ウィッチャー3はオフラインゲームで、三部作の最終章となるオープンワールドRPGです。
ボリュームのある飽きないメインストーリーは、クリアするだけで50時間以上あり、サブストーリーも膨大な数があります。
それらを普通にこなすだけでも50時間以上、高難易度で挑めば倍以上の時間がかかります。
それだけではなく、各地に眠る財宝や最強装備やアイテムを求めたりすればさらなるボリュームになるでしょう。
そんな大作オープンワールドRPG『ウィッチャー3』の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCについてまとめています。
また、実機を用いてグラフィックスボード別のフレームレートも計測しているのでゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
CS版とPC版の違い
PS4やXboxとPC版の違いは下着が着用されているかいないかの違いがあります。
PS4版をプレイした限りだと、ストーリー上の主要なキャラクターはもちろん一般的な住民に至るまで、女性キャラクターに下着が着用しているという点が大きいでしょう。
PC版とCS版の違いとしてはCS版は処理落ち(フレームレートが低い)とかあるのですが、規制という部分で下着着用が一番大きな要素だと思います。
ウィッチャー3というゲームはかなり性表現という部分では突っ込んだ作品だと言えるので、PC版だと規制無しで本来のウィッチャー3は”こういう表現がしたかったんだな”という製作者の意図が一番伝わりやすい表現で作品と向き合う事が出来ると思います。
また、MODに関してもPC版では扱えます。『ウィッチャー3 ワイルドハント用MODエディター』も開発中で、2024年にPC版『ウィッチャー3 ワイルドハント』を持っている方なら、誰でも無料で利用可能とされています。
新世代機向けアップデートについて
以下ではPC版の特徴的なアップデート内容についてまとめています。
- レイトレーシングが追加(グローバルイルミネーション/レイトレース反射/レイトレースシャドウ/アンビエントオクルージョン)
- 開発チーム製のModに加えコミュニティ作成の人気Modも収録
- ゲラルト、イェネファー、トリス、シリ、エレディンなどのキャラクターのテクスチャーを4Kにアップスケール
- PC版のグラフィック設定に、ゲームのビジュアル再現度を大幅に向上させる「最高+」が追加
- DLSS 3サポート
- AMD FidelityFX Super Resolution (FSR) 2.1が追加
ウィッチャー3の推奨スペック
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 7 (64ビット) Windows 8(8.1) (64ビット) | Windows 10 (64ビット) Windows 11 (64ビット) |
CPU | Intel Core i5-2500K (3.3GHz) AMD A10-5800K APU (3.8GHz) | Intel Core i5-7400 AMD Ryzen 5 1600 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 AMD GPU Radeon HD 7870 | NVIDIA GeForce GTX 1070 AMD Radeon RX 480 |
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | 50GB | 50GB |
注意事項 | 2024年1月1日(PT)以降、SteamクライアントはWindows 10以降のバージョンのみをサポートします。 |
参考情報:The Witcher3: Wild Hunt(Steamストアページ)
最低でもGTX 660が必要という事なのでミドルスペックのゲーミングPCが無いと厳しいです。
GTX 660で動かしてもフルHDなら設定を下げてFPSでいうと30~40前後なので快適とまではいきません。
推奨ではGTX 1070を指定していますが、最高設定で快適にという所を目指すとハイスペックなゲームPCが必要になります。
ゲーミングPCで重要なCPUとメモリとストレージの選び方については以下でまとめています。
ウィッチャー3の画質比較
レイトレ最高画質 | 最高画質 |
---|---|
画質は最高+が反映された新しいグラフィックス機能でレイトレーシング最高画質と通常の最高画質で比較しています。
- RTXグローバルイルミネーション:没入感のあるライティング
- レイトレースアンビエントオクルージョン:光を遮蔽するオブジェクトの陰影が改善
- レイトレースシャドウ:影の鮮明度や忠実度、視認性の向上
- レイトレース反射:水面などの反射における精度と品質の向上
レイトレーシングを有効にする事で以上のグラフィックス品質が向上します。
ウィッチャー3のグラボ別fps
ウィッチャー3でどの程度快適にプレイできるのかを実際に計測しました。
快適にプレイできる指標となる数値は60fpsで動作させる事です。では早速見ていきましょう。
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 223 FPS | 262 FPS | 266 FPS |
