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【ドスパラ】ガレリア GCR1660TNFの実機レビュー( i7-9750H GTX1660Ti )

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ドスパラさんからガレリア GCR1660TNFの実機をお借りしたのでレビューしていきます。

ガレリア GCR1660TNFの特徴は6コア12スレッドのCore i7-9750Hを搭載し、グラフィックボードにはGTX1660Tiが搭載しているので最新ゲームをコスパ良く楽しみたい方におすすめのスペックとなっております。

17.3インチでノートPCの中では大きい画面で迫力ある映像体験を、ノングレア液晶は長時間プレイで疲労感の低減の効果が見込め、キーボードのLEDバックライトは夜間時の作業も快適です。

また、120Hz液晶搭載なので単体でシューターゲームを快適に行う事が出来るのもガレリア GCR1660TNFの魅力になります。

ガレリア GCR1660TNFの魅力

リフレッシュレート120Hz対応

一般的なモニターが60Hzですので2倍の120Hz対応です。動きが滑らかになりシューターゲームや動きの速いゲームとの相性が良いです。ゲームに最適な液晶が搭載されています。

Steelseriesキーボード搭載

キーボードの押しやすさや使いやすさが秀逸です。左シフトキーやコントロールキーも大きいのでFPSゲームやMMORPGといったゲームジャンルでも快適に楽しめるキーボードです。

RGB LEDキーボードを採用しているので夜間時のゲームプレイや作業でも快適に使えます。Windowsキーも左下に配置されておらず右下に配置されている事でゲーム中の誤爆を意識せず防ぐ事が可能です。極めて優秀なゲームに最適なキーボードが搭載されています。

GeForce GTX1660Ti搭載


モンハンワールド

高設定:77 fps


フォートナイト

エピック:84 fps


GeForce GTX1660Tiを搭載しているので人気ゲームも60fps確保できます。フォートナイトは設定を下げる事で120fps確保して楽しむ事もできるのでおすすめです。

ガレリア GCR1660TNFのスペック

ガレリア GCR1660TNF
OSWindows10 64ビット
CPUCore i7-9750H
グラフィックGeForce GTX1660Ti(6GB)
メモリ8GB→16GBに無料アップグレード
ストレージM.2 SSD 512GB NVMe対応
マザーボードHM370
液晶17.3型 フルHDノングレア 120Hz
無線Intel Wireless-AC 9560 (IEEE802.11 ac/a/b/g/n 2x2 Max1.73Gbps)
重量約2.96kg

価格・詳細はこちら

執筆時のスペックではメモリが16GBに無料アップグレード中です。(2019/09/14現在)実機では8GB搭載機でのレビューとなります。現在の商品の詳細や価格については詳細ページにてご確認下さい。

カスタマイズについて

メモリ16GBは重量級ゲームをプレイする際に必要な容量となりますが執筆時では無料アップグレード中なのでお得です。8GBの場合には16GBにカスタマイズをおすすめします。

ストレージはSSDとHDDのデュアルストレージ構成ですとたまにプレイするゲームを保管するのに役立つのでおすすめです。

目次

外観をチェック

外観としてはゲームに最適化されたノートPCです。排熱にも優れていて長時間ゲームをプレイする際にも安心感のある筐体という印象です。

17.3型のフルHDノングレアでキレイな液晶です。120Hz対応なのでシューターゲームにも最適。液晶上部にはHD画質のWEBカメラが搭載し、無線LANの11acに対応しています。

天板




天板はヘアライン加工がしてあり高級感があります。中央にガレリアのロゴが入っています。

左側面

左側面側には有線LAN、HDMI端子、miniDisplayPort端子、USB3.1 Type-A、USB3.1type-C x1、ヘッドフォン出力、マイク入力があります。

右側面

右側面にはUSB3.0×2、SDカードリーダーがあります。

背面

背面側には何もありません。

キーボード

キーボードは10キー付き、LED バックライトキーボード採用です。右上にファンを最大まで高めて冷却するボタンや電源ボタンが配置されています。

タッチパッドまでヘアライン加工されているので筐体全体の高級感が高いです。

FNキーを押すと使用可能なボタンがLEDで浮かび上がる仕様になっています。キーボードのLED照明の変更は付属ソフトで変更可能です。

重量をチェック

本体の重量は2817gでした。

ACアダプターの重量は699gでした。ですので合計すると3516gとなります。17インチ液晶なので据え置きで使う用途に適しているでしょう。

ゲーム性能をチェック

3DMARK

3D MARK項目スコア
Fire Strikeスコア12897
Graphics Score14495
Physics Score15651
Combined Score6710
Time Spyスコア5514
Graphics Score5461
CPU Score5841
ゲームパフォーマンス比較

3DMarkのFireStrikeはDirectX 11、TimeSpyはDirectX 12のパフォーマンス比較テストになります。製品レビューで出たノートPCのスコアを比較したグラフが上図になります。

