ゲーミングPCレビュー

「G-Tune HP-X」の実機レビュー Core i9 10900X搭載

マウスコンピューターさんから「G-Tune HP-X」の実機をお借りしたのでレビューをしていきます。

「G-Tune HP-X」は、「Core i9 10900X」搭載、ゲームで重要なグラフィックカードにはRTX2070 SUPERからRTX2080Tiを選択可能です。

高い処理能力も持ったパソコンなので、最新重量級ゲームから高解像度のゲームプレイ、ゲーム実況や配信といった重いゲームや重い作業でも快適に使えるハイエンドゲーミングPCです。

しかし、既にCore i9-10900K搭載の「G-Tune HP-Z」をレビューしており、大きく違う点は「Core i9-10900X」か「Core i9-10900K」かの違いとなっています。

そのあたりを踏まえて性能差などをチェックしています。

スペック

G-Tune HP-X
CPUインテル Core i9-10900X
グラフィックRTX2070 SUPER(8GB)
メモリ32GB
ストレージ512GB NVMe対応 / 2TB HDD
マザーボードX299(ATX)
電源800W 【80PLUS TITANIUM】

公式サイトはこちら

「G-Tune HP-X」の魅力はCore i9-10900X搭載でRTX 2070 SUPER(8GB) / RTX2080 SUPER(8GB) / RTX2080Ti(11GB)を選択可能な点です。

G-Tune HP-Xはメモリ128GBまで搭載可能です。HP-Z( i9-10900K搭載モデル )は64GBまでがカスタマイズ上限となっています。ここが違う点です。

多くの容量を搭載できる事は素晴らしい事ですが、128GBのメモリを使い切れる方は多くなく、ゲームや動画編集用途で用いる場合でも64GBまでのカスタマイズ上限で必要十分な方の方が多いでしょう。

スペック面ではメモリ128GBが必要な方におすすめのゲーミングPCです。

執筆時のスペックになります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

外観

PCケースはダーククロム強化ガラス、ヘアライン処理のアルミパネルが特徴的なG-Tuneのフラッグシップモデル「MASTERPIECE」。黒と赤の組み合わせは和な雰囲気を個人的には感じます。

前面インターフェース部はUSB3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB2.0×2が配置されています。USBが4つも接続できるのは便利です。

その下にはDVDスーパーマルチドライブがあります。

背面は電源が上部に来ています。

背面には豊富な端子があり、グラフィックカードが搭載されているので映像出力端子が付いています。(DisplayPort×3、HDMI×1)

USB3.0は背面4 / 前面2、USB2.0は背面4 / 前面2、USB3.1が背面1 / Type-C×1。

USBだけで合計12個もあります。光デジタル出力端子も装備。

底面は堅牢性の高い大型スタンド。ワンタッチで着脱ができるダストフィルターが付いています。

強化ガラスにカスタマイズ対応

ワンプッシュで開閉が可能

強化ガラスサイドパネルにカスタマイズするとワンプッシュで開閉が可能になり、メンテナンス性が上がります。

内観

内部は電源が左上にあり、その下にマザーボード、右側にストレージの格納があります。

CPUファン・メモリ

マザーボード

CPUクーラーは冷却能力の高い水冷CPUクーラーが標準搭載。メモリは8スロットあります。最大128GB搭載可能。マザーボードは「X299-SO1」。

パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。レビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという情報です。

ゲーム性能

各種ベンチマークを使用してゲーム性能をチェックしました。他の構成との参考比較も掲載しています。

3DMARK

FireStrike

Fire Strikeスコア19185
Graphics Score23760
Physics Score24790
Combined Score6893
製品名3DMARK FireStrike
G-Tune HP-Z(RTX2080Ti)
25972
i690PA5-SP-FG(RTX2080 SUPER)
22611
G-Tune HP-Z-0(RTX2070 SUPER)
21412
G-Tune HN-Z-AF(RTX2070 SUPER)
20482
G-Tune HM-B(RTX2070 SUPER)
20009
G-Tune HP-X(RTX2070 SUPER)
19185
i690SA2-SP(RTX2060 SUPER)
19062