RTX 4080 | 174 FPS | 247 FPS | 267 FPS |
RTX 4070 Ti SUPER | 153 FPS | 221 FPS | 268 FPS |
RTX 4070 Ti | 139 FPS | 211 FPS | 266 FPS |
RTX 4070 SUPER | 134 FPS | 204 FPS | 266 FPS |
RTX 4070 | 120 FPS | 181 FPS | 240 FPS |
RTX 4060 Ti | 85 FPS | 137 FPS | 194 FPS |
RTX 4060 | 58 | FPS108 FPS | 162 FPS |
RTX 3050 | 38 | FPS53 | FPS71 FPS |
計測場所:「大祭司広場」| 最高画質設定&DLSS品質:自動 | CPU:Core i7-14700KF、メモリ:32GB。フレーム生成を有効。
ウィッチャー3の『大祭司広場』にて特定のコースで周回した時のフレームレートになります。
RTX 40シリーズはフレーム生成(DLSS 3)を有効にしています。
DLSSは超解像度技術です。フレームレートを向上する機能なので、有効にするのがおすすめです。
DLSSやFSRについてはこちらの記事で書いているので参考にしてみて下さい。
- フルHD解像度:RTX 3050以上がおすすめ
- WQHD解像度:RTX 4060以上がおすすめ
- 4K解像度:RTX 4060 Ti以上がおすすめ
ウィッチャー3におすすめのグラフィックス性能はこちらになります。
レイトレーシングのグラボ別fps
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
---|---|---|---|
RTX 4090 | 133 FPS | 152 FPS | 154 FPS |
RTX 4080 | 105 FPS | 136 FPS | 153 FPS |
RTX 4070 Ti SUPER | 90 FPS | 116 FPS | 147 FPS |
RTX 4070 Ti | 85 FPS | 113 FPS | 144 FPS |
RTX 4070 SUPER | 79 FPS | 104 FPS | 134 FPS |
RTX 4070 | 67 FPS | 90 FPS | 120 FPS |
RTX 4060 Ti | 22 | FPS62 | FPS92 FPS |
RTX 4060 | 20 | FPS47 | FPS72 FPS |
RTX 3050 | 12 | FPS15 | FPS20 | FPS
計測場所:「大祭司広場」| 最高画質設定(RTウルトラ)&DLSS品質:自動 | CPU:Core i7-14700KF、メモリ:32GB。フレーム生成を有効。
レイトレーシングプリセット最高画質で計測しています。レイトレーシングにDLSSを入れてもかなり重いです。
設定は細かく調整可能なので画質設定を調整するか、RTX 40シリーズで利用出来るNVIDIA DLSS 3(フレーム生成)を有効にしてプレイするのがおすすめになります。
NVIDIA DLSS 3(フレーム生成)を有効にすると重さがかなり低減されて快適にプレイ可能です。
4K解像度に関してはビデオメモリの関係で8GBを超えてくるので、ビデオメモリ容量の多いRTX 4070以上のグラフィックスがおすすめです。
- フルHD解像度:RTX 4060以上がおすすめ
- WQHD解像度:RTX 4060 Ti以上がおすすめ
- 4K解像度:RTX 4070以上がおすすめ
ウィッチャー3のレイトレーシングにおすすめのグラフィックス性能はこちらになります。
おすすめのゲーミングPC
ウィッチャー3におすすめのゲーミングPCを紹介します。
NEXTGEAR JG-A7G6T
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 5700X |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 200,800円~ |
「NEXTGEAR JG-A7G6T」は、CPUに「Ryzen 7 5700X」を搭載し、最新の高性能グラフィクス「GeForce RTX 4060 Ti」を採用。高いコストパフォーマンスが魅力のゲーミングPCです。
RTX 4060 Ti搭載モデルの人気が非常に高く、ホワイトカラーモデルと合わせて1,000件以上のカスタマーレビューが付くほどの人気ゲーミングPC。
\ カスタム済みの8モデル展開 /
当サイト限定モデルでは標準32GB/水冷CPUクーラー/RGBファンがカスタマイズ済みで公式サイトよりお得に購入可能です。
GALLERIA RM7C-R46T おすすめカスタムモデル
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 230,880円~ |
GALLERIA RM7C-R46Tは、ミニタワー型のRTX 4060 Ti搭載モデル。フルHD解像度のゲームを高画質で快適に楽しめます。ガレリアの新筐体はデザイン性も高く、正面部分がLEDで光り、斜めのコンソールパネルも使いやすいです。
NEXTGEAR JG-A7G7S
スペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 7 7800X3D |
グラフィック | RTX 4070 SUPER(12GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 279,800円~ |
「NEXTGEAR JG-A7G7S」は、CPUに「Ryzen 7 7800X3D」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4070 SUPER」を搭載したゲーミングPCです。
映像の美麗さにこだわるゲーミング環境を構築したい方や、ゲームで高fpsを出したい方におすすめのゲーミングPCです。
G-Tune DG-I7G7S
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 SUPER(12GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
価格 | 299,800円~ |
「G-Tune DG-I7G7S」は、高解像度でプレイしたい方にもおすすめのGeForce RTX 4070 SUPERを搭載した高性能ゲーミングPCです。
最新のインテル第14世代「Core i7-14700F」&メモリ32GBで快適に重量級ゲームを楽しめます。ケースはブラックとホワイトモデルの2色展開で、カスタマイズでLEDの色も選択可能です。
「G-Tune DG-I7G7S」はマウスコンピュータースタッフもおすすめするゲーミングPCです。
GALLERIA XA7C-R47TS
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700F |
グラフィック | RTX 4070 Ti SUPER(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
価格 | 309,980円~ |
「GALLERIA XA7C-R47TS」は、CPUに性能重視モデル「Core i7-14700F」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 4070Ti SUPER」を採用。ビデオメモリ16GB搭載で4K解像度の重量級ゲームも快適です。
FPS / TPSゲームを高fpsで楽しみたい方や、4K解像度でゲームを楽しみたい方にもおすすめのゲーミングPCです。
GALLERIA ZA7C-R48S
スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-14700KF |
グラフィック | RTX 4080 SUPER(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
価格 | 393,980円~ |
「GALLERIA ZA7C-R48S」は、CPUに「Core i7-14700KF」を搭載し、高性能グラフィクス「GeForce RTX 4080 SUPER」を採用。
重量級4K解像度のゲームプレイ、4K動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業も快適な強力なパフォーマンスを発揮するゲーミングデスクトップパソコンです。
⇒ G-Tune FZ-I7G8Sの実機レビュー RTX 4080 SUPER搭載
GALLERIA ZA9C-R49
スペック | |
---|---|
CPU | Core i9-14900KF |
グラフィック | RTX 4090(24GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
価格 | 553,980円~ |
「GALLERIA ZA9C-R49」は、インテル第14世代の最上位クラス「Core i9-14900KF」&最新のハイエンドグラフィクス「RTX 4090」搭載。4K解像度の最重量級ゲームも快適に楽しめる性能を持っています。
G-Tune FZ-I9G90
スペック | |
---|---|
CPU | Core Ultra 9 285K |
グラフィック | RTX 4090(24GB) |
メモリ | 64GB |
ストレージ | 2TB NVMe SSD |
ケース | フルタワー |
価格 | 739,800円~ |
「G-Tune FZ-I9G90」は、ダーククロム強化ガラスとアクセントのヘアライン処理アルミパネルが特徴的な高品質モデルです。フルタワー型なので、パフォーマンスを引き出す理想的な冷却性能を持つゲーミングPCです。
Core Ultra 200Sシリーズの最上位「Core Ultra 9 285K」が搭載。ゲーム性能はCore i9-14900Kと比較して同程度、もしくはやや高い程度ですが、Core i9-14900Kが250Wで達成する性能をCore Ultra 9 285Kは125Wで達成できる省電力性が魅力の最新CPUです。
4K/8K高解像度のゲームプレイ、4K/8K動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業にも最高クラスの快適性を持ったゲーミングPC。