ゲーミングPCレビュー

【ドスパラ】ガレリア ZHの実機&性能レビュー(Core i7-8700&GTX1050Ti)

ドスパラさんからガレリアZHの実機をお借りしたのでレビューしていきます。今回レビューするのはガレリアのZシリーズの中で一番価格が安いモデルになります。

価格優先でゲーミングPCを選びたいという方や、CPU性能に優れている特徴があるのでCPUは性能を上げておきたいけれどGPU性能を少し落として予算を浮かせたい方におすすめな構成内容となっています。

目次
1.特徴5.消費電力
2.スペック6.温度
3.ベンチマーク7.外観
4.静音性8.パーツ
9.まとめ

ガレリアZHの特徴

ミドルタワー型のゲーミングPC

PCケースにはフルタワー、ミドルタワー、ミニタワーなどありますがガレリアZHにはミドルタワー型のガレリア専用のKTケースが採用されています。

黒で統一されたカラーとフロントパネルの日本刀をモチーフにしたシャープなラインが特徴的な外観を持つケースです。

内部はハイエンド構成にも対応可能で大型のGPUやサイドフロー型の空冷CPUクーラーが取り付け可能な位スペースがあります。ストレージベイは5インチ5台。3.5インチも5台積み込む事が可能です。

Zシリーズなのでデフォルトで静音パックまんぞくコースが付いてくる

ガレリアには定番のXシリーズや定番のミニタワーのMシリーズなどありますが、Zシリーズは公式サイトでも記載されていますが「ワンランク上の性能を貴方に」という事でより上質なパーツ構成になっている特徴があります。

CPUクーラーがリテール(純正)のでは無く高性能なCPUファンになっているので特にCPU負荷がかかった時の冷却性能や静音性という部分で違いが出てきます。

ゲーミングPCとしては価格が安い

執筆時現在の価格で約129,980 円(+税)となっています。ゲーミングPCの価格帯としては安い方の部類に入るので予算の関係で手が出せなかったという方は一考の価値ありです。

パソコンの価格は変動する事が多いので実際の価格については公式サイトで必ずご確認下さい。

スペック

ガレリアZH
OSWindows10 64bit
CPUCore i7-8700
グラフィックNVIDIA GeForce GTX 1050Ti(4GB)
メモリ8GB
ストレージSSD 240GB、HDD 2TB
電源500W
スペックに関しての注意点

※情報は執筆時点のものになります。商品の詳細や価格については上記リンクから詳細ページにて必ずご確認下さい。

各種ベンチマークを計測

CPUにCorei7-8700、GPUはGTX1050Tiという事でGPU性能が少し弱く重量級の最新のゲームタイトル等は画質とパフォーマンスを両立するのは厳しいかもしれません。

中量級のグラフィックス性能を要求するタイトルや軽量級のタイトルであれば設定次第ではありますが、問題無いとベンチマークの結果から分かります。以下はベンチマーク結果になります。

ファイナルファンタジー XV

スコアが12,000を超えると最高評価の非常に快適になります。

解像度設定スコア評価
3840×2160高品質1105動作困難
標準品質1392動作困難
軽量品質1940動作困難
1920×1080高品質2593やや重い
標準品質3860普通
軽量品質5103やや快適

ファイナルファンタジー XIV 紅蓮の解放者

FF14の紅蓮の解放者のベンチマークはスコアが7000を超えると非常に快適の評価が出ます。7000を超えているので、FF14は快適にプレイ可能です。

解像度設定スコア評価
3840×2160最高品質2239普通
標準品質2663やや快適
低品質5518とても快適
2560×1440最高品質4772快適
標準品質5631とても快適
低品質11398非常に快適
1920×1080最高品質7753非常に快適
標準品質9113
低品質15500

ドラゴンクエストX

FHDであればすべての設定においてすごく快適の評価が出ています。

解像度設定スコア評価
3840×2160最高品質8081とても快適
標準品質10515すごく快適
低品質14235すごく快適
1920×1080最高品質21152すごく快適
標準品質21623
低品質22840

ドラゴンズドグマオンライン

スコアが7000を超えると「とても快適」の評価になります。すべての設定や解像度においてとても快適の評価が出ています。

解像度設定スコア評価
1920×1080最高品質12331とても快適
標準品質13185
低品質13933

モンスターハンター第三弾(大討伐)

モンスターハンターのオンラインでのベンチマークソフトでは16319というスコアが出ています。快適にMHFもプレイする事が可能です。

画面サイズスコア
3840×21604649
2560×14409794
1920×108016319

PSO2ベンチマーク ver.4

公式では5001以上の性能があれば快適という見解が出ていますが、最高設定で23470というスコアが出ています。最高設定でも問題無く快適にプレイする事が可能です。

解像度設定スコア
1920×1080簡易設定6(最高設定)23470
簡易設定566017

3DMARK

3DMarkは3Dゲームのパフォーマンスを計測する世界標準のベンチマークソフトです。

Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっています。Time SpyはDirect12に対応したベンチマークテストになります。

3D MARK項目スコア
Fire Strikeスコア6752
Graphics Score7351
Physics Score17933
Combined Score2652
Fire Strike EXtremeスコア3448
Graphics Score3495
Physics Score17965
Combined Score1491
Fire Strike Ultraスコア1753
Graphics Score1675
Physics Score17897
Combined Score876
Time Spyスコア2549
Graphics Score2318
CPU Score5884

3DMARKのFireStrikeで比較

製品名CPUGPUスコア
ガレリア VZ-XCore i9 7920GTX1080Ti21226
ガレリアZZCore i7-8700KGTX1080Ti21972
ガレリア ZVCore i7-8700KGTX1070Ti16687
ガレリア ZJCore i7-8700GTX106011422