3DMark FireStrikeは3Dゲームのパフォーマンス(DirectX 11)を計測する定番ベンチマークソフトです。

G-Tune HM-BはCore i7-9700搭載モデルですが、それよりも数値が低いという結果になりました。

TimeSpy

Time Spyスコア9764
Graphics Score9592
CPU Score10875
製品名3DMARK TimeSpy
G-Tune HP-Z(RTX2080Ti)
13165
i690PA5-SP-FG(RTX2080 SUPER)
10711
G-Tune HP-Z-0(RTX2070 SUPER)
9832
G-Tune HP-X(RTX2070 SUPER)
9764
G-Tune HN-Z-AF(RTX2070 SUPER)
9312
G-Tune HM-B(RTX2070 SUPER)
9071
i690SA2-SP(RTX2060 SUPER)
8251

3DMark TimeSpyは3Dゲームのパフォーマンス(DirectX 12)を計測する定番ベンチマークソフトです。

今度はG-Tune HM-B(Core i7-9700)、G-Tune HN-Z-AF(Core i7-9700K)は超えました。

G-Tune HP-Z-0はCore i9-9900K搭載モデルですが、それよりも数値が低いという結果になりました。

【重い】ファイナルファンタジー15

解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
4330 / 43 fps【普通
標準4994 / 49 fps【やや快適
軽量6967 / 69 fps【快適
WQHD
2560×1440
7389 / 73 fps【快適
標準9351 / 93 fps【とても快適
軽量12664 / 126 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
10072 / 100 fps【とても快適
標準13386 / 133 fps 【非常に快適
軽量17172 / 171 fps【非常に快適

ベンチマークソフトを使用。フレームレートはスコアから算出した数値になります。

製品名FF15 高品質比較
G-Tune HP-Z(RTX2080Ti)
12872
i690PA5-SP-FG(RTX2080 SUPER)
11185
G-Tune HP-Z-0(RTX2070 SUPER)
10310
G-Tune HN-Z-AF(RTX2070 SUPER)
10136
G-Tune HP-X(RTX2070 SUPER)
10072
G-Tune HM-B(RTX2070 SUPER)
9975
i690SA2-SP(RTX2060 SUPER)
8768

ファイナルファンタジー XVは重量級ゲーム。スコアの評価としては6,000スコア出ていれば快適評価です。

FF15のベンチマークはストレートにグラフィックカードの性能差が出ています。大きくスコアの変動はありません。

【中程度】ファイナルファンタジー14

解像度設定スコア / FPS / 評価
4K
3840×2160
最高7945 / 53 fps【非常に快適
9238 / 62 fps【非常に快適
標準15692 / 109 fps【非常に快適
WQHD
2560×1440
最高14689 / 102 fps【非常に快適
15431 / 110 fps【非常に快適
標準18908 / 157 fps【非常に快適
フルHD
1920×1080
最高16806 / 130 fps【非常に快適
17270 / 138 fps 【非常に快適
標準21296 / 193 fps【非常に快適

ベンチマークソフトを使用。フレームレートはレポート出力の平均フレームレートの数値になります。

製品名FF14「漆黒のヴィランズ」ベンチマーク
G-Tune HP-Z(RTX2080Ti)
21745
G-Tune HP-Z-0(RTX2070 SUPER)
18967
i690PA5-SP-FG(RTX2080 SUPER)
18384
G-Tune HN-Z-AF(RTX2070 SUPER)
17934
G-Tune HP-X(RTX2070 SUPER)
16806
G-Tune HM-B(RTX2070 SUPER)
16713
i690SA2-SP(RTX2060 SUPER)
16458

解像度はフルHD(1920×1080)最高品質比較になります。FF14 漆黒のヴィランズのベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。

