
GALLERIAから、コンパクトさを重視した新しいデスクトップPC「Eシリーズ」が登場しました。
ゲーミングPCが欲しいと思って製品ページを見ると、本体はどれも大きめです。
デスクの上に置くと圧迫感が出る。かといって小型モデルを選ぶと、載せられるグラフィックボードには限りがある。そんな不満点を解消した製品です。
約19Lの小型筐体に、GeForce RTX 5070 Tiまでのグラフィックボードを搭載できます。
この記事では、Eシリーズのサイズ・搭載できるGPU・冷却まわりを解説していきます。
GALLERIA Eシリーズとは

サードウェーブが2026年9月17日に発売したコンパクトデスクトップPCで、コンセプトは「小型筐体に、高性能を収める」。ゲーム向け23機種、クリエイティブ向け11機種の合計34機種でスタートしています。
価格はRTX 5060搭載の23万円台から、RTX 5070 Ti搭載の55万円台まで。動画編集や3D制作を想定したモデルも同じ筐体で用意されています。
サイズは高さ29cm、デスク上を想定した寸法

本体サイズは以下のとおりです。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 幅 | 17.3cm |
| 奥行き | 38.2cm |
| 高さ | 29cm |
| 重量 | 約9.2kg |
| 容量 | 約19L |
注目は高さ29cmです。一般的なタワー型は40cm台が多いため、モニターの横に並べても視界に入る面積が小さく済みます。奥行き38.2cmは、奥行き60cm前後のPCデスクなら天板の上でも収まる寸法です。
GALLERIA公式サイトによると、Xシリーズのミニタワーと比較して容積は約56%、設置面積は約32%小さくなっています。
GeForce RTX 5060からRTX 5070 Tiまで選べる
コンパクトな筐体ながら、GPUはGeForce RTX 5060からRTX 5070 Tiまで用意されています。
フルHD向けのミドルクラスから、WQHDや4Kゲームを狙える上位クラスまでカバーできます。
フルHDで軽めのタイトルを遊ぶならRTX 5060クラス、WQHDや重めのタイトルまで見るならRTX 5070以上、という通常のタワー型と同じ選び方がそのままできます。
冷却は全モデル水冷+ファン6基

小型PCで気になるのは熱の行き場です。Eシリーズは全モデルに水冷CPUクーラーと合計6基のファンを標準搭載しています。
フロント2基とサイド2基で吸気し、背面2基で排気。さらに上部のスリットからも熱が抜ける構造です。ファンを後付けした設計ではなく、空気の流れを先に決めてから筐体の形を決めた、という説明になっています。

RTX 5070 Ti搭載モデルには、静音性で評価の高いNoctua製ファンが6基使われます。
もうひとつ、上限がRTX 5070 Tiに設定されている理由も公開されています。
GALLERIA公式サイトによると、ケース内部にはより上位のカードも物理的に収まるものの、高負荷時の動作音60dB・内部温度60℃前後を判断基準として定め、この基準を満たす範囲としてRTX 5070 Tiまでを採用したとのことです。
光を抑えたデザインと、デスクで使うための工夫

一般的なゲーミングPCではRGBライティングを搭載したケースも多いですが、Eシリーズはデザインの方向性が異なります。
LEDは電源ボタン上のインジケーターだけで、ケース全体が光る仕様は省かれています。
ゲーム部屋だけでなく、仕事用デスクやリビングに置いても馴染む外観です。
Eシリーズが向いている人
Eシリーズは、次のような方に向いています。
- PCをデスクの上に置いて使いたい
- 設置スペースが限られている
- 小型でもRTX 5060〜RTX 5070 Tiクラスの性能は確保したい
- 光り方が控えめなPCが好み
- PC本体もデスク環境のデザインに合わせたい
反対に、RTX 5080やRTX 5090を狙う場合や、あとからパーツを増設しながら長く使いたい場合は、Xシリーズなど大型筐体のモデルが合います。
EシリーズのマザーボードはMini-ITXのため、拡張スロットやドライブベイの余裕はタワー型に分があります。
まとめ
GALLERIA Eシリーズは、約19Lの筐体にRTX 5070 Tiまでを収めたコンパクトデスクトップです。高さ29cm・奥行き38.2cmとデスク上でも扱いやすく、全モデルに水冷CPUクーラーとファン6基を備えています。
「小さいゲーミングPCが欲しくて、性能もそのまま持っていきたい」という条件に、まっすぐ答えるシリーズと言えます。