現行の人気ゲームはDirectX 11が多いのでDirectX 11で見てみましょう。最新ゲームとなると執筆時の場合にはGTX1660Tiの性能は欲しいですがGTX1660Tiを搭載しているので重量級ゲームも快適に使える場合が多いでしょう。レイトレーシングなどの最新のグラフィック表現に期待したい方はRTX2060搭載機が下限となってしまいますが対応タイトルが拡充してからでも遅くないという考え方もあります。

ノートPCのRTX2060とGTX1660Tiのパフォーマンスはかなり近いです。GTX1660Tiは人気ゲームをコスパ良く快適に楽しみたいという方におすすめな性能です。管理人が計測した際には同じGTX1660Ti搭載機よりもガレリア GCR1660TNFはパフォーマンスがより出ていました。

ファイナルファンタジー XV

解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高6212 / 62 fps【快適
高(ノート)7967 / 79 fps【快適
標準(ノート)9859 / 98 fps 【とても快適

重量級のベンチマークのFF15でも快適評価

ファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズ

解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高12984 / 93 fps【非常に快適
高(ノート)13472 / 109 fps【非常に快適
標準(ノート)15196 / 130 fps 【非常に快適

レポート出力の平均フレームレート

アサシンクリードオデッセイ

解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
最高46 fps
61 fps
73 fps 

重量級のアサシンクリードオデッセイのベンチマーク結果になります。高設定で61fps出ているのでGTX1660Tiは重量級をプレイする際にも安心感のあるパフォーマンスになります。

ボーダーランズ3

2019年9月13日に発売されたボーダーランズ3をDirectX 12(ベータ)でベンチマークを取得しました。ボーダーランズ3にはゲーム内ベンチマーク機能が搭載されています。

解像度設定スコア / FPS / 評価
フルHD
1920×1080
バッドアス(最高)43 fps
57 fps
86 fps
とても低い112 fps

高設定で運用すると快適にプレイ可能で、120Hz液晶のパフォーマンスを活かす場合には最低設定もおすすめです。

本機種のフルHDのDirectX 11で計測した際には最高設定で47fps出ていたので状況に合わせてよりパフォーマンスが出る方を選択するのが良いでしょう。今後改善があるかもしれませんが、少なくとも執筆時ではDirectX 12はベータ版となっている事からDirectX 11でプレイするのがおすすめです。

CPU性能をチェック

CINEBENCH R20



CINEBENCH R20はCinebenchの最新バージョンになります。CPU 2630、CPU(single-Core) 451を記録しました。


ストレージの速度をチェック



容量は512GBのNVMe対応のSSDが搭載されています。HDDでカクつくゲームもあるのでNVMe SSDはカクつきを抑制する効果があるでしょう。


消費電力のチェック


アイドル時


3DMARK


消費電力はワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。アイドル時79.7

W、3DMARKのFire Strike実行時には156Wでした。

温度のチェック

筐体の温度


高負荷時WASD 40℃


高負荷時中央 42℃


高負荷時 46℃


FF14のベンチマークをファンを全開にせず1時間ループさせた際の温度をチェックしてみました。キーボード周辺の最高温度が46℃でキーボードの中央が42℃、WASD周辺が40℃でした。

温度的には低い部類です。長時間ノートPCでゲームをプレイしてもほんのり温かい程度でしょう。

内部の温度

室温25℃環境での計測になります。計測ソフトはHWMONITOR-PROを用いてアイドル時と3DMARKのFireStrikeを複数回実行した際の最大温度になります。


CPU


GPU


上図はファイナルファンタジー XIV 漆黒のヴィランズのフルHD標準品質のベンチマークを実行した際のCPU温度とGPU温度になります。CPUは最高で79℃前後を推移、GPUは最高で64℃前後となっていました。耐久性も高そうです。

静音性のチェック



アイドル時FireStrike実行時
42.0 db51.7 db


アイドル時と3DMARKのFire Strikeを実行した時の騒音デシベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

下限が42db程度が限界でしたのでアイドル時はほぼ無音だと思います。Fire Strike実行時にはファンが回ってくると、高負荷時のファンの鳴りはデスクトップPCよりも大きいです。

まとめ

ガレリア GCR1660TNFはゲームの快適さをコスパ良く求めたいという方におすすめです。重量級のタイトルでも画質設定をワンランク下げて60fps確保し、画質設定を下げれば120fpsを確保できる人気ゲームも多いでしょう。

GTX1660Tiの位置づけとしてはミドル帯に属しています。エントリーモデルですとパフォーマンスが物足りない場面も多くなってくるので最新ゲームもある程度カバーできるGTX1660Ti搭載機は価格とパフォーマンスを考慮するとおすすめです。

ガレリア GCR1660TNFはこんな方におすすめ

  • 迫力ある17インチ搭載モデルが欲しい方
  • Steelseriesキーボードでゲームや作業を快適に行いたい方
  • 暗所でも快適なLEDによる光るキーボードが欲しい方
  • ノートPCで省スペースに環境をまとめたい方(場所を取らない)

ガレリア GCR1660TNFの詳細はこちら

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