VRMARK

Orange、Blue共にスコアが5000を越えると「VR Ready」評価になります。Orange Roomは標準的なVR性能を評価するベンチマークで、Cyan RoomはDirect12、BlueRoomは将来用です。

VRMARK項目スコア
Orange Roomスコア3881
Avg FPS84 fps
Cyan Roomスコア2168
Avg FPS47 fps
Blue Roomスコア687
Avg FPS14 fps

CINEBENCH R15

CINEBENCH R15Core i7-8700
CPU1447 cb
CPU(Single Core)197 cb

CPU性能の比較をする時に参考になるのがCINEBENCHになります。

参考比較

製品名CPUマルチコアシングルコア
ガレリア VZ-XCore i9 7920X2359 cb193 cb
ガレリアZZCore i7-8700K1422 cb204 cb
ガレリア GKF1060GFCore i7 7700HQ745 cb156 cb

SSD&HDDの速度

SSDHDD

ゲームタイトルによってはHDDが原因でスタッタリング(カクつき)が発生する場合もあります。そういう意味でSSDは必須ですが240GBあるので工夫すれば運用は可能です。

ゲーム内ベンチマークを計測

Rise of the Tomb Raider(中量級)

解像度設定FPS
3840×2160最高15
20
最低31
1920×1080最高43
58
最低88

中程度のゲームだとFF14などの国産オンラインゲームや数年前の重いゲームがこの位置に相当します。中設定だと60FPSを切るので中量級などは最低設定か準最低設定辺りで常用できるという感じです。

Ghost Recom Wildlands(重量級)

解像度設定FPS
3840×2160ウルトラ9
16
25
1920×1080ウルトラ23
44
71

重量級は最新の海外製の重いゲームなどが該当します。フルHDの最高設定だと動作困難レベルです。最低設定だと60FPS前後行きます。

アサシンクリード・オリジンズ(重量級)

解像度設定FPS
3840×2160最高12
19
超低25
1920×1080最高36
49
超低60

アサシンクリードの最新作のオリジンズでは最高設定で平均60FPSを越えています。フルHDの最高設定だと動作困難レベルです。最低設定だと60FPS前後行きます。

静音性のチェック

アイドル時高負荷時(3DMARK 実行時)
46.4db46.9db

アイドル時と3DMARKのFire Strike Ultraを実行した時の騒音デジベルを計測しました。無響室で計測した訳で無く、一般的な住宅で計測した数値になっているので参考程度に考えて下さい。

消費電力のチェック

アイドル時ベンチマーク実行時
33.4w102w

消費電力を計測しました。※高負荷時は3Dmark(FireStrike)実行時の消費電力をワットチェッカー(REX-BTWATTCH1)で計測しています。

温度のチェック

アイドル時とベンチマーク実行時の温度

CPUやGPU等の構成内容によって温度は変化します。CPU温度はちょい低めくらいでGPU温度はかなり低めです。特に心配する必要は無いと思います。

外観をチェック

PCケースはガレリア専用のKTケースです。Xシリーズ・Zシリーズと同じになります。冷却性能と拡張性が高いATXのミドルタワー型になります。

左側面にはサイドにメッシュ加工がされており、高温になりがちなCPUとGPUを吸気して冷却する機構になっています。

右側面には右上にマザーボード部分を冷却する為に吸気があります。

背面は上部にケースファンがあります。ディスプレイ出力はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×1となっています。

内部パーツをチェック

内部はこのようになっています。右側の上段が5インチベイ、下段が3.5インチベイの格納になっています。

静音パックまんぞくコースなのでCPUファンがサイドフロー型のものが採用されています。

GPUはPalit製のGTX1050Ti、マザーはASRockのZ370 proが採用されていました。

電源はDELTA製が採用されていました。

SSDはADATA製、HDDは東芝製が搭載されていました。

パーツに関しての注意点

※パーツのメーカーに関しては状況により変更される可能性があります。あくまでもレビュー機ではこのメーカーのパーツが搭載されていましたという事になります。

まとめ

メリット

  • 拡張性の高いPCケースなので後になって何するにも困らない
  • SSDとHDDのデュアルストレージでストレスフリーな環境
  • 軽めのゲームや少し前のPCゲームをメインにと考えている方やGPU性能を必要とするソフトを動かしたい方にはおすすめ

デメリット

  • 最新の重量級ゲームは厳しい

構成内容的にはZシリーズでGTX1050Tiというとちょっともったいないかなという印象を受けてしまいますが、CPU性能で考えた場合執筆時だとZシリーズにしか第8世代Coffee Lake-Sが搭載されていません。

その場合CPUは第8世代で物理6コアになったCore i7-8700K、Core i7-8700を狙いたいと考えている方は必然的にガレリアだとZシリーズ一択になります。

その中で一番安いのがこのガレリアZHになるので、デフォルトではCore i7-8700ですが、カスタマイズでCore i7-8700Kを選択出来る事を考えるとCPU性能に妥協したくない方でGPUは最低限付けたいと考えている方(GPUがあると無いとでは雲泥の差)におすすめだと思います。

CPU交換となるとかなり大変で、場合によってはマザーやメモリ等にまで影響するのでそれなら新調という方が多いかと思われるので、CPUは妥協しない方が良いと個人的には思っています。

GPU性能はベンチマークを見ると分かる通り最新ゲームだと設定を落としてギリギリなレベルなので、国産のオンラインゲームや非影MODのマインクラフト等などの軽めのゲームをメインにするという方におすすめになります。