RTX 4070とRTX 4060 Tiの実際のゲームにおける性能比較や、特徴についてまとめています。
RTX 4070とRTX 4060 Tiのどちらにしようか迷っているという方は参考にしてみて下さい。
RTX 4070とRTX 4060 Tiの比較
お忙しい方向けにRTX 4070とRTX 4060 Tiの違いをざっくりと簡潔に書きます。
- RTX 4070の特徴：パフォーマンスが上でビデオメモリ12GB搭載
- RTX 4060 Tiの特徴：パフォーマンスが下でビデオメモリ16GB or 8GB搭載
RTX 40シリーズなので、どちらもレイトレーシングやNVIDIA DLSSにも対応しています。NVIDIAのグラフィックスボードなので、NVIDIA Reflexにも対応しています。
RTX40シリーズはNVIDIA DLSS 3（フレーム生成）という機能が使えるのも大きな特徴です。CPUボトルネックでも最大2倍の性能向上が期待出来ます。
スペック比較
| RTX 4070 | RTX 4060 Ti | |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | Ada Lovelace | Ada Lovelace |
| CUDAコア | 5888 | 4352 |
| ブースト クロック (GHz) | 2.48 | 2.54 |
| メモリ容量 | 12 GB GDDR6X | 16GB GDDR6 8GB GDDR6 |
| メモリバス幅 | 192 bit | 128 bit |
| レイ トレーシング コア | 第3世代 | 第3世代 |
| Tensor コア | 第4世代 | 第4世代 |
| 消費電力 | 200W | 165W or 160W |
スペックを見るとCUDAコア数、メモリ容量、メモリバス幅、消費電力が違います。
性能面やビデオメモリの容量の違いがあります。
ビデオメモリは超過するとゲームが重い動作感になる事もあります。フルHD解像度ならどちらのグラフィックスボードでも快適です。
WQHDや4K解像度と言った高解像度を求めるならRTX 4060 Tiの8GBだと厳しいタイトルがあります。WQHDならRTX 4070の方がおすすめですね。
フルHD解像度ならどちらのグラフィックスボードも非常に高い性能を有しているので、RTX 4070でもRTX 4060 Tiでも快適に楽しめます。
RTX 4070とRTX 4060Tiの性能比較
DirectX 12の定番ベンチマークソフトが3DMARKのTimeSpyになります。RTX 4070は、RTX 30シリーズのハイエンドモデルに近い性能を持っています。
RTX 4060 Tiは、RTX 30シリーズのRTX 3070に近い性能を持っています。
実ゲームでのパフォーマンス比較
情報元：RTX40シリーズのベンチマーク
高画質な美麗グラフィックスが際立つレイトレーシングを楽しんだり、eスポーツ系のFPSゲームで高フレームレートを出してゲームをプレイしたい方にはどちらもおすすめのグラフィックスボードです。
フルHDならどちらのグラフィックスボードでもほとんどのゲームで快適なので、RTX 4060 Tiの方がコスト的におすすめです。
4K解像度で快適にとなるとRTX 4070でギリギリでしょう。
RTX 4070でも画質を落としたり、DLSSの設定をパフォーマンスにすれば4K解像度でもフレームレートを確保する事が出来ますが、4K解像度の理想的にはRTX 4080、次点でRTX 4070 Tiがおすすめになります。
RTX 4060 Tiで4K解像度は厳しいですが、狙うなら16GB版を選びましょう。
まとめ
- RTX 4070は、RTX 40シリーズの中では比較的に消費電力が低いので、コスト重視でグラボを選びたい方や、WQHD/フルHD解像度で快適にゲームを楽しみたい方におすすめです。
- RTX 4060 Tiは、フルHDで快適にゲームを楽しみたい方におすすめです。
今回はRTX 4070とRTX 4060 Tiはどっちが買い？という事でスペック面や実際のゲームのフレームレートなどを見ていきました。
どっちが買い？と聞かれたら用途次第でおすすめのグラフィックスボードが異なります。最新重量級ゲームがメインで、WQHD解像度で存分に楽しみたい方は「RTX 4070」がおすすめです。
フルHD解像度でコストパフォーマンスも重視しつつ楽しみたい方は「RTX 4060 Ti」がおすすめになります。
選び方としてはフルHD解像度で遊ぶのか、WQHD解像度で遊ぶのかで両者の選び方は決まってくるでしょう。
グラフィックスボード選びの参考にしてみて下さい。
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