FF14のベンチマークはグラフィックカードだけではなく、CPUの比重も大きく影響しているように見受けられます。

Core i9-9900K搭載モデルの「G-Tune HP-Z-0」と比較すると2,000スコアの差が付いています。

【中程度】レインボーシックス シージ

解像度設定平均FPS
4K
3840×2160
最高143 fps
190 fps
WQHD
2560×1440
最高252 fps
372 fps
フルHD
1920×1080
最高333 fps
393 fps

ベンチマーク結果の全般の平均fpsになります。レンダリングのスケーリングはデフォルトのままです。

レインボーシックス シージでは画質設定最高でも333fpsという高いフレームレートを記録しました。設定を下げると393fps。FPSゲームでもフレームレートは必要十分以上に出ています。

【軽い】ドラクエ10 / PSO2

PSO2

ドラクエ10

PSO2やドラクエ10でも非常に高いスコアが出ています。PSO2は簡易設定6(最高設定)で9万超え、ドラクエ10は4K解像度でも2万スコアオーバーとなりました。

ゲーム性能まとめ

ここまでをまとめます。

4K解像度
WQHD解像度
重いゲーム
中程度のゲーム
軽いゲーム
  1. 4K解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で普通評価。
  2. WQHD解像度:FF15のベンチマーク:最高設定で快適評価。
  3. 重量級:FF15のベンチマーク:最高設定でとても快適評価。
  4. 中量級:FF14のベンチマーク:最高設定で非常に快適評価。
  5. 軽量級:軽めのゲームはかなり快適です。

「Core i9-10900K」「Core i9-9900K」と比較するとゲーム性能では劣る数値となっています。FF14では「Core i7-9700K」にも劣る数値となりました。

CPU性能

製品名CINEBENCH R20マルチスコア参考比較
Ryzen 9 3900X
7153
Core i9-10900K
6247
Core i9-10900X
5530
Ryzen 7 3700X
4734
Core i9-9900K
4475
Core i7-9700K
3678
Ryzen 5 3600
3453
Core i7-9700
3163

CINEBENCH R20はCinebenchの最新バージョンになります。

CPU 5530、CPU(single-Core) 463を記録しました。Core i9-10900Xのスペックは10コア20スレッドでTB時最大4.70GHzです。

10コア20スレッドのCore i9-10900Kと比較すると数値としては劣っています。

8コア16スレッドのCore i9-9900Kと比較するとより高いスコアが出ています。

ストレージの速度

SSDHDD

SSDが搭載されているので動作がサクサクでストレスフリーです。500GBは安心感のある容量。2TBのHDDも付いています。

静音性

アイドル時3DMARK
41.3 db46.7 db

アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に見てみて下さい。静音面では構成を考慮すると静かな印象です。

消費電力

アイドル時3DMARK
99.4 W300 W

消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

温度

室温25℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeを実行した際の最大温度になります。低いCPU温度です。

まとめ

「G-Tune HP-X」は最新のゲームタイトルや重いゲームタイトルでも快適に楽しめる最新高性能グラフィックスを搭載。RTX2070 SUPER~RTX2080Tiの最上位モデルまでカスタマイズ可能。

CPUは高い性能を持つインテル「Core i9-10900X」搭載。メモリは最大128GBまでカスタム可能。

最新重量級ゲーム、高解像度のゲームプレイ、動画編集、実況配信などの重いゲームや重い作業にも使える高い処理能力を持ったパソコンです。

ただ、性能面やコストパフォーマンスではCore i9-10900K搭載の「G-Tune HP-Z」がおすすめです。

コストを落とすのであればCore i9-9900K搭載の「G-Tune HP-Z-0」でも現行のゲームでは8コア16スレッドで十分快適に行えるのでそちらのモデルもおすすめします。

G-Tune HP-Xの詳細はこちら

G-Tune公式サイトはこちら

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