
ウィッチャー3はオフラインゲームで、三部作の最終章となるオープンワールドRPGです。
ボリュームのある飽きないメインストーリーは、クリアするだけで50時間以上あり、サブストーリーも膨大な数があります。
それらを普通にこなすだけでも50時間以上、高難易度で挑めば倍以上の時間がかかります。
それだけではなく、各地に眠る財宝や最強装備やアイテムを求めたりすればさらなるボリュームになるでしょう。
そんな大作オープンワールドRPG『ウィッチャー3』の推奨スペックとおすすめのゲーミングPCについてまとめています。
また、実機を用いてグラフィックスボード別のフレームレートも計測しているのでゲーミングPC選びの参考にしてみて下さい。
CS版とPC版の違い

PS4やXboxとPC版の違いは下着が着用されているかいないかの違いがあります。
PS4版をプレイした限りだと、ストーリー上の主要なキャラクターはもちろん一般的な住民に至るまで、女性キャラクターに下着が着用しているという点が大きいでしょう。
PC版とCS版の違いとしてはCS版は処理落ち(フレームレートが低い)とかあるのですが、規制という部分で下着着用が一番大きな要素だと思います。
ウィッチャー3というゲームはかなり性表現という部分では突っ込んだ作品だと言えるので、PC版だと規制無しで本来のウィッチャー3は”こういう表現がしたかったんだな”という製作者の意図が一番伝わりやすい表現で作品と向き合う事が出来ると思います。
新世代機向けアップデートについて

以下ではPC版の特徴的なアップデート内容についてまとめています。
- レイトレーシングが追加(グローバルイルミネーション/レイトレース反射/レイトレースシャドウ/アンビエントオクルージョン)
- 開発チーム製のModに加えコミュニティ作成の人気Modも収録
- ゲラルト、イェネファー、トリス、シリ、エレディンなどのキャラクターのテクスチャーを4Kにアップスケール
- PC版のグラフィック設定に、ゲームのビジュアル再現度を大幅に向上させる「最高+」が追加
- DLSS 3サポート
- AMD FidelityFX Super Resolution (FSR) 2.1が追加
ウィッチャー3の推奨スペック
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS | Windows 7、Windows 8(8.1)、Windows 10 (64ビット) | |
CPU | Intel Core i5-2500K@3.3GHz AMD CPU Phenom II X4 940 | Intel Core i7-3770@3.4GHz AMD CPU AMD FX-8350 4 GHz |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 AMD GPU Radeon HD 7870 | NVIDIA GeForce GTX 770 AMD GPU Radeon R9 290 |
メモリ | 6GB | 8GB |
HDD | 35GB以上 | 35GB以上 |
参考情報:The Witcher3: Wild Hunt(Steamストアページ)
最低でもGTX 660が必要という事なのでミドルスペックのゲーミングPCが無いと厳しいです。
GTX 660で動かしてもフルHDなら設定を下げてFPSでいうと30~40前後なので快適とまではいきません。
推奨ではGTX 770を指定していますが、最高設定で快適にという所を目指すとハイスペックなゲームPCが必要になります。
ゲーミングPCで重要なCPUとメモリとストレージの選び方については以下でまとめています。
ウィッチャー3の画質比較
画質は最高+が反映された新しいグラフィックス機能でレイトレーシング最高画質と通常の最高画質で比較しています。
- RTXグローバルイルミネーション:没入感のあるライティング
- レイトレースアンビエントオクルージョン:光を遮蔽するオブジェクトの陰影が改善
- レイトレースシャドウ:影の鮮明度や忠実度、視認性の向上
- レイトレース反射:水面などの反射における精度と品質の向上
レイトレーシングを有効にする事で以上のグラフィックス品質が向上します。
ウィッチャー3のグラボ別fps
ウィッチャー3でどの程度快適にプレイできるのかを実際に計測しました。
快適にプレイできる指標となる数値は60fpsで動作させる事です。では早速見ていきましょう。
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---|---|---|---|
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
RTX 4090 | 202 FPS | 220 FPS | 219 FPS |
RTX 4080 | 162 FPS | 218 FPS | 217 FPS |
RTX 4070Ti | 112 FPS | 166 FPS | 208 FPS |
RTX 4070 | 101 FPS | 149 FPS | 198 FPS |
RTX 4060 Ti | 66 FPS | 113 FPS | 166 FPS |
RTX 3060 Ti | 70 FPS | 95 FPS | 96 FPS |
RTX 4060 | 55 FPS | 95 FPS | 141 FPS |
RTX 3060 | 54 FPS | 75 FPS | 85 FPS |
RTX 3050 | 37 FPS | 52 FPS | 61 FPS |
GTX 1660 S | 18 FPS | 55 FPS | 59 FPS |
GTX 1650 S | 3 FPS | 28 FPS | 53 FPS |
計測場所:「大祭司広場」| 最高画質設定&DLSS品質:自動 / FSR2品質:自動 | CPU:Core i9-12900K、メモリ:32GB。RTX 40シリーズはフレーム生成を有効。NVIDIA DLSS / FSRオン。
ウィッチャー3の『大祭司広場』にて特定のコースで周回した時のフレームレートになります。
RTXグラフィックスはDLSSを有効にして計測しています。GTX 16シリーズはDLSSを有効に出来ないのでFSRを有効にしています。RTX 40シリーズはフレーム生成(DLSS 3)を有効にしています。
DLSSもFSRも超解像度技術です。フレームレートを向上する機能なので、有効にするのがおすすめです。
DLSSやFSRについてはこちらの記事で書いているので参考にしてみて下さい。
- フルHD解像度:RTX 3050以上がおすすめ
- WQHD解像度:RTX 3060以上がおすすめ
- 4K解像度:RTX 3060 Ti以上がおすすめ
ウィッチャー3におすすめのグラフィックス性能はこちらになります。
レイトレーシングのグラボ別fps
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---|---|---|---|
GPU | 4K 3840×2160 | WQHD 2560×1440 | フルHD 1920×1080 |
RTX 4090 | 114 FPS | 113 FPS | 115 FPS |
RTX 4080 | 95 FPS | 112 FPS | 115 FPS |
RTX 4070Ti | 80 FPS | 105 FPS | 115 FPS |
RTX 4070 | 66 FPS | 87 FPS | 113 FPS |
RTX 4060 Ti | 19 FPS | 58 FPS | 93 FPS |
RTX 4060 | 17 FPS | 44 FPS | 69 FPS |
RTX 3060 Ti | 17 FPS | 28 FPS | 38 FPS |
RTX 3060 | 18 FPS | 23 FPS | 32 FPS |
RTX 3050 | 8 FPS | 15 FPS | 26 FPS |
計測場所:「大祭司広場」| 最高画質設定(RTウルトラ) | CPU:Core i9-12900K、メモリ:32GB。レイトレーシング&NVIDIA DLSS:自動オン
レイトレーシングプリセット最高画質で計測しています。レイトレーシングにDLSSを入れてもかなり重いです。
設定は細かく調整可能なので画質設定を調整するか、RTX 40シリーズで利用出来るNVIDIA DLSS 3(フレーム生成)を有効にしてプレイするのがおすすめになります。
NVIDIA DLSS 3(フレーム生成)を有効にすると重さがかなり低減されて快適にプレイ可能です。
4K解像度に関してはビデオメモリの関係で8GBを超えてくるので、ビデオメモリ容量の多いRTX 4070以上のグラフィックスがおすすめです。
- フルHD解像度:RTX 4060以上がおすすめ
- WQHD解像度:RTX 4070以上がおすすめ
- 4K解像度:RTX 4070以上がおすすめ
ウィッチャー3のレイトレーシングにおすすめのグラフィックス性能はこちらになります。
おすすめのゲーミングPC

