RTX 4060TiとRTX 4060の実際のゲームにおける性能比較や、特徴についてまとめています。
RTX 4060TiとRTX 4060のどちらにしようか迷っているという方は参考にしてみて下さい。
RTX 4060TiとRTX 4060の比較
お忙しい方向けにRTX 4060TiとRTX 4060の違いをざっくりと簡潔に書きます。
- RTX 4060Tiの特徴：パフォーマンスが上でビデオメモリ16GB or 8GB搭載
- RTX 4060の特徴：パフォーマンスが下でビデオメモリ8GB搭載
RTX 40シリーズなので、どちらもレイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応しています。NVIDIAのグラフィックスボードなので、NVIDIA Reflexにも対応しています。
RTX40シリーズはNVIDIA DLSS 3（フレーム生成）という機能が使えるのも大きな特徴です。CPUボトルネックでも最大2倍の性能向上が期待出来ます。
性能的にはRTX 4060TiもRTX 4060もフルHD向けのグラフィックスボードなっています。
スペック比較
| RTX 4060Ti | RTX 4060 | |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
| CUDAコア | 4352 | 3072 |
| ブースト クロック (GHz) | 2.54 | 2.46 |
| メモリ容量 | 16GB GDDR6 8GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 |
| メモリバス幅 | 128 bit | 128 bit |
| レイ トレーシング コア | 第3世代 | 第3世代 |
| Tensor コア | 第4世代 | 第4世代 |
| 消費電力 | 165W or 160W | 115W |
スペックを見るとCUDAコア数、クロック数、メモリ容量、メモリバス幅、消費電力が違います。
性能面やビデオメモリの容量の違いがあります。性能に関しては以下でまとめているので参考にしてみて下さい。
ビデオメモリはRTX 4060 Tiのみビデオメモリ16GB版と8GB版があります。フルHD解像度のゲームなら8GB版で良いでしょう。
実際に触ってみてもフルHDなら普通にゲームを楽しむなら8GBがおすすめです。多くの推奨スペックに記載されているビデオメモリ容量を満たしているので、快適にゲームを楽しめます。
消費電力面ではRTX 4060が優秀なので、性能ではなく消費電力で考えたい方はRTX 4060がおすすめになります。
RTX 4060 TiとRTX 4060の性能比較
DirectX 12の定番ベンチマークソフトが3DMARKのTimeSpyになります。
- RTX 4060 Tiは、RTX 30シリーズのRTX 3070に近い性能を持っています。
- RTX 4060は、RTX 3060Ti寄りのRTX 3060より上の性能となっています。
実ゲームでのパフォーマンス比較
情報元：RTX40シリーズのベンチマーク
RTX 4060 TiとRTX 4060のフルHD解像度のフレームレートを比較しました。
RTX 4060 Tiは「メトロエクソダス」や「ウォッチドッグス レギオン」などDLSS 3に対応していないレイトレーシング対応ゲームでもフルHDゲームが快適に遊べる印象があります。
より広範囲のゲームに対応したいという方はRTX 4060 Tiがおすすめです。
RTX 4060は、60fpsに届いていないタイトルも一部ありますが、設定を高設定に落とせばほとんどのフルHDゲームを快適に遊べるので、少しでもコストを落としてプレイしたい方におすすめになります。
ただ、DLSS 3対応タイトルなら余裕で60fps以上のフレームレートで遊べるタイトルが多い印象です。
まとめ
- RTX 4060 Tiは、フルHDで快適にゲームを楽しみたい方やWQHD解像度も視野に入れたい方におすすめです。
- RTX 4060は、最新のフルHDゲームを楽しみたい方におすすめです。
今回はRTX 4060 TiとRTX 4060はどっちが買い？という事でスペック面や実際のゲームのフレームレートなどを見ていきました。
どっちが買い？と聞かれたら用途次第でおすすめのグラフィックスボードが異なります。
最新重量級ゲームをフルHD解像度で快適に楽しみたい方や、WQHD解像度も視野に入れたいなら「RTX 4060Ti」がおすすめです。
フルHD解像度で最高画質にそこまでこだわらない方や、コストを重視したい方は「RTX 4060」がおすすめになります。
選び方としては重量級タイトルの最高画質設定を求めるのかどうかで両者の選び方は決まってくるでしょう。
グラフィックスボード選びの参考にしてみて下さい。
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