパンク2077は「レイトレ最高画質」と「レイトレ最高画質」にフレーム生成を加えた2つを検証しています。
シンプルにサイバーパンク2077のレイトレ最高画質を4Kで遊ぶとRTX 4070 Ti SUPERでも13fpsですが、DLSS 3恩恵で63fpsまで向上します。
Cities: Skylines IIはDLSSのアップデートが入ったので更にフレームレートが伸びる印象です。4KだとRTX 4080の方が安心感は感じますが、RTX 4070 Ti SUPERでも十分4K解像度で快適に楽しめました。
RTX 4070 Ti SUPER搭載のおすすめゲーミングPC
RTX 4070 Ti SUPER搭載のおすすめゲーミングPCをご紹介します。
GALLERIA XA7R-R47TS
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(16GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
価格 | 26万円台~ |
「GALLERIA XA7R-R47S」は、ガレリアのミドルタワー型のゲーミングPCです。コスパが良いRyzen 7 5700Xを搭載しているので価格を抑えたい方におすすめです。
4Kの場合には物理8コア推奨のゲームもあるので、Ryzen 7 5700X(8コア)はコスパが良くおすすめになります。
iiyama LEVEL-M77M-147F-UT1X
スペック | |
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CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(12GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 30万円台~ |
「iiyama LEVEL-M77M-147F-UT1X」は、パソコン工房のミニタワー型モデルです。20コア28スレッドの「Core i7-14700F」搭載で、高解像度のゲームにもおすすめです。ゲーム配信などのクリエイティブな作業にもおすすめです。
NEXTGEAR JG-A7G7A
スペック | |
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CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(12GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 31万円台~ |
「NEXTGEAR JG-A7G7A」は、CPUに「Ryzen 7 7800X3D」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4070 Ti SUPER」を搭載したゲーミングPCです。
Ryzen 7 7800X3D(8コア16スレッド)は、AMD 3D V-Cache技術が採用されたゲーム特化型のCPUです。タイトルにもよりますが、トップクラスのゲーム性能を持っています。
また、標準で水冷CPUクーラーも搭載しており冷却性能が高いゲーミングPCです。標準3年保証も魅力です。
⇒「NEXTGEAR JG-A7G7S」の実機レビュー RTX 4070 SUPER搭載
GALLERIA XA7C-R47TS
スペック | |
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CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(12GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
価格 | 33万円台~ |
「GALLERIA XA7C-R47TS」は、ガレリアのミドルタワー型のゲーミングPCです。ケース前面がLEDで光る点が特徴的です。
前面にUSBが4つ搭載可能で、使い勝手も良いです。拡張性が高いケースなので将来的に増設を考えている方にもおすすめです。
ガレリアの動画配信向けモデルでは「Core i7」搭載なので、ゲーム実況配信をやられる方にもおすすめのゲーミングPCです。
GALLERIAのゲーミングPCは多くのストリーマーが使用しているので、これから配信を始める方にも既に始めている方にもおすすめのモデルです。
⇒「GALLERIA XA7R-R47TS 7800X3D搭載」の実機レビュー|RTX 4070 Ti SUPER搭載
G-Tune FZ-I7G7A
スペック | |
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CPU | Core i7-14700KF |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(12GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
ケース | フルタワー |
価格 | 39万円台~ |
「G-Tune FZ-I7G7A」は、ダーククロム強化ガラスとアクセントのヘアライン処理アルミパネルが特徴的な高品質モデルです。筐体の高級感が高いです。G-Tune FZ-I7G7Aは、日本eスポーツ連合(JeSU)公認PCとしても採用されています。
Core i9-14900KFにカスタマイズする事も可能で、標準で360mmの大型CPUクーラーが搭載しています。強化ガラス仕様やLEDファンのカスタマイズにも対応したゲーミングPCです。
Core i7-14700KF搭載のモデルをレビューしているのでこちらもチェックしてみて下さい。
まとめ
RTX 4070 Ti SUPERはビデオメモリ16GB搭載で、4K解像度の重量級ゲームも楽しめる性能を持っています。クリエイティブな作業にも適しているNVIDIAの高性能グラフィックスです。
CPUに関しては、ゲームメインで価格を重視するならRyzen 7 5700X搭載モデルがおすすめです。
RTX 4070 Ti SUPERの性能を最大限まで引き出すには、Ryzen 7 7800X3DやCore i7-14700F/KF搭載モデルがおすすめです。