ウィッチャー3におすすめのゲーミングPCを紹介します。
G-Tune DG-I7G60

スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4060(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー 強化ガラスサイドパネル |
「G-Tune DG-I7G60」は、当サイト限定モデルとなっているので、CPUクーラー、CPUグリス、強化ガラスサイドパネルなどが標準でカスタマイズ済みでお得なモデルとなっています。
重量級ゲームやFPSゲームも快適に動作出来る性能を持っており、動画編集や実況配信までマルチに対応可能な高性能ゲーミングPCです。
GALLERIA XA7C-R46T

スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4060 Ti(8GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XA7C-R46T」は、GALLERIAのミドルタワー型のゲーミングPCです。ガレリアの新筐体は正面部分がLEDで光り、斜めのコンソールパネルも使いやすいです。
グラフィックスは、高性能グラフィックス「RTX 4060 Ti」搭載で、重量級ゲームも快適に楽しめる性能が魅力的です。最新重量級ゲームを快適にプレイしたい方におすすめのゲーミングPCです。
G-Tune DG-I7G70

スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4070(8GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミニタワー |
「G-Tune DG-I7G70」は、CPUに「Core i7-13700F」を搭載し、ゲームで重要なグラフィックスボードにはNVIDIAの「GeForce RTX 4070」を搭載。
WQHD解像度の重量級ゲームも快適に楽しめる性能を持っています。タイトルによっては4K解像度でゲームも楽しめます。また、水冷CPUクーラーを標準搭載し、冷却性能も高いモデルです。
「G-Tune DG-I7G70」はマウスコンピュータースタッフもおすすめする超目玉パソコンです。
GALLERIA XA7C-R47T

スペック | |
---|---|
CPU | Core i7-13700F |
グラフィック | RTX 4070 Ti(12GB) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | ミドルタワー |
「GALLERIA XA7C-R47T」は、高性能グラフィックス「GeForce RTX 4070 Ti」を搭載。高fps(フレームレート)を出してゲームを本格的に快適に楽しみたい方におすすめのゲーミングPCです。
FPS / TPSゲームを高fpsで楽しみたい方や、4K解像度でゲームを楽しみたい方にもおすすめのゲーミングPCです。

GALLERIA XA7C-R48

スペック | |
---|---|
CPU | Core i9-13900KF |
グラフィック | RTX 4080(16GB) |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
ケース | フルタワー |
「G-Tune FZ-I7G80」は、圧倒的なパフォーマンスを誇る「Core i9-13900KF」&最新のハイエンドグラフィックス「RTX 4080」搭載。
4K解像度のゲームプレイ、4K動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業も快適な強力なパフォーマンスを発揮するゲーミングデスクトップパソコンです。

